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テレ東1月3日の声優得番って誰が出るのか予想スレ3

768 :もっちーの海外ロケ番外編:03/02/04 01:50
もっちーとあたしの関係を表現すれば、
友情とか信頼という言葉が適当かもしれない。
あたし達は偶然にも同い年だったし、
シスプリという一緒の仕事を続けてきた所為もある。
色いろ馬鹿なこともやってきたけど、
それは友達同士だから出来たことなんだと思う。

もっちーと奈々ちゃんの関係はどうなんだろう。
奈々ちゃんは歌も上手いし作詞の勉強だってしている。
本人の才能も有るがそれ以上に努力家だ。
その何れもあたしには欠けている資質であることは分かっている。

そんな奈々ちゃんはもっちーにとって憧れ、尊敬の対象になっている。
でも何時かはその感情がもっと特別な感情に変わってしまうかもしれない。
その時もっちーはあたしから離れていってしまうのだろう。
勿論それは奈々ちゃんに対してだけでなく由美子ちゃんにもいえる事なのだ。

それならあたしと奈々ちゃんは?
正直あたしは奈々ちゃんに厭な感情を抱いている。
あたしはそれが嫉妬や羨望であると知っていながら。

自分の弱さや狡さを棚に上げて………

769 :もっちーの海外ロケ番外編:03/02/04 01:52
そんな取り留めもないことを一晩中ずっと考えていた。
部屋の外では小鳥の囀りが聞こえ、遠くに新聞配達のバイクの音がしていた。
既に時計の針は5時半を少しまわったところを指していた。
空が少しずつ明るくなっているのがカーテン越しにも分かった。

桑「もう朝か…今日も寝ないで過ごしちゃったわね」
もっちーがサイパンロケに出かけて2日目が過ぎていた。
桑「向こうは6時半頃かな。もっちー、もう起きてるかしら」
たった2日声が聞けないだけだったが、あたしにはそれが絶えられなかった。
桑「聞きたいな…もっちーの声…今頃どうしてるのかしら……」
その時、不意にあたしの携帯電話が鳴った。
桑「もっちー…」
あたしは短く声を発すると机の上に置いていた携帯電話を取った。
桑「もしもし、もっちー?」

770 :もっちーの海外ロケ番外編:03/02/04 01:53
水「え?もしもし、なっちゃん。奈々です。水樹です」
過密なスケジュールで電話なんか出来っこない、分かっている筈だった。
桑「あ…奈々ちゃん……ごめんね、おはよう」
水「おはよう。やだ、どうしたの、なっちゃん。誰かと間違えたの」
桑「え…えーと…何でもないのよ、何でも」
水「そうなの」
桑「それよりどうしたの、こんな朝早くから」
水「なっちゃんが起きていると思ったから」
桑「え?」
あたしは思わず奈々ちゃんに聞き返した。
水「なっちゃん、今日も寝てないんでしょ」
桑「奈々ちゃん、よく分かったわね」
電話の向こうで奈々ちゃんが笑いながら答える。
水「なっちゃんの事なら分かるわよ、もっちーのこと考えてたんじゃないの」
それは図星だ。あたしは返答に困った。
水「私、今日は早く起きたの」
水「普段なら、なっちゃんから3時とか5時にメールが来てるじゃない」
水「それが昨日に続いて今日も無いから、どうしたのかなって思ったわ」
水「思い当たる節っていったら、もっちーが昨日からロケに行った事ぐらいでしょ」
水「なっちゃん、寂しくて落ち込んでるんじゃないのかなって」
桑「そんな、もっちーがいないから寂しいだなんて、奈々ちゃん冗談は止めてよ」
何故か奈々ちゃんに心の中を見透かされている。
そう思ったあたしは向きになって奈々ちゃんに反論していた。

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