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サードインパクト後はこんな世界ですた 四

1 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/18 22:45 ID:???
 (BGM「F−2」スタート)
神聖綾波教総本山での戦いは全て仕組まれた罠だった。
同時期に起きたE計画の発動により、何も知らぬ人々は死の踊りを観客に強要される。
綾波教大神殿強襲、ネルフ本部放棄、世界から集まりつつある「力」
破壊の速度だけが増していき、わずかな平和を余所に事態は混迷の一途を辿る。
積み重ねられた希望の砂山は、再び己の手によって崩されるのか。
フォースインパクト、それは誰の終わりを迎える為のキーワードなのか。
名も無き者達が語りゆくもうひとつの新世紀。
新スレ「サードインパクト後はこんな世界ですた 四」
みんな今スレでもサービスサービスぅ!!


2 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/18 22:50 ID:???
暇なんで過去スレ集めてきた

サードインパクト後はこんな世界ですた
http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1030675296/
サードインパクト後はこんな世界ですた 弐
http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1032583825/l50
サードインパクト後はこんな世界ですた 参
http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1033740998/l50

3 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/18 22:53 ID:???
人にきちんとお勧めできる最初のスレが読めないんだよな、今。

4 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/18 22:53 ID:???
>>1
乙カレー

5 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 00:15 ID:???
レスが一時間以上も止まってしまっているが、
EVA四号機も「四」という文字を使っているので、
別に難しい方の字を使う必要もないものと思われ。

6 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 00:19 ID:???
>>5
このやりとりの事だな。基本的にエヴァのそれに合わせてるだけだと思うが。

584 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :02/10/18 23:34 ID:???
壱弐參と続いたら四は肆と書いたほうが正しかったのでは?
01・壱
02・弐
03・参
04・肆
05・伍
06・陸
07・漆
08・捌
09・玖
10・拾
586 :581 :02/10/18 23:46 ID:???
>>584
漢字わかんなかったので…すみません。
まだ具体的な内容は無いので、しきり直すのでしたら、スレの立て直しと削除依頼をお願い致します。漏れは今夜はこのレスで寝ますので。

漏れが立てた「四」の>2さん、せっかくスレ拾ってきてくれたのにもしかしたらスイマセン。

7 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 00:56 ID:???
エヴァ・フェット及びトライラックス関連のカキコをしている者です。
今週はヤボ用があってカキコは無理っぽいと思っていましたが、正味カキコができなかったのは1日くらいでした。
しかし、私がカキコをしていなかった間にお話がかなり進んでしまったようですね。
復帰第一カキコとして前スレ(参)に587のカキコをしたら、それ以上はカキコができなくなってしまいました。
4番目と思われていたこのスレはカキコが進みませんね。
>>5でも触れていますが、EVA四号機も「四」なのだから、何もあえて難しい方の字を使う必要はないものと思われるのですが。

8 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 01:00 ID:???
便利屋で書き込みしてるんですがこのスレに書き込んでもいいですか。
個人的には重複してる訳じゃないし別にコレでもいいのでは。

9 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 01:08 ID:???
スト―リ―に絡んだカキコは躊躇されているのかも知れませんが、取り合えず前スレで私が留守だった間の感想。
>>534
 「役立たずなスモ―ウォ―カ―パイロット」には笑いました。
>>556
 エヴァ・フェットが「俺はメロンが食いたい」などとぜいたくなことを言ったせいで、何だか悪い事をしてしまったような気がする。
>>557
 しかし、キュウリは品薄だったんじゃなかったっけ?
>>568
 カヲル君がスリグを持ち帰って、例の農業プラントで飼育するという方向へ持っていけば、サ―ドインパクト後の日本の食糧事情もかなり変わって来るような気もするが・・・かなり気分が悪いな。面白いので検討して下さい。

10 :7:02/10/19 01:12 ID:???
あ、いけねえ。レス番号入れるの忘れてた。9番レスは俺ね。

>>8
 そうですよね。私もそう思うんですが。
 他の皆さん達もカキコすればいいのに。

11 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 01:15 ID:???
書ける方は書いていいのでは?
私もストーリーのまとめとかしてますが、時間がかかると思いますし。

12 :8:02/10/19 01:19 ID:???
それなら書き込みさせて貰います。

13 :7:02/10/19 01:24 ID:???
取り合えず綾波寮の32人の綾波達に腹いっぱいメロンを食べさせてあげたいと言ってみるテスト。
トライラックス側がメロンを買い込んでしまった罪滅ぼしに、本国のアクスロ―ルタンク(要するにクロ―ン製造マシン)でメロンを大量にクロ―ン再生して、綾波寮にプレゼントするなんていう展開はどう?
ちなみに、私の構想ではトライラックスは「綾波教団と手を組んでネルフ・トライデントと戦おう」派と「綾波教団とネルフ・トライデントを和解させて平和的に共存しよう」派に分裂して内部抗争を起こすという方向へ持っていこうと思っているのですが・・・。

14 :7:02/10/19 01:25 ID:???
俺も。

15 :7:02/10/19 01:29 ID:???
あ、14番目のレスは12番目の便利屋さんのカキコに同調して言ってるんですよ。
なにしろ便利屋スズキと賞金稼ぎエヴァ・フェットはライバルなので、書き手の方も対抗意識持って張り合ってたりして。
そんじゃ、便利屋さん、これからもよろしく。

16 :洋上のランデブ―:02/10/19 01:55 ID:???
トライラックス艦隊はいつになく厳重な警戒が敷かれ、航空母艦『ソ―ソソソ』の滑走路上には艦隊司令官のピエット提督やB級大使のサイテイル、各艦の艦長達が整列している中、使節団一行が搭乗する飛行艇が水平に着陸した。
昇降用タラップを降りて最初に現われたのは赤いマントとスリットの入ったヘルメットをかぶったエリ―ト護衛兵達が4人、そして彼らが二人ずつ両側で守りを固める中を使節団の一行が現われた。
A級大使フウイ・ノ・レイ。フ―ドのついた淡いブル―のマントを頭からすっぽりかぶっていて、その下はやはり同じ色のベ―ルで顔を隠している。歩き方は奇妙に機械的でぎこちない。
「A級大使閣下、ようこそお越し下さいました」
「お迎えありがとうございます、ピエット提督。そして他の皆さん」
フ―ドとベ―ルの間から覗いている彼女の眼は赤い色をしているが、エヴァ・フェットのそれとは微妙に色が異なり、金属的な感じがする。
「日本国内での抗争はどうなっていますか? サイテイル」
「ははっ、現在は沈静化しておりますが、依然として不穏分子が潜伏しており、危険な状態です。そのような状況下にA級大使に御足労を願うのはまことに申し訳ありませんが、事態の収拾には是非とも閣下のお力添えが必要なのです」
「それはすでに本国のマスタ―達からもお聞きしていることです。しかし、私はそんなに過大評価されるような大それた人間ではありません。ただの役立たずですよ」
「またそのような御謙遜をなさって・・・閣下は我々のような凡人とは違って、異なる影響力をお持ちなのですから」
フウイ・ノ・レイがサイテイルと話しながら歩いているのを整列している兵士達の中から見ていたスモ―カ―大佐がたしぎ曹長に小声でささやいた。
「お、おい、あいつがA級大使なのか? 何か変な奴だぞ、人間じゃねえみてえだ。もしかしてロボットか?」
その声はエヴァ・フェットにも聞こえていたため、彼は小声でスモ―カ―大佐をたしなめた。
「失礼なことを言うな、肺ガン野郎。A級大使様はちゃんとした立派な人間だ。ただ、事故で怪我をして身体が機械でできているだけのことだ」

17 :エヴァ・フェット:02/10/19 02:35 ID:4A+5f5gQ
航空母艦『ソ―ソソソ』艦内で使節団一行にあてがわれた客室区画は海軍兵、護衛兵、メンタ―ト、フェイスダンサ―などで大変な状態になっている。
A級大使フウイ・ノ・レイの部屋の前には赤いマントとスリットの入ったヘルメットをかぶったエリ―ト衛兵が二人、見張りをしていた。
「俺はエヴァ・フェットだ。A級大使殿にデザ―トをお持ちした」
「ははっ、お入り下さい。エヴァ・フェット様」
部屋の中ではフウイ・ノ・レイはさすがにマントは脱いでいたが、依然としてベ―ルで顔を隠していた。それも無理からぬことだ。
「フウイ・ノ・レイ様、デザ―トをお持ちしました。先日、日本国内の農業プラントから仕入れて来たメロンです」
「ありがとう、エヴァ・フェット」
彼女の眼は赤かったが、俺の眼とは微妙に色が異なっていて、金属的な感じがする。なぜなら、それはトライラックスが開発した人工視力だからだ。
彼女はようやくベ―ルを取って俺の前に顔を見せた。俺の顔を見て驚く奴もいるが、彼女の顔を見たら別の意味で驚くだろう。
「こんな身体になっても人間であり続ける以上、生きるためには有機体栄養源が必要なのでね。もっとも、今の私に果たして生きる価値があるのかどうか・・・」
「閣下には生きる義務があります。異国の人々を救うためにね」

18 :A級大使の部屋での会話:02/10/19 02:54 ID:???
「エヴァ・フェット・・・そなたは旧東京近郊の農業プラントへ食糧調達に行った際、青い頭髪と赤い眼の少女の集団を目撃したそうですね」
「はい、その農場で働いている男から聞き出した話では、我々と敵対しているネルフの関連団体がある目的のために育成しているらしいのです。
それから、その中の一部の者の意識が私の意識にシンクロしてきたこともあります。あの時は予知夢かと思いましたが・・・」
「その現象なら私もこれまでに何度か経験しています」
「フウイ・ノ・レイ様もやはり?」
「はい、それによれば、その綾波レイのクロ―ン達は少なくとも30人はいるようですね。そして、彼女達は次第に自我に目覚め、人格が形成されつつある。かつての貴方や私のように・・・」
「ネルフの奴らは彼女達をかつての私のようなクロ―ントル―パ―のように、何らかの戦力として利用するつもりでいるようです。恐らく新たな汎用人型決戦兵器のパイロットに訓練するつもりなのでしょう」
「うむ、恐らくそうでしょう。私もそうだと思います。
しかし、彼女達が自意識に目覚め、一人一人が独立した人間になりつつある以上、彼女達の本意に反する事を押し付けようとしているネルフのやり方は間違っています。
それは許されることではありません。阻止せねばならないことです」
「御意に・・・!」

19 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 03:03 ID:???
前々スレから名前だけ語られていたが直接登場することがなかったトライラックスのA級大使フウイ・ノ・レイがついに登場。
しかも、このフウイ・ノ・レイはトライラックス側の綾波レイだが、実はサイボ―グであるという展開。
私一人で勝手にお話を進めてしまって(何しろここの所数日カキコができなくった反動で)、他の書き込み者の皆さんのヒンシュクを買ってしまいそうですが・・・。

それにしても・・・くどいようだが、綾波寮の32人の綾波レイ達にも腹いっぱいメロンを食べさせてあげたいよ。
エヴァ・フェットの馬鹿、馬鹿、馬鹿・・・。
某農場新入りさん、そのうちメロンが豊作になるとか、トライラックスと和平が成立してクロ―ン再生メロンが届くとかいうような展開にならんものかな?

20 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 04:23 ID:???
某農場新入りをやっている者です。
・エヴァ・フェットさん
ご感想にあったメロンの件,あれはエヴァ・フェットさんたちはきちんと料金を払って買い取っていっ
たのですからなにも問題ありません。レイ達が食べたメロンについては,農場側の好意でタダでしたの
で味見程度ということで。元々そんなに食べさせるつもりはなかった,ということでどうでしょう?
むしろエヴァ・フェットさんがメロンネタを出してくれたおかげで,レイ達も食べる事が出来たわけ
ですから。でも沢山のメロンに喜ぶレイ達というのもいいですね。なんかうまい手を考えたいです。
キュウリ,トマトの件,申し訳ありません。うーん,無理にこじつけようとすると,エヴァ・フェット
さん達は,晩餐会用に質の高い物を求めていたので,それだけの良品が品薄だった,もしくはレイ達に
渡されたお土産は全員に行き渡るほどの量ではなく,ささやかな量だった,ということになるでしょうか。
やっぱ無理がありますね。ゴメンナサイ。
・綾波寮責任者さん
寮管理人以外にも,八面六臂の大活躍,お疲れ様です。シンジたちの家を捜索している様子,空家独特
の寂寥感がよくでていて,いい雰囲気でした。農場見学の方は,もうすぐ帰るところまで進めてしまい
ました。絡みにくかったらすみません。
・本社オペレーターさん
勝手ながら広報担当の方をまた使わせて頂いております。どうも済みません。猫の件はご自由にどうぞ。
読んでみたいです。なごむとのお言葉,有難うございます。
・『E』計画提案者さん
新スレ立て,お疲れ様です。多量カキコマンセーのお言葉,有難うございます。『E』計画のほうも,
迫力の戦闘描写と,個性的なキャラたちが素晴らしく,毎回楽しみです。
・便利屋スズキさん
農場への再訪問,今度はガンヘッドで乗り付けですか!凄い眺めでしょうねぇ。日時的には農場編の
2〜3日後でしょうか?
今回の農場編,農業知識のある方から見れば噴飯物の描写もあるとおもいます。
まちがった点がありましたらご容赦ください。

21 :前スレまでのあらすじ:02/10/19 06:27 ID:???
あのサードインパクトから二年が過ぎた世界。赤い海から人々は戻ってきた。
しかし、人口は約半数となり、政府機構が崩壊した無法の世界になっていた。
日本もその例に漏れず、ケン王軍、マユミ野党団などの無法物集団が跳梁し、旧ネル
フ本部跡に生えた樹の周辺にはネルフ本部に残された物資を狙う盗掘者達が徘徊する
状況だった。
また、世界的に勢力を誇り、リリスである綾波レイを本尊としてフォースインパクト
を起こす事を公言しているカルト集団、「神聖綾波教団」は芦ノ湖に本拠を置き、着
実に信者を増やす一方、本尊たる綾波レイを捜索していた。
そんな中、日本でも復興のきざしは見られる。旧東京では時田シロウをリーダーとす
る、日本重化学共同体が、ジェットアローンの原子炉を利用した原発を作り、一早く
復興を遂げていた。また、旧東京近郊では有志によって農業プラントが作られ、大規
模な食料生産も行われていた。
関西では海上に都市が建設され、「海上都市大阪」として復興し、第二新東京市では、
旧政府の人間が政治機構を復活させていた。
そして、このまま緩やかな平和が続くかと思われたが、時代は再び混迷する。
人を小型の使徒に変貌させる怪蟲の出現、武装化して暴威を振るう綾波教。使徒もど
きを狩る、小型のエヴァンゲリオンへと変身する謎の女達。ザンバラ髪でジャックナ
イフを持つ謎の巨人。正体不明の赤眼鏡に髭の怪人『G』。
彼等の存在が動乱を巻き起こしていく……。

22 :前スレまでのあらすじ:02/10/19 06:28 ID:???
そんな折、箱根で綾波教はマユミ野党団と激突する。そこに現れマユミ野党団に加勢
したのは、元戦自の機動兵器パイロット候補生の少年達を中心に構成された武装集団、
トライデントだった。(彼等を誘導してきたのはケン王軍を壊滅させられたケン王こと
相田ケンスケだった)戦闘後、トライデントはマユミ野党団と合流して、日本に取り
残されていた太平洋艦隊旗艦である空母、オーヴァー・ザ・レインボーに乗りこみ、
そこにいた米軍とも合流を果たす。これら一連の動きの背後にいたのは、碇ゲンドウ
の命令を受けて動いていた男、加持リョウジだった。加持自身はその後、鈴原トウジ、
洞木ヒカリ、そしてエヴァンゲリオン参号機に変身する能力を持つ鈴原トウジの妹と
共に合流する事になる。

その一方、箱根のキャバクラ「E−VA」でボケた冬月と無気力に過ごしていた葛城
ミサトは第三新東京市に戻る事を決意する。つきそいのアルバイト店員と冬月との三人
で移動していた彼女は途中で碇ゲンドウの姿をした男…綾波教の教祖と遭遇して危機
に陥るが、そこに現れた『G』こと碇ゲンドウに救われる。ネルフ本部に着いた彼女
は盗掘者に加わっていた自身の父と気付かずにすれ違う。そして、そこで彼女を待っ
ていたのはエヴァンゲリオン弐号機に変身する女性、惣流・キョウコ・ツェッぺリン
博士だった。その後、日向マコト、青葉シゲル等の職員達も箱根近辺から回収され、
ネルフ本部の復旧に参加する事になる。彼等は零号機(巨大)が地下にあるのを見つけ出し、
回収した。

かつてのサードチルドレン碇シンジはセカンドチルドレンの惣流・アスカ・ラングレー
と共に旧東京近郊の農業プラントで働いていた。だが、そこも綾波教徒と使徒もどき
の襲撃を受ける。それを救ったのは、零号機に変身するファーストチルドレンこと
綾波レイだった。そして碇シンジは二股の道に走ったらしい。

23 :前スレまでのあらすじ:02/10/19 06:28 ID:???
一方、京都にある綾波教の大神殿からは、大神殿を預かる九人の幹部である、九大司教
が動きだした。銀髪に赤い瞳の同じ顔をした少年の姿を持つ彼等はその内の五人を東
へと送りこんだ。彼等こそ使徒もどきの発生する元凶であり、使徒の力を持つ信者で
ある、改造騎士までも作り出していた。そして、大神殿の地下にはバイザーをかけた
老人の顔を持つ、巨大な人面蝿がいて、司教に命令を下していた。そして、そいつの
居場所にはエヴァンゲリオン弐号機が格納してあった……。

東へと派遣された五人の司教の一人、第七次席はトライデント討伐の肩慣らしとして
厚木基地を襲撃する。だがそこにオーヴァー・ザ・レインボーが現れ、厚木基地の生存
者と共に綾波教徒に立ち向かう。しかし、第七次席は部下の信者達を使徒もどきへと変
貌させた。初めて綾波教が衆目の前で使徒の力を使用したのだ。使徒もどきに苦戦する
トライデントを救ったのは参号機に変身した鈴原妹。しかし彼女では司教にはかなわず、
万事休すと思われた時、司教と同じ姿の少年…渚カヲルが現れた。そして、司教がエヴァ
ンゲリオン量産機へと変貌する中、カヲルはエヴァンゲリオン四号機に変身し、司教を
撃破し、トライデントに合流する。

また、シンジの元に現れた第六次席の司教は、綾波教と半綾波教との戦いは彼と関係のある
人物ばかりが関わっていると告げる。そして、そこにエヴァンゲリオン初号機に変身した
碇ユイが現れ、司教を追い払い、シンジは母との再会を果たす。

加持から、居場所を特定された赤木ナオコ、リツコの両博士と伊吹マヤを元ネルフ諜報部&
保安部の面々で構成された部隊が迎えに行っており、彼等と旧東京で合流する手筈になっ
ていると伝えられたトライデントは旧東京に向かった。
そして、赤木親子と伊吹マヤの経営していた病院へ向かったネルフ保安諜報部の面々は三
人を拘束した第八次席の司教に遭遇するが、突如現れたジャックナイフの巨人、バイオレ
ンスジャックに救われる。司教はジャックに倒され、彼等はトライデント本体と合流を果
たす。そしてトライデントは日本重化学共同体と協力関係になる。

24 :前スレまでのあらすじ:02/10/19 06:31 ID:???
一方、第伍次席の司教は、芦ノ湖畔の量産機の残骸を一機を残し京都に輸送していた。
そして、大阪の目を避けるために北陸方面から日本海に出るルートを通った所、その
動きを察知した北陸に住むネット接続業者によって妨害を受ける。そしてネット接続業
者はとある軍事施設に逃走し、救援を求める通信を行った。

また、旧東京に使徒もどきや改造騎士を大量に投入した、綾波教の大規模攻撃が行われ、
その中にはエヴァ量産機(巨大)と融合した第九次席の司教がいたため、トライデントは
苦境に立たされる。しかし、そこにシンジが隠し持っていたエヴァ初号機(巨大)と、そ
れに融合したユイと共に駆けつけ、量産機を撃破し、トライデントと合流する。
だが、突然現れた主席司教によってカヲルは重傷を負い、シンジを追って旧東京に向かっ
たアスカとレイは第六次席の襲撃を受け、レイが司教に気を取られている隙にアスカを
賞金稼ぎのエヴァ・フェットに誘拐されてしまう。

25 :前スレまでのあらすじ:02/10/19 06:31 ID:???
その頃、ネルフ本部ではMAGIのパーツを盗みに来た便利屋が捕まっていた。元戦自
で綾波教徒の男と、綾波レイそっくりの秘書(元はネルフ本部地下に巣食うダミーレイ
の一体だったらしい)を連れた彼は、旧東京と北陸での一件を知ったキョウコに依頼さ
れ、北陸の男の救出に向かう。そして、北陸の男は救助されるが、救助されるまでの
間に彼はアラエル型の使徒もどきによって記憶を取り戻していた。彼の正体はかつて
加持を殺害したゼーレのエージェントで、その胸の内には暗い情念が燃えていた。
彼は密かにこの世の全てに絶え間無く続く動乱を生み出す計画である「E計画」の
準備を進める。現在の世界の不安定さは彼の計画に賛同する者を次々と増やし、強大
な組織へと変えていく。そして彼はネルフ本部から去った。(また、どこからともな
くエヴァ参号機(巨大)が出現し、回収された)
その頃、旧東京に戻った便利屋は部下の手を借りてあちこちの衛星を支配し、綾波教
の京都大神殿を攻撃したり、E計画の妨害をしていた。(この前後の攻防で相当な数
の人口衛星が失われる)これにより綾波教とE計画の面々に目を付けられた彼はネルフ
本部に逃げこむが、自分の取引に応じないからと言ってオーヴァー・ザ・レインボー
の近くにレーザーをブチこむ真似をしていたためにネルフ側によって拘束されてしまう。
そして、ネルフとトライデントが合流して五体のエヴァが揃うと、表向きには処刑され
た事にされた後、エヴァの力で遺伝子レベルで別人となり開放される。

26 :前スレまでのあらすじ:02/10/19 06:32 ID:???
合流した旧ネルフ関係者達は戦闘準備や、施設の整備、地下にいたダミーレイの手懐け
等に追われる。この間、ケンスケと青葉が姿を消しても気付かないほどいそがしい様子だ。
同時にE計画はますます強大化し、開放された便利屋は密かに確保したアウトナンバー
のエヴァンゲリオンで日重工に売りこみをかけ、入りこむ。
そして、E計画の提唱者はネルフ本部の地下で見つけたロンギヌスの槍の破片を媒介に
槍と同化し、新たな存在へと生まれ変わる。
そんな中、芦ノ湖の綾波教総本部で「綾波レイ光臨の儀」が執り行われ、その様子はネ
ルフ本部にも伝えられた。教団側の妙に妖艶な綾波レイは、自分以外のレイを「偽りの
聖母」、もしくは自身の分身と呼んだ。そして、三日後に惣流・アスカ・ラングレーを
処刑する事が宣言され、同時にネルフ本部内に、零号機の廃棄された試作品を媒介にした
使徒が出現するが、カヲルが四号機(巨大)を呼び出し、殲滅した。

三日間の間には、32人のレイクローンの旧東京への避難や、E計画の面々による今回
の戦いに連動した計画が進められたり、これ以降を見越しての大阪への第伍次席の司教
の派遣が行われていた。
また、アスカの拉致を担当した賞金稼ぎであるエヴァ・フェットはクローン・トルーパー
と呼ばれる特殊部隊の生き残りで、雇い主であるトライラックスに入手したエヴァンゲリ
オンの細胞を届けていた。

27 :前スレまでのあらすじ:02/10/19 06:33 ID:???
ネルフと綾波教が芦ノ湖で激突したその日、E計画の策略により、各地で暴動が発生する。
旧東京では日重工にいた赤木ナオコや便利屋等の活躍で、箱根湯元では町奉行の活躍で被害
は最小限に食い止められ、大阪は第伍次席がそれなりの所でストップをかけていたが、戦自
の部隊の暴走で第二新東京市は壊滅してしまう。
そして、綾波教の総本山に突入したシンジはそこで第六次席の司教と生身同士で対決て勝利
し、アスカを取り戻す。しかし、それは罠で外に出た所をユイの初号機とキョウコの弐号機
が罠にかかってしまう。エヴァの力をユイからシンジ、キョウコからアスカに継承する事で
危機を脱すると、シンジは初号機、アスカは弐号機に変身し、アスカは第六次席を倒す事に
成功する。しかし、次の瞬間アスカは主席によって再び捕らえられてしまう。全ては仕組ま
れていたのだ。
一方、手薄になったネルフ本部はE計画の部隊の急襲を受け。設備を完膚無きまでに破壊さ
れた上に、残っていた人員のほとんどを失い、参号機の鈴原妹までもが重傷を負う。だが、
そこに現れた「G」こと碇ゲンドウの手で苦境を脱し、更に妹から力を継承し、参号機となっ
たトウジは取り逃がしこそしたが、妹に傷を負わせた相手を撃破した。
しかし、この時ヒカリを連れて脱出した加持が行方をくらましてしまった。

だが、ネルフ本部は大きな打撃を受けて維持が困難となり、ダメ押しに生物兵器として培養
されたゴキブリやネズミによって、湯元の町まで巻き込んだ大取り物となってしまい、ネル
フ本部を放棄せざるを得なくなる。
また、旧東京に後退するネルフの面々は途中で綾波教との同盟のために来ていたトライラック
スの艦隊を見かけ、不審に思ったカヲルが潜入する。
一方、E計画のメンバーは更に京都の街を急襲するが、司教達の反撃をくらってしまう。これ
に怒った第参次席と第四次席の司教はE計画の研究所を襲撃し、破壊するが、反撃にあい、第
四次席が倒されてしまう。

28 :予告編:02/10/19 06:34 ID:???
そして、そんな中、大阪では次なる司教…第伍次席がカードをシャッフルしつつ、待ち受けていた。
絡み合う、ネルフ、綾波教、E計画、トライラックス。彼等の運命は!?

大阪編予告!!
「通天閣大激突! 逆襲の超機人!!」

第伍次席「僕は?」

29 :28:02/10/19 07:14 ID:???
えー、普段トライデント兵士1とかやってる者です。下手糞な上とんでもない長文
ですが、これまでの流れを纏めてみました。しかし、大分はしょってるのにえらい
分量になってしまいました。個人的にはシンジ合流前後の状況を纏めるのに苦労しました。
しかし、こう見るとキョウコさんの失態はこれ以上無いくらい大きいなあ。便利屋スズキ
氏とE計画提唱者氏をこの人が危険と感じた時点でしっかり始末してれば……。(藁

○エヴァ・フェットさん
基本的に綾波寮はチェックにさえ引っかからなければ、もらった物は喜んでいただきます。
レイ達にはフェットさんに対して特に含む所はありませんし。……オリジナルは別ですが(W
ちなみにスリグはカヲルに持ち帰らせても面白いと思います。

○某農場新入りさん
今回全然続き書いてなくてすみません。ちなみに今回の件、実は終盤の展開と、トライラッ
クスと綾波教との件にも関係してたりします。

○E計画提唱者さん
スレ立て大変お疲れ様です。司教達ですが、いわゆる魂はないので、ロボットに近い
のは正解です。ただ、一応霊体はあったりしますね。魂が無いので死と共に霊体部分
も消滅していますが。ちなみにナノマシンに対しては第伍が強いです。アルミサエル
やバルディエルのような存在を応用した物は簡単に見破る上、逆にコントロールして
きます。直接戦闘力で劣るので伍位ですが、特殊能力では参と四以上です。
尚、エヴァの流すエネルギーはいわゆる「必殺技」の時に流し込みます。基本的にこ
れで致命傷を負うと、ほぼ例外無く倒されるとお考えください。(主席も例外ではあり
ません) また、これはいわゆるサードインパクト越えのエヴァにのみ付与されています。
量産機はこのエネルギーを槍の強化やコントロールに使用しています。

30 :黒縁メガネオペレーター:02/10/19 13:54 ID:???
箱根から、俺たちネルフ人員とトライデント部隊を載せてきた空母
オーヴァー・ザ・レインボーは、昨日午前、無事に旧東京湾仮港に到着した。
昨日一日は物資や兵器群の陸揚げと搬出に追われた。EVAは自力で動けるから
いいとしても、芦ノ湖会戦で破損した兵器、車両、戦闘機などが山積みだったのだ。
これらはしばらくここ港の倉庫街に保管され、随時修理される予定になっている。
葛城さんを始めとする指揮階級の人間は一足先に旧東京市街に入り、
今後協力してもらう日本重化学工業共同体の責任者たちと、具体的な支援の細部について
会談した。旧東京側は戦いをここに持ち込まれるのは避けたい意向のようで、
協議はけっこう難航しているようだ。
赤木リツコ博士は、早速赤木ナオコ博士とともに(ややこしいなぁ)、本部を占拠した
あの思い出すのもイヤな”生物兵器”への対応に入った。耐圧容器に捕獲してきた
サンプルを使って何やら実験を繰り返している様子・・・いや、恐ろしくて
見になんか行けませんよ・・・俺は俺で仕事があるし(言い訳)。
MAGIからコピーした芦ノ湖戦のデータをここのホストコンピュータに入れさせてもらい、
分析に取りかかるのだ。MAGI無き今、MAGI並みの演算速度を誇るここのシステムのみが
頼りだ。あの戦いやその後に現れた、さまざまな敵の戦力や気になる
新勢力に関しても調べなければならない。特に今気になるのは、農場プラントに行っている
アルバイト君が報告してきた、不可解な点が多い賞金稼ぎエヴァ・フェット。
しばらくは日重共に詰めることになりそうだ。
・・・ところで、あのネズミ君はどうしたんだろう? 船を降りてから見かけないが。

31 :日本重化学工業共同体 本社オペレーター:02/10/19 14:41 ID:???
我が社の苦心と希望の軌跡を詰め込んだDVD「プロジェクトJA」が、
明日付けで遂に発売開始! 
開発者である時田さん自ら入魂のボーナスディスクも付いて、実にお得な一品です。
JA2にかける男たちの情熱と、彼らを襲う幾たびもの挫折、
それらを乗り越えるべく生まれた数々のアイディアと工夫・・・
失敗するシミュレーション、設計通りにいかない機体制御、新型原子炉の
パワー不足。さらに社屋を駆ける不気味なAIBO、ホストAIの引きこもり騒ぎ、
そして暗躍する闇の女博士・・・やがて訪れた、悪夢の完成式典。
さまざまな困難もぶっ飛ばし、何がなんでも前進する我が社開発チームの全てがここにある!
これさえ見れば、この辛い復興時代を生き抜く力と勇気、
そして何があっても生き延びる気持ちが湧いてくること請け合いです!

ふう、やっとDVDの件は片づいたか・・・ああ疲れた。
あれ、時田さん、何ですかその資料の山は? 
・・・前評判も良かったし熱心なファンもいるから、第2巻も作る?
勘弁してくださいよ〜! また再現ドラマでこき使われるんですか?!

32 :青の一号:02/10/19 16:13 ID:???
俺は青の一号。犬だ。
青の、というのは自分でつけた名前で、長い毛の色が冷たいグレーであることに
ちなんでいる。もちろん、ご主人から呼ばれる名は他にある。
俺と相棒・赤の二号は、長い間あちこちの都市を放浪していたが、
あるとき今のご主人に拾われ、今は人間たちが「旧東京農場プラント」と呼ぶ
この穏やかな土地で番犬をしつつ静かに暮らしている。

この農場には今、全員が同じ顔をした妙な奴らが来ている。おかしなことに
においまで一緒なのだ。彼女たちは新入りの男とともに農場のあちこちを回っては、
豚や牛や、俺たちを見て何やら喜んでいた。
特に彼女たちが気に入ったらしいのは、ここの猫どものボスである、トラゾウだ。
ヤツはいつものように収穫貯蔵庫のひなたでくつろいでいたのだが、
そこを彼女たちに見つかって、さんざんなで回された挙げ句、俺と相棒が寝そべっていた
農具置き場前まで避難してきた。よく引っ掻かずに我慢したものだ。
「よう、災難だったな」
俺が声をかけるとヤツは少しバツの悪そうな顔をした。
「あの子たちは農場の大事な客らしいからな。俺だってサービスしてやらなきゃ
 ならねぇんだよ。・・・その点、いつも尻尾振ってりゃいい犬はラクでいいよな」
「・・・貴様、それはどういう意味だ」
相棒が唸った。トラゾウはフンと鼻で笑い、ぎらりと目を光らせた。
「今はてめぇと喧嘩ごっこしに来たんじゃねぇんだよ、黙ってな」
凄むと、俺まで耳を伏せたくなるような貫禄がヤツに加わる。トラゾウは悠々と
尻尾をひと振りして俺を見た。
「・・・てめぇらに見せたいもんがあるんだけどよ」

33 :青の一号:02/10/19 16:52 ID:???
トラゾウが俺たちを連れて行ったのは、農場のはずれの倉庫のひとつだった。
随分前に廃屋になったところで、中は廃材が積まれている他はがらんととしている。
ここまでは人間も滅多にやってこないし、猫たちのガードも緩いので、
貯蔵庫から逃げ延びた鼠たちの巣窟になっていると聞いたことがある。
「この間な、ここの鼠どもを一掃しようと思ってよ、血の気の多い連中集めて
 来てみたんだが・・・」
トラゾウは腐りかけた床板を踏んで奥に入り込んだ。
「いざやって来たらとんだ誤算だ。鼠どもが一匹もいやがらねぇ。死体も血の匂いも
 無かったから、連中、大挙して逃げ出したんだな」
「てめぇらがしつこく追い回したのが効を奏したんじゃないのか?」
俺は言いながら、そうではあるまいと考えていた。鼠どもがこの食べ物の豊富な農場を
捨てていくことなどあり得ない。・・・よほどの強大な危険を感じたりしなければ。
トラゾウは倉庫の一番奥まで俺たちを導き、壊れたトラクターの陰を示した。

34 :青の一号:02/10/19 16:53 ID:???
そこには何か黒いものが落ちていた。
キチン質のかけら。昆虫の身体からはがれて落ちたものらしい。
ただ、でかすぎる。
「恐らく、これを落としてった野郎が原因だ。鼠どもはこいつを恐れて逃げ出した
 のに違ぇねぇ。けど、一体何の生き物のもんだか俺にもわからねぇんだよ。
 そこで、てめぇら犬なら鼻を使って何かわかるかも知れねぇと思ってよ」
トラゾウは不機嫌そうに言った。できたら犬の手助けなどなしに解決したかったのだろう。
俺と相棒は目配せを交わし、その黒い落とし物の匂いを嗅いだ。
「これは・・・蝿、か?」
しばし調べてから俺が言うと、トラゾウは目をむいた。
「馬鹿な・・・こんなにでかい蝿がいるかよ」
信じられなくて当然だ。あの赤い海に呑まれるまでは、確かにこんなものはいなかった。
しかし今の世界は違う。相棒が静かに頭を上げた。
「・・・いるとしたら? 貴様も憶えているだろう、俺たちがバケモノになった
 時のことを。あれが俺たちだけに起こった現象でないと、何故わかる」
さすがのトラゾウもたじろいだが、すぐに立ち直った。
「同じようにバケモノになった蝿がいるってことか」
「しかも、俺たちに気づかれずに侵入できるほどの頭を持ったヤツがな」
付け加えると、トラゾウは真剣な顔をした。
「・・・こりゃ、てめぇらともいがみ合ってられねぇな。こんなヤツが襲ってきたら、
 マジで洒落にならねぇ。俺にはここの猫どもを守る義務があるんだ」
「俺たちだってこの農場の番犬だ。誰であろうとここに侵入したヤツは排除する」
共同戦線成立か。俺たちは互いに視線を交わし、不敵な笑みを浮かべた。

35 :34:02/10/19 17:10 ID:???
提唱者さん、スレ建て乙! 
カコイイ予告ですね。特に下から4行目が好きです。
今スレでもよろしくお願いいたします。

農場担当さんの許可が下りたので、猫、書いてしまいますた・・・
もう「ベイブ」とかのディズニーの世界。しかも長い・・・
語り手は農場の番犬です。
あと、ベルゼブブ閣下(一部)に登場していただきました。
蝿王の飛行能力がどのくらいかは不明ですが、人間の集まるところなら
闇に乗じて見にくるかもな、と思いまして。ダシに使ってスマソ。
続き待ってます。良かったら絡んでやってください・・・

36 :某農場新入り:02/10/19 18:09 ID:???
レイたちは農場見学を終え,いまは宿舎で帰り支度。おれは近くの柵に寄りかかりながら,タバコを
すっていた。数本吸い終わった頃,レイたちが外に出てきたようだ。ぞろぞろとバスの停車している
方へ向けて歩いている。そのなかから,レイ達のひとりがこちらにやってきた。ああ,あれはアオイ
だな,となんとなくわかった。彼女は俺の前に立つと,眼を見上げてきた。
「よう,今日は楽しかったか?」と聞くと,彼女はコクリとうなずいた。「そうか,そりゃ良かった」
というと,彼女は無言で俺の隣に来て,俺同様に柵に寄りかかる。しばしの沈黙のあと,
「……私たちのこと,まだ怖い?」と聞いてきた。
なんと答えたらよいか。俺は当惑した。しかし彼女の真っ直ぐな瞳を見ると,嘘はつけないな,と
感じた。「…ああ,そだな。怖い。」「そう」彼女は悲しそうに目を伏せた。沈黙がその場を満たす。
「でも,アオイも少しは俺のこと怖えだろ?」彼女はハッとして,目をそらしながらうなずいた。
「そうだよな。お互い殺し合いをした仲だしな。そう簡単に死の恐怖というのは,消えちゃくれ
ねえよな」俺は一度言葉を切った。


37 :某農場新入り:02/10/19 18:11 ID:???
「でもな,俺たちだけに限ったこっちゃない。どいつもこいつも自分以外のヒトのことは,多かれ少な
かれ怖えんだ。それが元で憎んだり,傷つけたりということもある。けど,互いに解り合えば,怖く
なくなるかもな。」
「赤い海のヒトたちのように?」
「ありゃ解り合い過ぎ。第一,ノーがなきゃイエスだってねえんだ。ヒト同士が,本当の意味で解り合
おうとしているとは言えねえな。ただ全てが溶け合った,ヌルイだけの世界。」
「……」
「……ヒト同士がわかり合えるなんて嘘かもな。でもわかり合えないというのも嘘かもよ。まあ俺
程度の人間じゃ,どっちが本当かなんてわからん。」
「そう……」
「でもな,俺は解り合えるというほうが好きだし,解り合いたいと思ったヒトには,できるかぎり
手を差し伸べたいと思う。…こんな風にな。」俺は彼女の前に右手を差し出した。彼女は戸惑ってい
たが,やがておずおずと右手を差し出し,おれの手をしっかりと握った。冷たくて華奢な指の感触。
彼女の手に俺の手の温もりがいきわたった頃,彼女は手を放すと,白百合のような微笑を残し,姉妹達
の待つ帰りのバスに向けて駆け出していった。俺も一行を見送る為,同じ方向に向けてゆっくりと
歩き出した。


38 :便利屋スズキ(農場内):02/10/19 18:25 ID:???
やっと農場に着いたがガンヘッドの燃料、燃料が尽きちまった。
ロボットモードで農場に置かせて貰ってるものの
ここで燃料買おうとしたら暴利ふっかけてくるので仕方ないから
ウチの社員に日重社屋へ燃料を取りに行かせたが、
タンクローリーのレンタル料高いのが痛すぎるぞ。

39 :『E』計画関連ネタカキコ人:02/10/19 18:54 ID:???
>>28
スレが長くなるとその分粗筋も延びますな、やはり。
過去スレ確認すると微妙な所も有りましたけど(;_;)、とにもかくにも大変御疲れ様でした。
漏れのキャラも確かに「あの時」に潰されていたら、ここまでの混乱はなかったかと。
使徒蟲とエヴァ、そして綾波教。この三つが今の流れの源流なのかなあと思い。

>黒メガネさん戻ってキター―!!!
シャドームーンさんも帰ってきてくだされー―!!!(懇願


てなことで。本スレでもどうぞよろしくお願いします。

40 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 18:57 ID:???
>>37
イイ!!
某農場新入りさんが海から還って来られた理由がわかる気がします。
これからもガンガレ!

41 :38:02/10/19 19:39 ID:???
次スレなので再度ググってガンヘッドの画像検索してみますた。
ttp://www.nifty.ne.jp/rstation/sunrise/datacard/carda004.htm
ttp://www.h2.dion.ne.jp/~redbat/movie/marchives/gunhead.html
ttp://www.373.com/siori/kadokawa/indexeiga3.html
ttp://www.fjmovie.com/tposter/80-1/gunheadjp2.jpg
ttp://www.fjmovie.com/tposter/80-1/gunheadjp1.jpg
http://home8.highway.ne.jp/nfuna/movie/image/gunhed.gif
34さん中々面白くていいですねえ。

42 :『E』計画提案者:02/10/19 20:32 ID:???
くっ…まさかせっかくエネルギー化した槍を奪われるとはな(前スレ参>563)
奴には俺の体を裂いて槍が飛び出したように見えたのだろうが、なんのことはない。
俺の体は生物ではないからな、たった一種類のものから成る。
腕を飛ばされても腹を裂かれても頭を消し飛ばされても、失った部分以上の損失は無い。
こんな成りでも元が人間だからな、その姿を慣れで取っているだけだ。
…力をもっと蓄えなければ。日本だけでは少な過ぎる、その上敵が多い。
ヨーロッパ、中東、アフリカ大陸からアメリカまで。
世界一周の旅にでも出かけるか、この姿でな。
俺のイメージ通りに、体を成すロンギヌスの槍が形を色を変えていく。

「……さて。ひと暴れしてくるか。静かに、ゆっくりとな。
 お前らは南米に向かえ。そこで人の限界を極めて来い」

青髪赤眼の少女と紅い人型のモノが三つ浮かび上がり、凄まじい速さで空の彼方へ消えていった。

43 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 20:38 ID:???
加持です。やっと復帰できますー。
やはり次スレ逝きましたね。おかげで未読レス読むのが大変でしたよ。
どうやらネルフはアルちゃんことネズミ君以外の大きなネタが無いようですね。
加持を動かしてネルフにネタ振ろうと考えてます。待ってて。

>スズキさん 前スレ497でちょとだけ参加したけど、逃しませんよ…ふふ

44 :ボーイ(科学解析F班駐在施設):02/10/19 23:02 ID:???
ここは研究熱心な仲間ばかり。静かでいい。
姉さんのいたあそこは研究「狂心」だったからね。施設内はいつも五月蝿かった。
しつこくかまってくる姉さんもいないから余計に静かだ。前に戻った、と言うのが正しいんだろうけどね。
でも………もう姉さんには会えないんだろうか。あの時。
あの時司教が二人、さらに巨大ロボットが強襲したはず。
強化兵の少ない並の兵士と装備しかないあそこが、どれほどの時間もつと言うのか。
僕のいた医療棟の他、本当に重要な施設は侵攻される前に転送したと聞いてる。
もうあそこは原型も留めていないだろう。
それはしょうがない事だけど、施設の中枢であったメインルームとの連絡が未だに取れない。
ここも被害をこうむる前に転送されたはずだけど………あり得ない事ではない。
相手は司教だ、僕の常識の通用する相手ではない。
姉さん………姉さんどうか無事でいて。

苦手で鬱陶しくて優しくて、過保護で近くには居たくないけど、嫌いじゃ、ないから。

45 :厚木基地最後の兵士:02/10/19 23:05 ID:???
検査報告
我々のあのゴキブリ殲滅はトライデント、オーバー・ザ・レインボーのだれかれとなく
賞賛してくれたのだが、ランドマスターも含めて検査のため隔離されてしまった。
先に上陸出来た者たちがうらやましくもある。
もっとも、あの異常な中から脱出をしてきたのだから、どんな未知病原体、未知寄生生物
などがいるかわかったものではない。
しばらく検査のため隔離されていたが、抗体反応、最近の有無を徹底的に調べられたけっか
数日ぶりに、日の目をみたという感じだろうか。
オーバー・ザ・レインボーはすでに旧東京に入港したようだが、我々とランドマスターを
のせた、急ごしらえの病院船兼ランドマスター補修船の足では少々遅れてしまうというのも
しかたないことか。
実際は、結果がでるまで、旧横須賀沖で停泊していたわけではあるのだが。
このあたりがフェリー改造の利点といえば利点である。
我々同様ランドマスター1号、2号も無事に修復されたようである。
2号は、前回のメーザー砲とやらのテストに使われていこうネルフの技術者の玩具と
化しているようだが、今回は大型のガトリングガンを取り付けられている。
1号はというと、指揮能力の強化ということから以前赤木博士の取り付けた衛星リンクシステム
とやらのバージョンアップ版を載せられている。
玩具にされているとはいえ、実質パワーアップなので歓迎しているのが事実である。

レナだが、あの後細菌感染、後遺障害などはのこっていないようである。
唯一残っているのが胸の傷あとらしいが、見てはいないのでなんともいえない。
ただ、どういう変化があったのか、オリジナルの綾波レイよりバストが少し大きく
なっているということである。
その所為で妊娠を疑われた上に、その父親が私であるという噂が広まりかけたが
すぐに疑いははれた。
その結果、綾波レイがちょっとうらやましそうな顔をしていた。
他に、綾波レイより免疫力が少し向上しているという話だが、これはあのジャックの
飲ませた何かの血が原因なのだろうか?
どうやら、パーティには間に合わないが我々も旧東京に上陸できそうだ。

46 :町奉行:02/10/19 23:31 ID:???
大分、湯元の町をあけちまった。
いや、えれえ目にあったもんだぜ。
俺たちがある村にいくと、ほとんど人が居ねえとくるんだが、隠れてたんだな。
やつら、俺たちがきたら恐る恐る出てきたんだが、ほとんどが女と子供だ。
聞くと、大人の男はあらかた化け物にやられちまってるっていうんだ。
まあ、ケン王軍が復活したからってんでそれに乗じた野盗どもだろうと思ったんだがな。
こいつがいけねえ、ネズミとも、ゴキブリとも、蝿とも人と持つかねえ高さが
家よりもでけえ、化け物がでてきやがったのよ。
いや、うそじゃあねえ。
そいつは、家の中から女を一人さらうと口の中へいれてくんだ。
食っちまってるんだが、食われている間も絶命はしねえ。
最後に頭が食われるまで、生きてるってことだ、恐ろしいもんだぜ。
おまけに持っていった武器がまるで歯がたたねえ。
しかたねえんで、滝のある方に逃げたんだ。
そこは、なんか村人総出でつくった像があってな。
武将みてえなもんだったな。
守り神だとかいってやがったんだが。
ばあさんが、「荒勝馬」とか呼んでたんだが、そこにもそのバケモンが来ちまった。
ガキどもは、その像にむかて祈ったり泣いたりしてたんだが動くわけねえ。
とうとう、その像の前までそのバケモンが来て、絶体絶命ってとこだ。
立ち上がったその化け物の姿はなんともいえねえ、使徒ってのにも似てたが
鞭と槍が一緒になったような、とんでもねえ、腕を腹に隠し持ってやがった。
それがその像を撃ち始めたら、もうガキどもパニックだったんだが。
リナの奴が、「祈ってないで自分でできることしなきゃだめ!」とか言って
ガキと女たちをまとめてったな。

47 :町奉行:02/10/19 23:31 ID:???
まあ、俺たちゃ化け物相手にしててそれどこじゃあなかったんだがな。
そういってリナがまとめた連中が、避難しようとしたんだが、とうとうその
化け物に突破されちまってな。
ところが、リナのやつその化け物の前にたつとあの暴徒と化した連中を抑えたときと
同じようにしようとしたんだが、うまくいかねえ。
もうリナがやられたかと思ったんだが、なんだかしらねえが矢がその腕をはじきやがってな。
みると、ザンバラ髪のガキが滝の上から弓で狙ってやがった。
まあ、助かったってとこだが、そんだけじゃあねえ。
金色の鷹が飛んできてその像の中に入ったんだ。
そうしたら、おめえ、像が突然動きやがる。
いや、もう像じゃあねえ魔神だ。
顔を憤怒の形相にしてあの化け物と闘って見る間に半殺しの目にあわせちまった。
だが、ときどきあのザンバラ髪の巨人のように見えなくもねえ。
でだ。
その魔神がさらにばけもんにとどめさそうとしたときリナが前にでて魔神を静めたんだが
その途端、土くれになって崩れちまった。
まあ、あの化け物はリナが手をかざして暴徒どもを抑えたときと同じことをやっていたら
普通の虫とか、ネズミとかにもどってっちまったんだが。
まあ、中には結局戻らない部分ってのがあったが。
それは、土くれの中からでてきた光る鷹が握りつぶしちまったんだが。

ネルフの連中も綾波教の連中もいってえ、箱根でなにやってやがったんだろうな。

おうリナ、風呂からでたか。
おうおかみ、ニンニクラーメンチャーシュー抜き、大盛りでな!

48 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/19 23:33 ID:???
町奉行かえってきました。
要は大魔神なんですが。
あんだけ、遺伝子操作されたものがばらまかれたらこうなっても
いいかな、と。
魔神の中身はバイオレンスジャックです。
バイオレンスジャックの原作のキングボンバのやつを元にしますた。

49 :『E』計画参加強化兵(沿岸駐留施設B):02/10/19 23:53 ID:???
ダイバーの一人からの連絡を受け(前スレ参>460)、軌道衛星の画像データを過去3ヶ月に渡って調べた所、
正体不明の艦隊はトライラックス所属と断定された。
セカンドインパクトに継いで起こったサードインパクトにより国は崩壊したと聞いていたが、
一部のお偉いさんだけ連れて亡命か? それとも腐っても鯛の軍事力で乗っ取りに来たか?
今、この国はそんなに甘い状態ではない。
京都へと飛んだと言う謎の軽トラックの移送者とこいつらが密談をしたとすれば、
内容は軍事同盟、もしくは日本侵攻時の不干渉協定と考えていいだろう。
先のこちらからの攻撃で人手不足の綾波教に、武力を提供する事で取り入ろうって算段かもしれねぇな。
いずれにせよ潰すに越した事は無いが、奴らの居る位置が位置だけにな。
あと、追加報告によると銀髪の少年がうろうろしていたと言う。こっちの方がまずい。
服装などの情報から推測して司教ではない。ネルフ側のフィフスと見て間違い無いだろう。
フィフスは戦闘能力が高く、偵察と情報収集を兼ねた個人行動をとる事が多いと聞く。
今回この船に現れたのもその為だろう、しかしやけに長く侵入してるな。
捕まったか? それとも敵になりかねない戦力を念入りに調査しているのか?
どうであっても奴が出てくるまではこちらも迂闊な行動はとれん。
悔しいが、今奴とぶつかるのは得策ではない。
奴が去った後にすぐ侵入できるよう、カメレオン二人に連絡をとっておくか。

50 :黒縁メガネオペレーター:02/10/20 00:23 ID:???
「大阪の調査、かね?」
「はい。先の芦ノ湖会戦の情報をを分析した結果、「E」計画と名乗る例の部隊は
 日本各地であのサブリミナル波を流し、各都市で同時にテロ行為を
 展開していたことがわかっています。地上にいた教団本部攻撃部隊が受けた、
 湯本住民暴動の報告はその一部でした。少なくとも、ここ旧東京や
 他の大都市はほとんど汚染の対象となっていたと思われます。海外については
 いまだ衛星回線が復旧しないため未確認ですが」
「あの戦いは氷山の一角だったってワケなのよ、結局」
葛城さんはぼやくように言った。赤木博士も明るい表情ではない。
「私たちは綾波教と「E」計画実行者たちの両方に、うまく踊らされていたと
 いうことになるわね」
日本重化学工業共同体・本社社屋の一隅。会議室をひとつ借り切って、現況の
第一次中間報告が行われている。構成人員は、ネルフおよびトライデントの
指揮官階級の人間だ。大画面にはところどころ赤く染まった日本地図が示されている。
隣でマヤちゃんが報告書を繰った。
「海上都市大阪もサブリミナル汚染の例外ではなかったようですが、ここだけは
 理性を失った住民による暴動がごく短時間で終結しています」
「過去約一ヶ月に渡って意識化に刷り込んだ暗示による、暴動の連鎖発生。問題の
 映像は調査済みですが、かなり高度なものです。自然鎮圧は考えられません」
リツコさんがレポート片手に言う。芦ノ湖会戦の少し前に、ランドマスター隊隊長の
進言で正式に作成したものだ。他の都市に流された映像も同様のものだろうとのこと。
「では、やはり何者かが意図的に大阪に介入したと考えるべきなのだろうな」
「しかも、その直後に使徒能力を持つと思われる部隊が同市を襲撃したとの情報が
 入っています。それ以来関西方面とは連絡が途絶えています」
「使徒能力・・・ということは、綾波教か」
「それとも、「E」計画か。どちらも動きが読めないことに変わりはありませんね」
俺の言を受けて、葛城さんが立ち上がった。
「そこで、作戦課としては、現状で動ける兵力で小規模な偵察部隊を編成し、
 大阪を主とする関西方面の調査を提案します」

51 :黒縁メガネオペレーター:02/10/20 00:23 ID:???
「このタイミングで偵察かね? リスクが大きすぎるのではないか?」
司令代行は顔をしかめる。確かに、今のネルフとトライデントの状況では少々
荷の重い提案だと言えるだろう。だが、葛城さんの態度は崩れない。
「しかし、敵も我々が態勢を整えるチャンスを放棄してまで、遠方に出るとは
 考えないと思われます」
「つまり、裏をかくという訳ね。敵側がこちらの動きに気づく前に」
「チルドレンの一人を同行させるという案も出ていますが、フィフスチルドレンが
 いまだ戻らないため、消極的な意見が多いようです」
「確かに、京都が近いからな・・・EVAを出すのは得策ではなかろう」
「その点は充分留意しています。ただ、この件に関しては、早期の判断が必要です。
 敵陣営に比べ、我々には時間も余裕もないのです」
司令代行はしばし沈思した。室内の全員が見守る中、やがて司令代行は顔を上げた。
「そうだな。偵察の件、検討しておこう。作戦課は具体的な人員の選抜を進めておけ」
「はい」
画面が暗転して部屋の明かりがつき、会議は終了した。
俺は葛城さんの、ひさしぶりに自信の戻った顔に安堵を覚えつつ、その後に続いて
会議室を出た。

52 :50、51:02/10/20 00:31 ID:???
すみません、>>28を受けて、大阪へのネタ振り(未満)。
長い上に手抜きでスマソ。
各台詞は誰が喋ってるのか考えてみてください、なんて・・・
偵察部隊にはランドマスター隊を当てて、最後の兵士さん復活の契機にしようかと
思ったんですが、リロードしてみたらもういらっしゃってますた。
この時間のリロードは大事ですね・・・
大阪への偵察、あくまでもきっかけ作りなので、実行はいつでも結構です。
ネタが少ないときにでも使ってやってください。
偵察にはシンジ君を入れると、大阪の第伍の意に添うかなとも
思っているんですが、書き手の方にお任せします。

>>39さん、>>41さん、遅くなりましたがありがとうございます。
特に>41さん、わざわざご苦労様です。

53 :トライデント兵士1:02/10/20 00:43 ID:???
旧東京に到着した俺達は、その日一日を物資の陸揚げ作業に取られた。港湾で修理に
入っているが、俺達の部隊名の元になった機体であるトライデントは特に面倒なよう
だ。トライデント級巡洋艦とも言われるこいつはエヴァ並みかそれ以上の巨体の上、
現行の科学力(ネルフや綾波教は別だが……)では、ほぼ限界に近い技術が使われてる
ので整備が面倒だ。ただ、聞いた話ではケイタのトライデント2を改装し、指揮車両
にする予定があるようだ。今後戦いの舞台となると思われる京都は内陸なので、陸・海・
空と動け、尚かつ防御や攻撃に優れたこいつを旗艦代わりにしようという腹だ。ま、
かなり狭苦しいとは思うがな。
翌日、新たな任務が命じられる。先の戦いで捕縛した捕虜達を「スガモ・プリズン」に
搬送しろとの事だ。責任者は…冬月司令代行、葛城一佐、赤木博士、日向一尉、伊吹一尉
と、皆多忙だ。
で、結局、元トライデントのリーダー格だった、ムサシ、ケイタ、霧島の三人(ちなみに
現在ニ尉の階級を与えられている)が、やる事になった。念のために参号機も同行する。

サードインパクトの前後には色々と地形の変化があった。そして、ここ池袋周辺は今だ
に水没している。しかし、そんな中目立つ建造物がある。それは、セカンドインパクト
前にサンシャイン60と呼ばれていた高層ビル。そのビルを中心にわざわざ堤防を作っ
て、水を排し、周囲を水に囲まれた街区が出来ている。ここは、サードインパクト直後
から、捕縛された無法者等を拘留するために作られた、いわば監獄の街。重罪を宣告さ
れた者の嘆きが周辺に聞こえる事から、「鬼の哭く街」とも言われている。現在は昔の
収容所の名から「スガモ・プリズン」と言う。獄長は、ヤーマ・ウイグルとかいう大男
らしい。そして、近づいていくと、確かに哭き声のような物が聞こえてきて気味が悪い。
「貴様らあ、今日は獄長様の機嫌がいいから、三ヶ月ぶりに日の光をおがましてやるう!!」
と、声が聞こえる。……捕虜達の顔がこころなしか青い。正直、元は敵とはいえ、ここ
に連れてきてよかったんだろうか?

54 :エンブリオ(紀伊半島最南端某所):02/10/20 01:20 ID:???
「…よく生きて帰れたな。情報提供感謝する。対細菌系使徒ワクチンももな。
 科学分析にかけられたワクチン情報は1日以内に全ての研究施設へ回るだろう。
 とにかくよく帰ってきた。今はゆっくりと休め」
そう研究員の一人に言われた俺は、個室で束の間の休息を取っている。
口調なんて気にはしないが、前線に出ているのは俺達だ。しかし出れるのは彼らのおかげだ。
もちつもたれつの対等関係のはずなんだが、必要以上に頭がいいとプライドまで引きずられる様に高くなるらしい。
体の構成は変わっても人のサガというものは変わらんのだな。

ジェットスキーの燃料が切れ潮に流されて野生化したガギエルに襲われた時には終わったと思ったが、
間一髪の所で俺は仲間のダイバーに助けられた。
大阪の異常さは周囲を偵察しているだけでも分かったらしい。特に空がおかしいとか。
そう言われて振り返ったら、大阪の辺りにだけ妙に曇っていた。手渡されたスコープを覗くと、雲の色も微妙におかしい。
しかし、大阪に着いた時には空にはかすみ程度の雲しかなかったはず……あれが司教の力だったなら。
奴の能力を考えれば………大阪には以前所属不明の綾波レイにより発動に失敗した「雨」があったな。
あれを使っているのか? あれだけの範囲をか? 最悪の事態は予想しておいて損はない。
他の奴らも気付いているかもしれんが、後で進言しておこう。
大阪は我々の手から完全に離れた、と。

55 :54:02/10/20 01:41 ID:???
これで完全に大阪が『E』の手から離れたという事になりますが、間接的には関わっていこうとは思ってます。
黒メガネさんの居るネルフやトライデントの方にも出発が決まれば、場合によっては以下略。
上の流れで『E』の方はしばらくは日本以外で動くかなぁ。て感じです。
主席には計画提案者の所在地が把握できないみたいなのですし、日本に居なくても抑止力は働くかなあとか思いつつ、寝ます。

56 :トライデント兵士1:02/10/20 01:53 ID:???
そして、俺達は例のビルの正面に造られた広場にいる。周囲の目立つ所に処刑用具の
ような物があったり、血なまぐさい匂いがしたり、哭き声がでかかったりと、気分が
悪い。そこに奴はやってきた。巨大な輿に乗せた、中国風の椅子。輿を担がされている
男達の首には鎖と首輪。そして、椅子の上に座ってるそいつは…身長が…3メートル
はあるんじゃないか? 人類としては規格外だぞ、オイ。そして、服装は明朝時代の
裁判官のような服装だが、なぜかマントを付けて、二本のデカい角のついた兜を被っ
てる。顔は絵に描いた鬼のような顔を、濃い髭が覆う。いろんな意味でインパクト
のありすぎる顔をしたこいつがここの獄長である、「閻魔大王」ことヤーマ・ウイグル
だ。そいつは捕虜達にここがいかに絶望に満ちた所かを語る。正直聞いていて気分
のいい物ではない。
結局、彼等の身に不安を感じながらも俺達はそこを去る事になる。去り際に看守の一人
から聞いた所では、ここの一番の大口スポンサーも日重工だが、業務が業務だけに予算
が少なくて厳しくしないと統制できないのと、ほとんどウイグルにまかせっきりなので、
こうまで恐ろしげな場所になったんだとか。ウイグル自身も強くて反逆した捕虜を自ら
あの世に数多く送ってる事から、「スガモ・プリズン伝説」が出来てるんだと。
なんとなく、帰ったらここの連中の待遇をもう少しマシな物にできるよう日重工に言え
ればなあと俺達は考えていた。

57 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 02:00 ID:???
>>56
 ヤ―マ・ウイグルの声はやっぱ「わしが男塾塾長江田島平八である〜!」の郷里大輔でしょうか?

58 :加持リョウジ 1:02/10/20 02:06 ID:l4l4SKJU
「さあ、ごらんのとおり連れてきましたよ。洞木ヒカリ、6th…になる予定だった子を」
俺はそう言って、傍らのモニターを顎でしゃくった。
監視モニターには狭い部屋のベッドで寝ているヒカリちゃんの映像が映し出されている。
まだ睡眠薬が効いている。あと2、3時間で目を覚ますだろう。
その映像を見て、俺は心が痛んだ。すまないな…巻き込んじまって。
ここはイタリア綾波教総本山――ヒカリちゃんはその一室に幽閉されている。
されている――というより、俺が連れてきて俺が幽閉したのだが。

俺が今いるのは、本部の地下にある秘密の漆黒の部屋。
俺の両横にはMIB・No.1とNo.2が立っている。
この部屋を知っているのは俺達MIBとイタリア綾波教司教だけだ。
イタリア綾波教の幹部どもにさえ、この部屋の存在は知らされてはいない…。
「ご苦労、加持リョウジ。意外に素直に連れてきたな」
漆黒の闇に浮かぶ2番目のモノリス。実際はここにあるのはモノリスだけで
声の主は京都にいるのだが、イタリア綾波教司教に指示を下す便宜上
現地にモノリスを設置してあるのだ。
「以前我々ゼーレを裏切り、失った信頼を回復する為の点数稼ぎのつもりかね?」
「こりゃまた手厳しい皮肉を。――まあ、そういう事です。
あなたも俺を試す意味で命令したんでしょう?ネルフに縁のある娘を、
サードインパクト前ネルフに寝返ったこの俺に拉致させるっていうのは」
「ふん…まあ評価はしてやろう」モノリスの声が尊大に言った。
「だが覚えておけ。裏切る兆候を少しでも見せたら、また消されるだけだという事を。
評価はするが、信用はしない…」
「――やれやれ、ま、何も言い返せませんや。しょせん一度裏切った人間ですからね」
そう言って俺は身をすくめた。
俺はゼーレを利用しフォースインパクトの真相を探り、ゼーレは俺を利用して
フォースインパクトへの布石を整えようとしている、ってわけだ…。
本当に手のひらで踊らされているのは、俺かゼーレか、はてさて果たしてどっちなのかな。

59 :加持リョウジ 2:02/10/20 02:09 ID:l4l4SKJU
2番目のモノリスの指示で、俺達MIBはしばらくイタリア綾波教総本山に待機する
ことになった。便利屋スズキを消しに向かったNo,3も、戻りしだい総本山待機に
するという。MIB全員が待機とは、これはおおごとだ。
理由は洞木ヒカリちゃんと、幻の4号機を守るためである。
イタリアは今、日本に次いで混乱している地域だ。
綾波教に対抗するカトリックキリスト原理主義、元ネルフイタリア支部、その他にも
アンダーグラウンドのレジスタンス組織が星の数ほど。あと混乱に乗じて盗賊化した
ジプシーやらなんやらもいる。
特に元ネルフイタリアの連中は、支部が4号機もろともイタリア綾波教の総本山に
されてしまったので、取り返そうと必死なのである。
ゼーレが神経質になるのも無理は無い。

総本山待機になったのは、俺にとっても都合がいい事だった。
綾波教が4号機を何に使うつもりなのか、探らせてもらうぜ。
と、ヒカリちゃんが目を覚ましたようだ。ベッドの上に身を起こして
きょろきょろしている。彼女にいろんな意味で説明しなくちゃな。

60 :洞木ヒカリ 1:02/10/20 02:13 ID:l4l4SKJU
こ、ここはどこ…?加持さん…?
私は…湯元で暴れてる人達をおとなしくさせてて、加持さんとラーメン食べてたら、
変な黒服の人達が現れて…加持さんが、そう、イタリアに来て欲しいって…
ここは、イタリアなの…?

ピー ガチャ

ドアのロックが外れる音がして、誰かが部屋に入ってきた。私はベッドの上で
身をこわばらせた。
「よ、起きたかい」
「加持…さん」私は半信半疑で加持さんの顔を見た。
「すまなかったな。無理矢理こんなとこに連れてきちゃって」
「加持さん…ここはどこなんです?」
「イタリア綾波教の総本山、さ。綾波教のような宗教団体は世界各地にある。
ここもそのひとつだ。――俺はここの諜報部MIBのメンバーなのさ」
「――!?加持さん…加持さんは、ネルフ・トライデントの加持さんなんでしょ?」
わけがわからなくなって、私は言ってる事がおかしくなってしまった。
「はっきり言うと、ネルフ・トライデントへはスパイで来ていただけなんだ」


61 :洞木ヒカリ 1:02/10/20 02:14 ID:l4l4SKJU
「そ、そんな…」
私は言いかけて、加持さんがポケットからボールペンを取り出し、自分の手のひらに
何かを走り書きしているのに気が付いた。
「俺の正体を知って、ショックかい!?」
加持さんはそう言いながら両手を広げるジェスチャーを見せ、手のひらを私に
見えるようにした。手のひらにはこう書かれていた。

【ここには盗聴・監視装置があちこちにあるから言えないが、俺はあくまで
ネルフ・トライデント側。そして君の味方だ。信じてほしい】

加持さんの目を見ると、優しい目をしていた。
葛城さんやアスカを見る時の目だ。絆を大事にする、あの加持さんの目だ。
――そうだ、加持さんが葛城さんやアスカや碇くんを裏切るはずがない――
私が信用したのを悟ったのか、加持さんは手をこすり字を消した。
「さてと。ちょっと、来てもらおうか」
「行くって、どこへですか?」
「まずは4号機の所へ。」

62 :MIB No.3:02/10/20 02:15 ID:l4l4SKJU
加持のデータによるとMrスズキはガンヘッドを所有しているという事だったが…
む、センサーに反応が。――いた。見つけた。
あのガンヘッド…こいつか?傍らに人影が見えるな。>>38
最大望遠にズーム…ふ、Mrスズキだ。間違い無い。
どうやらガス欠でガンヘッドは停止しているみたいだ。都合がいい。
機銃掃射でもくらえ!!

63 :便利屋スズキ(農場内):02/10/20 02:22 ID:???
タタタタン!
ぐはあ、撃たれた腹が痛てえな。
「心拍数が乱れていますが、大丈夫ですか」
言われると苦痛が増すのにコイツは
「傷は平気だ、ガンヘッド、俺を撃った野郎を殺せ
 後ミサイル以外の全火器の使用を許す。」
「了解!」

64 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 02:24 ID:l4l4SKJU
加持です。

読みにくいかもしれない。
作文は得意じゃないしおまけに酔っ払った頭で書いたんで。スマソ
加持はヒカリを4号機に乗っけて、何かすると思います。多分

65 :兵員食堂:02/10/20 02:35 ID:???
航空母艦『ソ―ソソソ』の兵員食堂では大勢の兵士達が集まっている中で、おかしな髪型をした女がスリグの丸焼きを前に何やら講釈していた。
女は使節団に同行して来たメンタ―ト料理人らしいが、頭の上にチョンマゲのようなものを5本立て、編みシャツに超ミニのGパンという露出狂がかった服装をしている。
いかにもエビスビ―ルでも飲んで「ぷは〜、エビスは美味い〜!」と言いそうな感じの女だが、声を聞くとがらっぱちな感じでゲンメツしてしまう。
「このスリグはトライラックスの遺伝子工学が産みだした人造生物で、別名をウジ虫ナメクジ豚とも言われ、生ゴミを食べて成長し、肉は非常に美味で、世界三大珍味のひとつとして知られているんですよ」
広末涼子が眼鏡をかけたような女下士官がツッコミを入れた。
「メンチさん・・・世界三大珍味はトリュフ、フォアグラ、キャビアですよ」
「あ、そ―でしたよね。あははははは、つまり世界三大珍味とも並び称されるの間違いでした。そこのシズクちゃんも如何?」
「シズクって誰?」
「それよりもメンチカツさんよォ、ウジ虫ナメクジ豚の話はもういいから、サツマイモでデザ―トを作る方法を教えてくれよォ」
「そうでごわす、おいどん達もサツマイモのデザ―トが食べたいでごわす」
そこへ青い髪の毛をポニ―テ―ルにした女が入って来た。
「おいおい、肺ガン野郎。お前、この間はイモ食ったら屁が出るから嫌だとか言ってたじゃねえか?」
「お、バケツ頭。うるせえ、それとこれとは別だ」
「まあ、お前は身体の中からガスを発射して敵を攻撃するから、イモを食った方がいいのかもな」
「馬鹿野郎! 俺のはガスじゃねえ、煙だ! お前はガスと煙の区別もつかねえのか? これだからバケツ頭はなっちゃいねえ!」
「それじゃ肺ガン野郎、お前は区別がつくのか?」
「い? いや、煙とガスの区別は・・・」
「ヘンッ、人のこと言えるか! 肺ガン野郎!」
「何だとォ、このバケツ頭!」
「ちょっと! あんた達、あたしの話が聞きたくないんなら、どっか他所へ行ってやってよ!」
エヴァ・フェットとスモ―カ―大佐が言い争っているのを見てメンタ―ト料理人のメンチがキレかけたが、勝手を知っているたしぎ曹長がその場をたしなめた。
「まあまあ、メンチさん。気にしないで下さい、この人達はいつもこんな調子なんですよ」

66 :63:02/10/20 02:37 ID:???
>>64別に読みにくくはないと思いますが
>>37さんが書き込まないと農場から動かせないですし

67 :神聖綾波教 九大司教(第弐次席)・その1:02/10/20 02:37 ID:???
(前スレからの続き)
振り返った彼女は、そのままくるりと身体を翻して床に降り立った。
「惣流・アスカ・ラングレー・・・」
思わず呟いていた。彼女は怪訝そうに顔をしかめると、司教を恐れる様子もなく
すぐ傍まで歩み寄ってきた。逆に僕が気圧されてしまった。
「そうよ、アンタたちの都合で勝手に囚われのプリンセスにされたヤツよ。
 アンタと会うのは初めてよね?」
「いや、一度会っているよ。直接ではないけど」
彼女は形のいい眉をひそめた。動きや表情のいちいちが華やかで明るい。僕は
第六の最後の言葉を思い出し、無意識に彼女の視線を逃れて部屋の中央に進んだ。
「芦ノ湖総本部の前での、最後の戦いだよ。君が戦うところも見せてもらった」
「・・・そういえば、何もせずに突っ立ってた量産機がいたわね。あれが
 アンタだったの?」
うなずくと、彼女は声に出してふーん、と言った。
「なんで加勢しなかったのよ。アンタの同類が一人、死んだじゃない。あそこで」
僕は苦笑した。加勢? そんなことは思いつきもしなかった。そもそも考え得る
選択肢のうちに第六の生存は入っていなかった。これはいくら説明しても
彼女にはわかってもらえないだろう。

68 :神聖綾波教 九大司教(第弐次席)・その2:02/10/20 02:39 ID:???
「何笑ってんのよ。まさかアンタまで”それがシナリオだったから”とか言わない
 でしょうね?」
「期待に応えられなくて悪いけど、その通りだよ。第六があそこで死ぬことも
 大切なことだったんだ。君たちには理解できなくてもね」
「はン、やっぱりね。そう言うと思ったわよ。アンタと同じ顔した偉そうなヤツに
 さんざん同じコト言われたもの。シナリオに、演じる役に、舞台装置。
 全ては目的の成就のための道具立てに過ぎない、ってね。イカれてるわよ。
 ・・・で、アンタの役は何なのよ」
悪態をつきながらも彼女は心なしか楽しそうだ。そんなに退屈だったのだろうか。
では、僕も彼女が彼女自身でいられる間は、せいぜい彼女のつれづれを慰める、
道化役にでもなっていようか。僕は振り返り、少し大袈裟に両手を広げてみせた。
「僕は司教第弐次席。捧げられるべき九人の生贄の一人さ。今の役割は、
 そう、何でも見届けることかな」
彼女は眉を吊り上げ、長いキレイな髪を払って皮肉っぽく笑った。
「それでお仲間を助けずに見てただけってワケ」
挑発するような口調だ。彼女にしてみれば、僕が間抜けに動揺する方が
少しは面白いのだろう。残念ながらその程度の言葉は僕には何の意味もない。
「君の言う通りだよ」
あっさり答えると、彼女はちょっと目を見開いた。
「・・・呆れたもんだわ」
「過分のお言葉、光栄の至りです、姫様」
「何よ、それ」
僕はおどけて軽く頭を下げた。いつのまにか、第四の死で僕につきまとっていた
厭な焦燥感が薄れている。僕は楽しんでさえいる自分に驚いていた。これが
第六の言っていた、彼女の陽性の輝きなのだろう。いずれはそれが苦痛になると
しても、今の僕は確かにある種の救いのようなものを感じている。
今は、これでもいいか・・・約束の時はいまだ遠いのだから。
・・・これは誰に対する言い訳なのだろう? 

69 :神聖綾波教 九大司教(第弐次席)・その3:02/10/20 02:39 ID:???
「君はしばらく僕の管理下に入ることになった。何かあったら遠慮無く言ってくれて
 いいよ。それと、この京都は完全に僕の監視下にあるんだ。たとえカメラが
 なくても僕には見えているから、そのつもりで」
「やけに監視カメラが少ないと思ったら、そのせいだったのね」
彼女は肩をすくめて天井を見上げた。と、すぐまた起き直って僕を睨みつけた。
「・・・ちょっと、この私を覗こうなんて気を起こしたら、殺すわよ」
「まさか、そんなことはしないさ」
僕は慌てて否定した。すると、彼女はしてやったりという顔でニヤリとした。
「馬鹿ね、冗談よ」
僕の表情がおかしかったのか、彼女はくっくっと笑い始めた。少しムッとした。
「・・・プライヴァシーはちゃんと保護するよ。直接は見ないようにするから」
「当ったり前じゃない・・・って、直接じゃないってことは、結局見てるワケ?!」
今度は彼女が慌て始めた。僕は笑って付け足した。
「冗談だよ」
一瞬、間があった。彼女は面食らったように僕を見つめ、それから笑い出した。
屈託無く笑うとますます明るい感じになる。
「じゃあ、そろそろ失礼するよ。こんな遅い時間に女性の部屋にいつまでも
 いるんじゃ、他の司教に申し訳が立たないからね」
扉に手をかけると、彼女はわずかな間だけ真面目な顔で僕を見つめ、元の皮肉っぽい
笑顔に戻って手を振った。
「アンタ、なかなか面白いじゃない。特別に再訪を許可するわ」
「それはそれは、光栄ですね」
僕はまた頭を下げてみせ、外に出て扉を閉めた。なぜか急激な疲労が全身を襲った。

70 :67、68、69:02/10/20 02:48 ID:???
遅くなりましたが、前スレの続きです。
・・・真性電波。ううわあああああなんでこんなの書いたんだああ自分。
でも書き込んでしまった・・・鬱。
ともかく、自分の中のアスカのイメージはこんな感じです。
違和感は当然あると思います。ひどかったら指摘してください、お願いします。

>>64 加持さん
お帰りなさい。いきなりの大量ネタ、ご苦労様です。
読みにくいってことは全然ないですよ。これからも書き込み続けてくださいね。
・・・っていうか・・・便利屋さん大丈夫なのか?
>>65 トライラックス担当さん
こちらもお帰りなさい。いよいよ晩餐会ですね?
さてはてどんなことになるのやら、楽しみです。
エヴァ・フェットさんとスモーカーさんは何げにいいコンビですね。
将来的にはパートナーとして信頼しあうようになったり、と
しばし妄想してみる。

71 :フウイ・ノ・レイ:02/10/20 03:01 ID:???
私自身の意識の中にシンクロしてくる大勢の異なる私の意識・・・人数は少なく見積もっても30人以上はいる・・・。
そのうち一人が仲間から離れて歩いている・・・名前はアオイ・・・私はアオイ・・・そして、私の歩いて行く先には煙草を吸っている若い男。
”よう、今日は楽しかったか?”私はコクリとうなずく。”そうか、そりゃ良かった”
しばらくの沈黙、そして私は問い掛ける。
”・・・私達のこと、まだ怖い?”
”・・・ああ、そだな。怖い”
”そう”
”でも、アオイも少しは俺のこと怖いよな?
そうだよな。お互い殺し合いをした仲だしな。そう簡単に死の恐怖というのは消えちゃくれねえよな”

72 :航空母艦『ソ―ソソソ』にて:02/10/20 03:21 ID:???
その日、彼はいつになく慎重に行動していた。ここしばらくの艦隊探索で、このトライ
ラックスの事は大体わかってきた。こちらが気付かない内にエヴァの細胞を入手してい
たらしい事には驚かされたし、サードインパクト前後の混乱期をはさんでいたにも関わ
らず、この二年半で新たなエヴァの開発に着手している事は、彼にとって危機感を感じ
させる状況と言える。そんな彼が必要な情報(ピエット提督が水虫とタムシを併発してい
る件を含む)を大体入手したのに、今だここに留まっている訳は、ここで綾波教の教祖と
A級大使との会見が行われるからである。そして、今日やって来るA級大使フウイ・ノ・
レイだが、その名を聞いた瞬間、彼はなにかを感じた。だから、彼は今その人物を見よう
と、ここに来ているのだ。
どさくさまぎれに警護の兵士の装甲服を拝借した彼は、飛行艇から降りてくる人物を見る。
その人物は、いわゆる綾波レイもどきの姿をしているが、どこかがおかしい。彼にはすぐ
にわかった。あの体は機械だと。そして、彼女から感じる感覚はその姿が無意味では無い事
の証拠だ。
その後、彼は隊列を離れようとして呼びとめられ、いらん所に移動するハメになったりした
が、隙を見て抜けだし、艦内の人気が無く、監視されておらず、かつA級大使の部屋に近い
場所への潜伏に成功する。そして、彼は四号機へと変身した。変身し、鋭敏化した聴覚と、
精神感覚を研ぎ澄ませ、目的の部屋での会話(>>18)を盗聴する。
「……とんだ勘違いだ。しかし、どうも他の方々とは違うみたいだね。ここを出る前に一度
話してみるのもいいな。……例の会談の前にするか後にするかで微妙だけど……。」

73 :兵員食堂:02/10/20 03:36 ID:???
メンタ―ト料理人のメンチはあらかじめ用意していたデザ―ト類をテ―ブルの上に並べた。
「おい、やけに段取りが良過ぎねえか? まるでテレビの料理番組みて―だぜ」
テ―ブルの上に並べられたのはサツマイモから作ったケ―キやパイなどの洋菓子類だが、中にはサツマイモからできているとは思えないような奇妙な物体が混ざっている。
スモ―カ―大佐が不思議そうな顔をしてその奇妙な物体を覗き込んだ。
「何だい? こりゃあ・・・これがサツマイモかい?」
それは紫色をした粘土のかたまりのような丸っこい物体である。
メンチはサツマイモを二つに割って、その断面を集まっている兵士達に見せた。
「普通のサツマイモはこのように黄色っぽい色をしていますが、中にはこのように紫色をしている種類もあります」
「何だい? それがサツマイモなのかい?」
「スモ―カ―さん、あれは私達がこの前、農場で仕入れて来た中に混じっていたものですよ」
「これはムラサキイモと言って、日本中でも南九州地方にだけ産出する特殊な種類で、これがとても美味い!」
「ほう、南九州でしか産出されない特殊な種類のイモがあの農業プラントでも栽培されてたってわけかい?」
「このムラサキイモを蒸してつぶして裏ごしすれば、あ〜ら不思議、なんと紫色のアンコのできあがり〜。そして、これがそのアンコで作ったオハギです。どう? そこのシズクちゃんとマチさんとパクノダさんも召し上がれ」
シズクというのはたしぎ曹長のことで、マチはエヴァ・フェット、パクノダはファイン=プットのことらしい。
3人の女性が(そのうち二人は厳密には女性の姿をしているだけで、本当は女性ではないのだが)その紫色のオハギを取って食べた。
「お、美味しい!」
「こりゃあ、うめえや!」
スモ―カ―大佐が指をくわえて、その様子を見ている。

74 :MIB No.3 :02/10/20 03:40 ID:???
仕留めた。あっけないものだ。
悪く思うなよ、Mrスズキ。
興味本位で謎の飛行機を追跡したのだろうが、それがMIBの飛行機だったって事が
あんたの運の尽きだ…

俺は死体を確かめるために着陸しようとした。
その時、停止しているガンヘッドからふいに猛烈な一斉射撃が飛んできた。
避ける暇もなく、俺の戦闘機はその鉛弾のシャワーをもろに浴びた。
ブスブスと機体に穴があき、機体を貫通した弾が俺の体に容赦無く突き刺さる。

生きてやがったか。――なるほど、データに違わずしぶとい奴。

俺がそう思った瞬間、燃料タンクに弾が命中し、戦闘機が大爆発を起こした。

75 :邂逅、鼠と蝿:02/10/20 03:45 ID:???
幾日かに渡る船旅は、我輩にとって有意義なものであった
同朋達との別離を経て、なんの当ても無く迷いこんだ船の中、そこで出会った一風変わった人間達
暫らく彼等の事を見ているのも一興であると思う

船旅を終えた日の夜、我輩は何かに呼ばれる様にして外へ出た
しかし、外に出ては見たものの何か確信が在るでもなく、闇夜の散策を楽しむことにする
人の寝静まった街と言うのは、人ならぬ我が身にとって随分と居心地がよい
しかし、どうした事であろうか?この街には我輩の同朋の姿が見て取れない
死に絶えるほど弱くはあるまいに・・・
得てして出会いとは突然に訪れるものである、そしてそれは思索を巡らしながら歩く鼠とて例外では無い様だ
それは闇に浮かぶ仰々たる異形、人の世に受け入れられぬであろう一匹の蝿であった

 何を嘆く事がある?貴殿も我輩も人では無い、それなのに何がそれほど悲しいのか?

蝿もまた我輩を認識した様であるがその問いには答えない、我輩は直感するこの蝿は既に蝿では無いのだと
憐れな・・・蝿であるなら異形を嘆く事もなかろうに
やがて何も応えぬままに蝿は闇へと消えて行く
蝿であって蝿で無き者、或いは我輩とてあの蝿とかわらぬのやも知れぬ・・・

76 :74:02/10/20 03:58 ID:???
>>66
読みにくくない。ありがと。
それにしても便利屋スズキも大変だねえ。
>>70
読みにくくない。ありがと。
アスカが元気に(?)囚われている様子がグッド。
>>75
ネズミたん!

77 :フウイ・ノ・レイ:02/10/20 03:59 ID:???
”でもな、俺たちだけに限ったこっちゃない。どいつもこいつも自分以外のヒトのことは、多かれ少なかれ怖えもんだ。それが元で憎んだり、傷つけたりということもある。けど、互いに解り合えば、怖くなくなるかもな”
”赤い海のヒトたちのように?”
”ありゃ解り合い過ぎ。第一、ノ―がなきゃあイエスもねえんだ。ヒト同士が、本当の意味で、解り合おうとしているとは言えねえな。ただ全てが溶け合った、ヌルイだけの世界”
”・・・・・・”
”ヒト同士が解り合えるなんて嘘かもな。でも解り合えないというのも嘘かもよ。まあ、俺程度の人間じゃ、どっちが本当かなんてわからん”
”そう・・・・・・”
”でもな、俺は解り合えるという方が好きだし、解り合いたいと思ったヒトには、できるかぎり手を差し伸べたいと思う。こんな風にな”
そして、彼は私の方へ手を差し伸べ、私も彼の方へ手を伸ばしてその手を握り締めた。
彼の手の温かみが伝わって来る・・・。

78 :便利屋スズキ(農場内) :02/10/20 04:12 ID:???
ドドドドド! ドォーン!
「敵の搭乗した戦闘機を撃墜しました。」
がはっ、なんとか血は止まったようだな
痛いが無数の銃弾を浴びてるのに痛みを感じて
死ねないとは俺は所詮化け物って事か
「よくやった・・・酒飲みてえな」
畜生、傷は塞がってるが服が血まみれだ。


79 :兵員食堂:02/10/20 04:13 ID:???
「お、おい、バケツ頭・・・いや、お姫様よォ・・・そんなに美味いか・・・?」
「う、うん、俺はこんなに美味い物を食ったことがねえ」
「お、俺にも食わせろ」
「はい、どうぞ。男性の皆さんも召し上がれ!」
メンチがそう言ったとたん、海の上の軍艦の中で全てにおいて飢えた男達が殺到した。
それが例によっての争いの始まりであった。
「スモ―カ―さん、ずるい! また一人で4つも食べてる!」
「大佐殿ォ〜、ずるいでごわす! わしらにも分けて欲しいでごわす!」
「じゃかましい! こんなものは早い者勝ちなのだむぎゅ〜・・・」
「ちょっと! あんた達、何やってんの! いい大人が食べ物のことで争うなんて恥を知りなさい! 恥を!」
たしぎ曹長はスモ―カ―大佐の上に馬乗りになってボコボコにぶん殴るので忙しいため、今度は代わってエヴァ・フェットがメンチに事情を説明した。
「気にするこたァねえ、あいつらはいつもあんな調子なのさ」
そこへピエット提督が来て部下達を怒鳴りつけた。
「貴様等、いい加減にせんか! ・・・それでわしの分は? 何、ない? うぬぬぬぬ、許せ〜ん!」
ピエット提督はスモ―カ―大佐にコブラツイストをかけた。

80 :農業プラントにて・・・:02/10/20 04:27 ID:???
幸や不幸とは皆に均等に起こるものではなく、均等に起り得るものであり
同じ体を持ち、同じ時、同じ場所に生きる者でも僅かな違いは存在する
例えば、在る男に別れを告げに行ったというだけの事だとしても・・・

 ・・・ミツケタ・・・

アオイという名の少女は、仲間の待つバスへと向かい駆けていた
その後をゆっくりと男が着いて行く
このまま、別れの言葉でいつかの再会を約束するはずであった
それは一瞬の事である、男女の間に黒い影が割って入る
黒く節くれ立った体、その節々から覗く黒ずんだ赤紫の肉
人の世にあり得る筈が無いものが、少女の体を捕らえていた
少女達の世話係の男が咄嗟に銃を撃ち込み、後ろについていた男は手近な鍬で殴りつけた
確かに命中した弾丸も、鋭い鍬の一撃も怪物になんのダメージも残さなかった
少女を抱えた怪物は、その場に残った者に一瞥を与える事も無く、暗くなり始めた空へ飛び去る

 ・・・ミツケタ、ウツクシイモノ・・・

81 :フウイ・ノ・レイ:02/10/20 04:32 ID:???
その時、ふいに何かが乱れるのを感じて、それ以上はアオイの意識を読み取ることができなくなった。
それよりも近い所で、誰かが私の様子を伺っているような感じが襲って来た。誰が・・・?
近い・・・今、私が乗船しているこの航空母艦『ソ―ソソソ』の中にその人物はいる。
艦内でまるでスパイのように何かを探り回っている。スパイか?
その人物の記憶の一部が断片的に私の意識にシンクロしてくる・・・。
スモ―ウォ―カ―パイロットの食事を盗み食いしたこと・・・ピエット提督のワインをくすねたこと・・・。
しかし、そうだとして、なぜ私にそれがわかるのか? 
その侵入者は私と同じような感じがするが、必ずしも私と同じではない。
あの青い頭髪と赤い眼の少女達とは違うようだが、どこかが似ているようにも思える。
そして、その侵入者の少年が頭の中で考えていることが、私の頭の中に伝わって来るのを感じた。
”とんだ勘違いだ。しかし、どうも他の方々とは違うみたいだね。ここを出る前に一度話してみるのもいいな。・・・例の会談の前にするか後にするかで微妙だけど・・・”

82 :75,80:02/10/20 04:44 ID:???
ということで、かなり無茶な暴れ方させて頂きました

某農場新入りさん、今後の展開を考えてあったのなら、ご迷惑おかけします
が、蝿王を考えた時点でどうしてもやりたかったネタですので
書いたもん勝ちというルールに甘えさせてもらいました

今後、幾人かを編成してアオイの救出がてらにネルフ本部に巣食う害虫、害獣どもを排除〜
という方向にして頂けると、願ったり叶ったりなのですが・・・勝手な事並べ立ててスミマセン

83 :綾波寮責任者:02/10/20 04:52 ID:???
シンジ君の家から頼まれた物を持ち出した俺はその後、午後の見学に付き添い、
頼まれていた青物類もバスに積み込み(こいつらは見かけより力があるのでこう
いう時には役に立つ)、帰り支度をしていた。そして、いよいよ帰るという所で
アオイが例のサカキの所へ行く。なにやら話しこんでいるが、けっこういい雰囲気
だ。そして彼女はこちらに向かってきた。
……だが、その時黒い影が現れた。訳のわからない…強いて言うなら、蝿のような
昆虫のバケモノ…が現れて、アオイを連れ去ったのだ。俺の銃程度じゃまるで通じ
ない。殴りかかったサカキさんが無事だったのが幸いだ。
ともかく、俺はすぐに通信機でナオコ博士に連絡した。聞くと、入れ違いでネルフ
の面々が到着してると言う。そして、それは置いといてアオイがバケモノに誘拐さ
れた旨を告げる。するとナオコ博士は慌てたのだが、そこに誰か別の人物の声がした。
そして、ナオコ博士の驚愕の声があがり、彼女は再度俺に話しかけた。
それは、たった今、綾波レイがいきなり顔を青ざめさせたかと思うと、いきなり零号機
に変身して飛び立ったという物だった……。

84 :フウイ・ノ・レイ:02/10/20 05:10 ID:???
機械化された私の身体がビクッと震えた。
『ソ―ソソソ』艦内に外部から潜入している謎の少年の意識がシンクロして来たことに気を取られている間にとんでもないことが起こったのだ。
例のアオイという少女の意識が再び私の意識の中にシンクロして来た。今度はただごとではない。
具体的に何が起こったのかはすぐにはわからなかった。
アオイ本人にさえわからなかったのだから、意識をシンクロさせて様子を伺っている私に把握できるはずもない。
伝わって来るのは驚愕、恐怖、そして絶望・・・ありとあらゆる人間の負の感情である。
そして、次第に状況が把握できてきた。
先ほどの男がスコップのようなもので怪物に殴りかかり、もう一人の別の男が銃器を発砲する。
だが、そのおぞましい怪物はそれらの攻撃をものともせず、大空へと飛び上がった。
アオイの身体を抱きかかえながら・・・。
止めなさい! その少女を放すのよ! 私は叫ぼうとしたが、何の効果もあるはずがない。
私は他人を助けることもできない自分の無力さを呪った。いつもと同じように・・・。

85 :航空母艦『ソ―ソソソ』にて :02/10/20 05:15 ID:???
聴覚と感覚を研ぎ澄ませて部屋の会話を盗聴していた彼は、妙な事に気付く。
不自然に相手の考えている事が判りすぎるのだ。
「……これは…僕の意識と彼女の意識がシンクロしているのか? …………。
……君は僕の存在がわかるみたいだね。ならばここで告げておこう。」
そして、彼はあれが殊な魂を持つ綾波レイの予備の肉体であり、エヴァンゲリオン
のオートパイロットシステムであるダミープラグを動かすための魂の無い存在とし
て創り出され、サードインパクトより前に一度破壊された事、そして、独自の魂を
持ち、人間に近くなった彼女達を少なくともネルフの幹部達は戦いに駆り出すつも
りは無く、今は通常の人間として生きているように教育している最中である事を告げた。
だが、そこで彼にもフウイ・ノ・レイを通し、彼女達の一人の危機が伝わる。フウイ・ノ・
レイの動揺も。しかし、彼はあえて話しかけた。
「……その感情があるなら君は信用できるかもしれない。君のいるトライラックスは
新たなエヴァを製造しようとしているが、君はどう思うんだい? 答えによってはこの
僕…かつて第十七使徒タブリスとも呼ばれた僕は君に敵対しなければならない。」

86 :ネルフ陣営近くの高台:02/10/20 05:53 ID:???
見晴らしの効く高台に、人間大の零号機が立っていた
その手には大型のライフル銃が構えられ、遥か遠くの上空を高速で移動する物体に照準が合わせられている
しかし、その引き金が引かれる事は無かった
最大火力で消滅させる事は可能だが、それではなんの意味も無い
だからと言ってこれでは、ピンポイントで命中させる事自体が困難な上に、
例え命中しても、目標が抱える者もろとも打ち落とす結果になるのが目に見えていたからだ
耐え難い焦燥感に駈られて飛び出したレイだったが、現状で手の出し様が無い事を痛感する
やがて、目標が地表に降り立った事を確認する
その場所は、自分達が放棄したネルフ本部その場所であった

87 :フウイ・ノ・レイ:02/10/20 06:19 ID:???
他人を助けることもできない自分自身の無力さを呪っている私の意識に何者かの意識が語り掛けて来る・・・。
例の空母艦内に侵入して来た謎の少年の意識である。どうやら私に対して意識的にコミュニケ―ションを取ろうとしているようだ。
その侵入者の少年はどうやら我々に敵対するネルフ側の手の者らしい。
そして、例のかつての私と同じ身体を持つ少女達はやはりエヴァンゲリオンのオ―トパイロットシステムのために産みだされた存在なのだと言う。
侵入者の少年は「現在のネルフは彼女達を戦力として利用するつもりはない」というようなことを伝えて来た。
だが、上っ面では何とでも言えるのであって、断りもなくこちらのテリトリ―に侵入して来るような人間の言うことなど、はいそうですかと信用する気にはならない。
とは言え、これは敵対関係にあるとされる側の情報を仕入れる良いチャンスかも知れないので、私は調子を合わせて適当に相手をすることにした。

88 :航空母艦『ソ―ソソソ』にて:02/10/20 06:50 ID:???
「……僕の事が信用できないんだね?」
彼はそうフウイ・ノ・レイに告げた。
「まあ、それは当たり前だろうね。だって僕は断りもなくテリトリーに侵入した者
なんだから。
……精神をシンクロさせて話すなら慎重にした方がいい。隠すべき事柄は自分自身
の意識の深い所に沈めるんだ。そうしないといらない事まで相手に伝えてしまう。
今君が適当に調子を合わせようと考えた事が僕に伝わったように、そして、・ピエッ
ト提督の恥ずかしい病気の事が僕から君に伝わったと思うしね。さっきは不意に繋がっ
たので、余計な思考まで君に流してしまった」
そして、彼は更に続けた。綾波教と関わるなら、教団そのものよりも九大司教と呼ばれ
る幹部、特に主席には注意すべきだと。司教の中には世界中に監視の目を伸ばし、人の
心さえ読む者がいる事。確証は無いが、彼等のフォースインパクトは皆が考えているより
恐ろしい物である可能性がある事を伝えた。そして、
「使徒という太古の遺産はセカンド・インパクトを呼んだ。使徒やエヴァの存在はサード・
インパクトを呼んだ。そして今、この僕を含め使徒やエヴァの力で起こっている事……そ
れを考えるんだ。
今日はこのくらいにしておこう。君とはぜひ直接会ってみたいものだ。そうだな、今度の
晩餐会には僕もお呼ばれしよう。……教団からアダムも来るみたいだからね。
そして、僕やネルフは信じなくてもいい。僕は使徒でネルフは組織だからね。けど、碇シンジ
や綾波レイに会ったなら、彼等個人は信じてやってほしい。……横にいる君もね」
彼はそう告げると集中を解いた。そして、また行方をくらましたのだ。

89 :エヴァ・フェット:02/10/20 06:59 ID:3bf06Z18
空母『ソ―ソソソ』の客室区画を見回りに来た俺は奇妙な気配を感じた。
具体的な根拠を説明しろと言われると困るが、とにかく何かがいつもとは違うという直感である。
ヘルメットのスリットに内蔵した赤外線暗視機能を始動させると、暗闇の中に隠れているつもりでいる侵入者の姿が浮かび上がる。
「動くな! 貴様、何者だ!?」
「おやおや、バレてしまったね。フウイ・ノ・レイさんもこんな部下がいて心強いことだ」
そいつの姿を見て俺は驚いた。いつだったか、見覚えのある姿をしていたのだ。いつだったか・・・。
「おとなしくしろ、でないとためにならんぞ!」
俺は両手に銃器と捕獲用ケ―ブル発射機をそれぞれ構えて、そいつに迫った。
「待ってくれ、抵抗する気はないよ。それに君の御主人様には興味があるので、会って話してみたいと思っていたんだ。いい機会だから連れて行ってくれ。フウイ・ノ・レイさんの所へ」
意外にも潔い態度を取る奴だ。それに外見も奇妙に美しい。人格や性的志向が男である俺が見てもうっとりするような美少年である。
「貴様は何者だ?」
「僕はカヲル、渚カヲルだ」
「いいだろう、A級大使様に会わせてやろう。こっちへ来な」
そう言ってから奇妙だと思ったが、なぜかそうするのが適切な対応であるような気がした。

90 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 07:17 ID:???
ありゃりゃ? >>88>>89では微妙に喰い違いが生じてしまったぞ。
何か前にもこんなことがあったような・・・。
>>88ではカヲル君は「君とはぜひ直接会って話したいものだ」と言って行方をくらましているから・・・、
そうだな、>>89は実はそれからかなり時間が経ってからのことで、フウイ・ノ・レイに直接会いたくなったカヲル君が
わざとエヴァ・フェットの前に現われたということでどうでしょうか?
晩餐会が始まるまでには打ち合わせがてら直接会って話し合ってはどうかとも思うのですが・・・。
あえて、その必要はないと思われるならば、>>89のカキコはなかったことにしてもらって結構です。

91 :航空母艦『ソ―ソソソ』にて:02/10/20 07:24 ID:???
そして、彼はA級大使の部屋へと通された。部屋の中でフウイ・ノ・レイとエヴァ・
フェットとの三人だけになった事を確認すると、口を開いた。
「直接会うのは初めてだね。改めて挨拶するよ。僕は渚カヲル。今はネルフと行動
しているが、かつては第十七使徒タブリスとも呼ばれていた事もある。よろしく
お願いしますよ、フウイ・ノ・レイさん、エヴァ・フェットさん」
名を呼ばれたエヴァ・フェットが反応する。
「その装甲服は有名だし、アスカ君の件で君はネルフのブラックリストに乗り、碇
シンジ君やレイ君にも不興を買ってる。……それにさっきのシンクロで君の事もわ
かったからね。そのヘルメットは取っても問題は無いよ」
彼はそう促した。そして、彼は告げる。
「先に言えば、僕はネルフの味方でも綾波教の味方でもない、強いて言えば、リリン…
つまり人類。特に碇シンジ君の味方さ。……そして、だからこそ在るべきで無い物を
在るべき場所に還そうとする者さ」

92 :90:02/10/20 07:26 ID:???
あ、こちらも被ったから、それでいいです。それと、今日はこれで落ちさせて
もらいます。こんな所で引いてすみません。けど、カヲル君は好きに動かして
もらってかまいません。そのための第三者視点ですので(藁

93 :91:02/10/20 07:27 ID:???
とと、>>92のハンドルは91です。

94 :某農場新入り:02/10/20 08:01 ID:???
某農場新入りをやっているものです。
>>32-35
おお,猫登場!そして元使徒モドキの番犬さんの一匹が語り手ですか。
動物たちの会話がクールでカコイイ!
>>40
お褒めのことば,有難うございます。一寸ベタベタなシーンを書いてしまった
と反省していた所だったので,励みになりました。
>>71>>77
しまった,フウイ大使にはあの恥ずかしいシーンも筒抜けでしたね。
サカキ本人がこれを知ったら…転がりながら恥ずかしさにもだえそうな気がします。
>>66
便利屋スズキ氏,ご迷惑をおかけしております。前スレからお礼お礼といいつつこの不義理,申し訳
ございません。再訪問の件ですが,たしか前回の来訪がレイ達一行が現れた当日の夕方,そしてその
翌日にスズキ氏が地下施設を探しにむかわれ,着くまでに1日かかってらっしゃるはずですので
(前スレ>>464),そのころには農場見学が終わっているのではないかと思います。そしてこれからす
ぐ,サカキはアオイ救出にでる予定ですので,申し訳ないのですが時間的に再訪問をサカキ視点では
一寸描けそうにないです。ご来訪は蝿王出現後,ということにしてくださると助かります。
そうするとストーリーの時間的な矛盾がでないと思いますので。もちろん農場からはご自由に動いて
頂いて結構です。
>>75,80
>>37でおもいきりクサイシーンを書いて,さあ農場編もおしまい,と思った所でこの展開,度肝を
ぬかれてしまいますた。まさかこうくるとは…ライブで進行する話だからこそですねぇ。今後の
急展開にあわせネタを考え中です。ふって下さったネタにお応えできる様頑張ります。

アオイ救出編に関連して下さる方,サカキのキャラについてはそちらの都合で動かしてくださって
結構です。できるかぎり合わせたいと思います。

95 :某農場新入り:02/10/20 08:52 ID:???
ほんの数時間前までの牧歌的な光景が信じられない事態だった。
薄暗くなった空をサーチライトが照らし,アオイを攫った怪物の姿を一瞬映し出した。
バスから出て駆けつけてきたレイ達。寮管理人氏はどこかと連絡をとっている。
おれは呆然と怪物の姿を見ていたが,ハッとしてその姿を追いかけ始めた。
しかし怪物は悠々と飛び去り,西の空に消えていった…俺は踵を返すと,この事態に騒いでいる
人々にかまわず,自分の家に駆け込んだ。
フルスピードでサルベージ屋時代につかっていた装備の数々をチェック。ありったけの武器をズタ袋
に詰め込み,隠し場所の現金,目につく金目のもの,食料を荷物にまとめ,自分の車に積む。ヤツが
向かった方角は西。俺の古巣,第三新東京のある箱根方面。ヤツの消息を知るにも,箱根の街々で情報
を集める必要があるだろう。そう考えると俺は,車に乗り,発進した。

96 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 09:22 ID:???
>>94のレス,名無しにすべき所を間違えてしまいました。スマソ。
それともう一つ。
綾波寮責任者様
農場編のお付き合い,有難うございました。今後管理人氏は,アオイ救出に関わることになるのでし
ょうか?とりあえずサカキには単独行動をさせてしまいました。お忙しい中すみませんが,ご負担
にならない程度にフォローしていただけたら幸いです。

97 :厚木基地最後の兵士:02/10/20 12:03 ID:???
隊長業務記録
旧東京に上陸した途端に召集がかかる。
健康の問題も、寄生生物の問題もなかったのだし、少しは休養を隊の者にも取らせたかったのだが
内容が内容だけにそうそう暢気なことも言っていられない。
旧東京の農場プラントで綾波レイのクローン隊の一人が浚われたということであるし、またその
相手が、尋常でない化け物ということで先のゴキブリ駆除戦の経験から参加を要請されたものである。
とはいえ、ランドマスター1号、2号ともに本調子とはいえないため、日重工の工場で最終整備を
されるてから、という条件を出す。
しかし、その条件は速やかに受理され一両日中に整備に回されるということになった。
ホストコンピューターの性能が高いので自動で出来るといっていたが、人の手がないと微妙に
不安を感じる。

またその出撃に際し、綾波レナ臨時少尉を正式に少尉と任命。
これにより、命令による彼女の危険行動回避をできれば幸いだと思う。
もっとも彼女がいないと攫われたアオイと名付けられた者の居場所も特定しづらいという意見も
あったためではある。

ともかく、整備に一両日はかかるということなので、その間をオフとする。
隊のものには少しでも羽を伸ばしてもらいたい物である


98 :厚木基地最後の兵士:02/10/20 12:04 ID:???
隊長個人日誌
レナが綾波寮にいってほかの姉妹に会いたいということで、隊の者に同行させようとするも
みな、力をもてあます若い男たちである。
オフという言葉をきいて早速旧東京の歓楽街に遊びにでている。
なにをしにいったのかは、まあわからないでもないが、遊びすぎるなとは言っておくべきか。
のこったのは、ほんの一人二人の士官と私、そして衛生兵の女性士官だけであった。
さて、寮に行く前に腹ごしらえをするためにラーメン屋に行くが、レナの顔をみたとたん
ニンニクをいため始めたのは手馴れた物だ。
それぞれメニューを注文すると、私は店内をみまわした。
あの便利屋がいれば、うまいこと話をもっていき、沖縄は嘉手納に隠されているSEALSの特殊
兵装一式を持ってきてもらうというのも手だとはおもったのだが、姿がみえない。
彼は武器マニアの様子もあるし、二個中隊規模の装備のうち、一個中隊分で手をうてないかと
おもったのだが、まあ、しかたあるまい。

99 :洞木ヒカリ:02/10/20 12:12 ID:TXoHe0Xo
エレベーターに乗り、地下へと降りていく。まるで地球の奥の奥まで
潜っていくかのように果てしなく降りていく。
エレベーターの中で、私は一番の疑問を加持さんに聞いた。
「なんで私は誘拐されたんですか」
「…シンジ君にしか初号機は動かせない。アスカにしか弐号機を
動かせない。鈴原君にしか参号機を動かせない。同じように、ここにある
四号機は君にしか動かせないんだ。つまり――君は6thチルドレンだ。
四号機パイロットとして、サードインパクト前、既に選出されていた。
四号機は量産機開発の為の、S2機関搭載のテストタイプとして開発が
進められていた。ある程度開発が進み、S2機関のデータも取れた時点で
量産機の生産の方に計画が移行したために四号機はお役御免になって
君が実際に乗る事は無かったけどね」
「……」
ショックだった。
私がエヴァのパイロットに選ばれていたなんて、信じられない。
「人には職業選択の自由という権利があって、どんな職業を選ぶも
拒否するのもその人自身が決めていいんだが、ことエヴァパイロットに
関しては例外なんだよね。エヴァの構造上…」
エヴァの構造――そうだ。初号機には碇くんのお母さん、弐号機には
アスカのお母さん、参号機には鈴原の妹が封印されていた。エヴァは
操縦者である肉親とのシンクロで動く。――という事は…
「その四号機のコアって、まさか…」
「洞木さんのお母さんだよ――と、着いたようだ」
エレベーターのドアがシュッという音を立てて開いた。
エレベーターを降り、薄暗い廊下を歩く。突き当たりに大きなドアがあった。
「さあ、ここだ」
加持さんがドアのロックを解除した。

100 :洞木ヒカリ:02/10/20 12:22 ID:TXoHe0Xo
目の前に飛びこんできたのは、皮膚が剥かれた状態の、血管や筋肉や神経が
剥き出しになっているグロい巨大な人間だった。さらに、腕や足は無い。
頭と胴体だけ。胴体の真中には、コアが剥き出しになっている。
そんな奇妙な物体が大仏のようにデン、と置かれていた。
思わず加持さんの腕にしがみついた。あまりの衝撃で声さえでない。
アスカ達のエヴァみたいなロボット的な外見を予想していたので、度肝を抜かれた。
「これがエヴァ四号機!?」
「気持ち悪いだろう?四号機には手足も拘束具も無いんだ。さっきも言った通り、
S2機関搭載のデータが取れた時点でお役御免になった機体だからな。
その後、解体処理が進められた。拘束具が外され、手足を切断し…
その時サードインパクトが起こり、四号機はこんな姿で残された…というわけだ。
コアには君のお母さんが封印されたままになっている」
私は呆然と四号機を見上げた。血管がどくん、どくん、と脈打っている。
生きている。エヴァは人造人間だと言っていた、赤城リツコ先生の言葉に納得した。
お母さんなの…?そこにいるの…?私がそう思ったとき――
「ヒカリ」
私を呼ぶ声がかすかに聞こえたような気がした。
「いきなり気持ち悪いもの見せてすまない。これも命令でね。君を四号機に
案内しろ、っていう。まあ顔合わせってやつだね。…ん?どうしたの?」
加持さんが話しかけてきて、私は我に帰った。
「これに私が乗るんですか?乗ってどうするんです?手足も何もないのに!!」
「それは俺も知りたいよ」
加持さんが四号機を見上げて呟いた。「すぐに調べてやるさ」

101 :便利屋スズキ(農場内):02/10/20 12:25 ID:???
撃たれたおかげで血が出すぎたせいで
体がふらふらする。貧血は中々辛いぜ
あの時は腹の肉ごと血をごっそり持ってかれたからな
普通の人間なら確実に即死していただろう。
とりあえず社員も帰ってきたしさっさと給油して出発するか。
「ガンヘッド、燃費の悪さはどうにかならんのか?」
「現在搭載しているエンジンを効率の良好な物に交換すれば改善可能です」
「そうか、どうにもならんのか。」
仕方ない旧東京着いたら燃料タンク増設しよう。

102 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 12:34 ID:TXoHe0Xo
イタリア編です。

イタリアの四号機はアメリカの四号機とは別物です。
書き込んだ後で言っちゃなんですけど、カヲルの四号機とごっちゃになって
紛らわしいですね…。今後、イタリアの四号機は「四号機改」と表記します。
あと、ヒカリの母親はコアの中に取り残されたままとなっております。

103 :町奉行:02/10/20 13:18 ID:???
なんだ?、第3の樹があったところで青黒い怪物をみた?
怪物ねえ。

いや、なにもおめえの頭をうたがっちゃいねえ。
もっとも、以前のおれだったら疑ったかも知れねえがな。
とはいえ、今は人手がさけねえ状態だ。
ぬう、この際ちっと卑怯だがケン王軍を行かせるように仕向けるか。

おう、誰か手すきのお庭番!
きたか、すまねえがひとっ走りケン王軍のところへいって第3の樹の
化け物の噂をながしてきてくれねえか?
やつらがどう動くかもしらせてくれ。

104 :MIB No.3:02/10/20 13:31 ID:???
炎上している戦闘機のコクピットからずるずると這い下りる。
焼け爛れた皮膚がずるりと剥け落ちる。
Mrスズキが立ち去ろうとしているのが見えた。ふらふらしているが、
致命傷ではないようだ。ならばとどめを刺す。
あの戦闘機の銃弾はただの弾じゃない。遠隔操作できる爆弾でもあるのだ。
そのスイッチは俺の歯に仕込んである。噛み合わせる事でスイッチが入る。
カチッ
スイッチを入れた。
その瞬間、Mrスズキの立っていた地面が爆発し、Mrスズキ・ガンヘッドもろとも
吹っ飛んだ。

105 :便利屋スズキ(農場内):02/10/20 13:59 ID:???
カッ!・・・・・・・・何があったんだ
目よし、足は千切れ欠けてるが付いてるから多分平気だろ
畜生、傷治ったばかりなのに痛てぇな無線機はまだ生きてる
「ガンヘッドお前は無事か。」
「基本機能は無事です。作戦行動に支障はありません」
「そうかそれなら早く態勢を立て直して戦闘機から脱出した敵を殺してこい。
 装甲車の残燃料を給油したからここら一帯を動く分には問題はない筈だ」
もう再生始めてるが足痛てぇ、こんな真似して生きて帰れると思うな。

106 :某農場新入り:02/10/20 17:23 ID:???
車を飛ばし,まずは第三新東京市に向かう。元の古巣だし,あそこにはサルベージ業者の知人も何人
かいる。情報収集にはいいだろう。途中,野盗どもの群れに襲われかかったが,何とか逃げ切り,
馴染みの酒場「B-Moon」に到着した。中に入ると,ほとんど人がいない。店の主人と再会の挨拶をし,
ここ最近のこのあたりの情勢や,例の怪物の件について話を聞く。主人は,いくばくかのチップと
引き換えに,ネルフ・トライデント連合対綾波教本部の決戦,謎の勢力によるジオフロント跡の襲撃,
それに伴うネルフの第三新東京市からの撤退と言った事柄について,詳しく話をしてくれた。肝心の怪物に
ついての話は知らない様だったので,俺はいらつきながらも,ふと疑問に思っていたことを聞いた。
ネルフの連中が撤退したっていうのに,なんだってこの店はこんなに寂れてるんだ?そりゃネルフ関
連の客はいなくなったろうが,代わりにサルベージ業者が戻ってきてもよさそうなもんじゃないか。
すると主人は,声をひそめ,ここに再来したサルベージ業者が,第三の樹地下にいって,誰一人戻っ
てこなかったことを告げた。おそらく赤眼の化物の仕業だろうと主人は言ったが,俺はそれがありえ
ないことを知っていた。多分新たな危険があの地下に発生したのだろう。それがなんなのかはわから
ないが,ひどく気にかかった。そう,これはなにかの手がかりの気がする。
もう少しこの近辺で情報を集める必要がありそうだな。

107 :加持リョウジ 1:02/10/20 19:54 ID:???
「加持さんおかえり〜ワるちゃん待ってたの〜」
ヒカリちゃんを部屋に送り返す途中、廊下の向こうからタタタと小さい
女の子がが走ってきた。なぜか怪獣の着ぐるみを来ている。
「何を着てるんだい」俺はワるちゃんを抱き上げて少し苦笑して言った。
「加持さんが出かけてる間、ワるちゃん怪獣さんになってたの〜それでね〜
それでね〜加持さんの分もスパゲティいっぱい食べたの〜」
「偉いぞワるちゃん」
「あ〜、か〜わいい。加持さん、この子は?」
俺に誘拐された事、自分が6thだという事や四号機改を見たりと、衝撃の連続で
すっかり顔色が悪くなっていたヒカリちゃんがワるちゃんの頭を撫でて聞いた。
この子がいるだけで周りがほのぼのするから大したものだ。
「ワるきゅーレと言ってな、何と言うか、宇宙人なんだよ」
ヒカリちゃんが「ハア?」という表情を浮かべて笑顔を引きつらせた。
ヒカリちゃんのこういう顔って、結構怖いんだよな。鈴原君もビビるわけだ。
「ワるちゃん宇宙怪獣なの〜」
「いや、話すと長いんだが…」

108 :加持リョウジ 2:02/10/20 19:54 ID:???
俺はワるきゅーレが本当は18歳の娘である事、故郷はヴァルハラ星という星で
彼女はそこの王家のお姫様である事、政略結婚がイヤで宇宙に逃亡した事、
地球・日本に降りそこで出会った時野和人という少年に(魂)と呼ばれるパワーを
与えたために子供の姿になってしまったという事、大人の姿に戻るには彼とキスを
すればいいのだが、サードインパクトに巻き込まれてしまい彼の行方がわからなく
なってしまった事、なぜかイタリア綾波教にいるワるちゃんに出会った俺は
あちこちをスパイしている身だし、じゃあついでに和人という少年も探してあげよう
って事になったいきさつなどを説明した。
「そういう事なんだ」
「はあ…でもこんなに色んな事が起こる世界だもんね。宇宙人ぐらいいるよね。
何があっても不思議じゃないけど…まさかサードインパクトで困っている宇宙人が
いるなんて思いもしなかった…」
「お姉ちゃんのほっぺたぶつぶつがあるの〜」
ワるちゃんがヒカリちゃんの頬をさすって言った。
「あ、あはは、はは。こ、これはね、そばかすっていってね…」
ヒカリちゃんがひるんだ次の瞬間、トドメの一言が発せられた。
「汚いの〜」
――子供は残酷な天使だ…。

109 :加持リョウジ 3:02/10/20 19:55 ID:???
「こらっワるちゃん!どこに行ったの!また私のパソコンいたずらしたでしょ!!」
お、あの大声は…
「ワるちゃ…あ」
「(=゚ω゚)ノぃょぅ ミリオーネ。相変わらずでけー声だな」
――ミリオーネ…肩書はイタリア綾波教エヴァ保全部長。
もともと親のピザ屋で働いていた普通の女の子だったのだが、サードインパクト後、
わけあって綾波教に入信したのだ。ローマ市内で子供怪盗団を結成して
泥棒していたワるちゃんを捕まえて引き取ったのが彼女だ。もともと気の優しい
女なのだ。だが、そんな彼女でも綾波教に入信してしまう何かがあったんだ…。
「加持。戻ってきてたのね――その子が洞木ヒカリ――ね」
ミリオーネがヒカリちゃんを一瞥して言った。もちろんイタリア語だからヒカリちゃんは
俺達の会話なんかわからないだろう。
「ミリオーネ。今日晩飯でも一緒に食わないか?久しぶりの再会を祝して、さ」
「いいの?MIBメンバーともあろう者が女なんかといちゃいちゃしてて…No.1に
また睨まれるわよ」
「いーんだよ。魅力的な女性を誘わないというのは、その女性に対して失礼な事
であるという主義なんでね。いや、むしろこれは男の義務であるとすら思うわけ。
OKされる断られる、そんなのは二次的な事で」
「ふ。じゃあ、いいわよ。他に仕事が入らなければ…」
「よし、じゃあ6時にレストラン・ダ・ヴィンチで待ち合わせね」
「全く…加持は日本人のくせにイタリアの男みたいに女たらしなのね。変わってるわ。
――ところでワるちゃん!!」
ワるちゃんが俺の腕からひょいと降り、すたたたたと向こうに逃げて行った。
それを慌てて追うミリオーネ。
「ワるちゃんミリオーネのパソコンで遊ぶの〜」
「遊んじゃダメッ!!もう今日という今日は、許さないから!!」

110 :MIB No.3:02/10/20 20:09 ID:???
想像以上のしぶとさだ。Mrスズキがまだ生きている。
あの爆発で生き残っているなんて化物だ。いや…加持にMrスズキは
化物だと聞いてはいたが、これほどとはな。敵(ターゲット)ながら天晴れだ。
地面にボロ雑巾のように這いつくばっている俺にガンヘッドが向かってきた。
今度は俺にトドメを刺さす気か。俺はもう動けん。
再びガンヘッドが一斉射撃を浴びせてきた。今度は体に、モロに。
がああああああっkfじょ  数秒のうちに  いあqdjfんヴぁあいd
jfjヴぃあお  俺の体は  fじょあんヴぉ  バラバラに  おオオオ
おおおおおおオオオおお 細切れになっていった… おおおおおおおおおおおおッ

111 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 20:17 ID:???
加持です。

ワるちゃんは、とあるところからのパクリです。
あまり気にしないでください。ただ出したかっただけですので。

112 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 20:22 ID:???
あ。あとスズキさん。
とりあえずNo.3は細切れになっちゃったんで今のうちに逃げて大丈夫です。
ただNo.3はこれからも狙い続けますんでよろしこ。任務を忠実にこなそうという
男なのです。

113 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/20 20:37 ID:???
ひたすら死姦

114 :便利屋スズキ(ガンヘッドコックピット内):02/10/20 21:22 ID:???

「ザッ!スズキ、敵歩兵を無力化した。」
「よくやった給油を始めるからすぐに戻ってこい。」
「了解」
畜生、依頼料のカタで手に入れたアルマーニのスーツが
ボロきれになっちまった。
・・・・・・・・二時間後
やっと給油が終わったやっと旧東京に戻れるな。
「社員も秘書も早く乗れ、出発するぞ。」
早く戻らないと日にちが変わってタンクローリーの
レンタル料を追加請求されちまう。
「さあ、旧東京に出発だ。」

115 :中国、天安門広場にて:02/10/20 21:27 ID:???
日の光とは異なる神々しい光が、辺りを突然に照らし出した。
その光の中心に聖母が居た。
天安門広場では綾波教中国支部合同総員集会が行われている最中だった。
教徒達は呟きながら空に浮かぶ聖母を見上げ、立ち上がり始めた。
まばらだった人の柱は次第に低い位置から高い位置へとならされていき、呟きではない声が上がり始める。
聖母が笑みを見せるとそれは激しい轟音と化した。
纏っていた後光を脱ぎ捨てると、壇上に降り立つ。
聖母がゆっくりと御手を上げると、怒涛のような混声が凪の海のように静まり返った。
聖母は一呼吸置いて、聞く者の全ての罪を洗い流すような清らかな声で話し始めた。
「皆の者、突然の来訪驚かせて済まなく思う。我は来るべき時に備える為、諸国を旅する事となった。
 その最初の地がここ、中国だ。
 我に敵対する、皆の希望を奪う者を滅ぼす為、つまらぬ者達によって破棄された約束の時を再び迎える為…
 皆の力を貸して欲しい」
聖母が頭を下げると、面白いように一致団結、協力の声が上がった。
聖母の顔が再び上がる、魔性の笑みをたたえて。
狂ったように統一された集団意識に飲みこまれた教徒達は、誰も気付かない。
「皆の気持ち、しかと受け取った。礼を言う。感謝の印、これからの活躍に期待しわずかながら褒美を与える。
 呼吸を整えて心を落ち着かせよ。そしてゆっくりと目を閉じよ」
先ほどまで喧騒に包まれていた広場が、またたく間に静まり返っていく。
聖母は下々の者に向けて静かに御手をかざし………いやらしく笑った。
「皆の多大なる協力に感謝する」


116 :ボーイの姉(南米):02/10/20 21:58 ID:???
現地調査を兼ねた人員調達もほぼ終わり、メインルームの復帰作業も本格化する。
イロウルMAGIは二台が壊れたけど、別の体は用意してあるし、彼等の蓄えた情報はDNA化して生体保存してある。
塩基配列を分析にかけて解読すれば情報が引き出せるって寸法よ。
イロウルMAGIのクローンの作成には時間がかかるけど、これはしょうがないわね。
当分は一台だけ、全くもって使えないわ。ないよりはましだけど。
「マリオ何体出来た? すぐにでも使いたいんだけど」
「2時間後に10体ほど出来ますが、一体何に使うんです?」
「護衛にね。そこらの獣よりは強いでしょ。ちょっとだけ寄りたい所があるのよ」ここを選んだのにはそれなりの理由があるのよ。
あのおじいちゃん、元気してるかしら。
インパクトのショックでボケてないといいんだけど………

117 :70:02/10/20 22:32 ID:???
都合により今日はROMです。感想のみ書かせていただきます・・・
>>75、>80、>86 
急展開ですね。思ってもみなかった・・・
フォースインパクトが起きれば、蝿王も補完されて満たされるのでしょうか・・・
>75の紳士の淡々とした語り口がイイです!
>>94、>95〜 某農場新入りさん
急展開、頑張ってください。大変ですね・・・
犬への感想ありがとうございました。
サルベージ屋さんに戻ったような緊迫感、カコイイです。
>>98 最後の兵士さん
久々の日常編! 待ってますた。ランドマスター隊も蝿王討伐に向かうんですね?
>>99、>100〜 加持さん
素体のみ、しかも手足のないEVA・・・想像したくないっすね。
洞木さんが可愛い。加持さんの諜報活動にも期待。
>>101〜 便利屋さん
うわ〜・・・大丈夫っすか? 無事で良かった。
でもMIBは生きてるので、当分逃避行ですね・・・ガンガレ。
>>103 町奉行さん
やっぱりカコイイ! しかしお庭番までいるのか、湯本には・・・
今後はケン王軍とも絡んでいくのでしょうか?
>>115〜 提唱者さん
>115はウマイ。なるほど、世界を回るってのはそういうことでしたか・・・
大阪はどうしましょうね・・・まあ、今後の展開次第、でしょうか・・・

これで落ちます。いつも楽しませていただいてます、
皆さん今後ともよろしく。それでは。

118 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/21 00:00 ID:???
どうも、トライデント兵士1他を書いている者です。2日ほどコメント前に力つきて
すみません。

○E計画提案者様
毎度どうもです。そう来ましたか(W
ちなみに主席は「彼」を感知できませんが、日本に近づき過ぎると別の奴が感知してきたりします。
(以前の京都の時もですね) ただ、そいつの方は常時アンテナ伸ばして
る訳ではありませんが。
ちなみに主席は綾波教側は自分や司教等の特殊存在、ネルフ側ならエヴァくらいしか
実質的な戦力として計算していません。つまり、普通の人間を舐めてるんですね、こ
いつは。(だから、E計画の方々が予想外の戦果をあげるとやたら動いたりするんです)
また、面白がって危険な相手にあえてとどめを刺さないケースも多いのも弱点ですね。
(彼はこれまでにネルフを全滅させようと思えばいつでも出来た)

○第弐次席様
どうも。色々多方面でお世話になってます。いやあ、あの辺の細かい描写は苦手な方
なんでありがたいですよ。(本来文章書きじゃ無いし)
あ、現在のアスカの髪は通常ストレートで、作業などで動く時はポニーテールなんかに
まとめてます。ネルフも旧東京に着いたし、そろそろ大阪が動くかも。偵察とどちらが
先になるかは微妙ですが。

○厚木基地最後の兵士様
相変わらずご苦労様です。せっかく旧東京まで来たのにまたネルフ本部に逆戻りとは。
ところで、レナちゃん妊娠疑惑が事実となる日は来るのか(藁

○蝿&鼠様
思いもよらぬイベントですね。鼠君はランドマスターあたりに潜りこめば付いてこれるかな?

○某農場新入り様
次から次へのイベントご苦労様です。早まると危険ですので、注意してくださいね(藁 
……ここらで葛城博士再登場できないかなあ(W

119 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/21 00:05 ID:???
○町奉行様
だ…大魔神って(藁 一瞬本当にアラカツマ光臨かと思いました。

○加持様
復帰されてなによりです。こちらの四号機改は4号機改と呼称なさるとより呼び分けが明確になるかと。

○便利屋スズキ様
ふと思ったのですが、現在装着されているガイバーユニットですが、ガーゴイルにでくわすとヤバい事
にしません? 実は彼は殖装の解除方を知っている感じで。(彼自身は常人ですけど)

>>57
ハイ、アレと同一です。ちなみにこれは捕虜の描写と、最近無かったサードインパクト後の世界の風俗描
写を兼ねてます。獄長は今のままだと多分チョイ役だと思います。

それと、厚木基地最後の兵士様に某農場新入り様に町奉行様に便利屋スズキ様、話が終盤に入ったら、レイ
コピー達に共通のイベントを起こしたいんですが、かまいませんか?

120 :ネルフ本部:02/10/21 01:22 ID:???
地下に広がる巨大な建造物は、いまや蟲達の居城と化していた
王を持たぬ鼠は生存競争に敗れ、蝿とゴキブリが版図の拡大を図りせめぎあう
元より複雑に絡まった通路は、所々の隔壁が閉じられ迷宮さながらの様相を呈していた
その迷宮の深くに、この場に不似合いな少女の姿が在った
薄い半透明の殻とも繭ともつかぬものに覆われた彼女は、何かに耐える様な表情で眠っていた

 ナゼ・・・ナゼ諦メヌ?・・・・・・絶望ニ囚ワレヨ・・・死ヲ受ケ入レヨ・・・・・・サスレバ、我ガ身ニ取リ込メヨウモノヲ・・・

絶望の淵に佇む少女を繋ぎ止めている物、それは絆と呼ばれる物
それはささやかで弱々しく、今にも吹き消されそうなほどの絆
しかし、それは確かに在った
姉妹達との、世話をやいてくれる者との、そして大切な何かを教えてくれた男との・・・
芽生えたばかりのそれは、闇に呑み込まれそうな彼女を繋ぐ、弱々しくも力強い一筋の糸だった

 ナニヲ信ジテイル・・・ナニニスガッテイル・・・・・・ヒトカ・・・ヒトトノ繋ガリカ・・・
 ナラバソレヲ断トウ・・・根絶ヤシニシテヤロウ・・・ソウスレバ、我ハ・・・

歪んだ複眼に暗い意思が宿っていた

121 :綾波寮責任者:02/10/21 01:55 ID:???
アオイが蝿のバケモノに連れ去られた。気持ちははやるが、この場にいても何も
できないので、綾波レイ達をバスに乗せ、大急ぎで日重工の社屋に戻った。
戻ると、今回の件に関してはランドマスター隊を派遣してくれるらしいと聞く。
そういえば綾波レイ達をここに送る際にも彼等は護衛についていてくれたな。
そんな事を考えていると、ランドマスター隊の隊長が綾波レナを連れてやって
くる。本来なら喜びあう所だろうが、状況が状況だけに意外と真剣な顔でいる。
その時報告が入った。バケモノを追って飛び出したレイ君からレナの居場所
を特定したとの報告が入ったのだ。あのバケモノはあの後ネルフ本部に移動して、
そこに入っていったらしい。レイ君が零号機の能力を使ってサーチした所、
そいつの居場所は第二発令所だと判明。そして、サーチされたデータを見ると、
驚くべき事に、施設内部は無数の蝿とゴキブリに占拠されており、閉じられたり
穴を空けられた隔壁によって、まるで迷路の様相をていしているのだ。
ただちに駆除用の兵器の手配がされていく。すると、レナが話しかけてきた。なん
でも、今回の件には俺にも来て欲しいそうだ。俺では役に立てないと答えると、
できれば来て欲しいと再度要求される。
結局、俺とレイ達の内5人が同行する事になった。そして、この作戦の参加者には
プロテクト・ギアという簡易型パワード・スーツが支給される。なんでも戦闘モー
ドになると気密服にもなるので隙間に潜り込まれる心配が無くなるらしい。
そして、もう一人。シンジ君が現れて言った。
「……綾波の姉妹の件の事なら放っておけません。それに、彼等には初号機の能力
が役に立つと思いますので、僕も出ます!!」
レイ君からは30分ごとに状況が連絡されてくる。今の所アオイの生命に別状は無い
ようだ……。

122 :121:02/10/21 02:04 ID:???
どうも。少しだけアオイの件を進めてみました。管理人とレイのうち五人が同行
いたします。ちなみにシンジ君はデカい方の初号機を旧東京に置いていきますんで。
こういう展開でいいでしょうか?

123 :便利屋スズキ(日重社屋):02/10/21 02:24 ID:???
日重工の社屋に戻ったが帰った時に立ちモードのガンヘッド見た位
で警備員の皆さんそんなに怖がらなくてもいいと思うのだが
しかし綾波×32の一人が農場で蝿だかゴキブリだかの化け物に拉致されたらしい。
農場で拉致された若い女って綾波寮の連中だったのね。
秘書は心配してるが、俺達の装備ではどうにもならん
化け物のいるネルフ本部の監視カメラをハッキングして見たが
無数の蝿とゴキブリが怖い位わんさかいるぞ。
ガンヘッドAIを日重のメインコンピューターに接続して対策を検討させたが
神経ガスを施設内に散布する危険な方法を提案してきた。
原因は人質の事を言い忘れた俺の問題だが。
ガンヘッドAIは日重のホストAIと野球談義をしている事が恐ろしいぞ
それにしてもガンヘッドは整備の手間が戦闘機以上だAI無しだったら
ロクに整備なんてできない複雑さだ。

124 :????:02/10/21 02:42 ID:???
さっきまでジジイどもに呼び出されていた。第四の件でだ。毎度毎度くだらねえ事を
グダグダと……。おまけに教祖に…罰として髭で顔をゴシゴシとやられまくった事だ!!
なんというか、神経の隅々をナメクジが這いまわる…そんな感じの悪寒がした。ひさ
しぶりに心の底から恐怖を感じた。こんな事は、力も無く、それ故に地獄を見せ続け
られたあの頃以来だ。
腹いせに、京都に潜り込んでいたE計画のスパイどもを残らず捕縛する。思考で探ら
れる事へのカモフラージュか、マリオとかいうシステムで人形化したヤツも多い。
かえって目立つんだぜ。脳や精神に仕掛けをしてると……。
そいつらを自ら処刑した所で第伍から連絡が入る。大阪のトップの連中(一部を除き
あえてコントロールしていない)が、ネルフの旧東京入りにあわせて同盟の使者を送
るつもりらしい。もちろん、その中には「ジョーカー」もいる。うまく誘導してくれ
りゃいいがな。
そこへ、「彼女」がやってきた。「彼女」が言うにはダミーの一人がバケモノに捕まっ
たらしい。「こちら」の綾波レイを始めとするグループが救出に向かうようだが、いざ
という時は自分が出るつもりらしい。
「そんなに彼女達が死んだり、インパクトに巻きこまれるのが嫌なのかい?」
彼女は答えた。
「「こちら」側とは言え、姉妹みたいな物よ。これ以上死なせたり、インパクトに
よる永劫の苦痛を与えるのはしのびないわ」
オレは更に問いかけた。
「ヤツらが拒んでもかい?」
「死は何も生まない。死を迎えるよりはいいわ。生きていればどこだろうと天国なのだから」

125 :アオイ救出作戦会議:02/10/21 03:42 ID:???
幾人かの人間達が一室に集まり、何やら難しげな顔で談合をしている
その輪の中には、我輩が世話になっている少年達の姿も在った
話を聞く限り、攫われた何者かを救出する為の作戦会議、と言った所か
何をするでもなく座っていた我輩の耳に、蝿のような怪物という言葉が届く・・・恐らくは彼の者の事であろう
話の流れから、その殲滅をも視野に入れた作戦である事が知らされる
我輩の脳裏には、彼の者とあいまみえた折の記憶が浮かんでいた
確かに人と共には生きられまい、ましてあの者が望むはずも無い・・・致し方なき事か
やがて、その任に赴く者を選出する段階まで話が進んだ時、青髪の少女が名乗りをあげた
普段の彼女からは考え難いほどの勢いで、自分がその任にあたる事を提案する
周囲の反対も無く話が進もうとした時、今まで沈黙を守っていた少年が口を開いた
この任務は接近戦が主なものになる事、後方からのナビゲート役が必要になる事を理由に自分が行く事を提案したのだ
思わぬ所からの反対に、少女が反論しようとするが、それを制して少年が言う
最悪の事態が起った時、彼女にそれを見せたく無い、と
少年の強く優しい意思を込めた視線は、少女に反論を許さなかった
暫しの沈黙の後、会議が続けられる
その後、ランドマスター隊を中心とした部隊編成が組まれる事が決定され、対生物兵器の説明へと話が移行する
白衣の女性が図を示し兵器の説明を始めたが、我輩にはとんと理解できぬ代物であった
劣化ウラン含有殺虫剤、ディバイディング・コックローチハウス、ゴルディオン・蝿叩き・・・なんの事やら?

126 :A級大使の部屋にて 1:02/10/21 04:19 ID:???
「取り合えずそこへ座りなさい。飲み物でも差し上げよう。何がお好きかね?」
「え? あ、そうだ。ちょうど喉が渇いてた所だな。それじゃ・・・ソ―ダ水でも頂こうか」
「エヴァ・フェット、そなたはどうする? ヘルメットを脱いで何か飲んではどうだ?」
「は・・・それでは私はオレンジジュ―スを・・・」
フウイ・ノ・レイは内線電話で使節団の食事係であるメンタ―ト料理人を呼び出した。
「メンチさん、フウイ・ノ・レイです。私の部屋の方にソ―ダ水とオレンジジュ―スとレモンティ―を届けて下さい」
そして、受話器を下ろしたフウイ・ノ・レイは改めて渚カヲルに眼で座るように命じ、彼もそれに従った。
「改めて自己紹介しましょう、私はトライラックスのA級大使フウイ・ノ・レイ。もっとも、一時期は綾波レイと呼ばれていたこともありました。意味がわかりますか?」
「はい。それじゃあ、そのお身体はやはりEVAを操縦しいる時に?」
「かっこいい表現を用いて言えば名誉の負傷というわけです。おかげで私は機械仕掛けで動く役立たずの生きる屍になってしまいました」
「しかし、貴方は現在、トライラックスのA級大使という地位にある・・・」
「過大評価というものですよ。身に余る大役を与えられてこんなことを言うのも何ですが、今回の外交任務にはかねてより不満があったのです。だから、私はそなたのような者が現われるのを待っていました」
「僕のような者が現われるのを? どういうことですか? 不満とは?」
「本国の指導者達は綾波教団と手を組むことばかり考えていて、敵のことを知ろうとはせぬ。ネルフやトライデントの側の言い分も聞くべきではないかと私は思っていたのです」
「やはり貴方は他の人達とは違うようだ。敵だとばかり思っていたトライラックスの大使が貴方のような人で良かった」

127 :A級大使の部屋にて 2:02/10/21 04:53 ID:???
「以前、そなたが私にテレパシ―で伝えて来た質問に関してだが、あれはナンセンスな質問です。戦いに兵器が必要なのは仕方のないこと。これは元を正せばそちらの方から仕掛けてきたケンカではありませぬか?」
「我々の側から? そんなことはしていませんよ」
エヴァ・フェットが銃を構えてカヲルに迫った。
「とぼけるとためにならんぞ。貴様は自分の立場がわかっていないと見える。わからせてやろうか」
「おやめなさい、エヴァ・フェット! このよな状況で本当のことを言い当てられてはシラを切るのも仕方のないことです」
フウイ・ノ・レイはエヴァ・フェットを黙らせ、今度は自ら直々にカヲルに脅迫観念を与えた。
「そなたは私の心の中を覗くことができるつもりでいるようだが、逆もまたしかりであるとは考えなかったか? そなたが嘘をついても私には手に取るようにわかるのだぞ!」
「こいつは参ったな・・・確かにその通りだ」
「スズキとか申す便利屋の男を知っておろうな?」
「便利屋スズキ・・・知ってる」
「以前、我々の国の海軍の艦隊と基地が2度にわたって攻撃を受け、多数の死傷者が出るという事件が起こった。すでにそやつが直接の実行犯だということと、ネルフ・トライデントの別働隊的存在であることが判明している」
「奴は利用価値があるので我々の側の陣営に加えられてはいるが・・・はっきり言ってはねっ返りの問題人物で僕達も手を焼いているんだ。以前も居住区にN2爆弾を落とそうとして、処罰を受けそうになったくらいだ」
「ほう、うまい言い訳だな、坊や。つまりはねっ返りの便利屋スズキが勝手にやったことだからてめえらは関係がねえと、こういうわけだ。今すぐお前のその細い首を俺が素手でポキッとへし折ってやろうか?」
「エヴァ・フェット! そなたは黙っていなさい! それで渚カヲルとやら、そなた達が我々に敵対する気はないと証明するにはどうすれば良いか、わかっておろうな?」
「わかった。その便利屋スズキの処遇を検討するよう僕の方からもネルフの上層部に進言してみよう」

128 :A級大使の部屋にて 3:02/10/21 05:16 ID:???
ドアをノックする音が聞こえた。
「失礼致します、A級大使様。お飲み物をお持ち致しました」
おかしな髪型をして露出度の高い服装をした女が入って来ると、テ―ブルの上にソ―ダ水、オレンジジュ―ス、レモンティ―を置いた。
「何だい? その服装は・・・まるでお触り喫茶みたいだな」
カヲルはそう言いながら、その場の勢いで半ケツ状態のメンチの尻から太ももの付け根のあたりに手を触れた。
「何すんのよ! このスケベ!」
次の瞬間、メンチのビンタがカヲルの横っ面を襲った。
「これ、メンチさん、許しておあげなさい。その者も一応は男なのだから、女人に関心を示すには無理からぬことじゃ」
メンチはプリプリ腹を立てながら部屋を出て行った。しかし、カヲルの意外に人間らしい面を知って、その場の緊張感がいくらか退いた感もある。
エヴァ・フェットがフルフェイスのヘルメットを脱いだ。
「おぬし、俺の正体がわかると言ったが・・・おぬしには俺がどう見える?」
ブル―の髪の毛をポニ―テ―ルにして、『円盤皇女ワるきゅ―レ』に出て来るハイドラに似た顔をした美女がそこにいる。
「広い意味では君と僕は仲間のようなものだよ。そして、フウイ・ノ・レイさんもね」

129 :A級大使の部屋にて 4:02/10/21 05:56 ID:???
「例の32人の綾波レイ達に関してだが、少なくとも僕の知る限りでは今の所、彼女達を戦力として利用しようという計画はネルフの内部にはない。
ただし、僕の知っている限りでは、だ。もしそんなことを考える奴がいるのであれば、少なくとも僕は反対だし、阻止しようとするだろう。君達と同じように」
「お前も反対なのか? なぜだ? その根拠は?」
「それはわかるだろう・・・僕自身も君達と同じようにそうだったからだ。だから、自分の意志に目覚めつつある者に本意に反することを押し付けるべきではないと思う。それは僕も思う。僕という人間を信じて欲しい・・・」
「今回の所はそなたを信じることにしましょう。私は外交任務上、あまり詳しい事を外部に漏らすことはできぬが、私個人的には争い事は望んではおりません。
なるべくならば、そなた達も綾波教団も共存して新たな未来を築くべきだと思う。しかし、私の考えがどれほど取り上げられるかは定かではないのでね」
フウイ・ノ・レイがテ―ブルからレモンティ―を取り上げたのを合図にするように、カヲル、エヴァ・フェットの順番にそれぞれ注文した飲み物を取り上げ、飲み始めた。

130 :A級大使の部屋にて 5:02/10/21 06:11 ID:???
いかにも人工的に造られたという感じ丸出しの顔をしてフウイ・ノ・レイが「飲食」をするのは奇妙な感じがするが、カヲルは別に驚く様子もなかった。
「そうだ、フウイ・ノ・レイさんにお願いがあるんですが・・・」
「何ですかな? 何なりと申されよ」
「この艦隊の中で飼育されているあの巨大なウジ虫のような生き物、あれを何頭か譲って欲しいのです」
「む? スリグか。物好きな若者じゃの。あれはウジ虫ナメクジ豚とか申して、肉は食すると美味だとされているが、生ゴミをエサにして成長するためあまり印象が良くない。私は食する気にはならぬ」
「現在、日本国内は食糧事情があまり良くありません。しかし、あれを頂くことができれば、日本の食糧事情を改善することができるかも知れません」
「なるほど。そういうことなら、私の方からも担当の者達に掛け合ってみましょう」
「ありがとう、フウイ・ノ・レイさん」
「それから、例の晩餐会のことはすでに知っておられるようだが、改めて私からそなたを招待しましょう。綾波教団の使節団も来るのだが、あちらの教祖とやらがオタク趣味のある人物らしくて、その関係で仮装パ―ティ―を予定している。そなたもコスプレをして参加するが良い」
「はい、A級大使直々にお招きを受けるなんて身に余る光栄です。ありがとうございます」

131 :126〜130:02/10/21 06:43 ID:???
連続して5回に分けて長文カキコ。疲れた。
カヲル君のキャラクタ―がなんか違うような気もする。
露出度の高い服装をした女の尻を撫でるなんて、
こんなのカヲル君じゃない!ってクレ―ムがつきそう。
おまけにフウイ・ノ・レイはなんかオバサンみたいだし。
けど、言わんとすることはおわかり頂けるかと思います。
トライラックスA級大使フウイ・ノ・レイは本当は「いい人」で、
悪い指導者達にサイボ―グ化されて利用されている。
なんか『ふしぎの海のナディア』のオマ―ジュっぽかったりする。
晩餐会はコスプレパ―ティ―です。エヴァ・フェットには
『円盤皇女ワるきゅ―レ』に出て来るハイドラか、もしくは
『ONE PIECE』に出て来るビビか『HUNTER HUNTER』に出て来るマチのコスプレさせたい。
カヲル君やファイン=プットのコスプレはそれぞれの書き込み者の方にお任せします。
加持君がワるきゅ―レを登場させたのは、もしかして
エヴァ・フェットの素顔がハイドラっぽいから、それを意識しているのか?

132 :126〜130:02/10/21 07:06 ID:???
その一方でアオイのことがものすごく気になる。
アオイ達には奇妙な愛情みたいなものを感じるし。
しかし、エヴァ・フェットやフウイ・ノ・レイは
現在の状況では助けに行くのが難しい。
それとも、強引だが、カヲル君と協同で救助に参加する
という展開に持っていくのも面白いか?

133 :117:02/10/21 07:17 ID:???
昨日書けなかった感想の続き。
????他さん、エヴァ・フェットさん、忘れてて抜かした訳では
ないのですよ。言い訳がましいですが。

>????他さん
毎回多方面ご苦労様です。ホント大変そうですね・・・
大変と言えば主席が気の毒です・・・
第弐もヘマやれば教祖様に同じことされるんでしょうか・・・?
綾波寮管理人さんも今後は出番が多そうですね。

>エヴァ・フェットさん
晩餐会っていうから堅いのを想像していたら、そう来ますか。
コスプレするトライラックスの人々が想像できない・・・
・・・特にスモーカー大佐。

最近来られない教祖様、芸術家さん、時田さん、新人君、
そしてシャドームーンと噛み博士さん・・・時間ができたら戻ってきてください・・・

134 :某農場新入り:02/10/21 13:21 ID:???
もう時間は深夜。この時間じゃ聞き込みどころじゃない。おれは店の主人に頼み込み,2階の一室と
回線を貸して貰った。そしてにわかメール魔となって,俺の知ってる限りのアドレスに,怪物
や青髪赤眼の少女の情報,現在の第三の樹地下についての情報を求めるメールをばらまいた。
このご時世あまりあてにゃならないが,ネットの情報も検索した。しかし,俺程度の能力では,該当
する情報を見つけることはできなかった。…そうしているうちに,俺は疲れて眠ってしまったようだ。
少ないメールの返信を確認。朝飯もそこそこに,おれは車で出かけ,第三で知っていたサルベージ屋
連中に話を聞いて回った。その結果,恐るべきことが判明した。第三の樹地下の浅い層に偵察に行き,
生きて帰った連中の話によると,あそこの地下はゴキブリ,蝿が異常発生し,しかも人間に対し
て十分殺傷能力を持つほどに強力らしい。そして,ケン王軍につてのある業者の話によると,あの第
三の樹のそばで青黒い不気味な怪物が目撃されたとのこと。
これは…あの蝿の怪物のネグラは第三の樹地下ということか?
しかしどうする?そんな状況じゃ俺一人じゃ間違いなく食われちまう…
クソッ!弱気になるな!まずは出来ることからだ。虫どもの攻撃に備えなければ。
たしか知り合いの業者が,戦自の化学戦用防護服を持っていた。アレなら蝿どもの
唾液がいくら強力でもまずふせげるだろうし,ゴキブリにも簡単に食い破られはしないだろう。
そして無数の虫どもには銃では効果が薄いな。火炎放射器かなんかあれば…
ガスや殺虫剤の散布も有効だろう。地下が崩れる危険もあるから,あまりつかえないが,手榴弾,爆弾
の類も効くかもな。そして人数だ。こんな状況じゃ期待薄だが,なんとか同行者が欲しい。
よし,そうときまったらあとは仕入れだ。アオイ,生きていてくれよ…

135 :某農場新入り:02/10/21 13:25 ID:???
店の主人に人集めを頼み,おれは装備の仕入れに出かけた。何とか予定通り防護服と火炎放射器,そ
の他の装備を手に入れ店に戻ってくると,中にいた一人の中年男が声をかけてきた。「ほう,キミが
あの地下に向かうという若者かね?」男は葛城と名乗り,自分も第三の樹地下の異常現象にはおおい
に興味があり,調査に同行してくれる者を探していた,といってきた。有難い!渡りに船とはこのこ
とだ!事情を聞かれたので答えると,「うむむ,実に素晴らしい。冒険してこそ若人というものだ。
ワシの若い頃は…」と自分の冒険談をかたった。このおっさんは以前の日重共のジオフロント調査隊
にも参加し,昔は南極まで探検したことがあるとのこと。少々眉唾だな。しかしおっさんがほら吹き
男爵だろうが誇大妄想狂だろうが,荷物持ちになってくれればこの際誰でもいい。おれはおっさんの
自慢話を表面上礼儀正しく受け流しながら,今度の第三の樹地下への潜入について打合せを始めた…

136 :厚木基地最後の兵士:02/10/21 13:25 ID:???
隊長個人日誌 綾波寮
現在は31人となっている綾波たちにレナが何かを話したあと、さらに管理人に向かい
救出作戦への参加を申し出ている様子。>>121
管理人氏は、拒んで入るが綾波たちのうち5人と、管理人が同行することになった。
その日は、綾波寮に泊まったのだが、レナと同行する5人の綾波は同室ということになった。
一応、明日作戦会議があるということから私は隊の宿舎にもどろうかと思ったのだが
レナが引き止めることから、今回はともに来た衛生兵と、士官1名も加えてあいている部屋に
とまることにした。
が、夜の0時を過ぎても、レナたちの部屋から明かりが消えないため、明日の朝早いことを
伝え、消灯させようと部屋のノックをする。
ノックに返事があり、ドアを開けるといきなり5人の綾波が「この人が?」という。
それに大して、レナが「ええ、初めて。」と答える。
まて、なんの話なんだ?
「隊長、やはり。みそこないました!」という嗚咽まじりの声が背後からする。
しまった、士官が一人ともにきていたのだった。
その士官もしたたか酒をのんでいるため、感情の高ぶりがはげしい。
レナも、伏し目がちになにはじめてのことをたくさんおしえてもらったとかいっている!
とうとう、士官の号泣から寮の者全員が起きてきてしまい、なかなか寝るに眠れない。
いや、いま私が寝てしまったらあらぬ誤解を受ける。
結局、広くなっている食堂にあつまり、レナの話に私が補足説明をすることにしたが
31人もいる、綾波たちは性格もまちまちなのか、様々な質問が飛ぶ。
さらに、衛生兵の女性士官まで率先して質問をしてくるとは。
やっと片付いたのが朝方4時であった。
作戦会議に間に合うのか、不安だ。
だが、レナよ。
お前はわざと言葉少なく説明していないか?
一瞬、くすくすとわらっていたのを見たのだが。


137 :厚木基地最後の兵士:02/10/21 13:27 ID:???
隊長業務記録 アオイ救出作戦会議
攫われたアオイの救出作戦にでる。
昨夜のこともあり、眠気に襲われるかと思ったのだが、そんなことはなかった。
説明される殺虫兵器の数々には眠気を吹き飛ばす効果があった。
だが、劣化ウラン含有殺虫剤など使われては、囚われているアオイの身にも影響が
あると思われ、即刻却下を申し出る。
が、突入時の小規模制圧武装としての効果もあるといわれ、使用を許可するが
劣化ウランを含有させた効果が今ひとつわからない。
銃弾、砲弾であれば劣化ウランの比重が重く、貫通効果を増大させるのだが、という
質問には、殺虫剤のガスを微細な劣化ウラン結晶であけた相手の体の穴から浸透させる
効果があるからだ、と返答だったが、真偽はさかだではない。
あまり賛成はできない物だと思われる、と発言しておく。
開発者一同の視線がいたいが、殲滅戦ではなく人質救出戦ということを念頭において
作戦を立案してほしい。
その他の兵器も常識では考えられない物が多いのだが、あのゴキブリやもはや魔獣と
かした蝿を相手にするのだから、いたしかたないのか。
作戦は当ランドマスター隊を中心に据えた物となるようである。
あの5人の綾波と、管理人の為に新規装甲車両が欲しいところである。
岩国の格納庫が無事ならば、多目的装甲強襲揚陸兵員輸送車があるとは思うが。
何とか便利屋に連絡をつけて取ってきてもらえない物だろうか?
もしくはトライデントに頼んで、なんとかならないものだろうか。

整備のおえたランドマスターだが。
だれがコンピューターに野球のデータベースを構築したのだろうか?
容量は大丈夫だが、あまり私的に使うなとは忠告するべきだと痛感。
武器弾薬の搭載、我々以外の参加者の編成を開始。
赤木博士がまた装甲服を搭載している。
今度はプロテクトギアをさらに強化したコンバットスーツだという銀色の極めて
目立つ装甲服を積んだ。
虚数回路の応用で、来ていなくても遠隔地に転送可能だというのだが。
作動はキーボイスを言うことだというのだが。
また、あのG3を来た少尉に使ってもらうしかない。

138 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/21 13:32 ID:???
厚木基地最後の兵士やってるものですが。
>>119の共通イベント私は別にかまいません。
ただ、こっちのレナは、ジャックの手が若干加えられているので
それにあわせて何か、別の現象も付随するかもです。
イベント内容次第ですけど。

139 :某農場新入り:02/10/21 13:36 ID:???
某農場新入りをやっている者です。
ということでいまだに第三で足踏み状態です。装備についての考え方は,前スレでのゴキブリ退治を
なさったランドマスター隊の方々から見ればまさに甘いとしかいいようがないですね。こりゃ。
へたすりゃダウジング男の二の舞になりかねないな。(藁
・綾波寮責任者さん
ご忠告有難うございます。それで少々足踏みさせていただいてます。葛城博士も出してみました。
プロテクト・ギア×5,それにシンジ君の出撃,さらには寮管理人さん直々の出撃とは燃える展開ですね。
そして聖母まで動きそうな気配,その上話の終盤にレイ達の共通イベント。これは楽しみです。
イベントの件はもちろんご自由にどうぞ。
・厚木基地最後の兵士さん
ランドマスター隊も出撃とは!とても心強いです。兵士さんとレナちゃんの交流も微笑ましいです。
・蝿王,鼠の紳士担当の方
害虫どもが支配する迷宮。そこにたたずむ醜悪な蝿王と繭に包まれた美少女。
うーん,絵になる光景ですね。鼠の紳士さんの,同じ人外の存在としての蝿王に対するわずかな共感
もいい感じでした。
・本社オペレーターさん
ご感想有難うございます。しかし葛城教授の参加で,緊迫感もぶち壊しになってしまいそうなヨカーン…

140 :町奉行:02/10/21 14:50 ID:???
お庭番からの連絡がねえが、いたしかたないな。
ケン王軍の動きも今ひとつつかめねえところが歯痒いが。

どうしたリナ、妙にくれえじゃねえか。
なに?、第三から流れてきたやつらが、赤目の化け物って怯えたって?
気にするな、そいつらはちっと肝っ玉がちいせぇ野郎だったんだよ。
なにかとみまちがえたのさ。
なに、それ以外のこと?
樹のあったところに悲しみと憎しみの塊になったものがいる?
そんな感じがするってことか?
そいつを見ているような気がするって言うのか。
夢で見たってのか。

そうか。
おりを見て、合いに行ってみるか?
いますぐきめねえでいいよ。
ゆっくりと決めればいい。

141 :便利屋スズキ(日重格納庫):02/10/21 16:39 ID:???
格納庫に今まで手に入れた兵器を置いているが。
装甲車、ガンヘッド同一台、
元アメリカ海軍所属ヘリ2機
(元は3機だったが1機を時田社長に進呈した)
艦上戦闘機一機(二機は戦闘で損失)
航空機用N2爆雷 8発
全て拾い物とはいえかなり壮観だ、
ガンヘッド以外は無人制御だと性能はショボクなるが
カニンガムの備品一式を叩き売った金も大分減ってきたな。
攻撃衛星もサテライトシステムの復旧に成功したおかげで
一瞬で都市を壊滅させられるレベルまで威力は増した。
発電衛星の受信施設さえ建造できれば莫大な量の電気を売って
大富豪になれるんだがな。バキッ!
通信ケーブルのせいで転んだのか、鼻折れたから当分は痛てえな
ガンヘッドを日重のメインコンピューターに常時接続してたのを忘れてた。


142 :加持リョウジ 1:02/10/21 20:48 ID:???
レストラン・ダ・ヴィンチ。
別に高級な店というわけではない。日本でいう大衆食堂といった感じの
庶民的なイタリアン・レストランである。店内は友人、家族と一緒に晩飯を
食っている人々の談笑する声でいっぱいだ。殺伐としてるこの世界でも
美と食とユーモアと忘れないイタリアの人々が、俺は好きだ。
ここは眺めが凄く良い。高台にあり地中海を一望できる。真っ赤なLCLの地中海を。
6時半になった。ミリオーネがまだこない。――あいつも忙しいからな。
イタリア綾波教、エヴァ保全責任者――か。
俺がネルフのスパイだと知ったら怒るだろうなあ。
「加持!」
ミリオーネが来た。すぐにそれだとわかる、でかい声。
「(=゚ω゚)ノぃょぅ」
「あーあ、疲れたわ。」椅子にどかっと腰掛けてミリオーネが言った。
「ヒカリちゃんのシンクロテストやってたんだろう?」
「そうよ。でもまだまだね…わずかシンクロ率10%、これが今日の最高値」
「しょうがないさ。異国の地にいきなり連れてこられて、シンクロできたって事だけでも
上出来さ。それに元々彼女は闘争心の強い子じゃない」
「まあね」
「それより君が遅いから腹減っちまったよ。早いとこ注文しようぜ。おーい、マスター。
イカスミスパゲッティと牛のシチューとサラダね。ミリオーネは?」
「私は海老とイカのトマト煮と鶏のソテーとサラダ。ワインは赤でね!!」

143 :加持リョウジ 2:02/10/21 20:50 ID:???
料理を食べながら、ミリオーネはいろいろな話をした。
最近ファンになったサッカー選手の事、新しく買ったバッグの事、ケーキの生地が
どうしても上手く焼けないという事など、自分の事。
ワるちゃんが勝手にパソコンをいじって4号機改の生命維持装置をおしゃかに
しかけた事(不謹慎だがこれには笑った。ワるちゃん、4号機改を殺しかけたのか!)
といった総本山のハプニングや、司祭のセクハラの愚痴(アルコールがまわるにつれて
彼女の司祭バッシングはどんどんヒートアップした)
あと、加持はどうしていつもイカスミスパゲッティを食べるのかとか、加持は
スケベだとか、不精髭がセクシーだとか俺の事など。
彼女は楽しそうに話し、俺はそれを笑いながら聞いていた。
楽しい食事だった。
やがて2人とも全ての料理をたいらげ、会話も途切れた。
俺はしばらく黙って、窓の外の景色を眺めながらタバコをふかした。
再びミリオーネが口を開いた。
「あのヒカリちゃんって子、いい子ね」
「いい子だよ。家庭的で、素直で、子供好きで。君に似てるかも知れないな」
「そう、かもね。ワるちゃんも彼女になついたみたいよ。――彼女、日本にスズハラって
ボーイフレンドがいるんですってね」
「ああ。ヒカリちゃんは鈴原君の事が大好きなんだ」
「彼女時々笑いながらそんな事言うのよ。普通、拉致されて来たんだからもっと
私の事とか、警戒するじゃない?だからなんでって聞いたのよ。そしたら、『加持さん
を信じてるし、あなたも悪い人じゃないし』だって。思わず言い返しちゃったわよ、私は。
『大人をあまり信じると痛い目にあうよ』ってね。全く、日本人の娘ってあんな感じなの?
なんていうか、純朴すぎるわよ」
「いや、日本人でもいないよ。あんなに純朴な子はね…。ある意味貴重な存在だな」
「――フォースインパクトの為とはいえ、ああいう子を利用するっていうのは、
ほんとは私、いやなのよね…」ミリオーネがポツリと呟いた。

144 :116:02/10/21 20:55 ID:???
よれよれです(謎
今夜もちょこちょこ書いてきます。

>蝿王を中心とする展開
皆乗ってきているようで、燃えますな。さらに熱い展開に期待。
カナーリまとめてスマソ

>加持イタリア編
多量カキコマンセー。聖母はいずれそちらにも向かうと思いますので、
その時はよろしくおねがします。

>便利屋さん
気の休まる時がなかなかありませんね。
狙われ続ける事が宿命付けられているかのように感じられます。


145 :加持リョウジ 3:02/10/21 20:57 ID:???
「私の両親ね…、この海にまだいるのよ」ミリオーネが外を見て言った。
「ああ、前にも聞いた」
「私はママもパパも大好きだった。でも2人はサードインパクト後、帰ってこなかった。
凄く寂しいのよ。何で私は帰ってきてしまったんだろうと、激しく後悔した…。
私は絶対に、どうしても、ママとパパに会いたい。
会うためにはフォースインパクトを起こさなくちゃいけない。
そう思って綾波教に入ったのよ」
「わかってる」
「フォースインパクトを起こせば、ママやパパとも、――加持ともひとつになれる。
あのヒカリちゃんだって、スズハラとひとつになれる。良い事よね」
「…まあな」
「でも最近何だかわからなくなってきたのよ。本当にフォースインパクトは人の為に
なるのか。私は救われるかもしれない。でもフォースインパクトを望まない人も
大勢いる。イタリアの騒乱がそれをよく示しているわ。――私は自分勝手な都合で
バカな事をしているんじゃないかと、最近思う…」

146 :加持リョウジ 3:02/10/21 21:01 ID:???
「シッ、それ以上は言うな」俺は人差し指を口に当てて言った。
「教団の諜報がどこにいるか、わからんぜ。おまえは元々声がでかいし、注意しろ。
――大体この俺自身、MIB、なんだぜ?」
「加持は――安心できるから」ミリオーネが声のトーンを下げて言った。
「加持だから言えるのよ…。加持もMIBだけど、フォースインパクトが
絶対だとは思ってないようだから」
俺は呆れた。全く、こいつも相当純朴だよ。信用してくれるのは嬉しいけど。
その時、なにやら店内が騒がしくなった。
「ワるちゃんが飲むの〜」
「ゲッ、あの声は!」
ミリオーネが血相を変えた。見るとワるちゃんが禿頭のおっさんのワインを
ちょろまかそうとして、おっさんとワインボトルを引っ張りあっている。
「なんでワるちゃんがここにいるのよ!!」ミリオーネがワるちゃんの襟首を
ネコを掴むように掴んだ。ワるちゃんが引っ張っていたワインボトルからパッと
手を離した。その拍子でおっさんの顔に思いっきりワインがぶっかかった。
「ワるちゃんミリオーネの車のトランクに隠れて寝てたの〜起きて出たの〜
そしたらね〜お店があったの〜」
俺は苦笑した。

147 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/21 21:09 ID:???
名前欄を間違えた。>>146は「加持リョウジ 4」です。

加持はイタリアでもやはり女の子と遊んでます。
葛城ミサトさんは大変な男を恋人に持ってしまったなあ本当に(藁
ミリオーネはイタリア綾波教の幹部でありながら、教団に少し
疑問を抱き始めた(=自分が入信した事にも疑問を抱き始めた)女性と
いう事にした。将来ネルフ側につくだろうってのがミエミエですねー…。

148 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/21 21:23 ID:???
>>144
いずれ聖母が来ますか。
イタリア綾波教の組織を整理しとこう。

2番目のモノリス(サウンド・オンリー)>司祭(ゲンドウもどき)>教団組織
  |                          |
MIB(加持リョウジ他2人)              エヴァ4号機改保全部
                          (責任者・ミリオーネ)

今はこんな感じ。

149 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/21 21:35 ID:???
>>131
ハイドラってエヴァ・フェットっぽいんですか?
俺、実はワるきゅーレって知らないんです。ゴメソ
ワるちゃん登場のいきさつはここを↓
http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1025524941/l50

150 :教団支部屋上に腰掛ける聖母(『E』計画提案者):02/10/21 21:43 ID:???
中国一掃が終わる。綾波教の支部と言える支部にもう人は残っていない。
綾波教教徒は中国からは完全に消えた。その代わりに綾波教教徒のフリをする者を置かせてもらった。
俺の仲間じゃあないけどな。金を払っている間はやつらは決して裏切らない。
金なんか払わなくても裏切れないがな。くっくっく。
あの面をくれた奴は真の槍の使い手は融合する必要などないと言っていたが、
俺はやりの使い手になりたいわけじゃあない。ま、使えるに越した事はないがな。
無論勝者になるつもりない、引き分けまで持ち込めば十分だ。
それにしてもこの姿は使えるな、奴ら皆が面白いように隙だらけだ。
おかげでたんまりと「魂」を集める事が出来た。純粋なエネルギーにはまだ換えない。
幾ら集めても槍の力が人の気配を全て覆い隠してくれる。
「次はインド…それとも北の大国にしようかしら?貴方はどっちがいい?」
「………助けて……くれ…頼む…」
顔の前まで上げた右手のひらにやつれた男の顔が浮かび上がる。
「答えてくれたら考えてあげる」
「……インド………インドは元々宗教国家、教徒は少ない…」
「そう。じゃあ北へ行きましょう。御苦労様」
右手を閉じ、執拗に握り締める。もう一度開いた時にはもう男の顔はなかった。
一陣の風が吹く。南から北へと。

「……普段はそんな事気にもとめないけど、多少の足しにはなるかもしれない。
 私の背中を押すこの風…この追い風に乗って北へ行こうかしら」

151 :ボーイの姉(密林奥地):02/10/21 22:17 ID:???
ったく蒸し暑いったらありゃしない。だからジャングルは嫌いなのよ。
でもおじいちゃんに会う為には仕方ないのよねぇ。お土産もちゃんと持ってきたし。
40年前の最後の情報だと、この辺りにあるはずな・ん・だ・け・ど…まだ先かしら?
「一体何処に向かってるんです?」
マリオだけでいいと言ったのに、屁理屈をこねてついてきたのが話しかけてくる。
嫌いじゃないけど、はっきり言って邪魔なのよね。一番弱いのがついて来て何になるのよ。
「…1950年代、世界を巻き込んだ戦争が終わって平和と再生への序曲が流れ始めた頃、
 裏の世界では当たり前のように表から消え去ろうとしたそれが営々と続けられていたわ。
 その中心に立ってもいいはずの天才、鬼才と言った方が正しいわね、科学者が居た。
 でも彼の頭脳に時代と技術が全く追いつけなかった為、
 彼は異端の中でもさらに異端視されて端の席を余儀なくされた。そして、
 「諸君、君達は何時の日か必ず私の力を求める。そして今の決断を必ず後悔するだろう」
 こう言って彼は去っていった。彼は彼の研究が出来る所なら何処でもよかったのよ。
 でもね、そこへ向かう途中、彼の乗った飛行機は機密保護のためこの辺りに落とされた………」
「墜落現場なんて今頃探して何かあるんですか? 40年も前なんでしょう」
「ここに来たのはね、彼自身を含めた彼の全ての荷物が墜落現場から欠片一つも発見出来なかったからなのよ。
 彼が乗っていたのは確実なのに……おかしいでしょ。彼、絶対生きてるわ。
 だから迎えに来たのよ。今の技術なら彼を頷かせる事は出来ると思うし」

152 :翼を持つ男(AngelArms単独班):02/10/21 23:06 ID:???
男二人に女一人、ローテーションを組んで監視領域上空を回っているが、やっと面白い所が回ってきた。
第三新東京市とその周囲を含むこの位置。先の祭が懐かしいね。
基本的に俺達3人を除いてネルフとトライデントの駐留している場所に、仲間は居ない。
地上の情報収集は俺達だけで十分だからだ。
視覚情報に限られるが、地面を歩く蟻の足についたゴミまで軽く識別出来る。
いつもはそこまで見ないが、ついさっき面白いものを見た(>>36,37,80,86)
感動の場面が一転、緊迫した状況に。
造られたドラマにワクワクしてたのがアホ臭くなるな、特に還って来てからは。
事実は小説よりも奇なり、今の時代はまさにそれだ。
人間が空を飛べる時代になった…ちょっと意味は違うかもしれんが。
こっから先の一番面白い所が地下と言うのはかなり残念だ。
あそこには例の博士がまいた害虫どもがうじゃうじゃ、思い浮かべるだけで背筋が寒いね。
幾ら武装が完璧だからと言って視覚的本能的恐怖はなかなか拭えはしない、たとえプロであっても。
誰か一人、誰か一人だけパニックに陥ればあとは飛び火して一気に燃えあがる。
想像するだけで面白いのになあ、悔しい。実に悔しい。
任務を放棄してでも行きたいが、行くとアレを肌で感じる事になる…諦めよう。
奴らの凱旋が見れるかどうか……事が始まるまでじっくりと待たせてもらうか。
いわゆる役得って奴だな、これは。

153 :潜入、ランドマスター:02/10/21 23:38 ID:???
人間達が忙しなく出立の準備をしている
ランドマスターと呼ばれる車に様々な物資を積み込む傍らで、我輩はその中に潜り込むべく機会を覗っていた
恐らくあの蝿は敗れるであろう・・・如何に彼の者が強くとも、人間はそれ以上に強い物だ
一度きり顔を会わせただけの間柄なれど、彼の者の最後を看取る事は我輩の宿命である様に感じる
物陰を伝って目的地に到達する、人間達には気取られていない様だ
車内で一息ついていると、入り口から珍妙な集団が入ってきた
青髪赤眼で全く同じ容姿をした少女が6人、列を成して歩いているのである
訓練された様に一糸乱れぬ行進は、我輩の潜んでいる机の前で止まる
先頭の階級章を付けた少女が、おもむろに座りこむと我輩の襟首を摘んで持ち上げた
突然の出来事に、逃げることすら忘れていた
少女達一同の視線を一身に浴び、如何したものかと考えていると、少女は我輩を持ったまま鏡の前に立つ
そして、我輩を頭の上に置いた
不安定な足場ゆえ、我輩は腹ばいになって少女の頭にしがみ付く
その様を鏡で確認した少女は、拳を握り力強く頷いた
残りの5人は羨望の眼差し彼女を見つめながら、拍手を送っている
・・・何が起きているのだろうか?
少女はそのまま、他の少女達に車内の案内を始める
少女の頭の上で途方に暮れている我輩を、他の人間達はごく自然に受け入れている
・・・結果良ければ全て良し、と言う事で納得しておこう、そう自分に言い聞かせる我輩であった

154 :153:02/10/21 23:47 ID:???
というわけで、鼠は同行させていただきます
基本的に傍観者を決めこむ予定ですが、いぢりたければ思う存分いぢり倒してくれて結構です
っていうか、望む所です!
あと、劣化ウラン含有殺虫剤について、少々
他の二つだけでは物足りないかと思い、危なそうな名前の物を選んで適当に付けただけです
大した知識も無いくせに、無理して使うと恥を掻くという事のいい見本になってしまいました
お恥ずかしい限りですが、以後気をつけますのでご容赦を

155 :便利屋スズキ(時乃湯) :02/10/21 23:59 ID:???
久し振りに銭湯の時乃湯に来たが相変わらず客多いなあ。
まあ旧東京では電気はともかくガス関連はあまり
整備されてない事も原因の一つなのだろうが。
ふうっやはり銭湯は風情があっていい場所だ。
ただ時乃湯を経営してる時野兄弟の兄貴の方が時々
「ワルキューレ」といきなり独り言を発する事を除けば
良心的ないい銭湯だからな。
ううっ湯船に長い事入りっ放しだと流石にのぼせるな。
頭がクラクラしていかんぞ。

156 :155:02/10/22 00:01 ID:???
このネタはなんとなく出したんで
気にしないで下さい

157 :紅き部屋での密談(『E』計画参加者達):02/10/22 00:08 ID:???
「京都に送った兵はまた潰されたそうだ」
「限りある資源だ、ここで一旦打ち切るか。それともさらに注ぐか」
「京都への増員は無理だろう。ここでの会話も聞かれていると考えて事を進めねばならん」
「聞かれているのであれば話し合う事など何の意味がある。筒抜けではないか」
「そうだ。しかしそうであっても我等の意志疎通には言葉や文字を要する」
「それ故それなりの保護はしておるではないか」
「この紅い部屋がか? 材質は知っているが、果たしてどれほどの効果があるのか」
「何も無いよりはましだろう……話を続けよう。
 京都への増員は現状では不可能と言う事で意見は一致したとみなすが、よいな?
 ……では次だ。各地における例の仕事の進み具合は?」
「上々、といった所ですな。今あげられた京都、先の報告により退却が確認された大阪を除いては。
 もっとも、ネルフやトライデントには気付かれぬようその一部は細工をしておるがな」
「サブリミナル効果の一般人への残存状況は15%、現状で同様の事はもう無理だ。
 電磁波催眠は即効性だから、装置の再配置が出来ればすぐにでも」
「司教二名に襲撃された地下研究施設、研究員との連絡がとれた。
 彼らは南米にて活動を再開するとの事だ。
 イロウル複製のためのDNA配列データを受け取り、細菌使徒用ワクチンのデータを送った」
「設備が整えばAngelArmsを汎用化し、さらに「上」が可能となるな」
「……『D』ですか。南米で開発中のナノマシン兵士部隊と合わせればほぼ完璧でしょう」
「完璧などこの世には存在しない。常に前に後ろに、良くも悪くも流動的に変化している」
「一部には今の流れが終わると使徒能力は失われると言う噂が立っているが、
 たとえそうであってもナノマシン技術は残る。自然、我々が裏を統べる事になるでしょう」
「先の先の話はいい。目前の事を片付けなければ先は無いのだからな」

158 :A級大使の部屋にて:02/10/22 02:05 ID:???
突然、聞き覚えのあるメロディ―が聞こえた。『残酷な天使のテ―ゼ』である。
渚カヲルが携帯電話を取り出す。
「はい、僕です。渚カヲル・・・何? それは本当か!? ふむ、ふむ・・・」
そして、彼はフウイ・ノ・レイの方を向き直って言った。
「例の32人のうちの一人が大変なことになっていることは貴方も感じているだろう・・・僕の仲間達は彼女を助けるための対策会議を開いているのだが、手に余るので僕にも戻って来るようにと言ってきた」
「大変なことって何だ?」
エヴァ・フェットが質問した。
彼はフウイ・ノ・レイに比べると、そのような精神感応能力に劣るため、わからないのも無理はない。
「例の32人の中の一人がゴキブリのような怪物にさらわれ、山奥に連れ去られたのです」
「彼女の居場所はわかりますか? フウイ・ノ・レイさん」
「うむ・・・地下のような暗い空間・・・第三東京の旧ネルフ施設跡のようね・・・。エヴァ・フェット、そなたなら対抗できるかも知れぬ。現場へ急行しなさい」
「私がですか? し、しかし、私の奴隷零号はこの間のスズキとの戦いで故障しているため、現在は修理中です」
「待て、良い物がある。秘密兵器とはこういう時に使う物だ」
フウイ・ノ・レイは内線電話でスモ―カ―大佐を呼び出した。
「スモ―カ―大佐か? 私はフウイ・ノ・レイです。今すぐスモ―ウォ―カ―の出動準備をしなさい。パイロットは必要ない、操縦できる人間がここに3人もおるわ!」

159 :155:02/10/22 02:12 ID:???
やべえ間違えてる。ちょっと訂正
時野兄弟→時野家にしといて下さい

160 :大型貨物船:02/10/22 02:28 ID:???
トライラックス艦隊に動行している大型貨物船の発着ドックではスモ―カ―大佐とたしぎ曹長、そしてスモ―ウォ―カ―のパイロット達が整列してA級大使を待っていた。
淡いブル―のマントをまとったA級大使が緑色の装甲服を着た護衛の傭兵を従えて現われると、彼らはいっせいに敬礼した。
もう一人、見慣れない美少年がついて歩いている。
「御苦労様です、スモ―カ―大佐。出動準備はできていますか?」
「ヘッ、それはもう・・・しかし、一体どなた様が操縦するんで? 俺も部下達もシンクロというやつがどうも苦手で・・・ここにいる中ではこのたしぎが一番シンクロ率とやらが高いようですが・・・」
「一台は私が操縦します。こう見えても私は経験者なのです」
そう言うと、フウイ・ノ・レイはマントを脱いだ。彼女はその下に白いプラグス―ツを着ていた。
「それから、この者達にも一台ずつ用意して下さい」
「バケツ頭と・・・あの見慣れない若いのは誰です?」
「私の客人です。彼も操縦できます。エヴァ・フェットさんもね」
「あの〜・・・俺はA級大使様の身辺警護が仕事なんですよ。貴方様の身にもしものことがあったらと思うと・・・」
「それはありがとう。それでは貴方もついて来なさい。ただし、足手まといにならぬようにな」
そして、発着ドックから4体の改造型エヴァンゲリオン・スモ―ウォ―カ―が出動した。
目指すは第三の樹地下である。

161 :158,160:02/10/22 02:53 ID:???
これまで名前は語られていながらなかなか出番がなかった改造型エヴァンゲリオン・スモ―ウォ―カ―ですが、かなり強引ながらようやく活躍の場に持って行こうとしております。
ちなみにスモ―ウォ―カ―は各個体が「何号機」という表現ではなく、「四股名」で呼ばれています。
フウイ・ノ・レイが操縦しているのは弐号機ベ―スの『紅錦』
エヴァ・フェットが操縦しているのも弐号機ベ―スで『栃乃茜』
カヲルが操縦しているのは量産機ベ―スの『北氷室』
スモ―カ―大佐が操縦しているのも量産機ベ―スで『白虎丸』
各人のシンクロ率比は、
渚カヲル>>フウイ・ノ・レイ>>>>>>エヴァ・フェット>>>>>>>>>>>スモ―カ―大佐
という感じです。
スモ―ウォ―カ―は汎用人型決戦兵器としての性能はあまり良くありませんが、カヲルやレイくらいのレベルのパイロットであれば、プログラムされている相撲のテクニックを応用して、肉弾格闘戦でかなり食い下がるものと思われます。
恐らくスモ―カ―大佐は今回もただの足手まといで終わるでしょう。
コスプレパ―ティ―の晩餐会は当分延期になりそうだな。

162 :綾波寮”管理”人:02/10/22 02:57 ID:???
アオイ救出に俺まで参加する事が決まった。レイ君からはまだ急を告げる連絡は無い。
ふと、ここで農場に行った理由を思い出した。ちょうど目の前に本人かいるので、頼ま
れた物を渡しておく。シンジ君は俺に礼を言いながら語った。このチェロは以前は惰性
で続けていたが、こちらに来てからはアスカ君達が好んで弾いてくれというので、楽し
くて続けていたと。今みたいな状況でもこれを弾けば心を落ちつける役に立つんじゃな
いかと思って、持ってきてほしかったんだと。つまらない事をさせてごめんなさいと謝
る彼に、本心から俺はこのくらいしか役に立てないし、つまらないとも思わないと告げる。
その夜は彼にも空いている部屋に泊まってもらったが、その夜騒ぎ(>>136)が起きる。
このレナってのは、いち早く他人と生活してたせいか中々とんでもない性格のようだ。
しかし、似たような疑惑が俺にかかったらヤバいよなあ。まだあの隊長よりは年齢が近
いとはいえ、なまじ身近な分女としては見れんのよね、こいつら。

163 :綾波寮”管理”人:02/10/22 02:57 ID:???
翌朝の作戦会議の席上では、数々のトンデモ兵器が披露された。……さすがはマッド親
子。信じられん物ばかり作りやがる。やはりここしばらく俺の会う美女・美少女にはろく
なのがいないと痛感する。
そんなこんなで、俺達は2台のランドマスターと、トライデントの兵員輸送用装甲車の
計三台に分乗する。三台目に俺と綾波レイ達、シンジ君が乗りこむ。運転にはランドマス
ター隊の隊員の一人を回してもらった。
で、三台は通信回線をオープンにしてもらっているので乗員はそのままで会話ができるの
だが、どうも隊長はまたレナの件で冷やかされているらしい。よし…ここはもう一人…と、
意地悪な気分になった俺はシンジ君に話しかける。
「ところでシンジ君…昨日行った君の家なんだが…布団出しっ放しだったぜ。」
それを聞いた瞬間、彼は飲んでいた水を吹き出す。レイ達が興味津々なので、続ける。
「一つの布団に枕が三つって…あの噂はマジだったのか?」
すると、彼は慌てて顔を赤くしたり青くしたりしながら、答える。
「あ…あ……あの…あれは…そ…その……元々そんな気は僕達三人とも無かったんです…
綾波だって僕とアスカの邪魔をする気は無かったらしいし、僕もアスカもそんな事考えて
ませんでした…。そ…その…さ…再会した日の夜はゆっくり話をしたかったんで綾波にも
寝室で寝てもらったんです…そうしたら、話しこんでる内にみんな妙な雰囲気になってき
ちゃって……」
……慌てるあまりに聞いていない事までベラベラ喋りまくってる。うーむ、腐れ外道の割
に純情とは、中々あなどれん。……かえってタチが悪い気もするが。
尚、その後聞いた所だと後の二台の乗員の耳はダンボになっていたらしい。
……アホな事をしてしまってるが…待ってろよ、アオイ……。

164 :162:02/10/22 03:08 ID:???
えー、アオイ救出隊を出撃させてみました。こうなると、現在のエヴァの分散状況は…

初号機:旧東京からネルフ本部に移動中。
初号機(巨大):旧東京
弐号機:捕虜として京都に
弐号機(巨大):京都
零号機:ネルフ本部前に待機
零号機(巨大):旧東京
参号機:旧東京
参号機(巨大):旧東京
四号機:変身しないままトライラックス艦隊からネルフ本部に移動中
四号機(巨大):どこかの異空間と思われるが、詳細不明

ですね。(他陣営のは割愛)

○エヴァ・フェットさん
あの後の続き書いてくださってありがとうございます。しかし、カヲルも自分がエヴァ
に変身できる癖に…なんて奴(W
あ、ちなみに教団レイは「綾波レイ」の属性を持つキャラにはその場にいるだけで
恐怖感と威圧感を与えます。ちなみに例の共通イベントは別人の肉体が変化した存在
のフェットさんは対象外です。

165 :161:02/10/22 03:41 ID:???
>>164
 四号機に変身できるカヲル君にあえてスモ―ウォ―カ―を操縦させたのは、
 性能の悪いスモ―ウォ―カ―でもカヲル君のような優秀なパイロットが操縦すれば、
 かなり食い下がるという言わばデモンストレ―ション的意味合いを含んでいるのです。

 それにしても・・・ゴキブリ君、これだけの敵から攻撃を受けるんじゃ可哀想な気もする。

166 :トライデント兵士1:02/10/22 04:25 ID:???
捕虜の移送を終え、俺達は帰還した。今朝綾波アオイ救出に出動したランドマスター
隊の無事を祈る。今回の件で出動したランドマスター隊とシンジ、綾波レイは綾波ア
オイとそれなりに縁のある身だから適任だろう。聞けば、渚にもこの件を口実に帰還
を促したらしい。……なんだか戦力を過剰投入してる気がしないでもない。
ところが、そこに意外な来客達が訪問していた。ここしばらく連絡が取れず、偵察隊
の派遣も検討されていた大阪からの使節団だ。どうやら同盟を申し入れてきたらしく、
現在旧東京やネルフのトップと協議の最中らしい。
その後、協議を終えた使節団の面々と偶然間近で顔を合わせたのだが、その中に見知っ
た顔を見かけた。それは、かつて俺達と同じ戦自の機動兵器パイロットの候補生だっ
た奴だ。話しかけて見ると、そいつはその後綾波教に入信して、改造騎士にまでなっ
たが、京都で信じられない物を見て脱走し、大阪に匿われてたんだと。なんでも、京都
大神殿の地下には、蝿のようなバケモノがいて、司教に命令を下していたらしい。
蝿か…今回綾波アオイをさらった奴との共通点が気になるな。……ともかく、そいつは
そのバケモノの件と改造騎士の製造過程などを話したんだと。この件で、例の使徒蟲
が京都から沸いてくるらしい事が判明した。そして俺は奴と別れた。
協議自体は、綾波教対策として、大阪からネルフへの資金、物資の援助や大阪を前身基
地にする事を申し出る内容で、受け入れるなら大阪に立ち寄ってほしいという物だった。
そして彼等は大阪でのスケジュールの都合から、よい返事を期待すると言い残し、去っ
ていった。
……この時、エヴァの大半…特に零号機…が不在だった事がとんでもない事態をもたらす
事になる。零号機のサーチ能力があれば………

167 :166:02/10/22 04:44 ID:???
と、いう訳で大阪関係の件も書いてみました。ちょうど使節団の中に混ざってる
第伍の影響下にあるエヴァがほとんど不在なんでいいと思いまして。
尚、使節団は船で移動しています。
ついでに綾波寮の住人を再掲載しておきます。

部屋番号:名前(各人のナンバー)
101:アイ(01) 102:メイ(02) 103:ラン(03) 104:ルイ(04) 105:レイカ(05)
106:レイナ(06) 107:レイコ(07) 108:レミ(08) 109:レン(09) 110:ルナ(10)
201:マイ(11) 202:アオイ(12) 203:アスミ(13) 204:アヤカ(14) 205:サツキ(15)
206:ノゾミ(16) 207:ヒカル(17) 208:マイカ(18) 209:マナミ(19) 210:ミライ(20)
301:ユイカ(21) 302:リン(22) 303:ユイナ(23) 304:アヤ(24) 305:ミレイ(25)
306:ミチカ(26) 307:ユリ(27) 308:ケイ(28) 309:ルリ(29) 310:シイナ(30)
401:サクヤ(31) 402:シイ(32)

今回同行しているのは、101:アイ(01) 、103:ラン(03) 、309:ルリ(29) 、
201:マイ(11) 、110:ルナ(10)…と、いう事にしておきます。

また、エヴァのサーチ能力は例えばフェイスダンサーを見た場合、変身しない状態な
らなにか違和感を感じ、集中すれば本当の姿では無い事がわかり、変身状態ならなにか
が化けている事がわかり、集中すればどんな風に化けているかがわかります。(カヲル
は変身前から変身後と同等)
そして、零号機がサーチ能力(かなり広範囲まで探索可能です)を働かせた場合は、相手
がどんな生き物かまで判別し、一体に集中してサーチすると、遺伝子の情報や、身体的
な能力、特殊能力(精神系除く)、本当の姿まで判別可能です。

フェットさん、なんだか「大山鳴動して蝿一匹」という状態ですよね(藁
……まてよ、綾波レイと教団レイとフウイ・ノ・レイが一堂に会するんじゃ? これ。

168 :167:02/10/22 04:46 ID:???
とと、>>167の文中の、
>第伍の影響下にあるエヴァがほとんど不在なんでいいと思いまして。
は、第伍の影響下にある奴を見破れるエヴァがほとんど不在なんでいいと思いまして。
です。

169 :大阪:02/10/22 05:37 ID:???
私、大阪から来た春日歩って言います(初出、前スレ>>275)。
ほんまは和歌山の出身やねんけど、みんなは私のこと、大阪って呼んでます。
ほんでやあ、関西の方は今、大変なことになっとるんや。
京都の方から神聖綾波教団っていうなんやら怪しげな宗教団体が勢力を伸ばして来よって、恐ろしい怪物が現われたり、山の中で爆発が起こったりしとるんや。
海上都市大阪もだんだん危なくなってきた。
そやから、大阪の自治政府のエライさんは関東の方のネルフとかトライデントとかと手を組んで綾波教団に対抗しようと考えたんや。
ほんでやあ、誰が大阪の使節として関東へ行くかでモメたんやけど、高校の時、関東におった私もその使節団の一員に選ばれたんや。
そやけど、私はいつもぼ―っとしてるから、こんな大役まかされたらようつとまれへんでェ〜。
え? 今がそのネルフとかとの会談の本番? はな、この人がネルフのエライ人?
わあ〜、私、エライ人に会ったら緊張するわァ〜。

170 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/22 05:42 ID:???
>>169>>166で語られていた大阪からの使節団の一人。
こんな奴が使節団の一員では先が思いやられる。

171 :黒縁メガネオペレーター:02/10/22 10:38 ID:???
大阪への調査は急遽中止となった。
農場プラントへ出かけていたダミーたちの一人が怪物に攫われ、至急その対処が
必要となったために、偵察に回すほど兵力に余裕がなくなってしまったのだ。
また、昨日になって、突然大阪からの使節団が来訪したため、こちらから出向く
必要性自体が解消したのである(>>166)。
使節団は、京都を完全に占領した形になっている綾波教に対抗するために
こちらと同盟を結びたいと申し出、その見返りとして海上都市大阪の
前線基地としての転用、資金・物資・これまで得られた京都の情報の提供等を挙げた。
使節団の中にはまだ若い女の子(>>169)もおり、不気味な動きを見せる京都への
大阪市民の不安を語ってくれた。先のBC兵器事件(弐スレ目参照)以来、大阪に住む
人々は常に綾波教の影に怯えて暮らしているという。
上層部はこちらとしても前向きな返事を、と考えていたようだが、協議の結果を
聞く前に使節団はあわただしく帰還していってしまった。それが少し疑問視された。
明らかに綾波教と敵対しているネルフおよびトライデントとの
接触を図ることで、大阪は完全に教団と袂を分かつことになる。商業都市として
隆盛していた頃の大阪(壱スレ目参照)の態度とは若干違和感が感じられる。
当時の大阪は、関東の日本重化学工業共同体とも、西の一大勢力となりつつあった
綾波教とも均等につき合い、両者の勢力均衡をはかることで生き延びようと
していた。それがここにきて急に特定勢力につくとは・・・
また、それほど危険な選択をしたにもかかわらず、充分な会合も持たないまま
帰還するのもうなずけない。
状況が変わったからだ、と言えばその通りなのだが、どうも引っかかる。
一応、本格的に同盟を決める前に再度の検討をはかるよう、進言してみるか・・・

172 :神聖綾波教 九大司教(第弐次席):02/10/22 11:03 ID:???
幾つかの集団が、行動理由や手段はそれぞれ少しずつ異なるとはいえ、
同じひとつの目的を持って、第三新東京市の地下に向かっている。
単身切り込む覚悟の者、協力する者、同胞を案じ赴く者、それを気遣う者、
部隊を率いて進む者。その誰もが、あの一人の少女の身を思って一斉に行動を
起こしたのだ。彼女ただ一人のために。
だから、あの少女は既に他の誰かのコピーでも、ましてやダミーでもない。
聖母の判断は正しいと言えるだろう。その介入もまた。
僕や他の司教が手をくだすことはない。いや、今は手をだすべきではない。
ただ、あの異形のモノとは一度話がしてみたいな・・・
この世界では、ヒトのふりをしている僕らこそが、真の異端なのだから。

海外支部の動静がおかしい。表面上は変わりないが、少し深部に入り込んでみると
ぼんやりと捉えることができた。驚いた。一部に異分子が侵入していると
いうような生やさしいものではない。全員が一度に入れ替わっているのだ。
かすかだが、槍の気配もあった。恐らくこれはわざと残しておいたものだろう。
既に重要な因子は日本に揃っている。別段海外支部に大きな役目がある訳ではないが、
全く何もしないというのも不自然か。第一、これ以上「彼」に増殖されても困る。
主席が動かないようなら、たまには僕が行ってみるか。テストも兼ねて。
彼女も退屈しているようだし、外出に文句はないだろう。

173 :厚木基地最後の兵士:02/10/22 11:03 ID:???
隊長業務日誌 アオイ救出作戦移動1
武器弾薬に加え、今回は様々な装備を持っていくことになる。
ランドマスターのペイロードをほとんど使いきることになりそうである。
他にもトライデントの兵員輸送装甲車両が1両ともに来ることになる。
幸い、旧東京にあるテレビ局の番組が、視聴者参加で箱根への道を整備している
ため、行程は楽そうだ。
綾波レイの報告であれば、あの蝿はいまだアオイに手をだしていないようだという。
まるで我々を待っているかのような、そんな雰囲気だということである。

同行する綾波レイ5人にランドマスターの内部を案内したレナだが、一糸乱れぬ行進には
流石というほかはないか。
考えてみれば、双子のさらに上を行く33人子なので当然なのか?

ただ装備、武器弾薬、その他器材のチェックをおえ、書類にサインをして係官にわたすと
車内にはいり最終確認をする。
無事に、レナ少尉も説明をおえたようだ。
が、ねずみ?
どこから入ったのだろうか?、しかもなぜレナは頭に乗せているのだ?
それも誇らしげに。
対照的なのはねずみで、困惑したような表情で必死につかまっていた。

同行する5人と綾波寮管理人は兵員輸送装甲車両に乗り、移動する。
碇シンジもまたこの車両である。
この車両の運転者は隊から出している。
チャンネルはオープンで双方向通話となっている。
今回は、相手が人の組織する軍と闘うわけではないので、オープンのまま進む。

174 :厚木基地最後の兵士:02/10/22 11:04 ID:???
隊長業務日誌 アオイ救出作戦移動2
オープンチャンネルの所為か、妙にリラックスしているのため雑談に花が咲く。
レナは相変わらずあのねずみを頭にのせてオペレーターシートに座っている。
ねずみに少々疲労の色が見える。
「そのねずみ、すこしおろしてやったらどうなんだ?」
といったのがまずかった。
「あなたがいうなら…。」
などといって、ねずみをコンソールテーブルにおろすとにっこりと微笑むレナ。
絶対にわざとやっている。
言葉のすくなさや、話し方、表情のつけかたは綾波レイとにたようなものなのに
性格はかなり違うようだ。
衛生兵まで、帰ってから挙式ですか?、などといってくる。
遊びにでていた隊の者たちが、いいホテルがあるとか、旧東京ならいい挙式場の
パンフレットをもらってきますとか、仲人は時田博士がいいとか。
神前結婚式にすべきというが、相手が神みたいなものだろう、という答えもある。
オープンチャンネルを切ろうかとまで思う。
そのとき、先頭を行く装甲車両の会話がはいってきた。>>163
なにを聞かれてもいないことをしゃべっているのやら。
この通信の所為で、私の乗る1号も、2号もみな寡黙になって一言も聞き漏らすまい
としている。
本当にこんな緊張感の無いことでいいのだろうか?
緊張感を出すのは、あの劣化ウラン含有殺虫剤の装備だろう。
なにか、歴史の教科書でみたDDTの散布器のような大げさな形をしている。
威力だけはありそうだ。
しかも、色がモスグリーンというところまで似ている。

レナの姉妹はなれていないであろう、装甲車両のため一応、神奈川にはいったあたりで
休憩を取る予定である。

175 :171、172:02/10/22 11:30 ID:???
久しぶりのネタカキコ・・・数えてみたら丁度100レス分空いてました。
皆さん頑張り過ぎっすよw 読む方として嬉しいですが。

>某農場新入りさん
ますます緊迫した感じに・・・いえ、農場新入りさんの心情の方が。
葛城博士の復活でどう転ぶのか。
装備に関しては、サルベージ業者だった彼の方がわかってるような気はします。
ヘタに重装備だと身動きとれなくなるかもしれませんし。
とにかくガンガレ!
>アルジャーノン&ベルゼブブさん
アルジャーノンさんも同行ですか・・・蝿王との会話はもう一度あるんでしょうか?
>>75が好きなので、よろしければ考慮に入れていただけませんでしょうか・・・
>最後の兵士さん
隊長さん、苦労しますね(公私両方で)・・・レナちゃんますます可愛い。
>綾波寮管理人さん
彼も苦労しますね・・・シンジ君はどう行動するんでしょうか?
最後の一文になぜか燃えてしまった。
ところで>172の「主席は動かないだろう」は
>>118を参考にしていますが、実際はどうなるでしょうか・・・勝手スマソ。
>町奉行さん
リナちゃんと一緒に町奉行さんも蝿王の城に行くのでしょうか?
そうすると、今までバラバラだったダミーコアたちが一同に会することに
なりますね。どうなるのかと、ちょっと期待。
>便利屋さん
本社オペレーターで絡もうと思ったのですが、時間がない・・・
まだ日重共にいるようなら、いずれ関わらせてください。

176 :171、172:02/10/22 11:32 ID:???
>加持さん
ちゃんと教団に参加した人の理由を考えていらっしゃるんですね。
フォースインパクトを望む側にも、望まない側にも、それぞれ理由とか
信念があるということですか。ところで加持さん、日本に帰ってきたとき、
ミリオーネさんのことミサトさんにゃどう言い訳するんですか?
>エヴァ・フェットさん
  ス モ ー ウ ォ ー カ ー 出 撃 ! 
実は待っていたりしました。フウイ・ノ・レイ様ガンガレ。カヲル君乗ってるしw
>提唱者さん
>>144 何かあったんですか? 無理はしないでくだされ・・・
熱帯のジャングルを行くボーイ君のお姉さん、頑張れ(涙 蒸し暑いけど。
彼女の尋ね人の介入で事態はどう変化するんでしょうか。
紅い部屋の会話はカコイイ!です。自分には誰が喋ってるのか判断できないですが、
「E」側の黒幕たちということですか?
>172で第弐が「動くか」とか言ってますが、これはどっちでもいいです。
イタリアの加持さんとも先約があるようですし、そちらのご判断にお任せします。
駄目だったら「主席に禁じられた」とか言い抜けしますので。
こちらも勝手スマソ。テストというのは「光」のもうひとつの使い方です。

以上長々とスマソ。また抜けますが、ROMはしてます。
皆さんのカキコ楽しみにしております。

177 :某農場新入り:02/10/22 12:52 ID:???
ネルフ本部施設跡。搬入路前。そこに俺たちは来ていた。
まずは偵察。そして地下での拠点の確保。それがこの潜入の目的だ。
葛城隊長(隊長と呼べ,と強要された)とはそれで意見が一致した。二人で運べる装備の量は限られ
る。どこか安全な場所を探し,そこに荷物を集積。休憩もとる。それには地下にある実験場跡がよい
のではないだろうか?あそこには,実験中の有毒ガスやバイオハザードと言った事態に備え,密閉で
きる部屋があった。そこにはいって部屋を閉じ,密室にしてから,害虫駆除を完全に行えば,とり
あえず拠点になるはずだ。知人のサルベージ業者が害虫対策もとらず生きて帰ってきたということは,
浅い層では虫どもの攻撃はそれほど強力なものではないのだろう。できればセントラルドグマ第2層
にある第2〜4実験場あたりがいい。その拠点をもとに,アオイの捜索をする。時間と手間はかかるが,
人数がいない以上仕方ない…
おれは防護服のガスマスクを被った。葛城隊長と二人でお互いに防護服の着用状況をチェック。どこ
にも隙がないことを確認。荷物の数々もできるだけ邪魔にならないよう担ぎなおす。うう。重い。
サルベージ業者としての初仕事の時のように,恐れと緊張が付きまとう。俺は深呼吸して首を一振り
し,その感情を押し殺すと,未知の暗闇にむけて歩みをすすめた。

178 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/22 14:29 ID:9hH3WTWL
http://kanaharap.tripod.co.jp/
http://kanaharap.tripod.co.jp/shop.html
http://kanaharap.tripod.co.jp/yuutai.html
    

179 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/22 14:38 ID:???
いろんなところに貼ってあるが、なんだろコレ>>178

180 :MIB No.3:02/10/22 20:03 ID:???
細切れになった肉片が、それぞれ俺の形になっていく。じょじょに、じょじょに…。
やがて、約100人ほどの俺が勢揃いした。みんな俺だ。
大きさは元の肉片の大きさによってさまざまだ。
一番大きいのが右腕だった奴で、40aぐらい。一番小さいのは足の小指だった奴で、
2aぐらいだ。
「あの爆発で生きているとはな」
「Mrスズキを消すには、少々無茶しなければならないかもしれんぞ」
「いや、できるかぎり隠密に消さなくては」
「そうだ。MIBの存在が公になるのは避けなくてはならない」
「できる事ならそうしたいが」
俺が俺同士でいろいろ相談している。
「とにかく、Mrスズキを探そう」全員が俺のほうを見て頷いた。
俺は元頭部だ。他の俺はみんな俺の統率下にある。
「とりあえず散ろう。そして、Mrスズキを発見した奴はみんなを呼べ。いいな」
「「「了解」」」
100人のミニサイズの俺達は、俺の命令を受け、
それぞれMrスズキを探すべく四方に散って行った。

181 :MIB No.3(元睾丸):02/10/22 20:34 ID:???
とりあえず俺は旧東京に来た。日本で一番人の多いここならMrスズキの行方に
ついて何か手がかりがあるだろうと思ったからだ。
ここまではトラックの荷台に飛び乗って移動してきた。
トラックは一軒の商店らしき建物の前で、停車した。俺はその隙にトラックから
飛び降り、その建物を見上げた。
時乃湯…?ふむ、これが銭湯とかいう施設か。本で見た事がある。
温泉でもないのにこういうのが商売になるなんて、日本人は本当に風呂好きらしいな。
俺はこっそり時乃湯に潜入する。俺は元睾丸で身長が5aほどしかないから
誰にも気付かれずに入る事ができた。店中に入ると、番台に座っている少年が
妹らしき少女と話していた。
「お兄ちゃん、またワルキューレって独り言言った!!怖いからやめてよ!!
ほら、あのお客さんが変な目で見てるじゃない!!>>155
「そ、そう?」
「心配なのね、ワルキューレの事が」
ワルキューレ?どこかで聞いた名だな――そうだ、イタリア綾波教総本山にいる
あのガキがそういう名前だった。とすると、加持が探していた時野和人ってのは
この少年か…?
と、俺は気が付いた。Mrスズキがいた。俺はテレパシーで他の俺を呼んだ。

182 :便利屋スズキ(時乃湯) :02/10/22 21:10 ID:???
ゴキュゴキュゴキュ 
ぷはー風呂上がりのコーヒー牛乳はやっぱ美味いわ
ぞわぞわぞわ!
風邪引いてる訳でもないのに悪寒がする
こうゆう時は第六感を信じた方がいい
もめ事に巻き込まれるのは御免だ、日重社屋に戻ろう。
そこらのチンピラならマシンガンで蜂の巣にすればいいだけだが
ここらに改造騎士どもが潜伏している可能性も捨てきれんしな。

183 :MIB No.3(元睾丸):02/10/22 21:39 ID:???
む。Mrスズキの様子が変わった。急に周りを気にし始めたぞ。
気付かれたか?――いや…俺には気付いていないようだ。が、身の危険を察知
したのだろう。俺も殺気は消してあるのだが鋭い奴だ。
ここでMrスズキを見失うわけにはいかない。
俺はテレパシーで他の俺に俺の居場所を教えつつ、Mrスズキを尾行する事にした。
と言っても俺はわずか身長5aの身。歩幅が違いすぎて、あっというまに
離されそうになってしまう。なにか乗り物はないかと見上げると
時乃湯の塀の上でマタ‐リしているネコがいた。俺はそのネコにテレパシーで
意識干渉し、俺を乗せるように命令する。
――お前は俺の忠実なる下僕だ…お前は俺の下僕だ…お前は俺の下僕だ――
ネコが一瞬びくりとし、俺の前にひょいと降りてきた。よーし、いいコだ。
「あの男を追え」俺はネコの背中に乗り、命令した。
ネコは俺を乗せ、Mrスズキの後を追って走り出した。

184 :157:02/10/22 22:00 ID:???
蝿関連はある意味スゴイ様相を呈してきたなぁ。
ある意味総本山会戦前を思い出します。ノリはこっちの方が柔らか目なんですけどね。
昔蒔いた種が今、皆の手により大きく成長して実をつけようとしている。
最初のネタを振った者としては冥利に尽きるって感じです。サンクス。

>>171,172
最近はこっちにハマり込み気味なので、あやうく更新落とす所だったと言う事です(苦笑
密談をしている彼らは普通の組織で言うなら幹部クラスですね。
ただこの組織は通常とは組成が異なっておりますので(前スレ壱、弐などを参照)
第弐は絡んでいただけるのなら幸いです。
んが、もう少しあと(中東辺り?)におねがします。漏れの体制(受けネタ)を整えますので。

>>厚木の兵士さん
女難の相が見えますな。青い髪、赤い目の女子にこれからも気をつけられよ。
>>137の銀色のはひょっとして宇宙刑事ギャ○ン?

>>153、鼠さん
ひょっとしてネクタイをした何かを頭に乗っけるそのネタは…成恵の○界っすか?


185 :車上にて物思ふ鼠:02/10/22 22:10 ID:???
今宵の月は闇に映える
出立した日の夜、車上に登り空を見上げてそんな事を思う
あの後我輩は、彼女の情夫と思しき男の言により、なんとも言い難い状況を脱する事に成功した
礼と言っては何だが彼等が祝言を挙げる際には、是非に祝辞の一つも述べて差し上げたいものだ
しかし、解放後の我輩には更なる試練が待ち構えていたのだ
机に降ろされると同時に、他の少女達が我輩を取り囲み玩具にして遊ぶのである
何が楽しいのか、我輩を頭の上に乗せたり執拗に観察したりを繰り返す
そしてそれは、我輩が世話になっている少年が現われるまで続いた
彼が現われた途端、彼女等の興味は我輩からそちらへ移行した様だ
彼もまた、我輩の如くに弄ばれるのだろうかと思うと、同情を禁じえぬが如何ともし難い
御陰で開放された事に心中で礼を述べつつ、そそくさとその場を後にした
その後、自由を得た我輩は社中をつぶさに見て回る
今から戦に挑もうと言うのに、人々の顔には殆ど不安が現われていない
豪気、と言うよりも力無き少女を救いに赴くという昂揚が勝っているのであろう
人間とは真に奇妙な生物である、時に非常なほど徹底して弱肉強食の理念を全うするかと思えば、
この程の様に、その掟に敗れその身命を失わんとする少女を救おうとする
一介の鼠たる我輩には知り得様の無い事では在るが、興味深い限りである
思索を巡らすうちに、夜もとっぷりと深けていた
しかし、我輩の乗る車に続く兵器類を乗せた車や彼の少年等の陣容を見て思う
多少やり過ぎではなかろうか・・・
そんな我輩に夜風は心地よい眠りを供してくれる
眠り行く我輩はまた思う、まあいいか、と・・・

186 :便利屋スズキ(旧東京路上):02/10/22 22:19 ID:???
何故だ、姿は見えないのに気配がする。
他人は・・・いないな、こうなったら最後の手段だ
「ガイバー!」
嗚呼、また化け物に変身しちまった。
とにかく人外の力で逃げるが勝ちだ。
・・・・・・・ふうっ追跡者もこれでまけたな
元に戻った事だし居酒屋で酒でも飲もう。

187 :185:02/10/22 22:33 ID:???
自分で振って、自分で望んだ展開とは言え
あまりに圧倒的な陣容に、気圧されるばかりの今日この頃です

綾波寮管理人さん
世話役だの世話係だのとのたまって申し訳無い
しかし、鼠の視点で語る以上どうしても管理人というより、児童を引率する世話係の兄ちゃんと言った表現になるのです
いや、管理を強調されてるので・・・俺の考え過ぎですか?

蝿と鼠の語り合いについて
あってもいいかな〜って思うんですが、この陣容じゃ蝿なんぞ瞬殺されそうな勢いが・・・

成恵の世○について
考え過ぎです、そりゃあもうこれ以上無いほど考え過ぎです!
あったり前じゃないですか!
はっはっはっはははは・・・(乾笑

あと185で訂正が1件×社中○車中

188 :加持リョウジ 1:02/10/22 23:06 ID:???
カタカタカタカタ…
――俺はもう2時間ほどキーボードを叩いていた。そして――
よし!教団のメインコンピュータのプロテクト、解除成功だ!!
複雑極まりない知恵の輪のようなプロテクトだったが、所詮人間の作った物だ。
同じ人間に解けないなんて事はないのさ。
モニターに膨大な量の情報が映し出される。俺は画面をスクロールさせ、4号機改に
関する情報を探した。――見つけた。
俺はそれを読み進め、教団が4号機改を使う目的を理解した。
それはこういう事だった――サードインパクトで不完全に終わった人類補完計画。
結局、LCLから戻ってくる人が多数出現した。次に起こすフォースインパクトでは
完全を期すために補完計画発動と同時に4号機改のS2機関を意図的に暴走させ、
人為的にディラックの海を発生させる。そして戻ってくる人を戻った瞬間に
ディラックの海に送ってしまうというのだ。それは『虚数計画』と呼称されていた。
つまり4号機改は『ディラックの海発生装置』…
フォースインパクトにおいて、『帰ってくる人を待ちうける死神』というわけだ。
『人類再補完計画』と、戻ってくる人をディラックの海へ排除する『虚数計画』…
この二つがフォースインパクトの柱。
4号機改が眠るここイタリア綾波教は『虚数計画』を進めるための拠点だったのだ。
「虚数計画、か…帰る奴は邪魔だから異空間にいっちまえってか…。
外道が考えそうな事だ」
待てよ。4号機改は戻ってくる人を消すのが役目。
補完計画発動後も動き続けなくちゃならないって事だよな…。
ならば、そのパイロットであるヒカリちゃんはどうなるのだろうか?

189 :加持リョウジ 2:02/10/22 23:13 ID:???
そう思った俺は、4号機改パイロットに関する情報を調べた。
要約するとこういう事だった。
――4号機改のパイロットも、コクピット内で補完される。そのままLCLのまま
戻ってこないも、戻ってきてディラックの海に飲みこまれるも、構わない。
4号機改は一度暴走させれば、あとは自動的にディラックの海発生装置となる。
パイロットは4号機改の起動・暴走化に必要なだけである――
「なるほど、ね」
俺はため息をつきながらこれらの情報を光ディスクにコピーした。
コピーが終わるなりメインコンピューターにアクセスした痕跡を消去し、
プロテクトをかけ直し、最後にロックしていた警報装置をオンにしてメインコンピュータ
ルームを後にした。
「これでよし、と」
自分の部屋に戻った俺は光ディスクに保存した虚数計画に関するファイルを
じっと見て、しばらく考えた。
――サードインパクトの時は、みんなのように戻ってくる人もいた。俺もそのひとり。
しかしフォースは…戻ってきても、ディラックの海に送りこまれてしまうのだ。
まさに力ずく、何がなんでも人類を補完させるつもりだ、ゼーレの連中は。
フォースは何としても防がなくちゃ…。葛城に連絡するか。
「葛城へのプレゼントだ」
俺は葛城へのメールを書き、送信した。

190 :加持リョウジ 3(ミサトへのメール):02/10/22 23:15 ID:???
よお、葛城元気か?俺は元気だ。まだ生きてるから心配すんな。
ひょっとしたら知っているかも知れないが、俺はいまイタリア綾波教の総本山にいる。
ヒカリちゃんも一緒だ。まあ、いろいろワケありでね。
で、こっちで色々調べてたら、フォースインパクトについてわかった事があった。
添付してるファイルがそれだ。詳しい事はそれにまとめておいたから読んでくれ。
ファイルを開くパスワードはいつものアレだ。
ヒカリちゃんの事とか、イタリアの幻のエヴァとかの詳しい事もそれに書いてある。
じゃあまたな。何かあったらまた連絡するよ。

PS・鈴原君には悪い事をした。騙してヒカリちゃんを連れ出したようなものだからな。
ただ、彼女は必ず守るつもりだ。それは約束すると伝えておいてくれ。

191 :ドイツ第3支部にて:02/10/22 23:16 ID:???
我々を甘く見ていたようだ。
君達とは違い、我々は常に進化する存在なのだよ。
日進月歩ではない、秒進分歩だ。表の世界での新発見は裏の世界ではちょっと昔の話だ。
流石に裏と隣り合わせだった君達とはあまり差が無かったが…日本の技術は知らなかったようだな。
「お前で最後だ。言い残す事はあるか?」
額から血を流した女は静かに首を振り、十字を切り、胸の前で両手を組んだ。
女を撃ち殺す気はない。せめて快楽の中で天国へ逝きな。
高濃度即効性の麻薬を首筋から投与する。致死量を遥かに超える量だ、発作の苦痛も感じる事は無いだろう。
「……制圧完了、これから作業にとりかかる」
ドイツ支部の確保は完了した。中国のMAGIと合わせこれで2セット目。
松代のは施設移動後に破壊されたし、その現在地、南米のイロウルMAGIも一台しかない。
こちらがバックアップするしかなかろう。イロウルMAGIの複製データはある、設備もある。
エヴァのケイジをちょいといじれば増産は可能となるだろう。物の移送に苦労する事は無い。
いい技術が手に入ったもんだ。インパクト前とは比較するだけ馬鹿馬鹿しい。
情報転送も既存のネットワークを使わずに出来るようになった。
日本周辺とは違い、空からの目、衛星もこの辺りは普通にある。
…が、現状に満足など出来ようか。
幾らあっても足りない。足りないと思う事こそが生きる為の原動力だ。
欲と呼ばれるものに善も悪も無い。悪いも正しいも無い。
それを満たすために、満たそうと動く、それが生物のサガだ。
俺は俺の欲望を満たす為にここに居てこれをしている。
不満は欲望が何時までたっても満たされない事だけだ。
だから貪り続けてやる、喰らい尽くすまで。この命が尽きるまで。

「AngelArms応答しろ。貴様等の出番だぞ。
 博士達を転送しろ」

192 :町奉行:02/10/22 23:27 ID:???
よお、リナ。
こんな夜中にどこへ行こうってんだい?
わかってるって、あの第三の樹の跡、だろう?
なにもこんな夜中に一人で行くこたぁねえんじゃねえか?
危険かもしれないってのか?
危険は承知よ、だがな俺は町奉行だ。
危険がここにも及ぶかも知れねえってのにじっとしてる
わけにはいかねえよ。

それにな、俺もおめえの夢でみたっていうそいつにあってみてえのさ。
なにがそんなに悲しくて、憎いのかってね。

もっとも、こんな夜更けに娘一人で危険に送り込んだとあっちゃ
湯本の町奉行の沽券に関わるってもんだ。

おまけにほれ、おめえさんを心配してついてきたがっているのも
何人もいるんだぜ。
まあ、そん中の一部だが、一緒に行こうじゃねえか。

193 :ダイバー(太平洋沖):02/10/22 23:43 ID:???
飼い慣らしたガギエルの口の中に隠れ、トライラックスの艦隊を監視していたら、とんでもないものが現れた(>>160
あれは……格好は悪いがエヴァじゃないか!! それも4機!!!
フィフスが目をつけていたのはこれか! でも、フィフスはどこに居るんだ?
これを見逃すはずは無い。もしかしてやられたのか? 戦闘が起こった気配は無かったが…
まさか………まさかあの4機を動かしているのはフィフスか!?
かつて弐号機を搭乗すること無しに動かしたと言う噂があったが、
インパクトを越えて更にパワーアップした可能性は否定できないな。俺も間違い無くその一人だ。
あいつがあそこまで凄いとなると、俺一人ではどうにもならん。
どうする、どうすればいい? これを逃すのは勿体無い。 考えている間にもどんどん離れていく。
……! そうだ、困った時には仲間に連絡だ。

口を閉じろ、行くぞ!!
喉の奥を蹴り、口を閉じさせてガギエルに海中を疾走(はし)らせる。
これなら陸地に遠いここからでも奴らを追い越して15分もあれば着く。
あとでたんまり餌やるから頑張ってくれ!!!

194 :フウイ・ノ・レイ:02/10/22 23:51 ID:???
アオイの意識を中継して、その絶望的な光景が伝わって来る。
かつて私もよく知っている旧ネルフ本部施設は見る影もなく荒廃し、今やおぞましい怪物どもの住み家と化している。
地底の空洞に巨大な人喰いゴキブリどもが這い回り、彼女の生命は危機にさらされている。
だが、ゴキブリどもは彼女に手を出すことができない。
私の意識にシンクロしてきたアオイの意識が具体性を欠いていたため、私は敵をゴキブリだと認識してしまったが、それはさらに恐ろしい怪物であった。
人喰いゴキブリどもも恐れ、アオイに手を出すことのできない地底の王者が彼女を誘拐した犯人であり、我々の敵なのだ。
そして、目的地に近付くに従い、青いの意識が伝わって来なくなってきた。
恐らく、あまりの恐怖感で気を失ってしまったのだろう。
その方が本人のためには良いのかも知れないが、それでは私が現地の状況を読み取ることができなくなる・・・。
と、その時、私の脳裏に別の誰かの意識が飛び込んで来た。
私達以外にも強烈な思念を放っている誰かが私達と同じ目的へ向かっている。
それが誰なのか・・・なぜそれが私にわかったのかは私自身にもわからなかったが、それは私がよく知っている人物であり、私が会いたいと思っていた人物であった。

碇君・・・!

195 :イタリア綾波教 漆黒の部屋:02/10/22 23:59 ID:???
2番目のモノリス「中国支部で異変が起きた。>>115>>150中国は拠点ではないものの、
         人口の多さから教徒の数も特に多い地域だった」
イタリア綾波教司祭「異変…?対抗勢力の攻撃ですか?」
2番目のモノリス「対抗勢力などという生易しいものではない。E計画は知っているか?」
イタリア綾波司祭「はっ。名前はちらほらと…。日本をあらゆる混乱に巻き込もうと
           暗躍している者達ですね」
2番目のモノリス「そうだ。主義や理想など持ち合わせず、ただ混乱を願う救えない者達だ。
         現在、中国とは連絡がつかない状態になっている。
         さらにドイツのネルフ支部でも、おそらくE計画の仕業だろうがMAGIが
         占拠されたという情報が入った>>191
イタリア綾波教司祭「なんと…」
2番目のモノリス「連中の果て無き復讐は世界に向けられた。ここも狙われるやもしれぬ。
         MIBを最大限活用して凌げ」
イタリア綾波教司祭「はっ。いざとなれば教徒は捨ててでも4号機改はお守りします」
2番目のモノリス「守るだけではない。虚数計画を進める事も忘れるな。
         補完計画と虚数計画はふたつでひとつ。遅延は許されない」
イタリア綾波教司祭「もちろんです。全ては人類の希望の為に…」
2番目のモノリス「では、くれぐれも警戒を。イタリア綾波教が日本以外でただひとつ、
         支部ではなく総本山と呼称されている重要性を忘れるな」

2番目のモノリスが消え、漆黒の闇が司祭を包む。
「補完が人の心をひとつにする。虚数が拒む心を包み込む。これこそが人類唯一の
希望、救済の道だというのに。それを邪魔をする愚か者め…人間とはつくづく救えない」
かぶりを振って司祭が呟いた。
「E計画の者達よ、その苦しみ、不安、恐怖、不満…彼らに救済はあるのだろうか」

196 :194:02/10/22 23:59 ID:???
>>167
 アオイを誘拐した怪物のことをゴキブリだと思っていました。
 本当はゴキブリではなくハエだったんですね。ゴメンナサイ。
 ですが、ハエ一匹にこれだけの兵力を投入しいて攻撃するというのも気の毒なので、
 第三の樹の地下には巨大な人喰いゴキブリがウヨウヨしているということにしました。
 スモ―ウォ―カ―達にも出る幕があれば良いのですが・・・。

197 :ファイン=プット(日本重化学工業社員):02/10/23 00:07 ID:???
「磯野くん、どうだい、今日仕事がえりにいっぱいやっていかないか」
隣のデスクの穴子さんが言ってきた。
「ああ、いいですねえ。行きましょう!」
私は現在、旧東京市の日本重化学工業に途中入社社員・磯野マスヲとして
潜りこんでいる。さわやかな短髪に眼鏡をかけたいでたちは、いかにも真面目な
サラリーマンといった感じで、私がトライラックスのフェイスダンサーとは誰も
気付かない。この変装はかつて日本で放送されていた伝統的なアニメをヒントに
したのだ。
加持先輩がイタリアに出向している間、私がしっかりやらなくては。
社員の間では便利屋スズキが社に留まっている事に対して不安が広がっている。
あれだけの兵器を保有しているのだ。不安になるのも当然だ。
フウイ・ノ・レイ様が渚カヲルに、ネルフがスズキ氏を処罰するよう求めたというが、
ネルフ側はアオイ救出作戦や大阪使節団の来訪などが重なり忙しく、スズキ氏の
処遇が検討されるのはその後の事になりそうだ。
そのアオイ救出作戦だが、フウイ・ノ・レイ様がじきじきに出撃なされたという。
いきさつはわからないが、フウイ・ノ・レイ様らしい行動だ。あの方は結構適当で
気まぐれな所もあるからな。
気になるのが大阪の動きだ。大阪が京都の綾波教に対抗すべく
旧東京(ネルフ・トライデント・日重)と同盟を組みたいと使節団を送ってきたが、
ネルフの日向マコトが大阪との同盟を再考するよう意見を出した。
大阪にもフェイスダンサーを潜入させるべきだな。

198 :フウイ・ノ・レイ:02/10/23 00:12 ID:???
碇君が私達と同じ目的地へ向かっている・・・!
どうしてそれが私にわかるのか、その根拠は私自身にもわからなかったが、とにかく私にはそれがわかったのだ。
やはり碇君もアオイを助けるために?
あの時のように・・・かつてサードインパクトが起こる前の時代、ともに人類の敵である使徒と戦っていた時、何度も私を助けてくれたように・・・。
そう・・・私と碇君が初めて知り合った時、司令が私にEVAを操縦するようにと命令したが、碇君は私が大怪我をしていたので、私のかわりにEVAを操縦して第三使徒と戦ってくれた。
第五使徒が襲って来て、私の零号機が破壊さえた時、碇君はエントリープラグのハッチをこじ開けて私を助けてくれた。
”ごめんなさい、碇君・・・私、こんな時、どんな顔したらいいかわからないの・・・”
”笑えばいいと思うよ”

碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい・・・!

199 :『E』計画参加強化兵(沿岸駐留施設B):02/10/23 00:16 ID:???
んだとっ!? と驚いておかねば納得できまいお前は。
その情報は「目」の一人からの情報で得ている。手もすでに打った。
「すまんがこいつ等を連れて艦隊へ戻ってくれないか?
 今なら警備は手薄だろう。侵入にはさほど苦労しないはずだ。特にこいつ等がいればな。
 奇妙なエヴァの件はこっちで処理する」
ダイバーの男は納得したのか速やかにカメレオン二人を連れて海へと戻って行く。
カメレオンはATフィールドの微細制御により可視光線をまげ、屈折率を変えて透明にも別人にも姿を変える。
実際には本人は何も変わってないが、ATフィールドで触感までも造れるのは驚きの一言だ。
元々変装の達人でもあるし、二重に重ねておけば見抜かれはしないだろう。
「アレの準備は終わったか? 射出装置のセットはしてあるだろうな?」
「はい。すでに完了済みですが、せっかく支給された貴重なものをこんな事に使うのですか?」
「だから使うんじゃないか解ってないな。エヴァはたとえ一機でも欲しい。
 コアの破壊はやむ得ないが、活動を止める事が出来ればいい。それ以上は望まん」
各支部に配られた3mほどのこの槍、早速使わせてもらうか。

「目標射程圏内に入り次第発射しろ。狙いはそれほどつけなくてもいい、勝手に自動追尾して確実にコアを貫くからな。
 止められるようなら起爆スイッチを押せ。決してためらうなよ」

200 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/23 00:25 ID:???
加持イタリア編、MIB・No.3、ファイン=プットです

今日は酔っ払って書いたので、後で読んだらわけのわからん文章に
なってるかも…。スマソ
加持編の今回の目玉はナンと言ってもフォースインパクトの柱として
補完計画と並ぶ虚数計画。加持もやっと諜報らしい諜報しました。
>E計画さん 活動がかなりワールドワイドになってきましたね。
イタリアでは加持が相手しますよ〜。
MIBでは、便利屋スズキ氏をストーカーするのが楽しい。
アオイ救出作戦、楽しくROMさせてもらってます。
>トライラックスさん
ファイン=プットはマスオになりました。
こいつはずっと正体不明のままがいいかもしれない。

   三 ̄ ̄ ̄ ̄\
   /  ____|      
   /  >     |
  /  / ⌒  ⌒ |
  |_/---(・)--(・) |
  | (6    つ  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |    ___ | < 私がファイン=プットです
   \  \_/ /   \_________
    \___/

201 :199:02/10/23 00:27 ID:???
寝ます。おやすみなさい。

エヴァ4機(のうち1機)を狙う次の展開はお任せいたしますと言うか、お願いします。
しっかし、フウイのレイはそっちに流れるとは。楽しみです。

>>195
あうっ。書き方が甘かったか。連絡など通常業務は滞り無く行われておりますです。
ただし、「誰が」それを行っているかは伏せで。
見た目には誰も何も変わっていないです。
気付けるのは第弐、主席等司教クラスの特殊能力者くらいかと。
書いたもの勝ちなのでその流れでも…………ああ、ちょっちもう限界。

ほんまにおやすみなさいです。


202 :198:02/10/23 00:29 ID:???
トライラックスA級大使フウイ・ノ・レイとは一体何者なのか!?
かつて綾波レイと呼ばれていたこともあり、EVAを操縦している時に重傷を負ってサイボーグとなった。
そして、彼女は第三使徒サキエルや第五使徒ラミエルが襲撃して来た時の当事者としての記憶を持っている・・・。
これらの事実からも、彼女が一体何者なのかは説明するまでもないものと思われます。
ある意味では彼女こそがシンジと付き合いが最も長く、なおかつ最も身近にあった「綾波レイ」であったと言えるのかも知れません。

このフウイ・ノ・レイは例えて言えば『ラーゼフォン』に出て来る紫東遥的な存在であるとも言えます。
綾人が少年の姿のままなのに、遥は29歳のオバサンになってしまったように、
シンジは少年のままなのに、フウイ・ノ・レイは第15使徒アルミサエルとの戦いで人間の身体を失い、変わり果てた機械の身体になってしまったのだから・・・。
いや、はっきり言って紫東遥よりもずっと可哀想だよな。

203 :200:02/10/23 00:45 ID:???
>>201
あ、そうか。中国支部にはサクラがいるんですよね。失念した俺のミスだな。
>>195の「中国とは連絡がつかない」というのは無しにします。スマソ
酔った勢いで書いちゃったよ。

204 :200:02/10/23 00:48 ID:???
>>201
ついでにおやすみ〜
俺も寝ます。

205 :202:02/10/23 01:00 ID:???
フウイ・ノ・レイの正体についてネタばらししまくりはまずかったかな?
けど、第15使徒アルミサエルとの戦いで死亡したものと思われていた綾波が実は生きていたというのもいいかなと思ったし、
サイボーグ化されて悪い奴らに利用されているというのも『ナディア』の方のオマージュになっていて面白いかなと思ったので。

206 :便利屋スズキ(日重格納庫):02/10/23 01:05 ID:???
散々回り道してやっと日重社屋に戻って来たが
俺を追跡していたのは何処のどいつだ。
農場で襲って来た野郎はガンヘッドの攻撃で消したので問題はない。
ガンヘッどAIに日本、海外の都市ならびに拠点攻撃用の報復プログラム
を入力しなければ俺は確実に破滅するな。
入力作業さえ終えてしまえば俺のさじ加減一つでどうとでもなる。
今更ゴミのように消されてたまるかよ。
タダで命をくれてやる気も更々起きないしな。


207 :蝿王:02/10/23 01:06 ID:???
浅黒い赤紫の肉から滴り落ちる、黒く濁った血液は、そこで繰り広げられた戦いの凄惨さを物語るに十分だった
人の滅びを望む蝿の王は、更なる力を求める
その手段は、地下に巣食うもう一つの勢力の王を取り込むこと
ゴキブリの王には、命を賭してまで蝿の王を滅ぼす覚悟は存在しなかった
負の方向に向くとはいえ、覚悟の有無は結果を大きく左右した
かくして、蝿の王は更なる力を得る、以前にも増して禍禍しく歪んだ身体と幾分か前までは敵だったゴキブリ達
古く弱い王を失ったゴキブリ達は、新たなより強い王を主と定めたのだ
血塗れの王は、お気に入りの玩具が飾られる居室へ凱旋を果たした
そこで王は、意外で不愉快な光景を目の当りにする
無力なはずの少女に、僅かであるが生気の色が戻っていたからだ

 なゼダ?・・・貴様ニは死へ向カウ意外ニ、残サれタ未来ハ無イハズ・・・

そこへ一匹の小蝿が、居城へ人が侵入した事>>177を報告する

 ・・・ソウか・・・コれガ貴様ノ希望カ・・・・・・イいダロウ、八つ裂キニシてヤロう・・・貴様ノ目ノ前デな・・・

蝿に表情はない、しかし、もしこの生き物が人であったなら、怖気のするような薄笑いを浮かべていただろう
王が僅かに頭を動かすと、人の胴回りほどもある蝿がその前に進み出て恭しく礼をした
多少四肢が千切れ落ちても殺さずに我が前に連れて来い、そう命ずると王は眠り始めた
生々しい傷口が瞬く間にふさがって行く
命を受けた蝿は、人型を成すゴキブリを数匹、拳大の蝿を数十匹、そして無数の蝿とゴキブリを従え部屋を出る
死を恐れる事の無い人ならぬ者達の行軍、愚かな侵入者達を「丁重」に迎える為に・・・

208 :スモ―ウォ―カ―部隊:02/10/23 01:40 ID:???
まるで『DUNE砂の惑星』の悪役のハルコネン男爵のように不恰好な改造型EVA・スモ―ウォ―カ―は第三東京の旧ネルフ本部施設跡に降り立った。
ネルフ・トライデント側の陣営はまだ到着していないようだ。渚カヲルが無線で連絡を取る。
「僕だ、渚カヲルだ。一足先に現地に到着した。トライラックスの協力者の皆さんも一緒だ。これより探索を始める」
4体のスモ―ウォ―カ―はこの本部施設が機能していた時代に使われていたEVAの昇降用出入り口から内部へ潜入した。
しかし、スモ―ウォ―カ―が潜入可能な所にはアオイの姿はもちろん、敵らしいものの存在も確認できず、また、いかんせんそれ以上の探索は難しい。
「先ほどわずかにアオイの意識を感じました。気絶していたのが、意識を取り戻したのかも知れません。しかし、ここよりもずっと深い所です」
「僕もそれを感じた・・・このスモ―ウォ―カ―ではこれ以上深い所は無理だな。小回りが利かないし」
「仕方がありません。エヴァ・フェット、スモ―カ―大佐、そなた達に任せます」
それを聞いて、がカヲル「僕も行こう」と言った。
「待てよ、フウイ・ノ・レイ様を一人にするのか? 護衛は誰がする?」
「大丈夫です。私はこう見えても元EVAパイロットですよ。この状態で護衛は必要ありません。いざと言う時は私がスモ―ウォ―カ―を急行させて、そなた達をサポートしましょう」
「うむ、僕もEVAを遠隔操作できるから、問題はないだろう。さあ、行きましょう。エヴァ・フェットさん、スモ―カ―大佐さん」

209 :綾波寮責任者:02/10/23 01:46 ID:???
レイ達が装甲車両に慣れていないだろうという事で、神奈川に入ったあたりで休憩を
取る。皆外に出てきたが、恐らく一番休憩が必要なのは俺だろう。別に動きに支障を
来してる訳じゃないんだが、もともと戦闘の素人である俺の身体能力は高くない。当
然、隊の兵士達より劣る。そして、ああ見えてレイ達の身体能力は(健康面は別として)
並みの兵士より上だったりするんだ。外見からは想像もつかんが。そして、シンジ君。
最近初号機の力を継承した彼は、変身せずとも高い身体能力を持ってしまってる。だ
から、まるで疲れた様子が無い。もっとも、本人はあまり喜んでないが。
そのシンジ君がレイ達や隊員達に色々と問い詰められてる中、レイ君から連絡が入る。
なんでも、ネルフ本部の中に入っていった連中がいるらしい。そして、敵の一部が上
層に向けて動き出したそうだ。
本人と隊長の短いやりとりの結果、綾波教やE計画の手の者の可能性もあるが、人間(レ
イ君が調べた所では間違い無く人間だそうだ)である以上、むざむざ死なせる事は無い
という結論になり、彼女が止める事になった。
急いで出発しようとしたその時、シンジ君とレイ達が、いきなり驚いた顔をした。何事
かと聞くと、彼等の精神に何者かの思考が一瞬だけシンクロしたとか。そして、それは
『確かにレイ君の思考だが、レイ君自身の思考とは微妙に異なる思考』だったと言う。
レイ君本人に連絡してみると、彼女も同様に『自分とは別の自分』の思考を同時に感じ
たという。……どういう事なんだ!?

210 :ネルフ本部前にて:02/10/23 02:07 ID:???
ネルフ本部近くの高台から本部を監視していた彼女は、妙な連中が来るのに気付いた。
それは二人連れの男で、かなりの重装備だ。ここの状況を知らないのか、よほど自信
があるのかは判らないが、おそらく盗掘業者だろう。すぐに制止しようかと思ったが、
念のために様子を見る。浅い階層なら危険な虫は少ない。
しかし、そこで彼女のサーチに地下の虫達の動きが引っかかった。連中の一部がまと
まって動いている。そこで彼女はランドマスターに連絡を入れると、移動しようと
した。その時、一瞬だが彼女の意識に誰かの意識がシンクロする。
「碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に
会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい・・・!」
……!? これは…自分自信の意識!? だが、自分は間違い無くここにいる。ならば、
この自分自信としか思えぬ意識は誰の物なのか?
そこへランドマスターから、シンジや他のレイもそれを感じたという連絡が入る。……
ともかく、今は考えても始まらない。そう考えた彼女はネルフ本部前へと着地し、中に
入っていった。
そして、中にいた二人の男はいきなり背後から声をかけられる。
「……ここで何をやってるの?」
振り向くと、そこには身長2メートル強で、全身を青い装甲で包んだ単眼の怪人がライフ
ルのような物を手に立っていた……。

211 :旧ネルフ本部跡地下で:02/10/23 02:17 ID:???
かつての見る影もなく荒れ果てた地下の瓦礫の山の中を3人の男が歩いている。
先頭を切って歩いているのは意外にも弱々しい感じさえする美少年だが、彼の動作には他の二人とは明らかに異なる堂々としたものがあった。
遅れて歩いているのはフルフェイスのヘルメットに装甲服の男と葉巻を2本くわえたいかつい大男だが、こいつら二人は先頭の少年よりも臆病な感じがする。
「お、おい、バケツ頭・・・お前、なんで俺の前を歩いてるんだ」
「お前が俺の後ろを歩いてるんだろ。それより後ろにも気をつけろよ。どこから敵が襲ってくるかわからねえ」
何かが崩れるような音が聞こえて、エヴァ・フェットとスモ―カ―大佐はビクッとすると、銃を構えた。
「あれは石が転がった音だよ」
「何だ、おどかしやがって・・・」
「カヲルとやら・・・お前さん、怖くないのか?」
「僕にはどこに敵が潜んでいるかある程度わかるからね。ここには敵はいない、今の所はね。だが、奴らの方もどうやら侵入者に気付いて迎え撃つつもりのようだな」
前方の暗闇の中から何やら奇妙な羽音のようなものが聞こえてきた。
「何だ、あれは?」
「ほら、おいでなすった。あんたらの出番だよ。エヴァ・フェットさん、スモ―カ―さん」
それは無数のハエとゴキブリの大群であった。

212 :210:02/10/23 02:23 ID:???
ええと、緊急に書きこまさせていただきます。

○エヴァ・フェット様
現在の本部での位置は、先発として某農場新入りさんと葛城博士、それに追いついた
綾波レイ(零号機)。次に来たのがトライラックス。で、現在リナ&町奉行さんのグルー
プとランドマスターが移動中…で、いいですよね?
それと、もしよろしければ>>199をどう切りぬけたか書きましょうか?

213 :旧ネルフ本部跡地下で:02/10/23 02:35 ID:???
「おやおや、どんな恐ろしい敵が待っているかと思ったら、お迎えはただのハエとゴキブリの大群かよ」
「ここは俺とバケツ頭に任せて、お前さんは下がってな。坊や」
と、言ったかと思うと、スモ―カ―大佐が両腕から煙を発射した。
昆虫は煙に弱い。ハエとゴキブリの大群は一旦、陣形を崩して拡散した。
だが、それは決定的なまでのダメージを与えるには至っておらず、再び編隊を組んで彼らを襲撃しようとする。
「これでも喰らえ!」
今度はエヴァ・フェットが火炎放射を浴びせて焼き払った。
「ちょろいもんだ」
「あっちっち、馬鹿! 気をつけろ、バケツ頭! あやうく俺の身体まで燃える所だったじゃねえか!」
「まあ、たいしたことなくて良かったな・・・あのハエとゴキブリがが恐ろしい化け物かい?」
「いや、あいつらはただの偵察部隊だ。もっと恐ろしい奴がこの施設跡のどこかに隠れているだろう。特にアオイが捕らわれている所にはね」

214 :211,213:02/10/23 02:51 ID:???
>>212
 ありゃりゃ、よく読んでみると例によって喰い違いを生じてしまいました。
 >>208のカヲル君の発言は、
 @ネルフ・トライデント側陣営はすでに潜入した後だったのでカヲル君が勘違いをした。
 Aトライラックス側陣営はネルフ・トライデント側陣営とは別の経路から潜入した。
 Bカヲルが無線で連絡したのは綾波達ではなく、空母オーバー・ザ・レインボーの方だったので、現状が把握できなかった。
 とか言った所でしょうか。

 あ、それから、>>199のその後の展開も是非書いてください。

215 :210:02/10/23 03:03 ID:???
>>214
了解しました。後、零号機の方のレイもアルミサエル戦での自爆までの記憶を
現在では完全に自分の記憶として認識していますので。
ちなみに教団レイは一連の意識のシンクロ現象には含まれていません。

216 :フウイ・ノ・レイ:02/10/23 03:15 ID:???
エヴァ・フェットとスモ―カ―大佐、そして渚カヲルと名乗る不思議な少年はスモ―ウォ―カ―から降りると、徒歩で地下の空洞のより深い所へ降りて行った。
私はスモ―ウォ―カ―『紅錦』のエントリ―プラグの中で彼らの報告からの待っている。
すぐそばには無人となった『栃乃茜』『北氷室』『白虎丸』。
もしも彼らが救助を求めてきた場合は私がこの『紅錦』で現場へ急行して、敵を殲滅するつもりだ。
私とてかつてはれっきとしたEVAパイロットであった。
しかし、かなり長い間、操縦していないし、あの頃とは身体そのものが別のものになってしまっている。
果たしてどこまで食い下がることができることか・・・。
と、その時、何者かの意識が私の意識にシンクロしてきた。地下のずっとずっと深い所からだ。
それは私自身の意識に似ている。アオイかと思ったが、アオイではない。それとは異なる別の私・・・。
別の私がこの旧ネルフ本部施設跡のさらに深い所に潜入しているということが私にもわかった。



217 :通信報告:02/10/23 03:33 ID:???
A級大使様ですか? 俺です、スモ―カ―です。
セントラルドグマ第三層でハエとゴキブリの大群の襲撃を受けましたが、何てことなく殲滅しました。
現在はさらに深くまで降りてる所です。今の所、それ以外の敵には遭遇していません。
それから、最初は俺達が一番乗りしたものと思ってやしたが、どうやら俺達以外にも先に潜入した奴がいるらしいという形跡を発見しました。
え? A級大使様もそれを感じておられるんで? あんた、超能力者?
ん? お、おい、バケツ頭、どこ行ったんだ? 渚とかいうのも、いねえじゃねえか。俺を一人にするなよ!
う、うわああああ〜っ! 

218 :217:02/10/23 03:58 ID:???
と、言うわけで、アクシデント発生。
スモーカー大佐からの通信が途切れたため、フウイ・ノ・レイが強引に『紅錦』をさらに深い所まで潜行させます。
その一方で、先に潜入した某農場新入りさんと葛城博士、零号機の綾波がどうなったか気になります。
私としては、エヴァ・フェット、スモーカー大佐、渚カヲルが倒壊事故に遭ってはぐれてしまい、それぞれ別行動を取って他の集団と合流するという展開が良いと思われますが・・・。
某農場新入りさん、早くもエヴァ・フェットと再開? それともスモーカー大佐の方かな? すでに野菜を仕入れに行った時に面識もあるし。

219 :時間は遡って……:02/10/23 03:59 ID:???
フウイ・ノ・レイ達はスモーウォーカーを駆り、箱根の沿岸部へと到達した。だが、
そこで渚カヲルは違和感を感じた。
「(この感覚…これは『槍』か!? まずい! この機体では反撃できない!!)」
そこで彼は地上に降りて立ち止まる。
「(僕の方に向かってくるな…。力の強い者かS2機関に自動的に向かうみたいだね。)」
そこへスモーカー大佐の怒号が飛ぶ。
「コラでめぇ! なにグズグズしてやがる!!!」
カヲルは答えた。
「『敵』の攻撃だ!! 僕が食いとめるから先に!! すぐに追いつく!!」
「攻撃だと!?」
スモーカー大佐はとっさに態勢を整えるが、カヲルは叫ぶ。
「行って!!!」
それを聞いたフウイ・ノ・レイは言った。
「わかりました。ここはあなたにまかせます。……行きますよ」
スモーカー大佐がその言葉に従い、先に進むと、カヲルはスモーウォーカーを降りる。
彼自信のS2機関に吸い寄せられ、『槍』が追尾してくる。そして、彼は四号機へと
変身した。変身した彼は、即座に光の羽根を展開させ、顎を開く。サードインパクト
を越えたエヴァに秘められた力を解放しているのだ。そして、胴体に浮かんだセフィロー
トの紋章から光の剣を引き出す。これは秘めれられた破壊の力を相手に注ぎ込む道具
でもある。そして、彼は光の剣を飛来した『槍』に叩きつける。
「む? これは!?」
彼は看破した。この『槍』には自爆装置が付いている事を。そして、『槍』を両断する
と同時に爆発が起きる。しかし彼は即座にATフィールドを展開して周囲を覆い、爆風を封じる。
変身を解いた彼は、ふとフウイ・ノ・レイの事を考える。
「……まさかこんな事になっていたとはね。存在の分裂か……それとも『彼等』と同じ
かは見分けがつかないが。……やれやれ、彼女の事も見極めなきゃダメか。仕事が増え
ちゃったな……。」

220 :219:02/10/23 04:10 ID:???
えーと、本部到達後の状況から、トラップ自体はあっさり回避させています。
また、カヲル君の変身は上記と同じ理由で他の三人には目撃させていません。
ちなみにカヲル君は主席とは旧東京以前にも遭遇した事があり、その正体を
推測してはいますが確信を持ってないので話していません。(例外は『G』です)
また、彼はフウイ・ノ・レイさんの存在を知り、また事態がややこしくなったと
内心頭を痛めています。(W


221 :218:02/10/23 04:22 ID:???
>>220
 危ない所を助けて頂き、ありがとうございます。
 「また事態がややこしくなった」か・・・。
 まあ、確かにそうですね。
 それにしても、シンジは最初に知り合った綾波が
 サイボーグになって生きていることを知ったら
 どうすることでしょうね。
 現時点でも三角関係で十分ややこしいのに。

222 :219:02/10/23 04:30 ID:???
>>221
更に、いい視点人物を思いつかないので補足を。シンジ、レイに起こったフウイ・
ノ・レイさんとのシンクロ現象は、実はアスカにも起こってます。(W
まあ、この辺りは、シンジやアスカ、レイの力が本人やエヴァ、他の人物に分散
されていた事及び、青髪赤目のアスカクローンの出現と関連しています。
個人的には公的にはエヴァになって戦うという立場になり、私的には言語道断な
事をやらかしてるシンジ君の現状をフウイ・ノ・レイさんが知った時のリアクショ
ンが気になったり(W

223 :221:02/10/23 04:46 ID:???
>>222
 サイボーグ綾波に青髪赤眼のクローンアスカ。
 なんだかんだ言って、多かれ少なかれは誰もが
 期待していたことではないかとも思われます。

224 :????:02/10/23 05:27 ID:???
オレが今いるのは、教団の地下研究施設でも特別な場所…かつて九人の司教の体が製
造された場所にいる。この施設はかつてゲヒルンと呼ばれた組織が京都に置いていた
人口進化研究所の施設でもある。
ここでは、ある『モノ』が製造されている。オレ達に同盟を申し入れてきた連中に与
えるための品物が。……とりあえず肉体の年齢は赤毛猿にあわせておくか。精神は…
…フフフ、心と魂が芽生えるかどうかはコイツら自身と周囲の連中の扱い次第だ。
……もっとも、魂なぞ持ってしまえば最終的には後悔する事になるだろうがな。
そこへ『彼女』がやってくる。彼女はコイツらを見て少し顔をしかめる。無理も無いな。
「そうイヤな顔をするな。確かに悪趣味極まりないが、だからこそアイツらには効果
的なんだぜ。……ところでどうしたんだい?」
彼女はクスリと笑い答えた。
「おもしろい事になってきたわ。例のネルフ本部地下の件だけど、フウイ・ノ・レイや
タブリスまで行ってるみたい。」
それは面白い。
「それはそれは。晩餐会の前に会ってみるか?」
「もちろん」
そして、オレは今回の件について思った事を言った。
「大山鳴動して蝿一匹かと思えば、なかなか面白い事になりそうだ……」

225 :トライデント兵士1:02/10/23 06:54 ID:???
あれから、大阪との件に関しての協議が続いている。また、いくつかの議題の一つ
には、大阪にも少なからずE計画による被害があった事も上げられている。
大阪側はいっその事、E計画の連中も綾波教以上に危険な存在なのだから、存在を
正式に公表して対決する姿勢を見せればどうかとも言ってきたらしい。
E計画か…思えば、綾波教よりもこいつらの方に俺達は酷い目に遭わされている。
例えば、現在かかえる問題として、整備員の不足がある。これはネルフ本部残留組
に非戦闘員が多く、その中には予備として本部に残されていた整備員が多くいたか
らだ。連中は非戦闘員の避難所を狙い撃ちにしやがった。
詳細は知らないが、E計画に関しては、碇ゲンドウや加持二佐の残した資料がかなり
あるので、そこからたどる事も可能かも知れない。そういやE計画を追っているらし
い、碇ゲンドウ司令はなにをしてるんだろう?
そんな折、葛城一佐が会議室から出てきた。どうしたんだろうと考えてると、会議
に出ていたユイさんが教えてくれた。なんでも、彼女宛にメールが来て、それを見た
後、退室したんだそうだ。……なんのメールなんだろう?

226 :元脱走騎士(ジョーカー):02/10/23 07:14 ID:???
僕は今、旧東京から大阪に戻る途中だ。同盟を決める大事な会談のはずなのに、やけ
に急ぐんだな。
旧東京では懐かしい連中に出会った。……僕もあの時、加持って人を信用してれば、
今ごろあそこにいたのかもな。
僕の役目は、京都で見た事…京都の住人の大半は使徒もどきや改造騎士、京都の地下
から沸いてくる使徒蟲でいっぱいだという事とか、改造騎士の製造方法、そして京都
の地下にいた怪物の事…そういった事の証言者になる事だ。
そして、僕は腕の先を赤い海面に放つ。着弾地点で爆発が起きた。忌まわしいサハクィ
エルの能力…今の僕にとって不用な物……。
そこに春日君がやってきた。一般人からの視点での現状の証言者として選ばれた娘だ。
……年は僕とあんまりかわらないんだよな。春日君には無意味に使徒の力を使うなと
怒られてしまった。確かにイライラしたからって、こんな事してもなんにもならないな。
彼女には、もしネルフの返事が遅ければ使節団の第二陣に選ばれるかもしれないと言う。
今回はあちらに考える時間を与えたんだそうだ。
イライラの原因…それは、どうしても思い出せない事があるからだ。京都の地下にいた
怪物…あれにはもう少し別の特徴があった気がするのにそれを思い出せない。それに、
ネルフにはもっと別の用があった気がするんだ。なんだったんだろう?

227 :226:02/10/23 07:37 ID:???
○E計画提唱者様
相変わらずの暴れっぷりですね(W オチはどうなるのやら……
えー、発射された「槍」は諸般の事情であっさりめに落ちてますが、カヲル君がエヴァ
はそういう真似もできる事をさらしちゃってます。

○弐次席様
いつもありがとうございます。えー、今回主席が妙な事してますが、アスカはまだ弐次
席の元です。

○蝿&鼠様
えー、戦力が明らかに過剰投入の上、別ルートのイベントも絡んじゃってますが、がんばっ
てください。それと、こんなおもしろいネタの提供に多謝。それと、管理の強調は、2ちゃん
のシステム上の物みたいで、前にやって以来、責任者にしてたのを間違って管理人にしちゃったんです。

○加持様
またえらいネタをこさえてくれました。(W しかし、MIBの方で睾丸ってのは(W
それと、葛城博士が復活してますよ……。

○厚木基地最後の兵士様
えー、段々包囲網が完成されつつありますね(W 果たしてランドマスター隊は間に合うのか?
ところで新型スーツはサイ○ー○ッ○ですか?

○某農場新入り様
えー…と、いう訳で背後に零号機です(W 敵も動き出してますのでガンバ!!

○町奉行様
さて、誰と合流してみます?(W 色々いますけど。

○大阪様
少し絡めてみました。今後はどうなるか……。

228 :226:02/10/23 07:44 ID:???
それと、劇中で瞬間/空間移動をしてる連中がいるので、その移動イメージを。

○主席
基本はディラックの海を利用した移動。空間に穴が空いて、そこから移動する。
ただ、モニターにいきなり自分を写して、そこから這い出たりするなど、使徒の能力
でも説明できない事もする。

○教団レイ
瞬間移動の時は、どこからともなく白い羽根が周囲に舞い出し、本人を包み、やむ
と消えている。(この後羽根は消える)
また、出現地点にも前兆現象として同様の現象が起きる。尚、エネルギーは一切感
知されない。

○『G』
本人とその周辺の風景が揺らぎだし、瞬間移動。精度はやや落ちる上、かなりエネル
ギーを消費するらしい。

229 :厚木基地最後の兵士:02/10/23 12:21 ID:???
状況報告
休憩を取りながらの進行のため、トライラックスの救出隊が先行しているという。
レイからの報告では他にも2名の侵入者がいるということであった。
また、ここにいる綾波全員が自身の意識とは違う、自分の意識を感じたと
証言している。
これは、トライラックスの先行による影響なのだろうか?
あの本部施設になにかがあるのだろうか?
その奇妙な意識の揺らぎともいえる現象がおさまってからすぐに出発を
決定する。
もっとも、それが頻繁におきる衛生兵に示唆され、2時間の様子見を
余儀なくはされたのだが。
2時間たっても同じ現象は発生しなかったこともあり、次は休憩を
とらず、一挙に第三に進む。
管理人氏は、なれない装甲車のためかなり体力を消耗しているようだ。
本部跡に到着すると、なにやら形容しがたい機動平気と思える物が
数体待機している。
形状はなんともいいがたいが、あえて言うならば相撲レスラーだろうか?
とりあえず、仮称としてモビルスモウとでも呼称する。

230 :厚木基地最後の兵士:02/10/23 12:21 ID:???
状況報告
ともかく我々は無用の危険をさけるために、今回はトライラックスの物が
待機している場所からは離れた、正反対の位置からの進行を決める。
ベースキャンプもその位置として、設営。
装甲兵員輸送車をそのキャンプとして残すことにする。
もっとも、この位置のほうが過去の搬入車両入り口の前ということで
利便性は高いのだ。
一応、念のためにキャンプ周辺にはあの、デバイディング・コックローチハウスを
設置しておく。
どういう効能があるのか、どういう性能なのかはいまひとつよく理解できない。
各自が装備を装着しおわったのを確認し、ランドマスター1号、2号は本部跡に
進行を開始する。
トライラックスが行動を起こしてから数時間もの遅れがあるが、彼らが
アオイを救出してくれているならば、それはそれでよい。
ただ、彼女を何がしかの武器として使用するためにつれさるというならば
全力でそれを阻止する所存である。

なお、ベースキャンプにはAPCのドライバーと護衛に2名の兵をおいておく。
進行した我々と旧東京の中継通信もかねてもらうためである。

231 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/23 12:26 ID:???
ということでランドマスター隊は、到着。
数時間おくれて(2時間くらいを想定)進行開始しました。
ちなみに、仮称モビルスモウは、トライラックスの兵器の名前を
知らない隊長が、見た目のイメージから機動兵器相撲ということで
つけました。
元ねたは当然、ひげのあれ。
でも名前以外関係ないです。

新型スーツは、宇宙刑事をイメージしてます。
装着時は、ギャグの予定ですけど。
ちなみに、ねずみさんは、あいかわらずレナの上。
管理人さんは、5人と一緒に1号ってことでいいでしょうか?

232 :町奉行:02/10/23 13:05 ID:???
おいおい、廃墟にとんでもねえ騒ぎだな。
大体あの、相撲取りみてえなのはなんなんだ?
四股ふむみてえな形でとまってやがるよ。
まあいい、リナ、どうする?
当然行くさ、どの経路かってことさ。

どうした!
なんだ、地下へ行く入り口みてえのがあるってのか?
おう、これか、大分こわされてやがるな、これは銃のあとか?
まあいい、こっちからはいるぜ。
行くぞリナ、どうした。
昨夜のだれかの思いが気になるのか?

まあ、それもわかるさ!

233 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/23 13:07 ID:???
町奉行です。
こちらは、第三の都市にあった緊急の入り口跡を使い入ります。
(停電の時つかってたようなやつ)
ただ、戦自の攻撃によって破壊されたものとしてます。

で、合流するなら、フウイ・ノ・レイとあってリナと会話させたいですね。
あと、蝿の王とリナを会話させるっていうのもできればやりたいですけど。

234 :便利屋スズキ(日重社屋):02/10/23 17:06 ID:???

いちいち外に食いにいくのも面倒なので社員食堂で食ってるが
このマズいうどんをどうにかしてくれ。
カレーはかなり美味いがうどんのせいでカレーうどんの味が死んでるぞ。
しかしこんな世の中になってもサラリーマンやってる人間は以外と多いもんだ。
しかしこの会社危機管理意識が異常に低いのが最大の弱点だな。
そうでなければあそこで女子社員と定食を食ってる
経歴が完璧で無害そうなのが逆に怪しい新入社員の磯野マスヲが
潜り込める訳ないし証拠はないが奴はどう見ても敵のスパイか協力者だ。

235 :某農場新入り:02/10/23 19:12 ID:???
うう,葛城隊長と組んだのは失敗だったか?
このおっさんはことあるごとに「ワシの勘がこちらだと告げている!」といってはテキトーな方向に
歩き始め,おれたちゃとりあえずの目的地であった実験場にもたどり着けない有様だ。
あ,ここ,また同じ場所だ。いい加減頭にきたな。こいつ放っておいて別行動にしようか?
とおもったが,そうもいかねーよな。なにしろここのゴキブリどもが背中にくっつくのを放置してお
いたら,いくら防護服が丈夫でも,無事で済むという保障はないしな。(今の所蝿の方は大丈夫だ)
お互い背中の虫を払い落とす必要があるのだ。ここでは一人じゃ生き残れない。
通路をウヨウヨする蝿やゴキブリどもに時折立ち止まっては火炎放射を浴びせ,追っ払いながら各部
屋を捜索しているうちに,おれたちは背後から声をかけられた。咄嗟に火炎放射器のノズルをそちらに
向けて振り向くと,そこには,青色の一つ目巨人がライフルのような銃器をこちらに向けて立っていた。
その姿には見覚えがある…随分縮んでいるが,エヴァ零号機?「武器をおろしなさい」と言ってきたの
で,やむなくノズルをおろす。完璧に狙いをつけられたライフルと火炎放射器じゃ速さで勝負にならな
い。それにしてもこの声,レイ達の声?
「ここで何をやってるの?」と再び聞かれたので,俺達は,「人助け」「学術的調査だよ,君」
と口々に答える。もっともガスマスクごしじゃ聞こえにくいだろうが。それでも巨人はちゃんと聞き
とったらしい。「そう」と答えた後で,俺に顔を向ける。しばらくじっと見た後で,「貴方が…」
と言った後,ペコリと頭を下げ,「あの娘達が世話になったわ。」といった。零号機にお礼を言われる
というのも変な気分だな。そして巨人は,自分が綾波レイだと名乗った。俺は大いに驚いた。
農場で見た写真と随分違う,と間抜けな感想をもらすと,私は零号機に変身できるから。と生真面目な
答えが返ってきた。

236 :某農場新入り:02/10/23 19:18 ID:???
「ここは貴方たちでは無理。引き返して」といわれたが,俺はそういうわけにはいかないと反論。それ
に浅い層では,そんなに猛攻撃はないはずだ,と言い返す。巨人が首を振り,「いいえ。貴方も狙われ
ている。もうすぐここに来る。」といってからすぐ,目の前のライトに照らされた空間の,蝿どもの
密度が濃くなり始める。床には黒い染みのようなゴキブリの群れ。火炎放射で焼き払い,追い払うが,
それでも一定の距離を保ちながら,じわじわと増えていく。そして,本当の化物どもが現れた。
拳骨のような大きさの蝿どもに,ゴキブリ人間としか言いようのない生き物,そして巨大蝿。
早速迎撃にうつる。俺の持つ火炎放射器が最大量の火炎を噴き出し,空中の蝿どもをなぎ払う。隊長の
もつ自動小銃と巨人のもつライフルが火を噴き,ゴキブリ人間をうちたおす。しかし足元から一斉に迫
ってくる無数のゴキブリどもにまで手が回らない。ヤバイ,と思った瞬間赤い光壁が展開され,ゴキブ
リどもの進行がとまる。その間に俺と隊長はそれぞれ手榴弾と閃光手榴弾のピンを抜き,赤い光壁が消
えた一瞬,ゴキブリどもの群れの中に投げ込んだ。凄まじい閃光と爆発に,ゴキブリどもは吹き飛ばさ
るか,閃光を恐れて逃げ出す。だが,その閃光が消えるとほぼ同時に,巨大蝿が,こちらに向けて
突っ込んできた。いち早く巨人は俺たちの目の前に出て,右手に握っていたナイフで胸部を串刺しにし
て受け止めると,そのまま腹に向けて切り裂く。おぞましい体液を垂れ流しながら,巨大蝿は息の根
を止められた。残りの蝿やゴキブリも,どうやら一時退却のようだ。奥のほうへ向けて去っていく。

237 :某農場新入り:02/10/23 19:23 ID:???
恐ろしい戦いだった。戦っている最中は夢中で気付かなかったが,いまは身震いするほどの恐怖が俺を
襲っていた。巨人がいなかったら間違いなくくたばっていた。その恐怖を見透かしたように巨人は声を
かけてきた。「もう,引き返す?」その言葉に乗ってしまいたい。それほど恐ろしかった。
だが,アオイのことは放って置けない。彼女との空き地での死闘。日重の建物から帰るとき,俺に謝ろ
うとして出来ずにいた,あの表情。下手糞な謝罪の手紙。たどたどしいお礼の言葉。握手と,冷たく華
奢な手の感触。そして,あの微笑。いまここから逃げることは,それらに背を向けて生きて行くという
ことだ。それだけは出来ない。別に彼女が好きだからどうこうと言った問題じゃなく,俺自身という人
間として出来ない。
俺は巨人に向けて首を振る。「そう,なら,私もいく」と巨人はいい,俺の後についてくる。葛城隊長
は,「ほう,新しい隊員かね。それではワシのことは隊長と呼ぶ様に。」「わかったわ,隊長」などと,
巨人と平然と会話している。まだついてくる気のようだ。これはこれで凄いお人だな。と半ば呆れ,半
ば感心しながら,通路をさらに奥に向けて進んだ。

238 :洞木ヒカリ 1:02/10/23 20:29 ID:???
拉致されたとは言っても、教団施設から出られないという事以外は結構自由に
過ごさせてもらっている。多分加持さんが私が窮屈にならないように計らって
くれたのだろう。この教団施設は元ネルフイタリアの施設だったらしく、あまり
宗教色が強くなく一見普通の研究所に見えるので、私も不安にならずにすんだ。
加持さん曰く「見てくれが綺麗だからといって信用できるわけじゃない」らしいけど、
やっぱりいかにも怪しげってのは私は嫌い。
私はロビーのような所でワるちゃんの相手でお人形さん遊びをしていた。
そこに加持さんが口笛を吹きながらやってきた。
「よっ、けっこうのびのびやってるね」
「ワるちゃんヒカリおね〜たんと遊んでたの〜」
「洞木さん、すっかりワるちゃんになつかれちゃったな」
「かわいいんですよ、このコ」私はワるちゃんの頭を撫でた。
宇宙人という事で(まだ半信半疑なんだけど)最初は驚いたけど、
ワるちゃんの相手をしていると楽しくて私の不安もどこかに飛んでいってしまう。
この子も今ひとりぼっちなのに、こんなに元気。
私もしっかりしなくちゃという気持ちになる。
「今日のシンクロテストはよく頑張ったな。45%、起動可能な数値だ。だいぶ
君が落ちついてきたという証拠だ」
「そう、ですね。でも…」私はちょっと複雑な心境だった。
――私は綾波教に利用されて4号機改に乗っている。それはつまり
フォースインパクトに何らかの形で加担するという事になる。アスカや、鈴原が
止めようと戦っているフォースインパクトに。加持さんだってそのはず…。
「でも、喜ぶべき事じゃない…と言いたいんだろう?」
私の心を読んだかのように加持さんが言った。
「確かに綾波教の目的はフォースインパクトだからな――ここには監視カメラは
――無いようだな」加持さんがあたりを見回して言った。
「4号機改が何に使われるのか、調べたよ」

239 :洞木ヒカリ 2:02/10/23 20:32 ID:???
「わかったんですか!?」
「ああ」
加持さんは静かに、虚数計画について語り出した――
驚いた。恐ろしい計画だった――身の毛がよだつのを感じた。
「私…そんな事したくない!!戻ってきた人をどこかわけのわからない別世界に
送っちゃうなんて!!」
「――落ちついて聞いてくれ。俺は君にそんな事、絶対にさせない。大体、フォース
インパクトは起こさせない。それに俺はこのくらいの事はあるだろうと予想はしていた。
外道の考える事だからね…。だけど俺は、あえて君をここに連れてきた」
「――なんでなんですか?」
「言おう…。俺はずっと考えていた。――LCLのまま補完世界に留まっている人をこっちに
戻す方法はないかってね。MIBになってイタリア綾波教でミリオーネに出会ってから…」
加持さんはミリオーネさんが綾波教に入信したいきさつを教えくれ、さらに続けた。
「俺はミリオーネを可哀想に思った。で、なんとか彼女を両親と会わせてやりたいと
思った。補完計画とは別の形で、ね。それには彼女の両親を補完世界からこっちに
戻す事だ。俺はそういう事ができないか、リツコにこっそり相談した」

240 :――時間は遡り…:02/10/23 20:34 ID:???
――ネルフVS綾波教会戦前・加持がまだネルフ本部跡にいた頃――

加持「リッちゃん、ちょっと相談があるんだけど」
リツコ「なあに?デートなら相談よ。ミサトの目があるから、ね」
加持「そうじゃないんだ。ちょっとシリアスな相談。リッちゃんの専門分野の事で」
リツコ「へえ?何かしら。私でよければ答えるけど」
加持「LCLの海に溶けたままの人間を、こっちに戻すことってできない?」
リツコ「補完計画で溶けたままになってる人をサルベージするって事?」
加持「そう」
リツコ「結論から言うと、無理」
加持「ガク‐リ そんなあっさりと…」
リツコ「帰ってくるには、本人に現実に帰ろうという意思が無ければ、外部がいくら
    干渉してもダメなのよ。加持君もわかってるでしょ…?特にサードインパクトで
    溶けたままになっている人は現実世界に帰ることを強く拒否している人だから
    難しいでしょうね。どうしても連れ戻したいなら、こっちから補完世界に
    飛び込んで直接その人に呼びかけるしかないわ」
加持「ソレダ!それじゃダメなのか?」
リツコ「ダメ。現実世界から補完世界に唯一行けるのがエヴァンゲリオンに乗った
    パイロットなんだけど――つまりシンジ君、アスカ、レイ、鈴原君、
    カヲル君ね――彼らはもう積極的に補完世界に行く事はできない。
    パイロットとしてサードインパクトを体験してしまったから。
    ――まあ詳しく話すと長いんだけど、精神的な問題でね」
加持「つまりこっちから補完世界に行くには、サードインパクト時にエヴァパイロットで
    無かったエヴァとパイロットが必要、こういう事か?」
リツコ「そういう事。そんなのいないでしょう?」
加持「確かにな…ガクーリ」
リツコ「ところで、何でこういう事聞くの?」
加持「いや、ちょっとな。LCLから親が戻ってこなかったって奴がいて、可哀想
    だなと思ったから、さ…」
リツコ「…そう…。可哀想ね、その人」

241 :洞木ヒカリ 3:02/10/23 20:35 ID:???
「――その時はあきらめたよ。結局、LCLの海の人を戻す事はできないんだ、ってね。
でもその後イタリア綾波教の内部をいろいろ調べているうちに、
エヴァンゲリオン4号機改の存在、そのパイロットが洞木さんだという事実を知った。
俺は4号機改と洞木さんでミリオーネの両親を補完世界から戻せるかもしれない、と
思った。そこに都合がいい――と言っちゃ悪いが、君を連れて来いという命令が下った
…というわけだ」
加持さんの長い長い説明が終わった。
最初は混乱して聞いていたが、じょじょに冷静に聞けるようになっていた。
加持さんが私をイタリアに連れてきたのはそういう理由だったんだ…。
ふうっとため息が出た。意外な話を聞いたから、長い話を聞いたから
疲れたのかもしれない。
「つまり――加持さんはミリオーネさんを救うために、私をイタリアに連れてきたのね。
私に、補完世界からミリオーネさんの両親を連れ戻して欲しい…と」
「そう、頼む。洞木さんにしか頼めないんだ」
加持さんが私の手をつかんで言った。
そんな事、言われても…私は困ってしまった。

242 :MIB No.3(元睾丸):02/10/23 20:58 ID:???
Mrスズキが変身したと思ったら消えてしまった。
いや消えたんじゃないな、信じられない猛スピードで走り去ってしまったんだ。
逃がしたか…。やがてテレパシーで呼びかけていた俺のうちのひとりがやってきた。
こいつは元親指だ。身長5aくらい。
「Mrスズキはどこだ?」
「さっきまで尾行していたんだが、まかれた」
「何やってんだ。貴様それでもMIBか」
「楽に消せる相手なら、最初の銃撃で仕留めているさ」
「…チッ」
その時、俺の頭の中に別の俺の声が響いてきた。
『Mrスズキを発見した。場所は日本重化学工業共同体』
俺は元親指と顔を見合わせ、互いに頷いた。
「行くぞ、元親指。この俺の後ろに乗れ」
俺と元親指を乗せ、ネコが走り出した。

243 :ファイン=プット(日本重化学工業社員) :02/10/23 21:25 ID:???
便利屋スズキの様子が明かにおかしい。
警戒オーラが身体中から発散している。何かに怯えているようにも見える。
さっきまで時乃湯とかいう銭湯に行っていたはずだが、何かあったんだろうか。
――俺の正体に気付いた?…可能性はある。だとしたら面倒だな。
俺はしばらく日重社内では目立つような真似はしないで、大人しくしとこう、と思った。
「さあ昼ごはんも食べたし、仕事に戻ろうか」
俺は同席していた女性社員を促して立ちあがった。
いきなり目の前を何かが横切った。ん、なんだ虫かネズミか?不衛生だなあ、
おいおい、ここは食堂だぜ…そう思ったが、よく見るとそれは何と小さな人間だ。
身長4aほどだが、真っ黒のスーツに真っ黒の帽子、サングラスなどをきちんと
着用している。そんな奇妙な小人がテーブルの足の影に隠れている。
「こ、こびと…?」
「恋人?恋人がどうしたんです?磯野さん」
思わず呟いてしまい、女性社員が聞いてきた。
「な、なんでもないよ行こう」
「え〜何ですか〜?」
あれは一体なんだ。後で調べて、トライラックスに報告しておかなくては。

244 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/23 21:37 ID:2sYZ+WHU
やっぱりエヴァだ〜い好きな人はサードインパクト後が気になるっすよ。やっぱしんじくんはどっちかと結婚したんすかねぇ?どう思われますか?ttp://www.venus.dti.ne.jp/~asai/eva/


245 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/23 22:07 ID:???
加持イタリア編・MIB・ファイン=プットです

イタリア綾波教は4号機改とヒカリちゃんを虚数計画に使うつもりですが、
加持はそれに便乗してミリオーネの両親を補完世界から連れ戻すために
ヒカリちゃんを連れてきたって事にしました。
本編エヴァのゼーレとゲンドウみたいな関係って事です。
まあゲンドウと違って、加持はフォースを起こすつもりは無いですが。
>>240の時間を遡る回想話は>>219を見てマネしたんですけど、こういうの多用したら
話がめちゃくちゃになりそうですね。反省もうしません。

>某農場新入りさん
>綾波寮責任者さん
>町奉行さん
>厚木基地最後の兵士さん
>エヴァ・フェットさん
アオイ救出作戦は蝿王やっつける事よりも、レイ達が一堂に集うレイ・ストーリーが
話の本筋になりそうですね。実はレイが集うこの展開好きです。
>エヴァ・フェットさん
ファイン=プットにより、トライラックスにMIBの存在が知られました。
と言ってもまだMIBという事はわからず、とりあえずスズキ氏を追っている
謎の小人集団がいる、という程度の事です。

246 :ボーイの姉(密林奥地、飛行機墜落現場)<1/2>:02/10/23 23:17 ID:???
そこだけが周りと比べて明らかにおかしく、芝生が茂っていた。
おまけに人工的に十字に切り出されたと思わしき石の墓がある。
名前は見るまでも無い、そこに本人がいたのだから。
「今日は何回目の命日ですか、教授?」
「おや……私に客とは珍しい」
ゆっくりと男がこちらを向く。
写真とは違い、男の目元には金属質の仮面のようなものがつけられていた。
さらに額には、黒丸に上から中央までスリットが入った印ようなものがあった。
年老いた故のの白髪はきっちりと整えられているが、ネクタイは緩めに留めてあった。
「初めまして。わたくし「名乗る必要はない」
「は?」
「力を借りに来たのでしょう? それ以外で私の元を訪れる者などいない。
 もっとも、ここへ来れたのは君達が初めてだが」
「捜索隊が出たはずですが、なぜ? 20年以上に渡って行われていたのですよ」
「自分達でそこまでしておいて………いや、人間なら当然の事か。
 私はその頃すでに開発したものが一つあってね、そのおかげで助かったのだよ」
ブラウン管に電源が入って画面が映るときのような音がした。
瞬間、男を中心に透ける赤い壁が球の形を成して現れる。
「!……ATフィールド」
「君達がそう呼んでいるものだ。これも所詮物理現象の一つに過ぎない。
 これのおかげで私は見つかる事は無く、静かに研究に打ち込めたのだよ」
やはり…越えている。私の考えも及ばないレベルだわ。
あの時代、あんな低レベルの技術でこんなものを…………この男は…この男は!
それに何故こんなに若いの? 今頃気がついたけど、おかしいわ。


247 :ボーイの姉(密林奥地、飛行機墜落現場)<2/2>:02/10/23 23:18 ID:???
「それで…我々の施設へ来て頂けるのでしょうか。
 教授を飽きさせないだけの物は揃っていると自負しております」
「う〜ん、君達に関わると悪い事が起きるのは明白です。
 しかし研究材料は多いに越した事は無い………どうしましょうかねぇ」
悩む振りをする教授に私は「お土産」を取出した。
「教授」
「なんですか?」
「お土産があるんですけど」
「……おお、これは。私の大好物ではないですか」
「無農薬、汚染一切無しの優良素材で作ったプリンです」
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、よし!」
教授は眉間にしばらくしわを寄せ、それからポンと手を打った。
「いいでしょう。ナノマシン生成のプリンには飽きていた所です。
 今、道を開けましょう」
教授の姿にノイズが走り、ブツッと空間から消える。
「私が見ていたのは立体映像だったの?」
それにお供の男は応えない。と、次の瞬間目の前に白いドアが現れた。
よくある、ごく普通の住宅にあるあのドアだ。ちなみにツーロック式。
そして声が聞こえた。
「どうぞ」


248 :247:02/10/23 23:33 ID:???
本日は3ネタレスのみ。書きたい事好き勝手に書いてます。
教授はちょい役で終わります。たぶん。

>>203
そんなに早くバレてしまうと「静かに、ゆっくりと」は不可能です。
お手数かけます。

>>219
槍の処理有難う御座いました。これでカヲル君の手の内も少し見えたな。

>>226
シナリオには無い事態も起こるのだよ(苦笑
ラストは決まってるので、決めさせてくれるか、
その流れになるかどうかが問題です。

>加持さん
もうちょいちょいちょいちょい先になります(汗

>アオイ救出作戦
漏れはROMです。がむばってください。
アツイ展開に期待しております。特に某農場新入りさん頑張って!!

249 :ダイバー(トライラックス艦隊付近):02/10/23 23:49 ID:???
「ここまででいいのか?」
「ああ」「十分だ」
二人のカメレオンがそう答えた。まだ最も近い艦まで1kmはあると言うのに。
ガギエルでもあまり近づくと攻撃されるし、この辺りが限界と言えば限界なんだが。
「口を開けてくれ」
海中から浮上し、艦隊に背を向けてガギエルの口を開けると、カメレオン二人は水の上に降り立った。
ATフィールドによる撥水効果か。俺には出来ねぇな。
「俺達二人の通信はこれで行う。一つ持っておけ」
ポンっと投げられたそれを受け取る。妙に生々しいが、通信機のようだ。
「新型だ、それなら傍受される事は絶対にない。近くで音声を盗聴される事はあってもな」
「わかった。連絡はこれで行おう」
二人は頷くと艦隊へ向かって歩いていきながら姿を消した。
光を屈折させる事による歪みも、赤外線スコープでも姿が確認できない。
ソナーは試してないが、恐らく……ほんと仲間でよかった。
力は同じ能力を持つ仲間の中でもそれほどでも強くないらしいが、
レンズで光を集めるように一点に集中させればとんでもない威力になるらしい。
自分の身を守る必要があるから、そんな事はよほどの事が無い限りしないだろうけど。
さて。俺も監視の任務に戻ろう。

ガギエルの喉を蹴り口を閉じさせ、俺は再び海の中に姿を消した。

250 :厚木基地最後の兵士:02/10/24 00:15 ID:???
現状報告
綾波レイの報告により、2名の先行者と接触したという報告を受ける。
状況が状況だけに、簡易的な報告であるが、あの農場に勤めていた人物と
自称隊長であるという。
名前はまだ聞いていないが、神経が図太い人物であることは確かのようだ。
これまでの進行と、綾波レイの報告から現在この地は上層から下層に向かうにつれ
異形度が高くなっているようである。
我々の居るところから、レイたちのいるところまでは数層ほどあるようだが
その部分には、かなり異常化した蝿とゴキブリの姿が見受けられるようである
実際の層なのだが、破壊が酷く特定はしづらいようである。

また、ここには蝿、ゴキブリなどの昆虫類はいるのだが、ねずみなど小動物は
発見できない。
湿気、腐敗したなにかが多く、ナメクジは確認された。
が、ナメクジも通常より色は黒くサイズも大きいので用心にこしたことはない。
部隊の兵士を外にだすことはまだしていない。
微細な振動が感知されたようだが、レイたちの戦闘によるものか、トライラックスの
部隊によるものかは不明。

不思議とねずみはおちついてレナの頭の上に座っている。
建物内部も、粘液や黴と思えるものなどで醜悪なれど荘厳な世界を築いている。
さらに進行を続ける。

251 :某農場新入り:02/10/24 00:15 ID:???
セントラルドグマ,第二階層,第三実験場の一室。ここは予定通りの拠点になりそうだ。
俺たちはこの部屋の害虫どもを駆除したあと,持ってきた荷物の整理を始めた。予備の携行食料(虫ど
もをひきつけない様,臭いの出ない缶詰類だ),余分な銃器,銃弾といった予備の武器類をおろし,
ここまでの捜索時に見つけた使えそうな薬品(劇物等),武器の類を荷物に加え,火炎放射器の燃料
を補充する。この部屋には用心の為,据置型の殺虫剤も数個置く。そして休憩。綾波レイは元の少女の
姿にもどり,黙って座っている。俺は彼女とは以前から話してみたかったので,なぜ俺の事を知ってい
たのかとりあえずたずねた。彼女は,レイ達との意識のシンクロ現象について語った。アオイや農場見
学時のレイ達の意識から,俺の顔は見知っていたという。俺が話した言葉についても少々ふれ,俺はそ
の現象が事実であることを認めざるを得なかった。(しかし後になって考えると恥ずかしい台詞も全部
聞かれていたかもしれないとは!困ったな)
さて,休憩もお終い。綾波レイは巨人に変身。隊長も熱心にやっていた化学薬品類のチェックを終え,
立ち上がる。次はいよいよドグマ三階層目だ。ここに潜り込んで生きて帰ったサルベージ業者たちはい
ないとのこと。気を引き締めてかかる必要があるだろう。

252 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/24 00:23 ID:???
なんか、展開から、蝿王と最後に対峙するのは鼠氏だと
かっこいいかも、と期待してみる。

253 :蝿王:02/10/24 01:13 ID:???
次々と小蝿達がもたらす報告は、蝿の王をいらだたせる
まるで申し合わせたかのような人間達の進入と、兵達の敗北、そして敗走
脆弱な筈の人間が、強き王たる我の牙城を切くずさんとしている
恐らくは、ただ一人の同朋の為に、その身を省みる事無く・・・

 不快ダ・・・我ガ滅ボすベキ者ガ、我ヲ滅ボソウと言ウのカ・・・弱キ人ガ、強キ王ヲ・・・

困惑、憤怒、そして恐怖が蝿の王に纏わりつく、元来蟲に備わるはずも無い感情が・・・
やがて蝿に自嘲の念が産まれる

 ソウ、解っテイた事でハナイカ・・・アれ等ト相容レヌ事ナど・・・当然ノ事デはナイか・・・滅スるカ滅さレルか・・・
 何モ変わラヌ事・・・滅ブのガ嫌ナラ、滅ぼセバイイだケノ事ヨ・・・何モ変わラヌ・・・

蝿の王は全ての蟲達に総力戦を命ずる、我等か奴等が悉く滅びる、そのどちらかの結果しかありえぬと
王の間に通じる道の全てが、無限とも言える質量を有する、殺意を持った壁に遮られた

 ココまデ辿り着イテミるガイイ・・・ソノ四肢、内腑、脳髄ニ至ル全てヲ食らイ尽くシテクれル・・・

254 :253:02/10/24 01:58 ID:???
本格的に進軍が始まりそうですね
蝿としても、力の限り妨害はさせて頂きます、所詮は蝿ですが・・・
基本的に、巨大蝿が隊長、人型ゴキが中隊長、拳蝿が小隊長って感じです力関係もそれに準じます
蝿は高速で飛んだり唾液で溶かしたりしますし、人ゴキは擬似使徒能力使ったりします(前スレ参照)

町奉行さん
蝿との会話をご希望ならば、早めに王の間へご到着下さいます様願います
本格的に戦闘が始まったら、会話する暇なんぞありそうも無いですから

また、蝿に対し強いてご用件の無い方は、のんびり進軍してきてください(藁
あと勝手な事を言いますが、出来るなら蝿王の最後はこの不肖めにかかせてやってください
綾波勢が勢揃いした辺りで終わらせられる様尽力いたしますので・・・無理かもしれませんけど

綾波集合イベント
事が終わったあとの密かな楽しみです、関連の方々がんばってください

255 :171、172:02/10/24 02:29 ID:???
既に影も形もないカンジですが、ここで少し書いてた者です。
蝿王関連がそろそろクライマックスですね。
書き手さん、某農場経営さん、綾波寮管理人さん、町奉行さん、
エヴァ・フェットさん、頑張ってください・・・話がバラバラに
ならない程度に、ですが(だって戦力差が・・・)
以前の芦ノ湖攻防戦での混乱もあります、皆さんくれぐれも
リロード等にはお気をつけを。余計なお世話だとは思いますが。
自分は週末まで来られませんが、結末を楽しみにしております。

>「E」計画提唱者さん
応答ありがとうございました。上記の理由でネタカキコは当分無理そうです。
何か考えて頂いたようなのに、すみません。ホントに。
>????さん
いつもご感想頂きありがとうございます。
しばらくいませんので、アスカの件に関してはご自由にどうぞ。
一応いろいろと考えてはいたんですが、いつまでも彼女を自分一人が
確保している訳にもいきませんでしょう。
>ベルゼブブ閣下(王だから陛下?)
会話会話とうるさくリクエストしてすみません。
でも、できたら鼠紳士とのエピソードは・・・お願いします・・・

それでは、書き込むスキマがあったら、そのうち戻ってきます。
皆さん、頑張ってください。

256 :某農場新入り:02/10/24 02:33 ID:???
某農場新入りです。蝿王関連のイベントに関わる方々や,感想を下さった方へのレスをつけたいのです
が,長くなりそうなのでそれは後ほど。すみません。
こちらで書いている部分では,セントラルドグマ第2層までですが,もし当方の話に絡んでくださる方
がいれば,もっと進んでいることにして下さってもいいですし,逆に遅れていることにして下さっても
結構です。綾波レイのおかげで快進撃も可能でしょうし,男2人という足手まといもいるのでその分
時間がかかることもありえます。先発はしていても追いつかれたり追い抜かされる事態は十分あると思
います。

257 :綾波寮責任者:02/10/24 02:43 ID:???
シンジ君やレイ達に何者かとの精神のシンクロ現象が起きてから二時間後、俺達は第三
に向けて出発した。かなり急いだせいで多少バテたが、こんな所で倒れるわけにはいか
ない。シンジ君が水やらタオルやらを差し出してくれる。気が付くねえ。
本部跡には、えらく太ったエヴァみたいなのがある? シンジ君は、
「……この感じ!? どうも、あれはエヴァみたいです。でも、僕達の知るエヴァとはか
なり違うみたいですね。外見もまるでD型装備だし……。」
そこまで言った時、彼はある一点を凝視する。それは、四機のモビルスモウ(命名・隊長)
の内の赤い機体だった。見れば、レイ達までそれを凝視している。どうしたのかと聞くと、
「いえ…なにか懐かしい感覚をあれに感じたんで」
と、答える。レイ達も同様だ。結局、隊長の判断でそこからは正反対の位置に移動したの
で、通り過ぎてしまったが、彼等はそれを気にしていた。
その後、今まで乗っていた装甲車両をベースキャンプにしたため、俺達はランドマスター
1号へと乗りこむ。この時、エヴァへの変身を前提とするシンジ君以外は装甲服を着用する。
レイ達も、メットを被ると誰が誰だかわからない……元からそうか。
とにかく、俺達はランドマスターでネルフ本部へと侵入していった。

258 :綾波寮責任者:02/10/24 03:09 ID:???
侵入後の本部はひどい有様だ。以前も、荒れ果てた本部の復旧を手伝ってたが、その
時とさえ比べ物にならない。蝿、ゴキブリ、そしてナメクジ。
ただ、気になる報告として、レイ君が接触し、今も奥に進んでいる人物がアオイの救
出を目的としており、しかもあの農場で働いている人物だという。
……誰かはわかった。サカキさんしかいない。アオイのために彼にとっては悪夢の地
であろうここに足を踏み入れるとは、たいした漢だ。……一諸にいる人物のテンション
が高いらしいのが気になるが。ここで、ふと気が付いた。今日ここに付いて来たレイ
達は、奇しくもアオイとサカキさんがやりあった時に、サカキさんを袋叩きにした連中
だという事に。
しばらくして、少し開けた所に出る。するとシンジ君が叫んだ。
「来ます!!」
同時にレーダーにもこちらを包囲するようにせまる虫達の影が写る。シンジ君は即座
に初号機に変身した。位置を考慮していなかったので、変身して身長が伸びた途端に
頭を天井にぶつけたのはご愛嬌だ。
そして、虫の群れが俺達を包囲した。するとシンジ君が、
「ここなら僕の能力が有効です!! ランドマスター1号を中心に迎撃してください」
と、隊長に伝えた。すると、彼は外にでるとランドマスター1号の天井に飛び乗り、
羽根を広げ、顎を開く。すると、たちまち周辺が妙なフィールドに取りこまれる。
すると、俺達全員の感覚が鋭敏化し、体が軽くなる。逆に虫どもはのろくなり、攻撃
にも威力がまるで無いようだ。
しばしの一方的な戦闘の後、彼は羽根をしまう。この程度の時間の展開ならそう深刻
な消耗では無いらしい。そして、俺達は先に進む。尚、ここから先、シンジ君は変身
したままランドマスター1号の天井に乗っていくようだ。

259 :217:02/10/24 03:46 ID:???
>>217のカキコに間違いがあったので訂正します。
「セントラルドグマ第三層」というのは「セントラルドグマ第1階層」の間違いでした。
某農場新入りさん達よりも後から潜入したトライラックス側陣営が先にそれより深い所まで行っているのは不自然だし、
それよりも上の階層で某農場新入りさん達はもっとスゴイ敵の迎撃を受けているわけですから、
当然、彼ら3人はそれよりもまだ浅い所にいると考えた方が自然なので。
それまでネルフ施設に関しては全く知識がなかったスモーカー大佐が勘違いをして「第三層」と言ってしまったと解釈して下さい。
それにしても、俺のカキコには勘違いが多いな・・・。

260 :エヴァ・フェット:02/10/24 04:45 ID:???
「うわああああ〜っ!」
後ろの方から男の叫び声が聞こえたので、俺は振り返った。スモーカー大佐だ。
あの肺ガン野郎、フウイ・ノ・レイ様に無線で報告すると言っていたが、いつの間にか俺達から離れていやがる。
それにしても、あいつが悲鳴をあげるとはただごとではない。俺はすぐに引き返した。それにしても足場が悪いな。
「どうした!? 肺ガン野郎!」
なんと、瓦礫の中でスモーカー大佐は巨大なゴキブリと格闘しているではないか。
俺は銃器を構えたが、この状態ではスモーカーに当たってしまう危険性がある。
スモーカーが「ホワイトブロー!」と叫んで両手から煙を噴射し、ゴキブリを突き放したので、俺はそこを狙ってゴキブリを撃ち殺した。
そこへ今度は巨大なハエが大群で襲って来た。さっきのザコどもよりも手強そうだ。
しかし、俺は慌てず騒がず火炎放射器で焼き払って片付け、生き残ったものは逃げて行った。。
「お、おい、大丈夫か? 肺ガン野郎」
「すまねえな、バケツ頭。恩に切るぜ」
と、言うと、スモーカーは通信機を取り上げた。
「A級大使様、スモーカーです。通信の最中に馬鹿でかいゴキブリとハエに襲撃されましたが、エヴァ・フェットのおかげで助かりましたぜ」
そして、俺とスモーカー大佐は先に行っている渚カヲルに追いつこうと急いだ。
こんな危険な所にあんな少年を一人にしておくわけには行かないからな。


261 :トライラックス艦隊:02/10/24 05:29 ID:???
トライラックス艦隊主力戦艦『シャ―クエゼキューター』の作戦会議室ではB級大使のサイテイルがたしぎ曹長を呼びつけて怒鳴りつけている所であった。
「どうしてお止めしなかったんだ! A級大使閣下は神聖綾波教団との晩餐会での会談を控えて大事な時なんだぞ! あのお方の身にもしものことがあったら・・・」
「だ、だから、ごめんなさい・・・」
「君が謝ってどうする! スモーカーの馬鹿はどうした!? あいつは警備責任者のくせに黙って見ておったのか!?」
「い、いえ、スモ―カーさんも一緒です。それから、エヴァ・フェットさんともう一人、見かけないかわいい男の子が一人・・・」
「第一、どうしてその時に私に報告しなかったのだ?」
「すみません、サイテイルさん・・・」
そこへピエット提督が入って来た。
「サイテイル閣下、日本重科学工業共同体に潜入しているファインー=プットから奇妙な報告がありました。同社の社屋内で奇妙な小人を目撃したそうです(>>243)」
「そんな報告は今の所は重要ではない! A級大使にもしものことがあったら君達のせいだぞ!」
「ううむ・・・それで、たしぎ曹長。どこへ行ったかはわかっているのか?」
「はい、第三東京の旧ネルフ本部跡へ行くと・・・」
「スモーカー君とエヴァ・フェット君が護衛についているのだから大丈夫だとは思うが、念のため応援部隊を送ろう。君も同行したまえ」
「はい、了解しました。ピエット提督さん」
たしぎ曹長は敬礼して部屋を出て行った。実はピエット提督は機転を効かせてその場からたしぎを助けたのだ。
「ところで、サイテイル閣下。先ほどの件ですが、ファイン=プットは敵対勢力の新手のスパイではないかと言っております。だとすれば、おろそかにはできませんぞ」
「う・・・ううむ、確かにその通りだが・・・しかし、今はそれどころではない。とにかくA級大使閣下にもしものことがあったらと思うと・・・」
だが、その時、すでに艦隊のどこかに別のスパイ(>>249)が潜入していたのだ。

262 :エヴァ・フェット:02/10/24 06:02 ID:???
「おお〜い、渚ァ〜、どこにいるんだァ〜? 返事をしろォ〜」
「あんまり先さき行ったらあぶねえぞォ〜い」
今度はあの渚カヲルとかう少年が俺達からはぐれてしまったようだ。
「A級大使様、スモーカーです。例の渚とかいう若造の姿がどこを捜しても見当たりません。まさか化け物ゴキブリどもにやられちまったんじゃ・・・」
通信機からフウイ・ノ・レイ様の声。
”あの者は無事です。私はあの者の意識の波動を感じます。そなた達よりもより深い所に・・・恐らく何かを見つけたのでしょう。そなた達も早く追いついてやりなさい”
「へ、へい、承知しました。A級大使様。お、おい、バケツ頭・・・何か俺達、いい大人なのに情けないな。あんな若造の方が俺達よりもシャキシャキしてるぜ」
「うむ・・・だが、あの渚カヲルとかいう奴はどうも得体が知れん。フウイ・ノ・レイ様はあの男を信用すると言ったが・・・。とにかくもっと深い所まで行こう」
それから足場の悪い道のりをかなり長いこと歩いて、ドグマ第三階層とかいうあたりに差し掛かった。
「誰かいる・・・!」
「敵か?」
スモーカ―大佐が十手のような武器を構えたが、俺がそれを止めた。
「待て、あれは人間だ。どうやら俺達よりも先に潜入していた人達のようだな」
赤外線暗視機能により暗闇に浮かび上がる人影は3人・・・そのうち2人はガスマスクをかぶっていて、もう1人は青い装甲服のようなものをまとった一つ目の巨人である。
「なんだあ〜、ありゃあ〜?」
「あれはEVA零号機じゃないのか?」
そして、あちらの方も俺達に気が付いたようだ。

263 :フウイ・ノ・レイ:02/10/24 06:43 ID:???
スモーカー大佐からの通信が途切れた時は驚いてスモーウォーカー『紅錦』を始動させ、さらに深くへ潜入させようとした。
しかし、いかんせんこのスモーウォーカーは体格の関係上、狭い所や足場の悪い所では動かしにくい。
格闘戦での優位性ばかりを偏重して、他の機能性がおろそかにされているのだ。とんだ役立たずである。
私が『紅錦』を足場の悪い所で移動させている最中にスモーカー大佐が再び報告してきた。
巨大なゴキブリとハエに襲撃されたが、はぐれていたエヴァ・フェットが戻って来たので助かったのだと言う。
ところが、今度は渚カヲルの方が彼らからはぐれてしまったらしい。
私の精神感応能力では渚カヲルはより深い所へ潜行していることがわかる。何かを見つけたようだ。
私は渚カヲルに追いつくようエヴァ・フェットとスモーカー大佐に命じると、先ほどより少し深い所の空洞に潜り込んで調べることにした。
そこは何らかの戦闘により破壊され、私の知っている頃の面影などどこにもないくらい荒れ果てている。
すると突然、何かが崩れるような音が聞こえて、上から瓦礫が降ってきた。
かつて災害時などの非難経路として使われていたらしい金属性の非常階段であったが、今となっては腐食がひどく、壊れかけている。
その上で何人かの人間がバランスを崩して大騒ぎしているのが見えた。
階段は不自然な方向へ傾き、その上の人間達のうちの何人かが空中へ放り出される。
私は『紅錦』をかなり強引に移動させ、その人間達を空中で受け止めた。
『紅錦』の手の中を見下ろすと、時代劇に出てくるような衣裳にチョンマゲのような髪型をした男達がもがいている。
そのうち1人が『紅錦』の顔の見上げて言った。
「おう、おめえさんはさっき上の方で見た相撲取りみてえな奴の片割れだな。あぶねえとこを助けてくれて恩に切るぜ」
だが、それよりも私は階段の手すりにぶら下がる形になっている青い髪の毛と赤い眼の少女の方が気になった。
アオイではない。しかし、彼女もかつての私自身に生き写しの姿をしていたから。

264 :259〜263:02/10/24 06:56 ID:???
と、いうわけで、
エヴァ・フェットとスモーカー大佐は某農場新入りさんと葛城博士、そして零号機形態の綾波レイに、
『紅錦』を操縦しているフウイ・ノ・レイは町奉行さんとリナの一行にそれぞれ合流する所たなりました。
(渚カヲル君はどこへ行ってしまったのか・・・どうもあのキャラは動かしにくいな・・・)
ピエット提督がたしぎ曹長にも現地へ向かうように命令してはいますが、これはただ単にサイテイルに
怒鳴りつけられているのが気の毒なので、その場しのぎで言っただけのことに過ぎず、あまり重要ではなさそうですが。
その一方でトライラックス艦隊に別のスパイが潜入していますね。カメレオンか・・・。
肉体を操作して誰にでも変身するフェイスダンサーもスゴイけど、
可視光線を偏光させて違った姿に見せたり、姿を消したりするカメレオンもスゴイな。

265 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/24 12:02 ID:???
某農場新入りをやっている者です。
当方の書き込みの表現で「セントラルドグマ第〜階層」という表現を用いているものがありましたが,
これは「第〜層」の誤りです。
書き込んでいらっしゃる皆様,読んでくださっている皆様申し訳ありません。特にエヴァ・フェットさ
ん,混乱させてしまい済みませんでした。

266 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/24 12:15 ID:???
エヴァが好きなのと、いい歳して自己の確率が出来ていない、
生涯モラトリアムな人間の屑とは等号じゃない。
「大人」って奴は、どんなものにはまり込んでいても、
そんな自分を冷静に見つめる、もう一つの視点を持っているのが当然。
俺って繊細で、す・て・き〜」ってな奴生きてる値打ちないっぽ。
あ、参考までに一つ教えてア・ゲ・ル♪

http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1031557222/124




267 :町奉行:02/10/24 12:31 ID:???
まったく酷えありさまだな。
避難用だとは思うがこんなところまで銃弾の跡が有りやがる。
いったい、どんな戦闘をおこなったってんだ?
最近のものでもないしな。

おっと、この扉をあければ中、か。
あかねえ?、しかたねえ、お前達、こっちにきて手伝え!
ばか、ひくんじゃねえよ、押すんだよ!
なんだか、振動がつよかねえか?、俺たちじゃねえし地震ともおもえねえが。
おう、扉がひらいたか、あ、こらなに慌ててるんだ、そこの!
ああ、くずしちめえやがったな、リナ、なにかにつかまっていろ!

うわ、落ちるぞ!
こいつぁ、さっきの。
おう、おめえさんはさっき上の方で見た相撲取りみてえな奴の片割れだな。あぶねえとこを助けてくれて恩に切るぜ

なんだ、リナの方を凝視してやがるな。
てっ、おいおい置き方が乱暴だな、リナを助けるのはいいんだが。
なんだ、ずいぶんと優しく扱ってるな、顔見知りってわけじゃあなさそうだが。

まあい、でけえの、ここはかなり脆くなってるんで、少し先にすすんでからお互い自己紹介と
いこうじゃねえか!
どうだい?

268 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/24 12:36 ID:???
>>254
会話は流れ次第で、という感じです。
いま、フウイ・ノ・レイと合流したので、それの流れ次第で。

で、町奉行一向の格好ですけど、時代劇で大捕り物するときのような格好
手甲、足甲、胴あてに、下は、鎧のときのはかまみたいな、もんぺのようなもの
はいて、額には刀避け、ですね。
武器は、日本刀、弓矢、小銃(流石に火縄ではありません。)、などなど。
リナは、女性用のにたような衣装、ということで。
色はカラフルですけど。

269 :カメレオンI(大型貨物船):02/10/24 20:43 ID:nATteY/m
間違い無い、こいつはエヴァ移送船だ。
弐号機を日本まで届けたあれよりも大きいし設備が整っている。
元々軍事国家だ、技術の使い方を知ればすぐに造れたのだろう。
だが、一体どうやってエヴァを建造した? 情報が流れなかった、とは言いきれないが。
零から造ったのだろうか……この短時間でそれは無理だな。
サードインパクト、その前後で全ては一度切れている。復興させ、安定させ、そしてやっとその段階だ。
ということはインパクト以前、もしくはその後で飛躍的革新があった。
あの国には我々とは違うクローン製造システムがあったと聞く……元があれば可能だな。
誰がそれを渡したかは後に回して、連絡すべき事項を伝えなければ。
骨伝導マイクを付けて通信機に接続し、チャンネルを合わせる。
「……こちらカメレオンI、エヴァ移送船の存在を確認。
 トライラックス本国には建造施設があるものと推測される。至急調査されたし。
 報告にあった綾波教との密談はこれ絡みだと考えて間違い無い。
 綾波教は戦力補充、拡大を図っている。動きに細心の注意を払われたし。
 引き続き調査を続行する」

270 :翼の男(第三新東京市近隣高空):02/10/24 21:04 ID:???
「ああ、その不恰好なエヴァなら3機ほどネルフの所に居る。
 一機は中へ潜っていったフィフスは降りて中へ……俺? 俺一人じゃ何も出来ないだろ。
 監視の役目もある。動くんならお前等が動けよ…………何だ?…ああ。
 複数の集団が…そうだ、ネルフのファーストとサードも居た。今は潜っている。
 あの化け物はそれほどの強さではない、奴らが重要視しているのは一人の少女だ。
 何かしらのキーパーソンなのかもしれん、青髪に赤目だったしな。あの一人だ。
 エヴァを奪うんなら今がチャンスだが…………連絡が取れた? そうか?
 可能なら何も言わないが……完全には潰すなとの厳命を忘れるな。
 奴らの戦力は今は桁違いに低い、数的なものは特に。
 解ってるだろうが、綾波教の方が大きい事を忘れるなよ。
 大阪の件は近くに手を打つそうだ…ああ、ああそうらしいな、敵に塩を送るらしい。
 綾波教の方に先日の祭で送りすぎたからだそうだ。詳しい事? 自分で聞けよ。
 どうせお前は任されていないんだろ、余計な情報集めると死を呼ぶぞ。
 ………そろそろまたひと動きありそうだ。見た目は変わらん、そりゃあな。
 だが感じるものは少しはあるって事さ。傍受されないとは言え話し過ぎだ、切るぞ。
 事を起こすならくれぐれも慎重にな」

271 :聖母の居る風景(シベリア):02/10/24 21:41 ID:???
病院の中庭で、聖母は一段高い植木を囲うレンガに腰掛けて竪琴を弾いていた。
軽やかなのに切ないその音色は院内をゆっくりと満たしていき、聞く者の琴線にそっと触れていく。

あの時の悲しみを。かつての苦しみを。今の憎しみを。
もう哀しむ必要は無い。もう思い出せはしない。もう傷付ける事は無い。
楽になりなさい。貴方が被害者となる事も、貴方が罪を犯す事も無い。
怒りは私が静めましょう。痛みは私が癒しましょう。狂気は私が取り去りましょう。
罪は私が背負いましょう。害は私が受け止めましょう。
楽になりなさい。

ただ頬を伝い続ける涙が心を軽くしていく。静かに。

自由になりなさい。

人の人たる戒めが解かれ、心を、魂を解放していく。
夢にまどろむような陶酔感に抗う事も無く吸い寄せられていく。



静かなる調べは最初からそこに無かったかのように姿を消した。
再び、病院は人のにおいに包まれる。

272 :便利屋スズキ(日重社屋):02/10/24 22:10 ID:???
ガンヘッドの改修の目途が立ったので暇潰しがてらに
ナオコ博士の研究室を見物に行ったが
部屋の片隅に数人放り込んでも明らかに余裕そうな
培養カプセルが設置されて稼動していたのが怖かった。
ナオコ博士昨日はトライラックスの研究所にハッキングしてたっけ、
ガンヘッドAIが報告しなければ気が付かなかっただろう。
しかし今更サイボーグ関連の技術など何に使うつもりだ
あの人の行動は相変わらず謎が多い。

273 :某農場新入り:02/10/24 22:47 ID:???
あの2人は!噂に名高い装甲服と,一寸前農場にきた大男!
ということは,あの装甲服をきたヤツは,エヴァ・フェット!思いがけない,それも早すぎる再会に
俺は驚いた。向こうはどうやら俺に気付いていないようだ。そりゃこのガスマスクじゃあな。
しかし俺たちの一行のなかで,いち早く動き出したのは,巨人となった綾波レイだった。素早くライフ
ルを構え,エヴァ・フェットに向けて撃つ。咄嗟に避ける彼女。追い詰めようとする巨人に対して,近
くの瓦礫の山に遮蔽をとる。巨人が瓦礫ごと吹き飛ばす為に狙いを定めたとき,ようやく俺は驚きから
立ち直り,巨人を制止した。「なぜ,とめるの」「一寸待ってくれ,知り合いなんだ」というやり取り
の後,瓦礫の陰から声がした。「サカキさんですね,その声は。こんなに早く再会するとは思わなかっ
た。」その言葉にかまわず,巨人は問う。
「ここで何をしているの?」「人命救助です。依頼でもあるし,今回のことは私にとって身内の災難と
もいえることですから。」その答えに巨人は,じっと瓦礫を見透かすようにする。「私の顔…報告ど
おり」静かな驚きの声。

274 :某農場新入り:02/10/24 22:50 ID:???
「そういう貴方は一体誰?零号機?」「私は綾波レイ」「そう,貴方が…」しばし沈黙。
そのあと,巨人は,アスカ嬢の拉致についてエヴァ・フェットを責める。彼女,そんなことやってたの
か!?そして巨人はライフルを構えなおす。止めようとする俺に構わず,撃とうとしたとき,瓦礫の陰
から再びエヴァ・フェットの声。「私を吹き飛ばしたいならご自由に。でもそれは,トライラックスと
の交渉のテーブルを吹き飛ばすことです」その言葉に,巨人の動きが止まる。エヴァ・フェットは,
自分が今,トライラックスのA級大使フウ・ウノ・レイの護衛を務め,信頼も受けていることを語り,
共にいる大男が同国の海軍士官であることも語った。巨人は撃つのを迷っているようだ。しかし突然ハ
ッとすると,「来る!」とつぶやいた。その言葉の通り,周りの虫どもの密度が濃くなり,周囲にはゴ
キブリ人間どもや,大型の蝿どもが現れはじめる。いままでのいさかいを遠くに放り投げ,5人は迎撃
に移った。

275 :某農場新入り:02/10/24 22:52 ID:???
俺とエヴァ・フェットのもつ火炎放射器が空中の蝿や地上のゴキブリどもを焼き払い,巨人の持つライ
フルは確実にゴキブリ人間どもを打ち抜く。大男は大型のゴキブリや蝿どもを十手で叩き潰し,時折
体をなんと煙と化して虫どもの群れをかき乱す。隊長も自動小銃と手榴弾の投擲で虫どもを撃退してい
く。しかし今度の襲撃は,段違いに量が多い上,ヤツらの進退に粘りがある。指揮官級であろう大型の
虫たちも単純には前に出てこようとしない。そしてこちらの死角でもある天井などからも攻撃を仕掛け
ようとする。「どうやら,ヤツらは知恵を身につけ始めたようだな」隊長は言う。「おい,このままじ
ゃ埒があかねえぜ」大男も言う。「第2層まで撤退しましょう。虫たちはまだくるわ」と巨人はいう。
そして退路に向けて極大の光線を撃ちこみ,虫どもの群れに大穴を開けると,おれたちは撤退を開始す
る。追撃してくる連中を撃退し,ドグマ第2層まで撤退すると,虫たちの追撃は止んだ。深追いはしな
いところが逆に不気味さを感じさせる。

276 :厚木基地最後の兵士:02/10/24 23:10 ID:???
状況報告
変身した碇シンジが、ランドマスター1号の上に乗り最初の迎撃戦をやってしばらく
かれを屋根の上に乗せたまま、進行する。>>258
途中、なんどか彼は頭を腐食して落ちかけている構造材にぶつけるということを
したのだが、まだなれていないのだろうか?

しばらく進み3層ほど下ると、ランドマスターでぎりぎりの通路に遭遇。
そこをとおるには、屋根の上のシンジをおろさないとならない。
同様に通信用アンテナをもたたまないと高さがぎりぎりである。
いよいよ、プロテクト・ギアをつけた兵士を数名前衛として出す。
シンジは同様に変身したまま、前衛とともに進行する。
後方が、がら空きになるのは心もとないため、同じくプロテクト・ギアの
装着をした兵士を数名配置。
そのうち、1名には緊急時にコンバットスーツを着用できるようになっている。
レクチュア時に、少々困った顔をしていたが、しかたないことだ。
速度は、時速5kmほどと早足の速度にする。
寮管理人(こうよぶと責任者だと文句を言う。)と綾波5人は、後部座席にて
待機してもらっている。
ねずみは、やはりアルジャーノンと名付けられたチルドレンたちのペットだそうだが
運転席のダッシュボードに座り前方を凝視している。
まるで、知恵があるかのような落ち着いた目をしているように見えるのはこの異常と
化したネルフ施設の所為でそうみえるのだろうか?
レーダーは使用を停止、パッシブソナー、動体センサー、振動センサーをフルに稼動させる。
レイの報告の戦闘のほかに、我々が目撃したモビルスモウの居た方向と思われる位置より
破壊音と、微弱な振動をキャッチする。

レナがふと、首をかしげるので何事かときくと、自分をみて懐かしがっているような
そんな気配を感じた、と言う。
やはりなにかあるのだろうか、この施設は。
後方、前方ともに現在は移動物なし。
進行を続行する。

277 :カメレオンII(航空母艦):02/10/24 23:31 ID:???
どうやらここがメインみたいだな。重武装の兵士が山ほど居やがる。
警備の厳しい部屋を一つ二つ見つけたが、部屋の主は留守らしい。
やたらと怒鳴っているいかつい服のおっさんとかも見たが、あれが頭ではたかがしれている。
が、それはこの艦に限られた事かもしれない。用心するに越した事は無い。
こうしてATフィールドを展開していても警報が鳴らない事から、その手の技術がない事が解る。
エヴァの生産がやっとだったのだろう。造るだけでも結構な金が動く。
まあ、ATフィールドに関する技術はこっちでもネルフでも最重要機密事項のひとつだったからな。
おそらく、こいつらは綾波教を通じて知るのだろう。それを阻止するのも俺の匙加減一つだ。
一声。
一声かけるだけでここは3時間もあれば十分壊滅する。こちらにも多少の被害は出るだろう。
だが、声をかけるにはまだ早い。
フィフスがここからエヴァに乗って出た。3人のトライラックスの人間を連れて。
この理由を確認しなければ。
トライラックスにとっても、囚われの少女の存在がキーとなっているのだろうか。
綾波教との話し合いをしておきながら、敵対するネルフ側と行動を共にする。
奴らの本命はどっちなんだ? 美味しい所だけ掻っ攫おうと言うのか。
それとも内部分裂を起こしているのか。推論だけでは駄目だ。
詳細な情報を得るためにも、じっくりと調べる必要があるな。


278 :フウイ・ノ・レイ:02/10/24 23:33 ID:???
「まあい、でけえの、ここはかなり脆くなってるんで、少し先にすすんでからお互い自己紹介といこうじゃねえか! どうだい?」
サムライファッションの男達の大将らしい男がそう言ったので、私は彼らを『紅錦』の手のひらの上に乗せてもう少し安全な所へ運んだ。
「お、おい、もうちっとていねいに運べよ! あぶねえじゃねえか!」
私は彼らを地面の上に置くと、『紅錦』のエントリープラグから外へ出た。
「私はトライラックスのA級大使フウイ・ノ・レイです。そなた達は何者ですか?」
「おう、俺は箱根は湯本の市政を司る町奉行だ。そしてこいつらは俺の部下の同心達だ」
町奉行と名乗った男はそう言ってから、私の方を見上げて付け加えた。
「ん? ああ、そうだったっけな。おめえさん、リナのことが気になるみてえだな。こいつはリナって言って、俺の下で働いている者だ」
私は彼らの前へ降りて行くと、リナと呼ばれた例の少女に問い掛けた。
「これ、そこのリナとか申す者・・・そなたはやはりアオイとか申す者の仲間ですか?」

279 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/25 00:15 ID:???
某農場新入りをやっている者です。
こういう風に,レイとエヴァ・フェットさんとの一時休戦とドグマ第3層からの一時撤退と言う形にし
てみました。あまり破竹の快進撃でも面白くなさそうでしたので。この話では綾波レイはあまり強力な
武器を使っていませんが,これは変身の維持とアオイの監視の為,省エネしていると当方では考えたか
らです。

・綾波寮責任者さん
毎度お世話になっております。かつてサカキを袋叩きにしたレイ達が勢ぞろいとは(ガクガクブルブル)
からかわれるシンジ君もいい感じでした。
・エヴァ・フェットさん
ご迷惑をおかけしています。すみません。絡み有難うございます。こんな風に一時休戦にしてみました。
あとスモーカーさんの前で,フェットさんがネルフとトライラックスの交渉があり得る旨のべたのは
少々まずかったかも知れません。その場合は,あれはハッタリだったとごまかすとか…
綾波レイに対しての口調も,なるべくそちらのビビモードに似せて書いてみたのですが,フェットさん
はじつはレイに対してハイドラモードを想定していたらゴメンナサイ。
フウイ大使の正体,驚きました。現在のレイとはどうなっていくんでしょうね…
・蝿王及び鼠の紳士さん
迫力ある蝿王の描写,それと違った味の高踏的な鼠の紳士さん。違った芸風を巧みに使い分け,しかも
どちらも面白いです。ネタを振っていただいた当方も頑張りたいです。


280 :クグツシ(AngelArmsチームE):02/10/25 00:16 ID:???
「わりィが、ヒッグスとDのゲートキーパーと一仕事して来るわ(>>270
 すぐに戻る。安心しとけ」
「えー、また勝ち逃げですかぁ。ずるいですよ」
ストレートの白銀髪を揺らして女が抗議する。スピアーの視線もイテぇイテぇ。
だが、今回はマジだっての。
仕事仕事言って逃げるのも潮時だな、別の文句を考えねえと。
「仕事だからしょうがねぇじゃねえか。文句言うな」
「護衛はいらないのか?」
「あー、そーだなぁ、いいや。ヒッグス一人いりゃ十分だろ」
「私が御供させて頂こう」
やけに銃身の長いライフルを持った、背中のなかほどまで髪を伸ばした男がメガネの位置を正す。
スナイパーか。頼りにはなるがこいつはする事が面白くねぇからなあ。
どうすっかなぁ。作戦時間は長くねえし、活躍時間もほとんどない。大丈夫か。
「……ま、いいだろ。お前も来い。あんまり人の数が増えると厄介だからな。
 これで打ち止めだ」
会話を切れたところで、タイミングよく空間に穴が開いた。
「わざわざすまんな。大した事でもない事で呼び出して」
「いえ。これが仕事ですから。早速行きますか?」

281 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/25 00:18 ID:???
(>>279の続き)
・町奉行さん
リナちゃんと町の仲間と共にネルフ地下へ突入とは!気をつけてくださいね。フウイ大使との絡みも楽
しみです。
・本社オペレーターさん
感想に応援のお言葉,有難うございます。毎回本当に励みになります。そちらの旧東京ネタ等,とても
好きです。お暇が出来ましたらまた書き込んでください。
・「E」計画提唱者さん
まさかあの恥ずいシーンをみていた方がいらっしゃったとは(>>152)。ギャフン。
E計画も世界規模で着実に成果を上げつつありますね。進行が楽しみです。
感想に励ましのお言葉ありがとうございます。
・厚木基地最後の兵士さん
ネルフ地下に着実に進行しつつある様子が,兵士さんの淡々とした筆致で描かれ,静かな迫力がありま
す。そのなかでレナちゃんとレイ達の交流や鼠さんの描写のほのぼのが際立ってとてもイイです。

282 :エヴァ・フェット:02/10/25 00:24 ID:???
俺とあのサカキとかいう男はよくよく相性が良いようだ。こんな所に来てまであの男とばったり出くわすなんてな。
あの男と俺は何がしかの因縁で結ばれているのだろうか? だが、それが幸いしたと言うべきかも知れない。
EVA零号機の姿をしているのはネルフの綾波レイである。
奴は俺が以前、神聖綾波教団サイドの依頼で惣流・アスカ・ラングレーを誘拐拉致したことを根に持っていて、俺を攻撃してきたのだ。
この俺がそう簡単にやられるわけもないが、そうは言っても、あの男がついていてくれて助かった。
だが、一難去ってまた一難とはこのことで、そこへまたしてもゴキブリやらハエやらの大群が襲って来た。
そんなものはものともせずに撃退できるもと思ったが、これまでよりも数が多く、より手強くなっている感があり、俺達も押され気味になってきた。
「第二層まで撤退しましょう。虫たちはまだ来るわ」
零号機形態の綾波レイがそう言ったので、俺達は第二層まで退くことにした。
「あぶねえ所だったな。あいつら、だんだん手強くなってきたんじゃねえか?」
「まあな、害虫どももそうだが・・・サカキさんがいてくれなかったら、俺とそこの青い装甲服のねえちゃんで相討ちになっていたろうぜ」
「ってゆうか、おめえは一体何者だ? 人間なのか? それともロボットか?」
「ロボットなんかじゃあねえ、フウイ・ノ・レイ様と同じだ。よう、お嬢さんよ。いつまでもそんな格好してないで、俺の友達にも顔を見せて自己紹介したらどうだ?」
俺は零号機形態の綾波レイにそう言うと、フルフェイスのヘルメットを脱いで顔を見せた。

283 :280:02/10/25 00:44 ID:???
もう半分(250KB)越えたましたね。このままだとまた500台で終わりそうな予感。
先週辺りからエヴァのDVD借りて見てるんだけど……声が一致しないよ(涙
SS/FF、このスレのを読んでる時の頭ん中のと、DVDのと。忘れてる事を実感。
話変わって、金曜の夜は無理っぽです。次のカキコは土曜になるかと。

さて。アオイ救出作戦の「外側」に絡んでいく事にしました(>>280
誰か地上に待機してたかな?
トライラックスの方にもじわじわと接近です(>>269,277)
大阪にも彼らの出発前に手を出す予定です(>>270

>アオイ救出作戦にて奮戦中の皆様。
第二発令所(蝿王の居所)まで道のりですが前スレ弐によると、
そこまでに層は4つあり(第4層に第二発令所はある)、
それぞれの層は五階層くらいで区切られているようです。
なんだか浅い気もしますが(苦笑 それ以前に破壊されまくりなんですけどね。
参考になればなによりです。

>黒メガネさん
週末のカキコ楽しみにしております。


それでは落ちます…

284 :282:02/10/25 00:45 ID:???
>>279
ありゃりゃ? 本当だ。エヴァ・フェット、>>273,>>274ではビビモードだが、>>282ではハイドラモードで喋ってる。
まあ、>>273,>>274ではサカキを意識していたが、>>282ではスモーカー大佐との掛け合いで喋っているので、別に問題はないでしょう。
それから、ネルフとトライラックスの間の交渉があり得ると述べた件、これも取り立てては問題はないものと思われます。
A級大使フウイ・ノ・レイはネルフ・トライデント側勢力と神聖綾波教団を和解させ、平和共存させることを望んでいて、エヴァ・フェットはそれに賛同しています。
スモーカー大佐やピエット提督のような軍人はただ単に本国の政治指導者の命令で戦っているだけのことでしかありません。
私としては今後の展開として、トライラックスはフウイ・ノ・レイ派とギーガー派に分裂して、最終的にはネルフ・トライデント側とも和解するという展開に持って行きたいと思っています。

285 :車中に佇む鼠:02/10/25 01:12 ID:???
人間達が闇を行く、蟲の決死の抵抗はその歩を僅かに鈍らせる事しか成し得ない
歴然たる力の差、焼け焦げた蟲達の骸が踏みしだかれる様は、漠然とした寂寥の念を抱かせる
あの蝿は満たされぬまま逝くのだろう、巡る因果は果たして誰に帰される物であろうか
少女を攫った蝿か、我輩等を産みだした人間か、それとも我輩の知りえぬ別の何者かか・・・
人の歩みは止まらない、闇に向かうその姿は、因果を運ぶ死の神のそれと重なって見えた
獣の理を外れたは我輩とて同じ事、いずれはあの因果に焼かれるのやも知れぬ

286 :市川実和子:02/10/25 01:28 ID:???
私は列車に乗っていた。
座席に腰掛けてペットボトルの紅茶を飲む。
ほんのりレモンの香り。
イタリアンレモンが、紅茶を変えちゃった・・・!

「チャ〜オ」
気が付くと、周囲の様子が変わっていた。
乗客は地中海系の白人ばかりで、窓の外の景色もヨーロッパの地中海地方のようだ。
車掌が自分自身の頬を人差し指で突付きながら私に話し掛けてきた。
「リモーネ、エ、ブオーノ?」
私は真似をして自分の頬を人差し指で突付きながら言った。
「ぶ、ぶお〜の?」

イタリアンレモンティー、リプトン『リモーネ』

287 :286:02/10/25 01:31 ID:???
>>加持さん
 何の脈絡もなくリプトン『リモーネ』のCMに出てくる
 市川実和子さんがイタリアにテレポートして現われました。
 そちらのストーリーに通行人の役ででも絡めて下さい。

288 :町奉行:02/10/25 02:10 ID:???
自己紹介を終えたところで、このトライラックスってとこの大使
フウイ・ノ・レイってのはリナにいきなりの質問ときたか。
アオイってのは、だれだかは俺はしらねえんだが。
リナは、リナで
「アオイっていうのは、知らないけど、気になるのよねぇ、この辺とか
この先のほうとかぁ」
と、普段と変わらない気楽な感じで話しているし、まあ、そうこっちも
気取ることはねえしな。
この大使も、俺たちのところにおりてきてよくわかったがリナを見る
雰囲気ってのが、変わっているな。
なにか、まるで自分の思い出をみてるような雰囲気だ。

なあ、大使さんよ、まあ、失礼を承知で聞くんだが、いいか?

おめえさん、このリナについてなにか心当たりがあるんじゃあねえかい?
その目にしろ、顔にしろ、生身ってわけじゃあなさそうなんだがな?
言いたかねえなら、言わねえでかまわねえさ。

289 :トライラックス艦隊:02/10/25 02:25 ID:???
主力戦艦『シャークエゼキューター』の作戦会議室から出て来たたしぎ曹長は人の気配を感じて振り返った。
しかし、そこには誰もいない。
「気のせいか・・・」
再び歩き始めるが、どうにも気のせいだとは思えない。
海軍の下士官であると同時に女剣客でもある彼女はこのての勘が常人よりも優れているのだ。
たしぎ曹長は腰から下げていた日本刀に手をかけて構えた。
そこへ、彼女に声をかける者がいた。甲高く、がらっぱちで下品な感じのする女の声である。
「ちょっと、あんた。何してんのさ?」
たしぎが振り返ると、彼女とは全く対照的におかしな髪型と露出度の高い服装をした女がいた。
「あ、メンチさん・・・それじゃ、今の気配は・・・? いや、違う! メンチさんじゃない!」
「何いってんの?」
「姿は見えないけど、人の気配を感じるんです」
「ふうん・・・それじゃあ、あんたも感じてたの? あたしもさっきからおかしいと思ってたのよ」
「やはり侵入者が? そう言えば、さっきピエット提督さんが新手のスパイの話をしていたけど・・・」
一瞬、凍りついたような沈黙の中で対照的な2人の女が顔を見合わせた。
その沈黙は彼女達2人が同時に動いたことで破られた。
「そこだ!!」
たしぎが日本刀を、メンチが料理用の包丁を抜いて、同じ何もない空間を切りつけたのは、全く同じタイミングであった。

290 :289:02/10/25 02:37 ID:???
これまで脇役扱いで出番が少なかったたしぎ曹長とメンタ―ト料理人メンチにも
少しくらいは活躍の機会を与えてもいいかなと思ったので、
彼女達2名が侵入者(=カメレオン)の存在に気が付いたということにしました。
まあ、可視光線を偏光させて姿を変えたり姿を消したりできるカメレオン達がそう簡単にはやられるとは思えませんが、
エヴァ・フェットやスモーカー大佐の他にも侮れない奴がいるということで。

それにしても、たしぎ曹長は広末涼子似ということで、ビビやハイドラとは異なる綾波の亜流、
メンチはミサトさんの亜流キャラだと期待していたが、原作と言いアニメと言い、思いっきり肩すかしだったな。

291 :ネルフ本部第4層にて:02/10/25 03:00 ID:???
ネルフ本部の各所で、立場は違えどアオイ救出を目的とする者達が様々な邂逅を果た
していた頃、彼…渚カヲルは一人ネルフ本部内部を進んでいた。飛行能力とATフィー
ルドを利用して一早く第4層へと進んだ彼は、気配を消して発令所に近い位置に身を
隠す。アオイの気配を感じて見ると、まだ異常は無いようなので、とりあえず他のグルー
プの到着を待つ事にした。
そして、彼はあの日…芦ノ湖の綾波教総本山での戦いが行われた日の事を思い出していた。

あの日、指揮車両の護衛をしていた彼は、視界の端で、白い羽根が舞うのを見た気がした。
そして、そちらに目をやった彼は茂みの中に立つ、十二対の白い羽根を持った、白い零号機
の姿を見た。そして、彼自身の周囲も白い羽根に包まれはじめたが、ちょうど総本山に暴走
した部隊が激しく攻撃をかけ始めて場が混乱し始めた事もあり、それに気付いた者はいなかった。
そして、気が付くと彼は近くの山の中で四号機の姿で白い零号機と対面していた。

292 :ネルフ本部第4層にて:02/10/25 03:00 ID:???
以下は主な会話の内容である。
「……いったいなんの用だい? 僕は今取りこみ中なんだけど」
「…あなたが近くまで来てたので、話したくなっただけ。それで、私が誰かわかるの?」
「声と姿でわかるよ。その姿からして、やはり君はレイ君とは違うみたいだね」
「私が元ファーストチルドレンで、零号機パイロットだったのは事実よ」
「それはそうだろうね。でも、君は違う。確証はまだ持てないけどね」
「……少しは気付いてるのね。でも、どうして?」
「『彼』と初めて会った時と…例のジャックナイフの巨人から、巨人がここに現れた時の話を聞いたんでね。」
「……あの巨人から…確かにそうでなければあの巨人の存在は説明がつかないわね」
「だから、僕はそれを疑ってる。『彼』に会った時、『彼』は僕にとって衝撃的な事を言ったからね。」
「……それで、あなたは何を望むの?」
「僕や君達のような存在と、その力をこの地から消す事。……もっとも、そのためには倒す
必要のある相手がけっこういるけどね」
「……私と同じ『彼女』はどうする気?」
「君も僕と同様エヴァを呼べるんだろ? だけど彼女は呼べない。これでわかってもらえるかな?」
「……それでは私も。『彼女』には偽りの聖母の役を負ってもらうわ。彼女とは共存できないもの。
けど、それ以外の娘は姉妹のようなものだから、助けてあげるわ」
「そんな救いは必要無くしてあげるさ。何人かは自分の幸せを見出しているのだから……」

そして、彼は回想をやめた。
「…『彼女達』か……。レイ君の魂はまぎれもなくレイ君の物だ。なら、あのフウイ・ノ・レ
イとは……。……とりあえず会わせてみよう」
そうつぶやき、彼は身を潜めた。

293 :291:02/10/25 03:03 ID:???
えー、総本山での戦いの時、ネタ振りしていながら、書き忘れていたネタを今ごろ
出しました。現在の状況とも関係あるかもしれませんので(藁

294 :フウイ・ノ・レイ:02/10/25 03:34 ID:???
「なあ、大使さんよ、失礼を承知で聞くんだが、いいか?」
町奉行と名乗った侍達の大将は私に質問した。
「おめえさん、このリナになにか心当たりがあるんじゃあねえかい? その目にしろ、顔にしろ、生身ってわけじゃなさそうなんだがな? 言いたかねえなら、言わねえでかまわねえさ」
「どのように説明すればよろしいことやら・・・まあ、広い意味で言う所の仲間とでも言った所でしょうか・・・もっとも、私は昔、大怪我をしてこの身体になってしまったのですがね。
それで、そなた達はなぜここに?」
「それは俺たちにはよくわからねえんだが、このリナが妙な胸騒ぎがするって言うんだ。それで、そのアオイってえのは何者なんだい?」
「私や、そののリナさんと同じ仲間よ。その彼女が今、殺されそうな目に遭っている・・・」
「あたいもなんとなくそんなような感じがしたんだ。うまく言えないけど、もう1人の自分がひどい目に遭ってるような感じがさ」
「アオイが危険な目に遭っていることが同じ仲間である私やそなたにも伝わって来ているのよ」
「それで、そのアオイってえのはどこにいるんでい?」
「ここよりもずっとずっと深い所・・・今、私の部下の者達が潜って調べているわ」
その時、私の頭の中にさらに深い所にいる渚カヲルの思考がシンクロしてきた。
彼は奇妙な記憶を探っている・・・私が知らない12対の羽根を持つ白いEVA零号機。そして・・・、
そんな馬鹿な! だが、それは一応の彼の現実の体験の記憶のようだ。
私の知らない何かを彼は知っている・・・。

295 :蝿王の間にて・・・:02/10/25 04:47 ID:???
渚カヲルは、歩きなれた街の散策を楽しむかの様に、通路を進む
彼女達の「出会い」を演出するのに不要な事柄を、先んじて取り払おうと思い立ったのだ
目的地に着いたカヲルは、開け放たれた扉を抜ける
「始めまして、蝿の王様」
カヲルは一切の怯みを帯びない、涼やかな声で部屋の主に話しかけた
「その娘は返して貰うよ、友人の大事な妹だからね。抵抗しないなら、命までは奪わないよ?」

突然の来客に、蝿の王は違和感を覚える
我が身を見ても怯まぬ態度も然る事ながら、その存在自体が人とは思えなかったからだ
しかし、その目的は他の人間と何ら変わることは無く、即ちそれは王の敵だという事
言葉を返すことも無く、蝿王は行動に移る
蝿王の巨体が掻き消える、少なくとも常人にはそう表現する事しか出来なかっただろう
一瞬にしてカヲルの背後に現われた蝿王の口から、濁った体液が吹きかけられる
僅かに首を動かしたカヲルの視線の先で、体液を遮った赤い壁にぽっかりと穴があいていた
「反ATフィールドの体液・・・人の身じゃつらいか、変身!」
カヲルの姿が、人のそれから銀のエヴァへと変わるその間にも、四方から雨の様に体液が吹きかけられている
「・・・無粋だね、洗練された様式美を理解できないなんて」
そう言いながら、自らに向かう体液の全てをATフィールドで遮る
赤い壁が溶けきる僅かな間を利用して、安全圏へと身を移す
次の体液が吹きかけられる前に、その手に握られた鋭い刀身が空間を一閃する
瞬間、断ちきられた蝿の足の一本が、激しい衝突音と供に壁に打ちつけられた

296 :拝借キャラの所在と動静:02/10/25 04:49 ID:???
穴子(元ネタ『サザエさん』声:若本規夫)
 日本重化学工業共同体に潜入したファイン=プットと机を並べて仕事をしているが、その正体には気付いていない。
ウォッカ(元ネタ『名探偵コナン』声:立木文彦)
 かなり前に神聖綾波教団に雇われてエヴァ・フェットの動静を探っていたが、現在の所在は不明。
春日歩(元ネタ『あずまんが大王』声:松岡由貴)
 海上都市大阪の使節団の一員として旧東京を来訪、現在は海路で大阪へ引き上げる途中。
サイテイル(元ネタ『DUNE砂漠の救世主』)
 トライラックス艦隊主力戦艦『シャークエゼキューター』の作戦会議室でたしぎ曹長を怒鳴りつけている所をカメレオンUに盗み聞きされるが、現時点ではスパイの潜入には気付いていない。
ジン(元ネタ『名探偵コナン』声:堀之紀)
 神聖綾波教団の依頼でトライラックスのクローン製造施設に潜入するが、捕らえられ、拷問と薬物で廃人に。現在の所在は不明。
スモーカー大佐(元ネタ『ONE PIECE』声:松尾銀三)
 第三東京の旧ネルフ本部施設跡に潜入するが、巨大奇虫群の迎撃により、綾波レイ、エヴァ・フェット、葛城博士、某農場新入り(サカキ)とともに敗走中。
たしぎ曹長(元ネタ『ONE PIECE』声:野田順子)
 トライラックス艦隊主力戦艦『シャークエゼキューター』艦内でメンタート料理人メンチとともに侵入者を発見、日本刀で切りつける。
時野和人(元ネタ『円盤皇女ワるきゅーレ』声:鈴村健一)
 旧東京の銭湯『時乃湯』で番台に座りながら、ワルキューレのことが忘れられない日々を送っている。
バイオレンスジャック(元ネタ『バイオレンスジャック』)
 現在の所在は不明。
ピエット提督(元ネタ『スターウォーズEP5帝国の逆襲』声:仁内建之)
 トライラックス艦隊主力戦艦『シャークエゼキューター』に乗船。ワインの量が減っていることや水虫薬の置き場所が変わっていることから、侵入者の存在に着付いているかも知れない。
メンチ(元ネタ『HUNTER HUNTER』声:日比野壱朱里)
 トライラックス艦隊主力戦艦『シャークエゼキューター』艦内でたしぎ曹長とともに侵入者を発見、料理用の包丁で切りつける。
ワるきゅーレ(元ネタ『円盤皇女ワるきゅーレ』声:望月久代)
 イタリアにいる加持リョウジ、洞木ヒカリ達をてこずらせている。市川実和子と接触の可能性あり。

297 :蝿王の間にて・・・:02/10/25 04:50 ID:???
至る所に濁った血を撒き散らしながら、なおも蝿王は飛び続ける
繰り出される斬撃は幾度も蝿王の体を掠めたが、それ以上の痛撃は与えない
「位置予測だけじゃ分が悪いか、それならこんな趣向も悪く無い・・・加 速 装 置 !」
声が響くと同時に、カヲルの体が掻き消える
その後衝突音が響く度に、蝿王の外殻が弾け飛んで辺りに散乱する
幾度かの衝突音の後、一際高い轟音を響かせ蝿王の巨躯が壁に減り込んだ
外殻が剥がれ落ち、浅黒い赤紫の肉は所々が裂けて血を流す、腸の一部がはみ出し、片方の複眼には大きな亀裂が入っていた
その姿を確認したカヲルは、動きを止めて姿を現わす
反撃の余力すら見えないその姿は、憐憫の念と一瞬の油断を生み出したのだ
蝿王の虫羽が高い音を鳴らす
何処に潜んで居たのだろうか、巨大な蝿が5匹一斉に飛び出しカヲルに襲いかかる
カヲルの注意が蝿達に向いた一瞬に、蝿王は全余力を注ぎ込み超高速で飛びあがった
蝿王の向かう先には、繭に包まれたアオイが、眠る様に目を閉じている
瞬く間に蝿達を切り伏せたカヲルの視界に、蝿王とアオイの姿が映る
蝿王から延びた管が繭を破ってアオイの身体に入り込み、黒く毒々しい血管の様に浮かび上がっていた
咄嗟に切り離そうと振り上げた刀は、振り下ろされる事無く仕舞われ、カヲルの姿も人のそれへと戻っていた
「それが君の望みか・・・・・・確かに、僕にはどうする事もできない」
そう言った彼の言葉には、深い憐憫が込められていた
「僕がその娘を救うことは出来なくなった・・・謝るよ、君にその選択をさせてしまった事を」
カヲルは踵を返し、その部屋を出る
その選択の結果は、最早火を見るより明らかであり
彼には待つ事しか出来なかったからだ

298 :フウイ・ノ・レイ:02/10/25 05:07 ID:???
私の脳裏にかすめる渚カヲルの意識。
あの少年は地下のはるかに深い所まで潜入し、アオイが監禁されている所まで到達した。
しかし、敵の親分を実力で圧倒してしまったがゆえにさらに状況を悪くしてしまったのだ。
”それが君の望みか・・・確かに、僕にはどうする事もできない”
私にはあの少年の心の中を読むことはできても、あの少年の行動理念は理解に苦しむ。
果たしてあの少年を本当に信用してしまって良いものなのだろうか・・・。
”僕がその娘を救うことはできなくなった・・・謝るよ、君にその選択をさせてしまった事を”
そして、渚カヲルはもと来た道を引き返して来る。愚かな・・・。

299 :295,297:02/10/25 05:12 ID:???
ぬう、タイミングが・・・まあいいか
ってことで、勝手に進展です、ってか既に蝿王に戦う力は残っておりません
蝿王との死闘を予定されていた方がいたら、ゴメンナサイ(藁
後は蝿関連の主用人物の到着を待つばかり
カヲルは部屋の前で待機、到着した順によっては微妙に展開が変わるかも・・・
虫共を蹴散らしつつさくさく進軍してきて下さい
それと、書いてる最中にカヲルネタが出たので、強引な展開にみえると思いますが、ご容赦を
・・・なんか謝ってばかりいる気がするな(藁

300 :綾波寮責任者:02/10/25 05:17 ID:???
順調に(頭を何度かぶつけたシンジ君は除く)侵攻していた俺達だが、そこへレイ君か
ら通信が入った。なんでも、トライラックスから派遣されてきた二人の人員と合流
して、一時徹退をしている最中らしい。
この時彼女からもたらされた情報の中で特筆すべき事は、その内の一人がエヴァ・フェッ
トだという事だ。…名高き賞金稼ぎであり、その素顔は綾波レイと同じ顔の成人女性……
そして、今度はトライラックスの一味だって?
だが、ここで一番大きな反応をしたのは、「彼」だった。いきなり車外から、
「………エヴァ・フェットですって?」
と、いう声が聞こえた。…いつもと同じ声だが、それがもたらす雰囲気はかなり違っていた。
そう、明らかになにかを押し殺す…そんな感じの声で、周囲にいた者は気圧される。そして、
車外からこちらを見た初号機の目は、いつもと違い、赤く、爛々と光っていた。……こ、怖い
ぞ。メットで表情は見えないが、レイ達まで怯えてる様子だ。隊長が、彼はあの時は雇われて
ただけだろうとか、なぜトライラックスと共にいるのか確かめる必要があると、ひきつり気味
に宥めると、シンジ君は、
「……ええ。わかってます。あの人を責めたってなんにもなりませんし、あの人が雇われてな
くてもアスカは浚われたでしょう。綾波だって一諸にいる以上はなにかあるんでしょうし……」
と、答えた。しかし、背を向けた彼はかなりのプレッシャーを周囲に与えていた。
……ともかく、俺達は一度レイ君達と合流する事になった。

301 :エヴァ・フェット:02/10/25 06:01 ID:???
俺がヘルメットを脱いだ素顔を見たら、たいがいの人間は驚く。
しかし、EVA零号機の姿をしていた綾波レイとやらが人間の姿に戻った時のスモーカー大佐の驚き具合は並一通りではなかった。
「お、おい、お前・・・これは一体どういうことだ? お前、一体何なんだ?」
スモーカーは頭の中を整理しようと大変な状態である。
「お前達、もしかして親戚か? それにあのA級大使様とどういう関係があるんだ?」
「俺には説明できねえな。自分がどうしてこんな姿になったのかなんてことは他人には説明できねえ。ただ、これが現実だってことさ」
「貴方は私や他の32人とは少し違うようね。もとは別の人間だった・・・」
「そうだ。俺はもともと自我を抑制されたクローントルーパーだった。だが、俺だけ生き残って、あの時、この身体になったんだ」
「あの時・・・人類補完計画が発動した時ね。それで、自我を手に入れた貴方は賞金稼ぎになったのね?」
「おう、だから俺は頂く物さえ頂けば多少はヤバイ仕事だって引き受ける。君のお仲間のアスカちゃんとやらを拉致したのも金で雇われてやっただけのことさ。恨まれる筋合いなんてねえ。
だが、お気に召さんとおっしゃるなら相手してやるぜ」
俺は今度は対戦車用自動砲を構えた。
しばらくの間、重苦しい沈黙が続いたが、ややあって綾波レイが言った。
「貴方の言うこともある意味では正論ね。今の所は貴方と対立する理由はないようだわ。でも、貴方が嘘をついて私達を騙したり、私達のすることを妨害したりした時は・・・わかってるわね?」

302 :301:02/10/25 06:04 ID:???
あ、>>301は時間軸の上では>>300よりも前の出来事ね。

303 :300:02/10/25 06:07 ID:???
みなさんお世話になっております。まさかここまで盛りあがるとは(W
もうすぐ決着かなあ、このイベント。ただ、私は土曜日は外泊します
ので、その時まで持ち越されたら、みなさんで進めておいてください。

○E計画提唱者様
アオイ救出作戦組では、ランドマスター隊に付いてきた装甲車両がベースキャンプとして外に待機しており、3人ほど兵がいます。(>>230)
それにしても相変わらずネタを思いつかれますね。話が盛りあがってとてもいいです。

○弐次席様
えー、アスカの件ですけど、彼女はまた当分出番無しと思うので、色々書いていただけるとありがたいです(W
(ヒロインに起用したら出番が無いという、ある意味酷い扱い。そう言えば、母キョウコさんとの再会も喜ぶ間さえ無かったなあ……)

○町奉行様
フウイ・ノ・レイさんとの道行きが楽しみです。ところで、彼のサードインパクト前の職業と、なぜ奉行所なのかが気になったり(藁

○厚木基地最後の兵士様
毎度の進行ご苦労様です。隊長とレナちゃん、そして鼠氏とのやりとりは楽しませてもらってます。

○蝿&鼠様
待機させるつもりだったカヲル君が動き出して、え!? もう対決モード!?と、びっくりしたら、こう来ましたか。個人的にはエヴァ軍団やランドマスター隊が雑魚と戦
い、レイ軍団が蝿王と対峙し、対話する中、蝿VS鼠の戦いで決着…てのが見たいなあ(W

○某農場新入り様
こちらも毎度ありがとうございます。今度はネルフグループが移動中でございます。

○エヴァ・フェット様
カヲル君の扱いでご面倒かけてます。しかし、レイイベントだけあって、電波が飛び交ってますね(W
フウイ・ノ・レイさんには、綾波教の上層部のヤバさを理解してもらえればなあとも思いますが…その前にシンジ君に会うとどう反応するかが(W
尚、シンジ君はフェットさんには敵対的な言動や行動は取りませんが、さすがに現時点では好意的には見れません。

304 :エヴァ・フェット:02/10/25 06:33 ID:???
取り合えず俺達はA級大使フウイ・ノ・レイ様に、綾波レイも仲間に連絡を取ることにした。
フウイ・ノ・レイ様はこのネルフ本部跡に潜入しようとして壊れかけた非常階段から落ちそうになっていた町奉行の一派を助けたらしいのだが、その中の1人が綾波レイにそっくりな少女だと言っている。
それにしても、フウイ・ノ・レイ様は御立腹している様子だ。
何でも俺達からはぐれた渚カヲルの奴が勇み足を踏んで1人で地下の奥深い所まで潜り込み、ハエどもの親分に下手な攻撃を仕掛けたため、かえって状況が悪くなったと言うのだ。
それを知ったサカキはえらく心配している。
「しかし、どうしてあなた方のボスの何とかレイさんとやらはそんなことがわかるんだ?」
「フウイ・ノ・レイ様は精神感応能力をお持ちの方です。私よりもはるかに上手なのです」
「そのフウイ・ノ・レイってのは一体何者なんだい?」
「どう説明すればよろしいでしょうか・・・そうですね、そちらのお嬢さんに似たような感じもしますが、もっと世の中の色々な事を包容するような方ですわ」
「人間じゃあねえ、ロボットみてえな感じもするがな。昔、大怪我をなさったとかで、身体が機械でできてなさるそうだ」
「馬鹿、ロボットじゃあねえ。もとは人間で、サイボーグって言うんだ。肺ガン野郎は無知でいけねえな」
「どうでもいいけど、エヴァ・フェットさんって、相手によっては喋り方が全然違うんだな・・・」
「あ〜ら、私としたことが、失礼致しました」
「な、このバケツ頭、まるで二重人格みてえだろ?」
「うるせえ、この肺ガン野郎!」

305 :フウイ・ノ・レイ:02/10/25 06:53 ID:???
スモーカー大佐達からの無線連絡を受けた直後、私の意識にまた新たな感覚が襲って来た。
あのはねっ返り者の渚カヲルでも綾波レイでもそののクローン達でもない。

碇君・・・!

碇君がすぐ近くまで来ているのがわかる!
ああ・・・これまで私はどれだけ長い間、それを待ち望んでいたことだろう。
ずっとずっとそう思っていたのだ。
機械仕掛けで動く役立たずの生きる屍になりながらも、それを望んで今日まで生き続けてきたのだ。

碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい! 碇君に会いたい・・・!

だが、碇君は今のこの私の姿を見たらどう思うだろうか?
こんな見る影もなく変わり果てた機械の身体になって生き続けている私の姿を見たら・・・。

碇君はすぐそこまで迫っている・・・碇君の精神状態が微妙に乱れているのが私にもわかるくらい・・・。

306 :厚木基地最後の兵士:02/10/25 11:04 ID:???
状況報告
レナが小さいうめき声をあげる。
まるで、体に幾つもの小さな蟲が這っているようだという。
他の5人も同様に気分の悪さを訴えた。
衛生兵に、診させたが、特に身体に異常はないという。
となると、アオイの身になにかあったのではないか、と予測される。

綾波レイからの報告によると、エヴァ・フェットとトライラックスの者と合流した
という話である。
そのエヴァ・フェットの名を聞いた途端、車外より殺気の篭った声を聞く。
その殺気は、ほぼ車内の全員を威圧されるに充分な声であり、今にも暴走して
しまかねない危うさを感じる。
今、彼の力が暴走すると我々はともかく、綾波たちへの被害が心配される。
彼がやった行為は許せないだろうが、彼も賞金稼ぎとして雇われていただけであり
雇い主の本意をしっていたか、どうかを知るべきである、というも怒りは収まらない
ようすであるため、彼、あるいは彼女がいまなぜトライラックスといるのかを
知ることが先決である、と説得。
なんとか納得してもらえたようだが、ある種まっすぐな少年であるため、その感情に
火がつくと、押さえが効かないかも知れず、不安である。
しかし、綾波たちすら怯えを感じさせるいまの碇シンジの状態に対してねずみの
アルジャーノンは、落ち着いた様子である。
普通、動物は周囲の気配で、驚異を感じるはずだが。
やはり知性があるのだろうか?



307 :厚木基地最後の兵士:02/10/25 11:05 ID:???
状況報告2
互いの情報交換、現状の確認のために、一応彼らと合流することにする。
その際に伝え聞くところによると、渚カヲルが蝿と接触し下手に相手にダメージを
あたえ、状況を危険にしたらしいという情報も得る。
急がなければならないだろう。
合流場所を決め、そこに向かう。
不安そうな寮責任者に、レナが一言、二言声をかけている。
「管理人さん、大丈夫。まだアオイは生きています。それに蝿もアオイの命は
奪えません。まだ…。」
最後に、不安な一言は付け加えないほうがよいのではないか、と思うが。

308 :町奉行:02/10/25 12:54 ID:???
それで、そのアオイってえのはどこにいるんでい?
と聞きながら話しているときにいきなり大使さんの動きが止まっちまった。
まさか、機械の故障ってわけじゃあねえだろうな?

お、戻ってきたか?、ええ?、ひとりが不用意なことをしちまったってのか?
そら、まずいな。
まあいい、しかたねえ、とりあえず、あんたのお仲間と合流といこうか?

おい?、どうした?

まさか、おめえさん泣いているのか?
そりゃあ、機械の体じゃあ泣くってことはないだろうが
見た感じ、そんな風にみえたぜ。

309 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/25 12:58 ID:???
町奉行、とりあえず、フウイ・ノ・レイとご同行します。
状況によりよしなに。

彼のサードインパクト前の職業と、なぜ奉行所なのかは、とりあえず秘密。
当初はあんまし深く考えてなかったもんで。

310 :鼠、小さな決意:02/10/25 13:08 ID:???
状況が報告されると、人間達に緊張が走った
中でも巨人に姿を変えた少年は、緊張というよりむしろ、怒りを押さえ込んでいると言った風である
報告にあった中の何者かと、ただならぬ確執があるのだろう
だがその事よりも、蝿の王についてもたらされた報告が我輩の心を乱した
少なからぬ痛撃を被り、囚われた少女にも何らかの危機が及んでいると言う
あの蝿が何者にも看取られぬまま逝く事は、あまりにも不憫に思えたのだ
始めから人として産まれ、人として生きて来た者には理解できぬであろう
そして、その必要すら無いであろう悲しみを、せめて我輩が知ってやりたかった
例え、それが成し得ぬ事だとしても・・・

311 :某農場新入り:02/10/25 19:31 ID:???
俺たち一行は,ネルフ側の救出部隊と合流すべく,指定の地点に向けて急遽移動中だ。
エヴァ・フェット達の合流,瀕死の重傷を負ったらしい蝿の親玉,アオイに起こったらしい異変,事態
が連続し,状況を整理する必要がある上,第3層の膨大な虫の軍団の突破のため戦力を増強する必要も
あると一行の意見が一致したからだ。
アオイの異変とやらは命に別状はないとのことだが,とても心配だ。
合流地点に差し掛かると,向こうから車両の音がし,ライトの光も見える。やがて装甲服をきた歩兵達
を従えた戦車の姿。その上にエヴァ初号機を乗せている。あれが綾波レイのいっていたランドマスター
隊か!綾波教との決戦をくぐりぬけ,ゴキブリの化物どもにも勝利したという猛者たちだ。
綾波レイはその姿を認めると,素早く駆け出しながら変身を解く。同様に初号機も変身を解きながら駆
け寄る。「綾波!」「碇君!」と呼び合いながら,再会を喜びあっている。しかし俺たち一行の中のエ
ヴァ・フェットを見るとシンジ少年の表情が硬くなる。こちらにまで怒気か伝わってくる様で,おれま
で怯みそうになる。「碇君,今は…」「ああ,わかってるよ綾波…」綾波レイの制止で,とりあえず怒
気を押さえたようだ。しかしその表情は依然として硬い。
そのとき,ランドマスターの中から数人の装甲服をきた人間が現れ,俺にも再会の挨拶をしてくれた。
なんとレイ達と寮責任者氏だ。こんな危険な所にまでくるとは。寮責任者氏は戦闘経験も,こんな地下
に潜った経験もないだろうに。たいしたものだ。ひとしきり,お互いの無事を喜び合った後,一行はと
りあえず合流し,互いのもつ情報を交換することにした。

312 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 00:22 ID:???
今日は珍しく大人しいね、このスレ。

313 :255:02/10/26 00:23 ID:???
週末です。
戻ってまいりました。黒縁メガネ等を書いている者です。
今はちょっとネタカキコできないので、感想のみ少しだけ書かせていただきます。
意味もなくレス使ってすみません。
っていうか、進んでますね・・・w
弐スレ目や参スレ目最初の頃を思い出します・・・

>アルジャーノン&蝿王さん
蝿王が何か生々しいですね。戦闘もそうですが(ウマイ!)、
蝿王の自己というか心情が徐々に変化していくところが。
・・・いや、ホメ言葉のつもりです。
Mr.アルジャーノンがこの先どう動くのか、楽しみです。ガンガレ!!

>某農場新入りさん、他アオイ救出組の皆さん
どんどん話が進んでいく・・・
戦力差があるから割と早く終わってしまうかなと思っていたのですが、
思いもよらない展開(フウイ・ノ・レイ様関連がその最たるものですね)
が次々出てきていろんな意味で息もつかせません。
本当に皆さんご苦労さまです。
某農場新入りさん、お言葉をかけていただき感謝しております。
旧東京関係は人も減ってあまり機会がないですが、頑張ります。
綾波寮責任者さん、ではお申し出に甘えて明日はアスカと第弐をいろいろ動かします。
大阪にも関与してみようかと思いますが(ネタを思いつけば)。でも提唱者さんも
いらっしゃらないようなので、大阪はこのイベントの後でしょうか?
厚木基地最後の兵士さん、>255でアオイ救出隊の書き手さんを挙げたとき、お名前を
入れ忘れてしまいました・・・ごめんなさいごめんなさい。申し訳ありません。
カキコいつも楽しみに拝見しております。語り口がすごくいいです。

>提唱者さん
お言葉、ありがとうございます。いろいろ書こうと思います。詳しくは明日に。

これだけ長文書くならネタ書けよ、自分・・・では、また明日。

314 :カメレオンII(主力戦艦):02/10/26 00:35 ID:???
空中で二つの刃が動きを止めた。
「上があれでもここが安泰なのは部下がしっかりしているからかな?」
透明化していた体を、頭部は金髪オールバックにし、貴族のような派手な服に変える。
これも仮の姿だ。声もATフィールドを介する事で元とは違うものに仕上げてある。
「何者だ!」
二人は一瞬目を丸くするが、やはりと言った様子で睨みつけてくる。
俺は人差し指と親指の二本だけで、二人の刃を押さえている。
力をこめているのだろう、刀や包丁を握る手が震えている。他愛も無い。
「名乗ったからと言ってどうなる?」
俺はにやり笑うと、指先と刃の間にATフィールドを発生させて、刃を潰し折った。
奴らの目には俺が指の力だけで折ったように見えただろう。
二人ともまたはっとした顔になるが、今度はすぐに行動に出る。
右の変な髪形の女が壁を蹴って頭部への一撃を狙う。もう一人は踏み込んで折れた刃を胸部へ突き立てようとする。
蹴りは右で掴み受け、力のままに反対の壁へ流す。同時に体を捻り刃の一撃をかわす。
すぐに刃がなぎ払われる。投げつけたはずの女が壁に着地してまた飛んで来る。両手には新たな刃がある。
…しつこいな。襲ってきた折れた刃の掴み、それを軸に体を浮かせ、壁からの攻撃に蹴りを見舞う。
掴んだ刃が体重で、更に女が振り下ろす事で一気に下がる。手を離して後方に飛び退る。
「強いお嬢さん方だ」
しかし長く相手はしていられない。これ以上騒げば他の奴らが集まってくる。
「アンタもね」
先に飛び出した変な髪形の女の顔面に向けて拳を放つ。
「甘い!」
拳の下をくぐった女に本当の一撃が命中する。前のはATフィールドで造ったフェイント、後のは透明化した本物だ。
捻りを加えた渾身の一撃に、変な髪の女は脳を激しく揺さ振られながら吹っ飛ぶ。
驚くもう一人に一気に詰め寄り、腹部に一撃、前かがみになってお留守になった延髄に留めを落とす。
「では、失礼」
ほこりを払ってから再び透明化し、足音を消して俺は足早にそこを立ち去った。

315 :314:02/10/26 00:56 ID:???
なんとか書きこめたのですが、これ一個で勘弁。

カメレオンIIの腕力は当たり前が如く人間平均以上ですが、
たしぎ両手での一撃(上のは両手)は流石に指二本だけでは押さえられません。
ATフィールドをそこはかとなく使っております。メンチさんは残念ながら鼻血ブーです。
ってゆーか、カメレオンIIは航空母艦に居たはずなのだが…移動したという事にしよう。

>>300
情報ありがと御座います、でも兵士達は反対側に居るようなので邪魔はされないかな。
ところで、スモーウォーカーに飛行能力はありますよね?
でないと海の上からここまで短時間で来れませんし。


救出作戦も終盤、レイ同士の邂逅など面白い所が盛り沢山。
主線は救出なんだけど、ぶっとい副線が多数で良し。
どのような決着がつくのか、地下の展開に関しては静かにROMっときますです。

316 :綾波寮責任者:02/10/26 01:03 ID:???
レイ君のグループとの合流が決定した俺達は本部の中を進む。ただ、渚カヲルが勇み
足で状況を悪化させたらしい。なにをやってるんだ? シンジ君もさすがに呆れている。
それに、レイ達の感じた悪寒も気になる。そういう状況でやきもきしていると、レナが
声をかけてくる。
「管理人さん、大丈夫。まだアオイは生きています。それに蝿もアオイの命は奪えません。まだ…。」
こういう風に言ってもらえるとうれしい。しかし、「まだ」って言い回しが気になる……。

そんなこんなで合流地点に着くと、五人ほどの人影が見える。その中で一際目立つ人影…
零号機がこちらに駆けだしながら変身を解き、綾波レイの姿になる。シンジ君も変身を解
きながら駆け寄っているようだ。しかし、彼が緑の装甲服…エヴァ・フェットを見かける
と、途端に表情が硬くなる。まあ、無理も無いだろう。
とりあえず、俺はレイ達と車外に出て、サカキ氏と思われる人物にメットを取り声をかける。
「どうやら無事だったみたいだな。今回はこいつらも来てるんだ。名乗りな」
そう言うと、レイ達もメットを取り、アイ(ちなみに32人のリーダー格だ)、ラン、ルリ、
マイ、ルナと名乗る。

317 :綾波寮責任者:02/10/26 01:04 ID:???
その後も互いに一通りの自己紹介をすませる。一番驚いたのは、サカキさんと一諸にいた
人物が葛城博士だった事だ。最初は聞き覚えのある名字だと思ってたら、彼が話を続ける
につれ、あのミサトさんの親父さんに間違い無い事が判明した。シンジ君は、ここが片付
いたらぜひ一諸に来てミサトさんに会ってくださいと言う。しかし、変なオヤジだ。ミサ
トさんの事を考えると、この親にしてこの子ありといった所だろう。
そして、エヴァ・フェット。実物を見ると、シンジ君もさすがに驚く。しかし、うちの32
人にオリジナル、綾波教団の奴にレナ、そしてエヴァ・フェットに例の便利屋の秘書。そし
てエヴァ・フェットが言うフウイ・ノ・レイ。計38人…うーむ。
情報交換後、進行しはじめるが、シンジ君やレイ君とトライラックスの面々とはやはりギク
シャクしている。無理もないな。とりあえず固まって行動していたトライラックスの面々と
サカキさん、葛城博士に話しかける。
「まあ、あまり気を悪くしないでほしいな。あれでもサードインパクト以来、彼はずっとア
スカ君と一諸にがんばって生き抜いてたらしいからな。態度が硬くなるのも無理は無い。」
すると、スモーカー大佐が、それはこれって事かと、小指を立てる。俺はうなずき、
「エヴァのチルドレンとして共に戦い、憎みあった事もあるらしいけどな。その分絆も深い
んだろう。」
すると、ランドマスターとレナが、通信で割りこみ、余計な事を言う。
「レイさんは?」
ほら、皆興味を示しやがる。
「……ファーストチルドレンの彼女と再会したのは半年ぐらい前らしい。で…言いにくいだ
が、三人ともかなり仲良くなったあげくに…彼は彼女までコレに……」
と、俺は小指を立てた。引きつるトライラックスの面々に、顔に見合わず業の者と褒め称える
葛城博士、なんら動じない零号機、さっきとは違った感じで動きに動揺の見られる初号機…
頭イテぇ…………。

318 :蝿王:02/10/26 01:20 ID:???

 我ハ人ニ破れタ・・・コのまマ、滅ブガ定めか・・・

カヲルが去り、残された蝿の王は自らの姿を省みる
管によって繋がれ癒着した蝿王とアオイの姿は、蝿王の望んだそれとは程遠いモノであった
美しいままのアオイの姿が、外殻を剥がされた蝿王の前面に張り付いている様は、その醜悪さを一層際立たせる

 チガう・・・マダ終わッテいナイ・・・・・・コノ人間ガ死を望メば、マダ・・・ソウすレバ、我ハまダ・・・

蝿の王の望みは、しかし、それが叶わぬと思うが故に、人を根絶やそうとしたのだ
その事にすら目を背け、最早傷ついた我が身を癒す事すら出来ぬまま、人を待ちつづける
アオイに絶望を与え得る、最後の希望の到着を・・・

319 :京都にて:02/10/26 01:25 ID:???
彼女は京都の一角に囚われている。まともに話す相手も一人しかいないので、彼女
は退屈していた。そんな彼女の意識に、さっきから時折聞こえる声がある。
その声が、彼女の友の声に聞こえるが、わずかに異質な物を感じた。彼女には、なぜ
その声が聞こえ、なぜ今そう言っているのかわからなかったが、その声が魂からの叫び
を発しているのは理解できた。その声はこう叫ぶ。
「碇君に会いたい!」
と………。

320 :便利屋スズキ(日重社屋):02/10/26 02:14 ID:???
DVD「プロジェクトJA」を見てたが新入社員の奇行等々の隠蔽工作
は少ないが脚色はえらい派手だ。
うーんしかしコレを見てからかなりアレなデザインの
JA2号機を見たびについ「芸術は爆発だー」絶叫したくなる。
芸術家さんは生きてるのは確かだが見舞いに行ってから姿を見ていないな。
ナオコ博士の研究室に連れ込まれた等々の危ない噂もあるが
単にアトリエから出てこないだけで多分平気だろう。

321 :ファイン=プット(日重社員磯野マスオ):02/10/26 04:03 ID:LtFheSgi
こちらファイン=プット。トライラックス艦隊に緊急報告。
現在、綾波教の軍団が旧東京市街に接近中。
恐ろしい大軍だ。およそ一万。
率いてるのは…あの独特のローブは…九大司教主席!!
あっ改造騎士の一部隊が私のいる日本重化学工業の方にも向かってきた。
トライラックス艦隊も警戒されたし。
――これ以上、日重での諜報は不可能だ。
ひとまずここを離脱する。以上。

おい穴子とやら。ちびってないで、貴様も早く逃げないと死ぬぜ?
腰が抜けて動けない?知るかボケ。

322 :MIB No.3(元睾丸):02/10/26 04:05 ID:LtFheSgi
俺と元親指は日重食堂でMrスズキを発見・監視していた
元筋肉繊維と合流し、他の俺が集まるのを待った。
のんきにカレーうどんなんか食ってられるのも今のうちだ。
と、その時、他の俺の声が頭の中に響いてきた。
『旧東京市内にいる俺はすぐに引き上げろ。危険だ。
日本綾波教の作戦で大軍がそっちに向かっている。
Mrスズキの排除はひとまず後回しだ』
俺が外を見てみると、地平線の彼方で土煙が上がっている。
その空には空飛ぶ改造騎士部隊と思われるものが飛行している。
「あんなにたくさん改造騎士がいるとは、さすが日本の綾波教は凄い」
「本場だからな。イタリアの改造騎士といえば俺らMIBの4人だけだ」
「おい、感心してないでいくぞ」
俺達三人は急いで食堂を出た。

323 :加持リョウジ 1:02/10/26 04:11 ID:LtFheSgi
俺は何日かぶりにトライデントの諜報部と連絡をとった。
日本の動静を確かめるためだ。聞くと、綾波レイだった者の一人、アオイが
蝿の化物にさらわれ、その救出隊が第三の樹に向かったという。そこまでは良かった。
だが、その救出隊の陣容を聞いて俺はぶったまげた。
シンジ君、綾波レイ、その他トライデント兵士がランドマスター二台と輸送装甲車一台の
計三台に乗って旧東京を出発したと言うではないか。
「ははは、蝿一匹に大層な事でしょ?加持さん」
「バカ!!笑ってる場合か!?」俺は思わず怒鳴った。
そんなに戦力を投入して、がら空きの旧東京に綾波教が攻めてきたら
どうするつもりなんだ!!
俺は慌てて監視衛星で旧東京周辺を探った。
シンジ君もレイもいない今、エヴァは動かない。このチャンスを奴らが見逃すはずが無い。
この隙にエヴァ初号機、零号機を奪いに来るはずだ。
さらに日重を攻撃して、トライデントの経済的バックをも潰しにかかるはず。
――思った通りだ。綾波教の軍勢と思われる影が、旧東京にまっすぐ向かっていた。

324 :加持リョウジ 2:02/10/26 04:12 ID:LtFheSgi
「葛城の回線に繋げ!!」
しばらくして、葛城の声が出る。
「――あんた、ヒカリちゃん連れてイタリアで何やってんのよ!!いつもいつも勝手に…」
「話は後だ!!よく聞け、葛城」俺は葛城をさえぎって言った。
俺は旧東京に綾波教の軍が迫りつつある事を伝えた。
通信機の向こうで葛城が絶句している。
「迂闊…だったわ…」
「でも、渚カヲルは残ってるんだろう?彼が頼りだ」
「彼も――彼はトライラックスの部隊とアオイ救出に行っちゃってるのよ!!」
俺はめまいを起こしそうになった。じゃあ、本当に旧東京のトライデントは
エヴァ無し状態じゃないか。
「ランドマスター隊に急いで連絡しろ。さっさとアオイを取り返して戻って来いってな!!
しかしこの監視衛星を見る限り、もう綾波教は旧東京のすぐそばまで迫っている。
ランドマスター隊は間に合いそうも無い……。
トライデントを出撃させるんだ。シンジ君とレイ・カヲルが戻ってくるまで、
それで持ちこたえれ!!」
――なんてこった。ランドマスター隊が戻ってきたら旧東京もトライデントも
壊滅してました――なんてシャレにならねえぞ、おい。

325 :鉄拳:02/10/26 04:40 ID:???
こんなサードインパクト後の世界は嫌だ。
・シンジがアスカとマウントポジションで殴り合う。
・シンジとアスカがアダムとイヴになるが、夫婦生活に倦怠が訪れたので、シンジが綾波のリリスと浮気をする。
・シンジが岡田義徳、アスカが榎本加奈子、綾波が広末涼子なのは良いが、川島なお美がしゃしゃり出て来る。
・ケンスケが「我が生涯に一片の悔いも無し!」と叫んで石像みたいになる。
・実は悔いだらけだ。
・ミスミのじいさんがやたら元気で、ボディービルをやって筋肉モリモリだ。
・ウイグル獄長が実は意外にいい人で、横断歩道で困っている老人をおんぶしたりしている。
・時田が古代の遺跡から発掘したデスザウラーのゾイドコアと融合する。
・キサラギ博士が「オリン、私はイシュトリ、らら・・・」と訳のわからないこと言い出して、真っ白になって巨大化する。
・たしぎ曹長が広末涼子なのは許せるが、メンチが篠原ともえだ。
・エヴァ・フェットの素顔がテムエラ・モリスンだ。
・32人のダミー綾波も手ムエラ・モリスンだ。
・ついでにおまけにネルフの綾波も教団のレイもA級大使のレイもテムエラ・モリスンだ。
・フォースインパクトが起こった時、テムエラ・モリスンが団体さんで現われる。
・次回予告でミサトさんが「さ〜て、来週の『サードインパクト後はこんな世界ですた』は〜」と言って、お菓子を喉に詰まらせる。
・次回予告をするのがミサトさんではなくゲンドウだ。

326 :拝借キャラの所在と動静:02/10/26 04:53 ID:???
>>296のカキコでは抜けていたキャラがいるので追加してカキコ
キサラギ博士(元ネタ『HAPPY LESSON』声:木村亜希子)
 トライラックス本国で新たな改造型EVAの開発に従事。赤木ナオコがハッキングしていることに気付いているかも知れない。
ミスミのじいさん(元ネタ『北斗の拳』声:?)
 旧東京近郊の農業プラントで責任者をつとめている。
ヤーマ・ウイグル(元ネタ『北斗の拳』声:郷里大輔)
 やはり犯罪者収監施設の責任者をしているようだが・・・この人にも少しは出番を与えて欲しい。

327 :トライラックス艦隊:02/10/26 05:33 ID:???
ただならぬ物音が聞こえ、ピエット提督とB級大使サイテルは作戦会議室を飛び出した。
廊下にたしぎ曹長とメンタート料理人メンチが倒れている。
「な、何事だ! 何があった! たしぎ曹長!」
ピエット提督がたしぎ曹長を抱き起こす。
半ば意識を失いかけていた彼女はようやく口を開いた。
「し・・・侵入者が・・・まるで透明人間みたいに、姿を消す奴です・・・」
「やはりか! サイテイル閣下、私の思った通りです。やはりすでに本艦内にスパイが潜入しています。しかも、こいつらがこうもあっさりやられるとは只者ではありません!」
「う、うむ、すぐに緊急配備だ。私の部下達と使節団に同行していたサルダウカーにも出動させよう」
と、言うと、サイテイルは使節団の保安部長を呼び出した。
「オドーか、艦内に侵入者だ。透明人間みたいな奴で、すでに2名やられた。サルダウカーにも戦闘準備をさせたまえ!」
「了解しました、B級大使」
オドーと呼ばれた保安部長は『巨人の星』の一徹親父のような声で答えた。
すぐさま艦隊は厳戒態勢が敷かれ、海軍、海兵隊の正規兵力だけではなく、使節団に同行していた精鋭部隊サルダウカー1箇小隊も戦闘態勢を整えた。
クローントルーパーなき後、サルダウカーは世界最強と言われている。
クローントルーパーの制服は白だが、サルダウカーの制服は対照的に黒で統一されている。
ピエット提督が兵士達に厳命を下した。
「敵は得体が知れぬが、この重大な局面にA級大使フウイ・ノ・レイ様の御命を狙う族輩の差し金だと思われる。絶対に許すな!」
そして、彼は部下達に聞こえないような小声でこう付け加えた。
「僕ちゃんのワインをこっそり盗み飲みするような奴は許さないのだ!」

328 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 05:46 ID:???
>>314
 カメレオン、強いですね。
 たしぎ曹長とメンチがあっさりやられてしまいました。
 どちらも元ネタ作品の方では結構強そうだったんですが、この世界では強い人物のレベルがケタ違いだということでしょうか。
 おかげで、これまで出番がなかった精鋭部隊サルダウカーがようやく登場。
 サルダウカーは犯罪者をマインドコントロールして訓練した軍隊です。
 スモーウォーカーみたいに大した活躍もすることなく三枚目で終わってしまいそうですが。
 『巨人の星』に出て来る星一徹のような声で喋る保安部長のオドーというのは元ネタが何なのかは言うまでもありません。
 彼もフェイスダンサーで、肉体を自在に操作して誰にでも変身できます。可変種って言った方がわかりやすいか?
 それにしても、ピエット提督のワインを盗み飲みしたにはカヲル君なのに、カメレオンも可哀想だよな。

329 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 06:00 ID:???
>>315
 前スレの続き。
 あ、本当だ。読み返してみると、カメレオンUは『シャークエゼキューター』じゃなくて『ソーソソソ』の方にいる。
 ごめんなさい。その後、『ソーソソソ』から『シャークエゼキューター』に移動したということにして下さい。
 あと、スモーウォーカーの移動能力についてですが・・・、
 >>208でちょこっとだけ触れています。
 通常の移動能力では鈍重で不自由なスモーウォーカーは反重力システムを内蔵していて、宙に浮いて移動することが可能です。
 ちょうど『DUNE砂の惑星』に出て来るハルコネン男爵のように。元ネタがマニアックだよな。

330 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 06:11 ID:???
>>321
 >>327は時間軸の上では>>321でファイン=プットが報告を入れる前の出来事。
 しかし、どこもかしこも大変な状態になってしまったな。

331 :エヴァ・フェット:02/10/26 06:55 ID:???
スモーカー大佐が状況を報告すると、フウイ・ノ・レイ様も俺達と合流するので移動中だという返事であった。
綾波レイもそうだが、碇シンジはさらに輪をかけて俺のことを好ましく思っていないようだ。
まあ、それも仕方あるまいが、俺だって惣流・アスカ・ラングレーを拉致したのは、神聖綾波教団から金をもらって頼まれただけのことに過ぎない。
それにしても、あの碇シンジという奴は顔を見るといかにも奥手そうな少年だが、見かけによらず女には手が早いらしい。
綾波レイと惣流・アスカ・ラングレー、両方ともシンジのお手付き状態で両手に花なのだそうだ。
サカキと一緒にいた葛城とかいう年配の男が「顔に見合わず業の者」と褒め称える。
俺はまるで針のムシロの上に座らされているように居心地が悪いが、サカキは俺以上に落ち着かない様子だ。
だが、その気持ちもわからぬこともない。
俺も別の根拠からだが、アオイとやらのことが気掛かりだし、同じ遺伝子を持っている者は皆そうなのだろう。
そして、アオイのことを気にかけている人物がまた1人・・・いや、2人か・・・到着した。
崩れてぽっかり穴の開いた天井から、スモーウォーカー『紅錦』が反重力機能によりゆっくりと下降して来て、地面の上に舞い降りた。
「A級大使フウイ・ノ・レイ様のお出ましだな」
『紅錦』は両手の上に乗せていた時代劇に出て来る侍のような男達を地面の上に下ろす。
中には綾波レイにそっくりな顔の少女が1人いる。こいつが例のリナとかいう奴か。
エントリープラグの中からプラグスーツ姿のフウイ・ノ・レイ様が現われ、こちらへと降りて来る。
俺とスモーカーはその両側を固める位置に立って大声で言った。
「このお方をどなたと心得る! トライラックスA級大使フウイ・ノ・レイ様であらせらるるぞ! 頭が高い、控えおろう!」
「ははあ〜っ」
時代劇ファッションの男達がノリ良くその場に土下座をしたため、他の人間達もついつられて同じ動作を真似している。
「おい、バケツ頭。俺達は助さん角さんか?」

332 :フウイ・ノ・レイ:02/10/26 07:08 ID:???
私はスモーウォーカー『紅錦』を反重力機能により隔壁の崩れた所から降下させ、セントラルドグマ第三層に降り立った。
『紅錦』の両手の上の乗せていた町奉行達の一行を地面に下ろすと、私自身もエントリープラグから外に出て、地面の上へ降りる。
エヴァ・フェットとスモーカー大佐が私の両側を固める位置に立つと、大声で言った。
「このお方をどなたと心得る! トライラックスA級大使フウイ・ノ・レイ様であらせらるるぞ! 頭が高い、控えおろう!」
「ははあ〜っ」
町奉行達の一行が調子を合わせてその場に土下座をし、ほかの人々の中にもつられて同じ行動を取る者もいる。
ギャグとしては良いのだが、あいにく私は笑っていられるような心境にはない。
人工的にコントロールされているはずの私の胸の鼓動が高まる。
長い間、待ち焦がれていたその時がついに来たのだ。
かつての私にそっくりな少女達が何人もいることはそれほどは驚くに値することではない。
私が会いたかった人がそこにいる、ということに比べれば。

碇君・・・!

333 :????:02/10/26 08:37 ID:???
ネルフ本部での珍事を見物しようとしていたオレの所に部下から報告が入る。教祖が
進めていたシズラープロジェクトの見積もりが出来たらしい。……ふむ、四機が限度
か。まあ、仕方あるまい。教祖が以前このために集めていたパイロット候補生のリス
トを見る。いずれもこの京都で訓練中だ。……トップがロシア支部出身のユング・フ
ロイト。経歴や顔を見ると、どこかの誰かを思い出す。以下、リンダ・ヤマモト、ス
ミス・トーレン、柏原レイコと続く。……一人を除いて女ばかりか。
そんな事をしていると、報告が入った。総本山崩壊後に京都にこなかった連中が、旧
東京に動くエヴァが一体しかいない事を聞きつけて、報復をしたいと騒ぎ出したと言
うのだ。……何を考えていやがる、バカどもが! なんのために手間隙かけてアイツら
がここに来るしかないよう仕向けたと思ってるんだ。思わず粛清の対象にしてやろうか
と思うと、教祖がやらせてやれと言ってきた。そして、同時に指揮官として司教の誰か
が行った方がいいだろうと言う。……胸をはだけかけた状態で詰め寄られれば、首を
縦に振るしかない。とりあえず第参にでもやらせようかと考えたが、そこでオレはハタ
と思い出した。……アイツ、この前処罰した時のまんまだった!
案の定、第参は口から泡を吹いて痙攣していた。アルミサエル因子(主席仕様)は抜いた
が、これではしばらく使い物になるまい。第伍は大阪だし…第弐は海外での異変(大方
槍の男の仕業だろう)の調査。……つまり、手の空いてる司教はオレだけか?
そして、ここでオレはふとある事を思いついた。「アレ」のテストだ。

334 :????:02/10/26 08:37 ID:???
そして、オレは旧東京の市街地の近くにいる。適当に危機感を煽れば出てくるだろう…
案の定来たな。…トライデントは一台…そして、エヴァ参号機か。正直言って、オレ
にとってはどうでもいい存在だ。京都には初号機と零号機がパイロット込みで来てくれ
れば充分だ。だが、テストの相手にはもってこいだ。
そして、オレはディラックの海を通じて、量産型エヴァ……死滅した第八用の物だ…を
召喚する。搭乗しているのは、今度トライラックスに32体中22体を引き渡す予定の
実験体だ。今回は急だったので、操縦や戦闘に必要な知識だけをとりあえず与えておい
た。シンクロテストも無しにいきなり実戦…どこかで聞いた話だ。それでも、予想通り、
サードインパクト以前の綾波レイより低めというぐらいのシンクロ率はある。オレが遠
隔で補助すれば参号機相手なら戦えるだろう。
そして、オレは側にいるシズラー候補生達に告げる…アレがお前達の戦う相手…エヴァン
ゲリオンだと。

335 :ネルフ本部前にて:02/10/26 08:39 ID:???
今はみる影も無く破壊された、ピラミット状のネルフ施設。そこの頂上付近に、白い羽根
が舞いだし、それがやんだ後には、一人の法衣を来た、青い髪に赤い瞳の妖艶な少女が立っ
ていた。死角故、地上のベースキャンプで待機する兵士達には見えない。
彼女は、地下の様子を知っていた。彼女自身の意識はシンクロしないが、見る事はできる。
そして、彼女はその様子を楽しんでいた。
そんな彼女に気付いた者もいる。上空からここを監視していた者達だ。そして、彼女は上
を見上げると、遥かな高空にいるはずの監視者達を見やる。そして、監視者達と目をあわせ
た彼女は、思わず驚愕する監視者達に微笑むと、再び無数の羽根と共に姿を消した……。

336 :333:02/10/26 08:39 ID:???
えー、今回は私自身アッと驚く状況になったので、辻褄を合わせてみました。量産機に乗っ
ているのは、エヴァ・フェットさんご注文のアレです。ちなみに主席は今回自分が戦う気
は無く、自分の周囲や、量産機、量産機のパイロットが少し危なくなると、シズラー候補生
と、量産機を連れてとっとと徹退します。
ネルフ本部に出たアレですが、実際どんなタイミングで出るかは不明です。もしかしたら
姿を現さないかもしれない(W
私は今日外泊するため、書きこめませんので、皆様で進めておいてください。
あ、シンジ君やレイはフウイ・ノ・レイさんには(会話の内容次第ですが)好意的な態度を
取ると思います。レイは最初は(存在の本質をつく意味での)「あなた誰?」でしょうけど。

337 :黒縁メガネオペレーター:02/10/26 10:10 ID:???
日本重化学工業共同体外郭施設内、仮設発令所。ネルフの司令用車両を
この建物の設備に繋げただけのお粗末な代物でしかないが、
旧東京市内に巡らされた日重共の監視カメラのお陰で状況だけは充分入ってくる。
急造のモニターに映っているのは綾波教主力兵団・聖騎士団。
その数、およそ一万前後。使徒能力を持つ改造騎士も多数確認できる。
対するこっちには稼働可能なEVAは少ない、兵装も大半が修理に回ったまま、
さらにこの旧東京には第三新東京市のような迎撃システムは一切ない。
ああ、まずいぞ、これは・・・!
「旧東京市民の避難、完了しました」
「参号機、発進準備よろし!」
「よし、発進! トライデント1号機も出せ、EVA一体では対処できん」
「了解!」
「オーヴァー・ザ・レインボーに緊急連絡、増員を要請しろ!一般兵には
 EVAが補足しきれなかった敵兵力を防がせろ。あくまで足止め程度でいい。
 敵は常人ではない。決して無理をさせるな」
司令代行は苦い顔で矢継ぎ早に指示を下す。
『参号機、表に出たで! 敵を視認・・・すごい数や!』
『トライデント、地上配置完了! 敵最前線まで800、指示を待つ!』
司令車両の扉が開いて、葛城さんが飛び込んできた。
「ゴメン、遅れた! 状況は?!」
「どこ行ってたのよ、ミサト!」
「加持からよ。この事態を知って、私に回してくれたようだけど・・・
 ! チョッチ遅かったかもしれないわね」
葛城さんはモニターを凝視した。
粗い画像の中で、白いローブの司教の傍に量産機が現れ、地響きとともに地上に
降り立ったところだった。以前芦ノ湖に現れたのとは別物のようだが・・・これじゃ
EVAはこっちから手が離せなくなってしまう。地上兵はトライデントに任せるしかないのか?
量産機は参号機を見ると、歯を剥き出して黒い諸刃の剣を構えた。

338 :黒縁メガネオペレーター:02/10/26 10:52 ID:???
「しかし、何故今になってこっちに攻めてくるのかしら? 今まで綾波教は
 攻勢をかけてくるって言うより、こっちが向かっていくのを待つ、って
 スタンスだったわよね」
画面内、参号機と量産機はビルの谷間で膠着状態に陥っている。綾波教聖騎士団の
一部は街の各所でトライデント一般兵と衝突を始めているが、まだ小競り合い
といった様子だ。
「芦ノ湖会戦の前に使徒を放ってきたのも、結局こちらを挑発するためでしたからね」
「旧東京にトライデント本隊が駐留していたときも、量産機一体のみの投入。
 それも、前後の司教の言動からすると、あくまでシンジ君の合流に合わせての
 行動にしか思えないわ」
赤木博士が言うのは、まだトライデントがネルフと合流する前のことだろう。旧東京に
量産機とともに襲来した司教の一人は、そのとき初号機に撃破されたと聞いている。
それが教団と今のネルフおよびトライデントとの、初の直接的武力衝突だった。
「そうなのよね・・・数の上ではあっちが圧倒的に有利なのにも拘わらず、これまで
 教団は全面的な戦力投入は避けてきたわ。司教たちもこっちに接触するときは
 基本的に単独行動。芦ノ湖会戦は例外としても」
「その芦ノ湖会戦でも、本部に攻め込んだのは別の一派だったな。総本部防衛という
 名目があったとはいえ、手薄になった本部に何もしてこなかったというのは・・・
 今考えると妙な話だな」
「教団側は、まるでこちらを本気で潰すつもりはないみたいですね」
「・・・これまでのところはね」
葛城さんは険しい顔で量産機とその足元の教団兵士の隊列を一瞥した。

339 :黒縁メガネオペレーター:02/10/26 11:38 ID:???
『西B-3班、敵改造騎士多数! 戦力が違いすぎます!』
『第8管区防衛ライン、限界! 撤退を開始・・・うわぁッ!』
序盤は対等に渡り合っていた一般兵士たちだが、教団側が本格的に改造騎士を
出してくると、急速に状況が悪化した。ランドマスター部隊提供のデータを
取り入れた対使徒能力者兵器があるとはいえ、今は数が圧倒的に足りない。
日重共にいるらしいあの便利屋なら何とかできるだろうけど、ネルフに対して
複雑そうな彼は果たして動くだろうか?
「いかん、対改造騎士装備の充分でない部隊は下げろ」
「バーミリオン特別攻撃隊に出撃を要請して! 芦ノ湖戦で戦果を挙げた彼らなら、
 改造騎士相手でも対処できる筈よ。遠い戦域には速度で勝るトライデントを回して、
 一般兵の撤退をバックアップ!」
「第3から第9管区までの全部隊、三次防衛線まで後退します」
「・・・もうあまり保たないわよ、ミサト」
「わかってるわよ。・・・いざとなったら海上まで下がるしかないか」
旧東京市街の主な地区に散らばった部隊が次々に後退し、、司令部に集結し始めた。
しかし、教団側は目立った追撃をしてこない。というより、最初から量産機の周辺を
あまり離れていないような・・・?
「変ですね・・・まるで量産機の保持だけが目的みたい」
マヤちゃんのつぶやきに葛城さんが反応した。
「まさか・・・でも、それならこの異様な部隊配置にもうなずける・・・
 この攻撃自体が、量産機のための何かだとしたら・・・!」
葛城さんは通信機を掴んで、参号機に呼びかけた。
「鈴原君! 敵の目的はあくまでEVAどうしの戦闘よ、恐らく量産機を倒せば
 残りも退くわ! ここは一気に攻撃するのよ!」
通り数本挟んで量産機と対峙していた参号機の目が光った。
『了解や! なら、遠慮はしまへん!』
参号機は一瞬低く身を沈めると、弾かれたように量産機に突っ込んでいった。

340 :314:02/10/26 11:40 ID:???
今から出かけるので、取り急ぎ。

>>329
スモーウォーカーの捕捉ありがと御座います。元ネタ知らぬもので(苦笑
カメレオンはあそこで捕まるわけには逝かなかったので、と言うのが大きい…
使徒強化兵は筋力に限らず、基本的な身体能力は高いです。
たしぎは刀が折られて本気が出せなかったのもあるでしょう。
メンチの念能力が戦闘系であるかどうかを漏れが知らなかった事もあります。
っつーか、「念」はありですか?「凝」で見えるのかも。ATフィールドも力(生命オーラ?)の一種ですし。

>>335
絡みサンクス。アレも書かなくては。

>>321
そのネタ、帰ってくるまでに残ってたら乗った!!
>>337,338
レッツカキコの時間ですね。
間に合えばこちらから「塩」蒔きますです。

341 :337〜:02/10/26 11:48 ID:???
旧東京方面、少し進めさせていただきました。
今は他の方が誰もいないようなので、あまり思い切ったことは
できませんね・・・後は他に行きます。
>????さん
>337は時間的には>>334の少しだけ前、ということでお願いします。
後出しで「時間はさかのぼって云々」ってのはまずいですが、
ミサトさん他の出番を増やしたかった、それだけです。申し訳ない。
参号機の戦い方は近接戦主流、でいいのでしょうか?

当方、機動兵器「トライデント」に関してほとんど知りません。
「鋼鉄のガールフレンド」に詳しい方、できたら動かしてください。

342 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 12:04 ID:???
うお!、急転直下、大転回!
いまこそ、ZOとシャドームーンの再戦を!

343 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 13:03 ID:???
状況報告
トライラックスの者と、もう一隊の者たちと合流する。
その隊は、農場にいたサカキ、それと葛城博士だという。
ネルフ作戦部長の父親であるらしいと判明する。
やたら南極がどうのと言う話をする人だが。
状況とともに報告しておく。

自己紹介の、情報交換の後、ともに進行しているのだがどうも足並みがそろわない。
初号機碇シンジの心中もわからぬでもないが、今は救出が先だ。
あまり、私情をはさんで欲しくは無いとおもうのだが、無理からぬことか。
先ほどから、寮責任者と綾波たち5人は彼らとともにいるのだが、流石に責任者は
この状況を打破するために話し掛けている。
相変わらずチャンネルはオープンにしているし、それはトライラックスも同様だ。
まあ、こうでもしないとシンジが納得しないというのもあったのだが。
と、攫われたアスカという少女のことを説明している。
あのスモーカー大佐というのがアスカは彼女だったのかということを言う。
責任者が肯定すると頷くような息遣いが聞こえるのだが。
「レイさんは?」といきなりレナが言う。
衛生兵も「そういえば、二股の、とか…。」という。
なにか、先ほどまでの状況と別の意味の同様が起きているが、雰囲気は和やかだ。
しかし、トライラックスの大佐と、エヴァ・フェットの様子はコメディアンにしか
見えない。
根はいい奴なんだろう、と思う。

344 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 13:03 ID:???
状況報告2
途中、地上のベースキャンプから報告があったのだが、徐々に地上部に出てくる蟲が
増えてきているということだった。
すべてデバイディングコックローチハウスにて対処できているというのだが、蟲を
捕えるときに、空間を湾曲させて捕獲するので、自分たちも動けないと笑っている。
30cm級までのゴキブリに対応していて、空間をゆがめ、空間の歪みの修復圧力で
蟲を圧殺というものらしいが。
またランドマスター2号からの報告でも蟲たちの動きが先ほどまでと違い統率が
取れていない、コロニーごとの統率程度まで下がっているようだという。
動体センサーの動きで確認したので、定かではないが、渚の行動は、確実に
我々にとって、厄介きわまりない状況を作ってくれている。
さすがに一言いっておかねばなるまい、と思う。
合流地点までは、それでも何事もなく進行できた。
蟲たちも、何かに備えるように動きを止めている。
合流地点到着後、破壊された天井部から、例のモビルスモウがゆっくりと降りてくる。
反重力装置だとかいっていたがが、確かにそうしないと移動するだけで地上を破壊できる
ような代物だと思われる。
地上、というか床に到着すると中からタイトフィットのスーツをきた女性が姿をあらわした。
「このお方をどなたと心得る! トライラックスA級大使フウイ・ノ・レイ様であらせらるるぞ! 頭が

高い、控えおろう!」
エヴァ・フェットと大佐がそう言うと、町奉行とその一行、さらに彼らにつられた者数名が
土下座をする、ギャグでも言わないと場が和まないというのは事実なのだが。
「おい、バケツ頭。俺達は助さん角さんか?」と、大佐が言うのでおもわず私は
「孫悟空と、猪八戒が近いだろう。」と言ってしまった。
大佐が猛然と抗議してきて、あやうく殴り合いの喧嘩になるところだったのだが大佐の一言
「大体、猪八戒って、それはなんなんだ?」ですぐにおさまる。
知らなかったようだ。
この大佐、単純なのか、優秀なのか。
私より階級が上ということは優秀だと思うのだが。

345 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 13:05 ID:???
状況報告3
そのトライラックスの大使は、サイボーグだという話をきいてはいたが実際に
みると、体がたしかに機械的な印象をうける。
だが、顔は綾波レイたちを思わせるような造形になっている。
目も赤いのだが、これはレンズの所為だろうか。
ただ、レナがなにか郷愁のような、熱いものを感じるといっている。
戦闘なれしてしまったせいか、他の綾波姉妹より、感覚を研ぎ澄ます癖が
ついたのだろうか?、兵士としては喜ばしいのだが、彼女を兵士とすることは
私自身、納得できていないところであるのだが。
彼女、A級大使はなぜか、初号機こと碇シンジを見ているようだ。
いや、凝視してるわけではないのだが、かなり意識しているような、そんな
挙動が見えるのは私の気の所為だろうか?
「大使、ひょっとしたら3人目にされてしまうかも…。」
レナ、オープンチャンネルなのだが。

346 :便利屋スズキ(日重格納庫):02/10/26 13:26 ID:???
監視衛星からの画像を見るとEVA量産機と綾波教の団体さんか
ガンヘッドで出撃しても戦局は見えているがこの状況では仕方あるまい
サテライトシステムを使うと旧東京が壊滅する。
伍号機は有人用に改修は完了してるが試験さえ行っていない状態だからな
「武装チェックOKっとガンヘッド、出撃するぞ。」

347 :町奉行:02/10/26 13:58 ID:???
おいおい、このでかいので降りるのか?、大丈夫か?
なに、反重力だから大丈夫だってのか?
お、ほんとだ、ずいぶんとゆっくりと落ちるもんだ。

おお、ここまでの道のり助かったぜ。
あんたも降りてきたか、ってなんだこの二人は?
「このお方をどなたと心得る! トライラックスA級大使フウイ・ノ・レイ様であらせらるるぞ! 頭が高い、控えおろう!」
いまどき、水戸黄門か。
やっとくぜ、おめえら。
「ははあ〜っ」こら、リナおまえも一応やっとけって。
こういうのは、やっといて損はないんだよ。
このバケツ頭ってやつぁ、以外に気遣いの上手いやつかもしれねえな。
他にもつられてやってるやつらいるしな。
まあ、たしかに、ランドマスターとやらの隊長が言うように、孫悟空と猪八戒とも
いえなくもねえが、だとすると河童はだれがやるんだ?
なに?、3人目?、なんだいそりゃ。
まあいいや、この先どうするか、決めてさっさとやっちまおうや。

348 :黒縁メガネオペレーター:02/10/26 15:05 ID:???
参号機は猛烈な加速で量産機の方に突っ込んでいき、直前で高々と跳躍した。
宙で大きく回転し、その加速を利用した強烈な蹴りを量産機に打ち込む。ふいをつかれた
量産機はもろに喰らって横転する。しかし、すぐさま起き直って、続く攻撃をかわしつつ
翼を広げた。勢いよく広がる白い羽根が一瞬参号機の視界を奪う。とっさに参号機が
後退すると、間一髪、その足元を黒いロンギヌスの槍が射た。衝撃波とともにビルの破片が
飛び散り、いくつかの映像が途切れた。今ので監視カメラの一部がやられたらしい。
参号機が振り仰いだとき、量産機は既に空高く舞い上がっていた。
量産機の白い目のない顔面、口に当たる部分が歪んだ。量産機が片手を上げると、
地上に深々と刺さっていた黒い槍がズッと抜け、一瞬でその手元に舞い戻った。
再び両機は距離を挟んで対峙する。
EVAどうしの戦いでは、俺たちは見ていることしかできない。
が、見ているうちに奇妙なことに気づいた。なぜか量産機の動作が鈍い気がする。
かつて旧東京に襲来した機体、そして芦ノ湖で見た機体に比べ、いまいち
自分の機能を生かし切れていないという感じがする。
「なんだか・・・敵の動きがぎこちないですね」
同じことを考えていたのか、キーを叩く手を止めてマヤちゃんが言った。

349 :黒縁メガネオペレーター:02/10/26 15:09 ID:???
(>348の続き)
赤木博士は少し考えこんでいたが、ふいに思いついたように答えた。
「EVAどうしの戦闘ではATフィールドは役に立たないわ。基本的にパイロットの操縦技術、
 つまりイメージする力だけが問題となるのよ。あの量産機を司教が操っているのなら
 鈴原君には多少荷が重いでしょうけど、そうでないなら、あるいは・・・」
葛城さんが振り向く。
「じゃあ、あのEVAは司教コントロールではないって言うの? でも、綾波教に
 パイロットはいないわ。アスカがいるけど、芦ノ湖での件を考えるとこんなところに
 出すとは思えないし・・・他にEVAとシンクロできる人間がいるってコト?」
「いえ、新たなパイロットでなくとも構わないのよ。ダミーシステム、覚えてるでしょ」
「ダミー・・・クローンか! チルドレンの誰かの」
葛城さんは厳しい表情になった。司令代行も考えつつ付け加える。
「ダミーたちが農場プラントで接触したというエヴァ・フェットの例もある。
 綾波教でなくとも、クローン生成技術を持つ他勢力がいてもおかしくあるまい」
「最近綾波教と接触したという、大国トライラックス・・・か」
「恐らくそこからクローン技術が流れたのだろう。綾波教の戦力を考えれば、その程度の
 手土産でもなくば他勢力との交渉などせんだろうよ」
そのとき、狭い司令車両に衝撃音が響いた。全員が画面に注目する。
高いビルを利用した参号機が空中の量産機に飛びかかり、二体が一緒になって
地上に落下したのだ。さらに上からのしかかろうとする参号機だが、わずかな隙をついて
槍が飛んだ。また後退を余儀なくされる参号機。
『何かといえばすぐに空に逃げよって! さっさとカタつけたるわ、かかってこんかい!』
再び二体のEVAの戦いが始まっていた。

350 :ファイン=プット(ネルフ職員):02/10/26 15:15 ID:???
おかしい。異空間から現れた量産型の動きが未熟なように見える。
ネルフのオペレーターもいぶかしがっている。
今までの量産機とは操縦者が違うのだろうか。
それに危なくなったら、それまでとは全然違った機敏な動きを見せたりする。
まるで他の意思で動いているかのように。
――もしや我がトライラックスに渡される予定の者が乗っているのか?

351 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 15:22 ID:???
加持です

トウジと参号機は残っていたんですよね。勘違いでした。
黒めがねオペさん、フォローサンクス。

352 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 15:25 ID:???
緊急通報 地上ベースキャンプ。
現在旧東京に、綾波教多数襲来の模様。
改造騎士と一般信徒の混成部隊とおもわれるが、ネルフ仮司令部に対して
進行を開始したものと思われる。
量産機による攻撃があると思われるが、現在参号機が戦闘中の様子。
敵の目的は不明瞭なれど、量産機のためのなにかと思われる模様。
詳細不明。
早急の作戦遂行を要請される。
ただし、時間的に不利なため、トライデントの出撃がある模様。
状況確認されたし。
また未確認情報なれど、ガンヘッドと思しき車両の出撃を確認と
空母より通達。

353 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 15:30 ID:???
現状確認
綾波教が襲撃してきたというが、目的が今ひとつ我々には不明瞭なことが多い。
もともと、アオイ救出だけならば、こんな大所帯は必要ないのだが生命圏が
特殊化、とくに使徒化した生物が巣食っていると思われるために、部隊をかなり
割いてしまっている。
もし、ここの蟲を殲滅するのならば、実際ランドマスターだけで事は足りたかも
しれないのだが。
無論、旧東京にはバーミリオン隊等がいるし、そうそう簡単に突破されるとは
思えない。
また赤木両博士の手による兵器もあるだろう、とおもうのだが。
ガンヘッドはあの便利屋だろうか?
便利屋もこの際使うしかあるまい、奴に岩国のコンテナハンガー5号の
パスコードと、内容物を教えてやれ。
そうだ多目的装甲兵員輸送戦闘車両とその輸送機だ。
敵を排除してそれを受け取れ、とな。

354 :349:02/10/26 15:31 ID:???
ごめんなさい嘘つきました。
ちょっち2時間ばかり抜けなきゃならなかったので、その間に溜まった
ふらすとれいしょんから、また旧東京に介入・・・鬱。

カキコ内容について言い訳をすると、冒頭の蹴りは第弐話の初号機の暴走シーンでの
戦い方を頭においています。空中で大きく後転して敵に突撃、というあれです。
同じことを第拾八話で参号機もやっていたので、ここでも出してみました。
このスレ世界でEVAに備わった力を使うのが正当なのでしょうが、寡聞にして
元ネタがあんまりわからないのと、巨大EVAも等身大と同じことができるのか
未確認なので(カヲル君の四号機は芦ノ湖会戦前に少しやってますが)、あえて
出しませんでした。
ここでは量産機はまだ司教のコントロールではなく、例のパイロットのみの試験操縦
という仮定で書いており、よって「多少弱い」という描写を入れました。
もちろん主席がフルコントロールに入ると、形勢はあっという間に逆転します。
これを利用して>>336の展開に持っていってください、というのは自分勝手ですね・・・

>>331、>332、>343、>347 
吹きました・・・とするとスモーウォーカーは竜馬ですか。
そろそろアオイ救出組はほぼ全員が合流、一体この後どう展開するのか。
最後まで楽しみにROM(?)させていただきます。皆さん、ガンガレ!!

>>340 ありがとうございます。多少暴走気味かもしれませんが、ご容赦を。
>>342 ハゲドウです。お願いだから戻ってきてください、噛み博士〜!!

便利屋さんが介入されるようなのでもう少し首を突っ込みますが、
今度こそ他方面に行きます。一人大騒ぎスマソ。

355 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 15:33 ID:???
状況報告
しかし、このままゆっくりと進むわけにも行かない。
それは町奉行も言っていることだったがさっさと決めたほうがいいだろう。
この町奉行とやら、時代錯誤という感じだが、同じく時代がかった言葉遣いの
大使とにたりよったりか。
ただ、聞けばこの男、なかなか有能な人物なようだ。
だが、話し方ではそれを見せない。
ランドマスター2号を囮として、他の層の蟲たちへ駆除作戦を行わせることに
すると同時に、目的の蝿の棲家へ急ぐことにする。
隊は、ほぼ残りの全員ですすむほうがいいだろう。
もし、誰かが先に先行して渚の二の舞をしては、もとも子もない。
このことをトライラックス大使と大佐に進言する。
ただ大使は私があの便利屋を利用しようとすることに不快感を表明した。
だが、ほかの綾波たち狙いかもしれないし、ネルフねらいかもしれない。
打てる手は全部うつのが軍事だ、と説得をする。
このことにはあの大佐も同調してくれた。
やはり、能力はたしかなようだ。
港を破壊したのも私の命令かと聞かれるが、それは本当にしらないことだ。
信じたかどうかは不明だが、レナが潔白を証明するために過去の記憶を
すこし見せたと、言う。
これで、なんとか信用されたようだが、大使の私を見る目がちょっと
違うような気がするのだが。
なにを吹き込んだレナ…。
大使も大佐も、状況が状況だけに承諾せざるをえないと思うのだが。
あとは渚と連絡がとれればよいのだが。

356 :349:02/10/26 15:40 ID:???
おわ、何か大量のカキコが・・・急遽付け足します。

>加持さん
すごいネタ振り、ありがとうございます。お陰で暴走させていただいております。
ファイン・プット(マスヲVer.)の態度の豹変ぶり、なぜか笑いました。
しかし彼はすごいですね、いつのまにかあちこちにいる。
加持さん本人よりスパイとしては向いてたりして・・・
>最後の兵士さん
お手すきでしたらバーミリオン隊動かしてください。
芦ノ湖会戦でのあの戦闘ライブが忘れられません。

357 :便利屋スズキ(ガンヘッドコックピット内):02/10/26 15:41 ID:???
くそったれ敵が多すぎる。
いくら歩兵相手でもこの数ではやられるぞ。
「敵車両、歩兵多数の熱反応を確認。」
「とにかく敵に撃ちまくれ、弾さえ無駄使いしなければ
 まだ戦える筈だ。」
トライデントとのデータリンク確立できた。
元システムは自衛隊仕様だから最悪の場合でもAIの全データを
トライデントに転送すればAIも俺も死なんで済む。


358 :MIB No.3(元親指):02/10/26 15:45 ID:???
日重本社の外に出たものの、外も凄いことになってるな。
元睾丸、元筋肉繊維、分かれたままじゃ危ない。
ひとまず俺達だけで合体するぞ。
合体!!
よし行こう。あっ参号機と組み合った量産機エヴァがこっちに飛んでくる。
ワオ日重本社ビルに突っ込んだぞ。ビルの一部が派手に崩壊した。
土煙が舞い上がった。瓦礫が落ちてくる。危ない、げほげほ、げほ。
Mrスズキはどうなった。これで死んでくれれば、俺達が手を下すまでも無く
任務完了って事になるんだが。
む、土煙の中から影が現れた。あれは――Mrスズキのガンヘッドだ。
Mrスズキもいるな。生きていたか。

359 :黒縁メガネオペレーター:02/10/26 15:56 ID:???
参号機と量産機は激しいぶつかり合いを繰り返している。
その度にビルは崩れ、舗装道路には亀裂が走り、改めてEVAの兵器としての
特異さを思い知らされる。とにかく周囲への被害がハンパじゃないのだ。
それは攻勢に出ていた綾波教の騎士団にも同じだったようで、改造騎士も含め
EVAの戦闘域から撤退を開始している。はからずもEVAが足止めになってくれたのか。
と、画面の一つに何か異様な物体が映った。
なんだアレは・・・ロボット? ものすごい攻撃力と破壊力で教団兵士を追い散らしている。
改造騎士すらも猛烈な機銃掃射の前にひるんでいる有様だ。あれは一体誰なんだ?
ともかく加勢してくれるなら有り難い。戦闘が終わったら通信を試みてみるか。
やがて、ロボットに押しまくられた教団兵士たちは次第に敗走を始めた。
あの方向は・・・池袋?

360 :便利屋スズキ(ガンヘッドコックピット内):02/10/26 16:04 ID:???
「戦車を主力とする敵機甲部隊の侵攻を確認」
綾波教の連中も改造人間とEVA量産機だけで来るほど愚かではないようだな。
だがセカンドインパクト以前に作られた旧式戦車如きに
このガンヘッドが負けるものか。
「ガンヘッド敵戦車に攻撃を開始する。」


361 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 16:06 ID:???
加持ですが
>>356
はっきり言って、加持は情に流されすぎてスパイには向いてないと思う。
本編エヴァでは敏腕エージェントって設定らしいが、実際あの性格でスパイは無理。

362 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 16:07 ID:???
>>356
ではお言葉に甘えて、動かします。

363 :BGM「A-4」もしくは「A-10」(エンドレスで):02/10/26 16:19 ID:???
ココは暖かい、と僕が言う。ココは優しい、とあたしが言う。
ココには痛みも苦悩もない、と俺が言う。ココには揺らぎも不安もない、と私が言う。
月が昇り、月が沈み、僕もあたしも俺も私も融けて薄れて広がって、全てを包むワタシになる。
ココには何一つワタシを傷つけるものはない。何一つワタシを脅かすものはない。何一つ
ワタシの世界を侵すものはない。何という空虚な、快楽。
けれど、ココには確かなものもまたない、と彼が言う。
ココにはオマエなど存在しない、と彼とその後ろに続く大勢が言う。
不安になる。ワタシはワタシが欠けているのに気づく。心ではない心が不完全なことを知る。
ワタシを離れ、再び他人の恐怖と向き合うことを選んだヒトたちがいる。彼らはもう
ワタシではない、けれど彼らなしにはワタシはワタシですらいられない。
じゃあ、ココにいるのは誰、と僕が言う。
ココには本当に誰かがいるの、とあたしが言う。
ココには本当は誰もいないのかもしれない、と俺が言う。
ココには最初から誰もいない、と私が言う。
脆弱なワタシには耐えられない。
イヤ、イヤだ、イヤなの、イヤなんだ、お願いだからワタシを奪わないで、ワタシを捨てないで、
ワタシを殺さないで、ワタシを見捨てないで。

 「自分のカタチをイメージできれば、誰もがヒトの姿に戻れるわ」

駄目なんだ。その自分のカタチが、もうわからないのよ。何も思い出せない。
何も思い浮かべられない。ただ、喪失の痛みだけがある。このままじゃ、ワタシは、潰れる・・・

だから還ってきて、還ってきてよ。不要なカタチ、曖昧な境界を捨て、今一度ひとつに。
還っておいで、この優しさと夢の源に。
ワタシに、還りなさい。

364 :363:02/10/26 16:22 ID:???
デムパも復活です。一応加持さんのネタに便乗したもの。
ごめんなさい都合により一度落ちます。夜には多分来ます。
皆さん、お手数をかけますが、あとはよろしく。



365 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 16:25 ID:???
LIVE-Vermilion01
「各機、装備の積載を完了した順に発艦。攻撃は戦闘車両、および歩兵。
第二隊は、エヴァンゲリオンの援護。
Vermilion01、および04、08、発艦する。」
軽い衝撃ののち、3機同時にカタパルトより発進。
「編隊はアロー。方位は相対進路、マーク13。後続の各機、チームはフレキシブル。
発進ごとに小隊を編成しろ。攻撃パターンもフリーとする。」
通信終了、アフターバーナーの轟音と若干のノイズ。

LIVE-Vermilion02
「スクランブルとはいえ、装備の装填に時間がかかりすぎる!」
整備兵返答
「日重のコンテナは我々とは微妙に規格が違うんですよ!
ばらばらなんです!」
02返答
「とにかく、使える物は積んでくれ!、それで出る!」
整備兵
「だったら今からでも出れます、ナパームですけどもね!」
02返答、舌打ち。
エレベーター上昇。
「02、スタンバイ。僚機は、03、07。カタパルトよし。」
衝撃、発進

366 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 16:26 ID:???
LIVE-OPS
「スクランブルとはいえ、連続で3機同時発艦は危険。アングルドデッキで1
メインで1づつの発艦を要請。」
返答
「状況をみてからいってくれ!、侵攻はとまっていない!」
OPS返答
「支援のヘリをだしますから、次は2機で願います。」
しばし、沈黙。
「わかった、手早くやってくれ。」
「航空指揮官の了承をえました。救援のヘリ2機だしてください。医療班は
けが人の回収にそなえて待機。」

367 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 16:27 ID:???
LIVE-Vermilion01
「池袋方面への敗走を始めた物は無視しろ。それと、ガンヘッド?、ガンヘッドか!
ガンヘッドの支援は02の指揮で行え!、これよりネルフ施設の周囲に展開している
戦闘車両に攻撃。後の者は、旧東京、日重工ビルへの攻撃を開始している物を
主に攻撃。」
急反転。Gによる画面の乱れあり。
搭載された500kg爆弾による攻撃、戦車無傷、装甲車両粉砕。
機体、上昇と同時に反転。
「ファルコン使用。BOX2。」
僚機返答。
「了解、LIVE-Vermilion04、BOX2。」
「LIVE-Vermilion08、BOX2。」
火線、かく1両づつの戦車に命中。
爆発。
周囲の歩兵、動かず。
「LIVE-Vermilion01以下2機、攻撃自由。主に戦車を中心とした所を狙え。」

LIVE-Vermilion02
「03、ガンヘッド前方の歩兵を中心とした部隊へ攻撃。ナパームは全弾使用。07、
ガンヘッド左方の部隊へナパーム投下。02これよりガンヘッド後方へ回り込んだ
部隊へ攻撃を行う。」
「ラジャー02。」

368 :便利屋スズキ(ガンヘッドコックピット内):02/10/26 16:32 ID:???
ドンドンドン! ドォン! タタタタタ!
「捕捉した敵戦車の半数の撃破に成功しました。」
「よくやった。これで少しは時間稼ぎになるだろう。」
EVA量産機めいい加減調子に乗るな。
「対戦車ミサイルは何発残っている」
「ATMの残弾は2発です」
「EVA量産機の頭部に命中させる事はできるか」
「可能ですがスズキ貴方が危険です」
「構わん早く撃て!」
「了解」
今なら空母の航空隊が支援しているから十分離脱できるしな
ボシュボシュ!
行けミサイル必ず命中しろー

369 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 16:32 ID:???
厚木基地最後の兵士ですが、ちょっと私も抜けます。
夜には第二隊つれてもどってくると思います。

370 :某農場新入り:02/10/26 17:16 ID:???
第3層に入ってすぐ,またまた驚きの出会いがおこった。今度現れたのはトライラックスのフウイ大使
に町奉行氏の一行だ(箱根湯元の町奉行氏といったら第三でも有名人だった)。でも大使も古式ゆかし
き水戸黄門のパフォーマンスなどに乗っているあたり,もしかして意外に親しみやすい人だったりし
て…シンジ少年と綾波レイ,その他のレイたちにとっても驚きの出会いだったようだ。しかしいまは,
急がなければならない。町奉行氏がそう指摘すると,それに納得したのか,ランドマスター隊の隊長た
ちとトライラックスの一行は早速話し合いに入る。その結果,ランドマスター隊とトライラックスの間
で救出作戦での共闘が約束されたようだ。
ランドマスター2号を囮として他層の害虫駆除に当て,残りは第2発令所に急行することになった。そ
して一行は,あの膨大な虫どもが待ち受けるセントラルドグマ第3層奥に突入。今度も虫どもは
猛攻を加えてきた。しかし,今度はこちらの数も違えば,もっている兵器の量も質も違う。さらに,
虫たちの数や統率は,なぜか先ほどより弱くなっているらしい。
装甲服の兵士たちが散布器で撒き散らす殺虫剤は,なんとあの赤木親子の開発だそうで,通常の殺虫剤
と違って強烈な威力。通常の大きさの蝿やゴキブリどもでは抵抗できず,ばたばたと死んでいく。
大型の虫たちも,確実に弱っている様子だ。その弱っている連中に対し,一行の火炎放射器の炎と銃撃,
斬撃と打撃が襲いかかり,息の根を止めていく。

371 :某農場新入り:02/10/26 17:18 ID:???
遠距離の敵に対してもランドマスターからの砲撃がとび,陣形らしきモノをとろうとする虫たちを吹き
飛ばし,焼き尽くし,壊乱させる。天井方向から攻撃しようとする虫たちもいるが,もうその手は通じ
ない。的確な逆襲を加えられ,ぼろぼろと雨のように死骸が降ってくる。
それでもこちらに突っ込んでくるゴキブリ人間や巨大蝿に対しては,エヴァに変身した二人を中心とし
て防衛にあたる。零号機のライフルが正確な速射で敵を撃ち抜き,初号機の持つ刀は草でも刈るように
虫たちを切り倒していく。
やがて無限かと思われたほどの虫たちの襲撃も,段々弱ってきた。指揮官級の虫たちの姿がほとんど見
られなくなり,他の小型の虫たちの抵抗も散発的になったところで,一行ははどんどん進撃し,残り
の敵をなぎ倒す。絨毯のように敷き詰められた無数の虫たちの死骸を踏み潰しながら,ドグマ第3層を
ほとんど無傷で突破した。次はいよいよ本命の第二発令所のある第4層だ。

372 :ファイン=プット(ネルフ職員):02/10/26 18:12 ID:???
地上の主戦場が池袋方面に移った。いや、便利屋のガンヘッドに押されて
綾波教が下がっていったというべきか。
量産機エヴァは戦闘機部隊の攻撃を受け、参号機に集中できなくなっているようだ。
あっ、ガンヘッドが量産機に向けてミサイルを発射した。
量産機は顔を向けるのが精一杯のようだ。ATフィールド展開は間に合いそうも無い。
「ナイスミサイル!!いっけーっ!!」葛城という女が叫んだ。
当たったな。
俺もそう思ったが、命中する寸前でまたも量産機はいきなり俊敏な動きで
ミサイルをかわし、かわすついでにガンヘッドを蹴っ飛ばした。
ガンヘッドはビルに叩きつけられ、崩壊したビルの瓦礫の下敷きになる。
葛城の顔が一瞬にして曇る。
やはりパイロットとは別に、司教が量産機を外部から操っているんだな。
未熟なパイロットをコーチするように。

373 :便利屋スズキ(ガンヘッドコックピット内):02/10/26 18:25 ID:???
首痛てえな、
「ガンヘッド無事か?」
「各部に損傷がありますが機体は無事です。」
「トライデントとのリンクは無事に動いているか」
「瓦礫の下で快調とは言えませんが無事です」
「トライデントにAIプログラムを転送しろ」
「了解、5秒後に作業を開始します」
さて脱出させてもらいますか
「ガイバー」バキ!
ふっふっふっ許さん伍号機でぶち殺してやる。

374 :便利屋スズキ(伍号機内):02/10/26 18:53 ID:???
人間じゃなくても池袋から全力で走ると疲れるな
伍号機は起動実験さえしてないが2度死を味わった
俺なら満足にはいかんだろうが動かせる筈だ。
あのEVA量産機に目にもの見せてくれるわ
それにしてもあー背中痒いなって今、伍号機背中掻いたぞ。
足動かして手開いて握って、よしこれならイケる。
さあポジトロンライフル持たせて獲物を始末しに行こう

375 :町奉行:02/10/26 20:45 ID:???
あのランドマスターの隊長も思い切ったことをするな。
まさか、部下を囮にするとはなあ。
少女一人にこの代償は普通だったらでかいんだが。
まあ、人のこと言えたギリじゃねえがな。

どうやら囮にむかってもまだうじゃうじゃと出てきやがるなこの蟲どもは。
これだけの数をあの2号ってのは1台で引き受けるのか?
あいつらが心配だぜ。
どうしたリナ。
なに悲しそうな顔してんだ?
こいつらが気になるのか?
まあ、たしかにこいつ等もなりたくてこうなったわけじゃあねんだあろうが。
だが、襲ってくるし、外にでると人やけものを襲う。
外だと敵もいないとくるとそれだけで生きていく物のバランスを崩すかもしれんし。
でも、先にいるものには哀しみがあるというのか?
だったら、話せるかもしれんが。

こいつらだって、アオイってのが攫われていなければ、ここまで
執拗に殺しはすまいよ。

376 :クグツシ(ネルフ直上):02/10/26 20:47 ID:???
開かれた扉の向こうに、三機の巨人が見えた。
「おお、これが例のエヴァか。カッコわりィが使えんのかね?」
相撲取りをそのままエヴァにしたような…不恰好極まりないな。
「それよりもさっさと仕事をしましょう」
「そだな。ぱぱっとやっちまってささっと帰るか。ヒッグス壁を作れ」
「わかった」
んーどいつにするかな。迷ってる時間が惜しいな。よし、この赤い奴だ。
血の赤と闇の黒は我等にもっとも似つかわしい色だ。
「よっと…………………………よし。完了だ」
ロープでも投げるかのように右手からアルミサエルの触手を伸ばし、赤いエヴァの首筋に融合させる。
エントリープラグを浸食し、更に先のコア制御システムを手中に入れる。
それ証拠に、エヴァがゆっくりと立ちあがる。
「ヒッグス、ゲートキーパー俺につかまれ……スナイパーは?」
「あそこだ」
あいつ何時の間に…まあいい。触手を収縮させ、その勢いで一気に左の肩へ。右の肩にはスナイパーが居る。
「ゲート解放にかかる時間は?」
「こいつは大きすぎます。3分は見てもらわないと」
「じゃあ移動しながらゲートを開けよう。15km先の空中で実行。
 ゲートの場所はお前が決めろ。ナビも頼む。
 ヒッグス、お前は重力場を操作してこれの移動を楽にしろ。
 スナイパーは周囲の警戒を頼む」
「解りました」「わかった」「了解」
「行くぞ! カウントダウン3、2、1、GO!」
赤いエヴァが宙にに浮き上がり、ある方向へ向けて飛び去った。


377 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 20:48 ID:???
LIVE-Vermilion01
「攻撃効果、確認。敵通常戦力は正面部の攻撃による瓦解発生。
戦車、装甲車両などを破壊することを主におこなえ。
第二隊に通達。
量産機は、ときおり俊敏な動作をみせるもよう。
形状認識方式の武装を使用せよ。
当機は、補給のため一旦帰投する。」
通信終了、01以下の三機、残りの兵装をすべて日重工ビルに迫っている
先行部隊に投入。
効果確認せず、帰還。

LIVE-Vermilion02
すばやく確認をとる様子。
「ガンヘッド攻撃、効果無し。
ガンヘッド、反撃を受け、横転、ビルに激突、瓦礫に埋まった模様。」
さらに機体を旋回、援護のためミサイルを撃つ。
「全弾発射、量産機にはあたらず、周囲の敵兵粉砕。後始末が大変だな。」
「私語はひかえろ、状況は?」
OPS、状況の確認に躍起となっている模様。
「ガンヘッドパイロットは脱出。装甲服のようなものを装備、高速で移動。
方向は、池袋?、池袋方面で間違いは無い。」
「了解、ガンヘッド周辺はどうだ?」
しばらく目視で確認。
「敵戦力、0。日重工ビル周辺の敵も移動。後方で体勢をととのえつつあり。」

LIVE-OPS
「敵量産型エヴァンゲリオン、操縦系統は2種と思われます。」
作戦参謀に報告。
「帰還したバーミリオンと入れ違いでいい、攻撃隊を対空、対地両兵装で出撃。
エヴァンゲリオン参号機の援護で回せ。」

378 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 20:49 ID:???
LIVE-Hunger
「攻撃隊出撃体勢、兵装はマルチ、照準は形状認識!」
主任整備士、大声で通達。
他整備士、武装を入れ替えに走る。
「お前等サブリミナルはもう大丈夫だろうな?」
航空作戦指揮官、確認。
「大丈夫であります、大佐。」
攻撃隊隊長、返答。
作戦指示書を手渡す。
「バーミリオンを下げてだす、行け。」
攻撃隊出撃。

LIVE-ATACKER01
「システム、グリーン。」
衝撃、カタパルトより発進。
連続して八機、発進。
「さて、汚名を返上するぞ。目標は敵エヴァンゲリオン量産機。任務は援護だ。」
「了解。」
各機返答。
編隊を組んで移動。

379 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 20:50 ID:???
LIVE-Vermilion01
「やつらは大丈夫か?」
「ネルフでは大丈夫といってます。」
隊長、エンジニアに確認。
武器、補給完了。
「燃料は8割あればいい!、そんな遠くへは行かないんだ!」
燃料補給を途中で切り上げる。
「まわせ、Vermilion01出るぞ!」
カタパルトへ移動。
「Vermilion各機、以後、攻撃補給は自由。敵を追い払え。」
各機返答。
「Vermilion10、対地装備で池袋方向から侵入開始。以下15まで順次続け。」
第二隊、攻撃開始。

LIVE-Vermilion05
「敵部隊、一部迷走確認。方向は綾波寮方向。数戦車2、装甲車両3、歩兵多数。改造騎士
未確認、至急迎撃を求む。」
上空から機銃による攻撃で足止め。
効果少なし、反撃をうける。
「左翼被弾、戦闘続行不可、飛行可。帰還を行う。」
OPS返答。
「了解、帰還を認める。他の攻撃可能機に通達。」
「Vermilion12、13移動可能。攻撃に向かわせる。」
「了解10。」
機体のバランスを崩しかねない物をとりあえず投下。
プロペラントタンク、歩兵を直撃、残存燃料引火爆発。

380 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 20:51 ID:???
LIVE-Vermilion12
「位置、敵数確認。攻撃姿勢に入る。」
照準、形状認識を確認。
「攻撃。」
多数の発射音。
火線、敵部隊へ命中。
「なに?、ATフィールド?」
敵部隊、1部にATフィールドと思しき光彩。
「改造騎士確認、手にスパイク、サキエルタイプ。」
反転上昇する機へ攻撃。
命中せず、ただし接近攻撃は不可能。
「13遠距離より攻撃、命中。」
戦車、装甲車は完全破壊。
歩兵は半数生存。
「南西方向より、移動物体。な?、バイク?」
眼下のバイクを確認、OPSへ報告。
「敵部隊に向かうバイクを確認。おそらくZOだと思われる。」
OPS返答。
「ヘリと攻撃機を回す。それまでそこで、援護と攻撃を行え。」
上空で旋回を開始。
ZO到達まで、あとわずか。


381 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 20:52 ID:???
ZO、シャドームーン、噛み博士かむばっく!
ということでZOに来てもらいました。

382 :クグツシ(空中移動中):02/10/26 20:53 ID:???
「進路修正必要無し、直進。あと5、4、3、2、1、ゲートオープン」
グワッと巨大な扉が空間に軋みを上げて開く。
円形の端面が大きく揺らぎ、全く安定していない。
「そんなに長くは維持出来ません。早く!!」
「一気に抜けるぞ! ヒッグス重力方向をあの中へ変えろ!!
 手加減するな!!」
「了解!! おおおおおおおおお!!!」
空気抵抗による後ろへ引かれる感覚が、急激ブレーキをかけたかのように進行方向へと変わる。
更にそれは加速度的に、ただの穴がブラックホールのようにっっくおっ
「おおぉおおおぉぉおおおっ!!?」
「ああぁあああ」「…………」
「あと4びょ………2、いっ…」
エヴァを含め俺達全員が飲みこまれた直後、ゲートは閉じた。


383 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 20:56 ID:???
ベースキャンプ緊急通信
我々の反対方向にあるトライラックスのスモーウオーカーが一機
突然空中に浮き、消滅。
事前に反応なし、移動する物体の確認は出来ず。
ただし、デバイディングコックローチハウスに異常共振あり。
これはすぐに収まるも、その他に反応なし。
警戒を強めるものとするが、センサーはランドマスターより
劣るため、効果は期待できないと思っていただきたい。

384 :便利屋スズキ(伍号機内):02/10/26 21:04 ID:???
ドドドドドド! ガシャ!ジャキ!
この雑魚どもが目障りだ
パレット・ガン撃っても沸いてきやがって
俺じゃあ歩かせるのが限界なんだよ
ATフィールドさえ展開できてないからガンガン着弾してるし
コイツはロバか。とにかく走れ走れ走るんだー

385 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 21:08 ID:???
状況報告
第3層に入ってからの戦闘でかなりの数の蟲を撃破する。
過去我々が遭遇したものより若干進化しているようだ。
囮の2号は、さらに強烈な物に遭遇したらしい。
だが、統率を微妙に欠いているため、1台だけでもそんな苦戦はしていない
ようである。
それより驚くのは町奉行だ。
彼は普通の日本刀であの蟲を切ることができるのだ。
無論、人型ゴキブリにはまだ直接の戦闘は行っていないが、それでも
大型種の蟲をつぎつぎと撃破しているのは驚く。
同心たちにはライフルを所持しているものもいるが、怪我人がでない
というのはすごいものだと感心する。
ダッシュボード上にまたもアルジャーノンが座っている。
なにか、彼らに対しての哀悼の意を表しているようだ。
彼ら蟲たちの遺骸を踏みしだきながら前進しつつ、このねずみの態度に
ならって、黙祷を捧げる。
「泣いているんですか?」
レナが行き成りそう言ってくる。
振り向くと、レナが一筋涙を流している。
経緯は違うとはいえ、同じ人の手によって作られた物同士の哀しみを
感じている様子だ。

直後にとんでもない事態を報告される。
トライラックス側に伝えたるが、既に消えてしまったものに対応は出来ない
のではないかと思う。

386 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 21:20 ID:???
LIVE-Vermilion12
「所属不明のエヴァンゲリオン確認。おそらく便利屋の所有と思われる。
移動速度遅し、武装は過剰。
ただ、敵への対応に手間取っている様子。援護の必要あり。」
上空から確認、機銃で援護をする。
効果すくなし。

LIVE-Vermilion01
「了解12、補給を終えたばかりの07と05、および09を向かわせる。
同三機は、速やかに池袋方面のエヴァンゲリオンの進行を援護。
速度は遅いぞ、気をつけてやれ。」
三機、返答後、池袋へ。

LIVE-OPS
「LIVE-Vermilion01、便利屋のエヴァンゲリオン援護を確認。
支援戦闘機の増発を要請。」
オペレーター、後方を確認。
うなづく作戦参謀。
「支援戦闘機部隊バーミリオン2を発艦。コースはインターセプト。
目標は池袋方面へ進行した敵、および量産型エヴァンゲリオン。
便利屋のエヴァンゲリオンは味方とみなす。」
別報告受信。
「Vermilion13、池袋方面へ新たな敵移動確認、スガモ・プリズン方向へ。
前回の捕虜奪還を画策かと思われる。」
「了解13。スガモ・プリズンへ通報します。」
スガモ・プリズンへ通報。


387 :翼を持つ男(第三新東京市近隣高空):02/10/26 21:27 ID:???
なんだ…………なんなんだアレは? 俺は知っている。知っているぞ。
あれは綾波教のファーストだ。俺が見えていたなんて思いたくも無いが……間違い無く目は合った。
何故こんな所に? あいつもあの少女が狙いなのか?
一体ここにどれだけの戦力が集まってるんだ? と、通信機が震えた。
「ん……ああ。お前か。どうした? こっちは綾波教のレイまで現れて……なに?
 旧東京で武力衝突だと? ここに戦力が集まってを見越しての行動か?
 戦況は綾波教が有利か?……なぜって、向こうの方が上だろう…そうか。ここで動くのか。
 情報提供感謝する」
新チーム、Fが動く。チームCは実質的に壊滅したからその補充だ。
旧東京のネルフの色が悪いらしい。だから手伝いに行くとの事。
塩を送るのがメインと言っていたが、場合によっては相手にされないだろう。
量産機も居るらしいが、相手の全滅が狙いではなさそうだ。
戦力削りを兼ねたじゃれ合いか、それとも単なるリハビリか。
迷惑な事態極まりないだな、ネルフにとっては。


388 :地下第4層、第2発令所前:02/10/26 21:34 ID:???
「来たみたいだね」
第二発令所前で沈黙を守っていたカヲルが眼を開く
「会わせる顔も無い所だけど、道くらい造っておこうか」
そう呟いて、降りて来た者達の方へ歩き出す
カヲルの歩く先には、無数の蟲達が群れを成し黒く蠢く壁を作り上げていた

389 :ファイン=プット(ネルフ職員):02/10/26 21:35 ID:???
トライラックス艦隊へ報告。
ネルフ側のエヴァがもう一機現れた。あれは便利屋のエヴァだな。
頼りない動きだ。赤ん坊のヨチヨチ歩きだ。
あーあーあー、瓦礫につまづいた。
ああ、もう見てらんない。あれではガンヘッドの方が戦力だった。
便利屋はエヴァを使いこなせていない模様。葛城が頭を抱えている。
綾波教に新たな動きあり。詳細がわかりしだい報告する。

390 :便利屋スズキ(伍号機内) :02/10/26 21:47 ID:???
ど畜生やっとあの忌々しいEVA量産機まで辿り付いたぞ
ポジトロンライフルの照準はっとこれでいいのか。
間違っても参号機に当てる訳にはいかん
照準OK当たれー ドンッ!
畜生、外したかだがまだ弾は残ってる。
参号機と離れた。今がチャンスだ死ね死ね死ねー

391 :厚木基地最後の兵士:02/10/26 22:03 ID:???
LIVE-Vermilion01
「各機、量産型エヴァンゲリオンに近づきすぎるな!。便利屋の射撃の
犠牲にならないように距離をとって攻撃。」

392 :ファイン=プット(ネルフ職員):02/10/26 22:08 ID:???
物凄い衝撃が臨時発令所に響き渡る。
照明がちかちかと点滅し天井が少し崩れる。一部の計器類がショートした。
すぐ近くの日重本社ビルに伍号機の放ったポジトロンライフルが直撃したのだ。
一瞬で伍号機の背後に回った量産機が撃たせたのだ。
日重ビルが瓦礫の山と化した。
なんかここもヤバイ感じになってきた。
しかし今の所ここが一番情報が集まるから、ここでもう少し頑張るしかないか。
うわ、量産機が伍号機の右腕をへし折った。便利屋は大丈夫か。
マヤとかいう小娘が座布団かぶって何か叫んでいるが、
衝撃音で何を言ってるかは聞こえなかった。



393 :便利屋スズキ(伍号機内):02/10/26 22:20 ID:???
ガタン!
くそっ右腕が痛てえ、誰が操縦してるか知らんが手馴れた動きだ。
俺の腕では無理か仕方ない神経接続解除、
「ガンヘッドAI聞こえるか」
「トライデント内に侵入は完了しました。」
「衛星通信システムでレーザー攻撃衛星を起動させて
 通常装備の最大出力で3分後に量産機を攻撃しろ。」
「了解、サテライトシステムはどうしますか」
「今は必要ない。必ず命中させろ」


394 :ファイン=プット(ネルフ職員):02/10/26 22:31 ID:???
量産機がへし折った伍号機の右腕をむしり取って
バーミリオンの戦闘機に投げつけた。一機が爆発炎上しながら墜落していった。
以前、元戦自の奴が話していたサードインパクト直前の弐号機のようだ。
あの量産機、通常はもたもたしてるのにいざって時に動きが良くなるから
参号機もかなりてこずっているな。
おや上空にレーダー反応――司教だ。監視映像を見るとあれは主席か。
あいつが量産機パイロットのコーチってわけか。
主席がじきじきにおでましとは何かありそうだ。
「トライラックス艦隊に報告。旧東京を攻撃中の綾波教を率いているのは
主席司教。なお量産型パイロットは技術的に未熟で、この主席が外部から
コーチングしていると見られる。以上」
日向にも報告するか。
「発令所に報告。上空に司教らしき人物を発見」

395 :便利屋スズキ(道路上):02/10/26 22:42 ID:???
ココは危険ださっさと逃げよう
格納庫で腕時計付けてきて正解だったな
レーザー攻撃まで後数秒か
「5.4.3.2.1 光が見える」
EVA量産機の右腕を落としただけか
くそっアレを避けるとはなんて機動性だ。
このままでは負けるぞ

396 :ファイン=プット(ネルフ職員):02/10/26 22:55 ID:???
司教の笑顔が監視映像に映った。
――こいつ…なんて楽しそうな顔をしているんだ…。心の底から楽しくて楽しくて
しょうがないという顔だ。
主席がその笑顔を見せたかと思うと、量産機が猛スピードで上空に舞い上がって行った。
そのまま大気圏外まで飛び出して行ったぞ。
「量産機はどこへ行ったの!?」葛城の怒号が飛ぶ。
「大気圏外へ…!!」
数秒、発令所内は次に何が起こるのかという空気につつまれた。そして
トライデントに一筋の光が降りてきた。
「よけて!!」
葛城の声も虚しくトライデントにレーザーが直撃した。

397 :396:02/10/26 22:57 ID:???
しまった。>>395とかぶった。
リロード忘れた俺が悪いんで>>396は無しにしてください

398 :AngelArmsチームF(池袋近辺):02/10/26 23:04 ID:???
「撃ち方用意」
ずらりと10の砲身が並べられる。砲台はヒトそのもの、直径50cmはある砲身は腕だった。
砲身の向けられた先には、無数の綾波教兵士達が居た。
ここのある施設に収監されている仲間を救出するのが狙いだと推測された。
「撃て」
女性士官と思わしき者の旗が前方へ振り下ろされる。
十条の光が走り、遠方へと途切れる事の無い輝くラインを引く。
「薙ぎ払え」
旗が横に振られると、十の光が規則正しく、高さを変え左右にまんべんなく方向を変える。
「撃ち方やめ」
旗があげられると、そこには広い荒地だけが残った。
所々に改造騎士と思わしき人影が残っている。
「魔剣アンサラー、放て」
女性士官の横から、三叉の尾を持つ猫のような獣が現れる。
その三本の尾が、数回フラッシュを放った。
数秒後、立ちあがった人影は音も無く無数に分断され崩れ落ちた。
「掃討完了を確認。次目標はネルフ仮設本部施設。ゲート用意」


399 :398:02/10/26 23:14 ID:???
チームFのネルフへの移動は攻撃目的ではないのでお間違えの無きよう。
ネルフに居るキャラ達は襲ってきたと思うかもしれませんが(笑
黒メガネさん、まもなくそっちに行きますので。
便利屋さん動きが激しいですね。厚木の兵士さん凄いッス!!
トライラックスさん、一機拝借致しましたので。すみません。



400 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/26 23:20 ID:???
>>399
 トライラックス担当です。
 カヲル君が蝿の王に先制攻撃を仕掛けたので、
 今回もスモーウォーカーの出番はなしかと思っていましたが、
 この手がありましたか。なるほど。
 奪い取られたのはエヴァ・フェットが操縦していた
 『栃乃茜』のようですね。
 エヴァ・フェットには帰りは別の方法で艦隊に戻ってもらわねば。

401 :トライラックス艦隊:02/10/26 23:40 ID:???
主力戦艦『シャークエゼキューター』の艦橋にピエット提督とB級大使サイテイルが入って来ると、保安部長のオドーが報告した。
「現在、艦隊内を探索中ですが、今の所はそれらしい侵入者は発見されておりません」
続いて、『シャークエゼキューター』の艦長であるタイラーが報告した。
「ファイン=プットからまたも報告です。現在、旧東京に神聖綾波教団の軍勢が侵攻中、前線で指揮を取っているのは同教団の主席司教であるものと思われます」
「何? 旧東京に侵攻、しかも指揮を取っているのが教団の主席司教だと? 一体どういうつもりだ?」
サイテイルがしびれを切らせて言った。
「第三東京の方はどうなっている? A級大使の安否が気掛かりだ」
「そちらの方からは今の所、報告がありません」
「こうなったら私が直接、A級大使様を迎えに行くぞ。ピエット提督、飛行機と海兵隊1箇小隊の出動準備をしろ」
そして、サイテイルは赤いベレー帽をかぶり、顔の右側に傷跡があって眼帯をした士官を呼んだ。
「カーネル・バシャール、サルダウカーの中からも2,3人、応援をよこしてくれ」
「ははっ、了解しました」
そこへスモーウォーカーのパイロット達4名が入って来た。
「わしらも行かせて欲しいでごわす! 役立たず呼ばわりで出番なしではつらいでごわす!」
「仕方がない・・・よし、イシツカとマツムラの2人、ついて来い。オオクボとイジュウインは艦隊に残って侵入者の探索を手伝え。どちらも足手まといになるなよ」
「おっす、ごっつあんです!」

402 :401:02/10/26 23:53 ID:???
『シャークエゼキューター』艦長のタイラーは別名「無責任艦長」。
「バシャール」というのはフランク・ハーバートの『DUNE砂の惑星』の用語便覧によると、
「サルダウカーの階級名で、大佐、もしくはそれよりやや高い階級」で、作中では「上級大佐」「将軍」と訳されています。
しかし、あえて「バシャール」の前に「カーネル」をつけていることや、顔の右側に傷跡と眼帯という風貌からも別の元ネタがあることがわかると思います。
まあ、すでにウイグル獄長も登場していることだし、南斗無音拳カーネルとカメレオンUの対決なんてのも面白そうだし。
あと、スモーウォーカーの役立たずパイロット達の名前がイシツカ、マツムラ、オオクボ、イジュウインというあたりがまたしてもギャグになっています。

403 :401:02/10/26 23:59 ID:???
>>402の補足
 オドー:加藤精三
 タイラー:辻谷耕治
 カーネル・バシャール:矢田耕司
 イシツカ:石塚英彦
 マツムラ:松村邦洋
 オオクボ:デーブ大久保
 イジュウイン:伊集院光

404 :395:02/10/27 00:03 ID:???
>>401さん一応ネタはあるんで後でハルミさん出していいですか。


405 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 00:15 ID:???
>>403
てことは、やはりどっかで「まいうー」つうんでしょうか?
他にもスズキが欲しいですね。

406 :厚木基地最後の兵士:02/10/27 00:24 ID:???
LIVE-Vermilion01
閃光で、カメラ一時的にブラックアウト。
「便利屋が衛星レーザーを使用。量産機、右腕欠損。再生の気配、現状でなし。」
旋回し、その腕溶断面にミサイル。
「着弾するも効果なし。」
ATフィールドに阻まれた様子。

LIVE-Vermilion13
「新たな集団確認、敵綾波教を撃破後、瞬時に消滅。所在不明。
敵、味方の識別不能。」
スガモ・プリズン上空を旋回して確認。
「敵、スガモ・プリズン外壁に接近。湿地にて移動速度減。プリズン警備隊、反撃開始。」

LIVE-Vermilion05
「当機ネルフ施設上空到着。先ほどの報告の未確認部隊、ネルフ施設正面に出現。
攻撃方向は、不明。」

LIVE-Vermilion01
「新勢力は、こちらへの攻撃を仕掛けるまで、一切手をだすな。
現状で綾波教を防ぐことへ全力を注げ、オーヴァー。」
各機了承。
戦闘続行。

407 :363:02/10/27 00:26 ID:???
遅くなりました・・・って、何コレ・・・?!
どんどん話が膨張を・・・!! 自分が離れてから50レス近く進んでるし。
皆さん、本当にご苦労様です。もう大興奮です。

>厚木基地最後の兵士さん(「様」に変更すべきか)
すごい!! すごすぎる!!(ケンスケ声で)
厚かましくもお願いした甲斐がありました。ありがとうございます。
今後は自分の脳内で「神」と呼ばせていただきます。

>便利屋さん
伍号機・・・忘れてました・・・そうか、まだ日重共にあったんだっけ・・・
ガンヘッドAIと組んでの大活躍、手に汗握ってます。いや、ホント。

>加持さん、というかファイン・プットさん
ネルフ司令部のフォローありがとうございます。主席の位置づけも
わかりやすくなりましたし、本当に助かります。>>396は残念でしたね・・・

>アルジャーノン&ベルゼブブ閣下
ごめんなさいそっちがまだ終わってないのに・・・
最後の兵士さん、提唱者さんがそちらも掛け持ってくれているようなので、
展開にはあまり支障は出ない、と、思います・・・が・・・
最後まで見てます。蝿王、鼠紳士とも、頑張って。

>提唱者さん
すみません、さんざん書き散らした挙げ句遅れました。第弐とアスカの方も
進めたいのですが、この展開では無理かもしれません。スモーウォーカーを
奪取した混成部隊(ですよね?)も気になります。

408 :401,403:02/10/27 00:26 ID:???
>>404
 どうぞ、どうぞ。
>>405
 スズキって?
 すでに登場している便利屋スズキ氏とかぶってしまいそうだが。

409 :厚木基地最後の兵士:02/10/27 00:37 ID:???
状況報告 ランドマスター2
我々は囮ということで、第3層のもっとも動体反応、および熱反応の高い場所へと
移動を開始。
熱反応は、もともと昆虫を元に生まれたと思われるこの蟲たちにさほど高い体温は
期待していない。
だが、繁殖をするとなれば、それなりに温度の高い場所を必要とするだろうという
隊長の判断からである。
進行を開始後、本隊との距離が充分離れたことを確認後、派手に戦闘を開始する。
粘液と、樹脂化した分泌物でできた廊下、および壁をミサイルで粉砕する。
予想通り、蝿の大群が大挙して出現。
前面に展開した分隊の劣化ウラン含有殺虫剤の一斉噴霧でおよそ80%を撃墜。
こぶし大の蝿ならばこれで充分対処可能だが、劣化ウランが有る以上市街地では
使いたくない。
蝿の歓迎をうけ、その先の広場となっている場所を確保。
ゴキブリどもは一切姿をみせない。
「動体反応、前方、及び左方。多数!」
咆哮されたところにめくら滅法の射撃をする。
完全殲滅をかんがえていない、頭の悪い射撃をするのは子供の頃のゲーム以来。
「状況?」
完全に破壊をしたため、ゴキブリたちが慌てているのが見える。
「この先にかなり温度の高いエリアを確認。」
いっちょぶちかますか!

410 :363:02/10/27 00:40 ID:???
言い忘れ・・・

もちろん某農場新入りさん、町奉行さん、エヴァ・フェットさんもガンガレ!!
>某農場新入りさん
ここにきて快進撃ですね。アオイと会えるのはいつなのか・・・クライマックスは
近いようです、頑張ってください。彼は蝿王にどう向き合うのか、と妄想してみる。
>町奉行さん
リナちゃんに優しく話しかける感じがとてもイイ!です。
彼も、蝿王と会ったらただ殺すだけってことはないでしょうね。と期待。
>エヴァ・フェットさん
彼(彼女?)の帰りの足はどうなるのか・・・
教団レイもそちらに到着したようです。反応するのはやはりA級大使様が1番手?
あと、ピエット提督頑張ってください・・・自分はコブラツイストで彼に惚れました。
いい加減トライラックス艦隊も穏やかではいられなくなりましたね。
晩餐会ではあの空気が戻ってくるといいのですが・・・

自分はよく人を入れ忘れるな・・・鬱。

411 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 00:41 ID:???
>>407
いや、照れます。

>>408
パパイヤ鈴木のことでした。
まあ、踊る身軽なデブコンビで深夜番組やってたから

412 :ボーイの姉(何処かのテラス)<1/4>:02/10/27 00:44 ID:???
>>247の続き)

意を決してドアを開けると、そこは白を基調とした部屋だった。
向こうに見えるテラスで、教授が紅茶を入れている。
引き寄せられるかのようにそこまで歩いて行くと、美しい緑がガラスの外に広がっていた。
差し込む日の光が非常に心地よい。
「座られてけっこうですよ」
「……あ、失礼します」
「そこの君もどうぞ」
「は、はい」
私達がテーブルについたところで、教授も反対側に座った。このイス、座り具合が最高だわ。
「早速、そのプリンを…「ああ、すいません。どうぞ」
保冷容器に入れたプリンを差し出す。
「そこの突起を倒していただければ……」
プッチン
「ほお! これは見事な。色合いといい光沢といい……では」
皿の上に落ちたプリンを見、教授は感嘆の声をあげた。そしてひとさじ。
「おいちい! これは歴代3位に入る美味しさ! おいちい!
 これは頭が冴える」
「喜んで頂けて何よりですわ」
ゆっくりと味わっているのを邪魔するのは悪いと思い、しばらく外の目をやる。
これも造られたものなのだろうか。映像にしてはリアル過ぎる。


413 :ボーイの姉(何処かのテラス)<2/4>:02/10/27 00:46 ID:???
紅茶に口をつける。すっと胸に染み込んでくる良い香り。
「美味しい……」
自然と口からそう出た。計算したお世辞ではなく。こんな美味しい紅茶、初めてだわ。
「それはなにより。ん〜〜久し振りにおいしいものを頂きました。感謝します」
最後の一口を食べ終わると、教授は皿を舐めながらそう言った。そこまでする普通?
「まだありますから。教授に全て差し上げますわ。
 ……ノヴァ教授、教授はフォースインパクトについてどうお考えですか?
 サードインパクトを経験されたなら、望ましい事ではないとお考えでしょう?
 我々は少なくともそうです」
「残念ながら、私はそれを経験してはいないのですよ」
「そんな馬鹿な!!」
荷物持ちが叫んだ。無理も無い事だ。彼が言わなければ私が言っていた。
「簡単な事です。中和されないだけのATフィールドの発生と維持が可能であれば、
 人のままで居られます。
 物質に反物質があるように、ATフィールドの特異性を考えれば、
 その逆のアンチATフィールドと呼ばれる物を見つけるのにはさほど苦労しませんでした」
教授が紅茶に角砂糖を一つ、二つ……幾つ落とすのよ? 色が変わってきている。
「………で、何時来ていただけるのですか?」
「行くと言った覚えはありませんよ?」


414 :ボーイの姉(何処かのテラス)<2/4>:02/10/27 00:50 ID:???
「それでは!」
私の抗議に片手を前に突き出して、教授は最後まで聞け、という。
「私がいいと言ったのは、この部屋に招き入れる事です。
 残念ながらあなた方の施設へは行けません。
 ただし、こちらの提示する物を用意出来るなら行きましょう」
「なんですか? 総力をあげてご用意致しますわ」
「私が欲しい物…それは碇シンジと呼ばれる少年の脳です。クローンでは駄目です。
 他にも彼と比べるとレベルが低いのですが、綾波レイ、惣流アスカラングレー、碇ユイ、キール・ローレンツ…
 ネルフ、ゼーレと呼ばれる物に関わりサードインパクトを引き起こした主要な人達の脳が欲しいのです」
無理だ。実力を考えても揃える事など到底出来ない。それにそれでは綾波教を止められない。
「なぜ、脳を?」
「私は今、業子力学と呼ばれる物の研究をしていてね。
 業子、この宇宙に存在する物は全て、存在するだけでそれを発し、互いに影響しあっているのだ。
 人間の脳と言うものは、最高の業子力エンジンとしての役割を果たすのだよ。
 中でも、彼の、碇シンジの脳の業子ポテンシャルは非常に高い。だから研究材料として是非欲しい。
 業子力学の研究において実に充実しているよ、この時代は」
「…………」
私には理解できないレベルの話だわ。とんでもないことを考えている。業子なんて初めて聞いたわ。
…とにかく研究の為にそれがいると言う事でも、不可能。
「残念ですが、現状では不可能ですわ」


415 :ボーイの姉(何処かのテラス)<4/4>:02/10/27 00:52 ID:???
「仕方が無いですね。少々待って頂けますかな?」
「はい」
教授が席を立ち、奥の方へと歩いていく。姿が消えると、小声で荷物持ちが話しかけてきた。
「拉致して無理矢理にでも連れていくべきでは?」
「馬鹿ね。それが出来ないからこうしているのよ。教授自身に戦闘能力はないわね。
 でも、ここは彼のテリトリー。何が起こっても私達に対処する術は無いわ。
 これで多少のコネが出来たんだから、それで良しとしましょ」
またくればいい、会ってくれるかは別として。それだけのことだ。
5分が過ぎ、教授が誰かを連れて戻ってきた。サイボーグ、かしら? 額に数字のある、あどけない顔。
「あなた方に一体差し上げましょう。GシリーズNO.10です。
 プリンのお礼にどうぞ。ATフィールド無効化機能も搭載済みです。
 これが説明書とキーコードの入ったディスク。どうぞ」
「あ、有難う御座います」
プリンだけでこんな物が頂けるとは思わなかったので、どう反応していいのか解らなかった。
「自我はありません。解析はご自由に」
さあ、と教授が横に避けると、重武装したそれがこちらに来た。
金属で出来た鋭角の蝶の羽のような物を背中に、両手で大きく複雑そうな銃を持っている。
「彼らが新しい主人だ」
「……認識完了、了解した」
私の前にそれが膝まづく。そして背後にノイズが走り、白いドアが現れた。
「では。そこからお帰りを。
 物が用意できれば私は何時でもそちらへ行きますよ」


416 :黒縁メガネオペレーター:02/10/27 00:56 ID:???
「センサーおよびカメラとの連動、回復します」
「非常ルートから電源を確保できました。ショートした回路は無理ですが、
 残った設備で充分指揮は可能です」
「まだいけるわね。すぐに参号機、トライデント1号機、バーミリオン隊との
 通信回線を開いて! バーミリオン隊への指示はこのままオーヴァー・ザ・レインボーに
 委任、状況報告だけは上げといて! とにかくこっちは量産機を何とかしないと」
電気系統が回復し、画面と計器類に光が戻る。しかし、参号機への指示を出そうとして
画面に見入った俺たちが見たのは、予想もしなかったモノだった。
こちらに進攻してくる黒い制服の部隊。途中に立ちふさがる教団改造騎士を無造作に
撃破し、カメラを確認したのか戦闘の女性が唇の端を吊り上げた。
「あれは「E」計画の・・・!」
「本部に仕掛けてきたのとは別の連中のようね」
「一体、こんなときに何の目的で・・・まさか、教団か我々、どちらかを一気に潰す
 つもりで?! 今のままじゃ対処できないわ」
「どちらかではなく、両方かもしれんぞ。奴らは現在全ての他勢力と敵対している」
俺は床にうずくまったマヤちゃんを助け起こしながら、再び画面を見、思わず叫んだ。
「EVA参号機、中破! 量産機の動きが今までとケタ違いに・・・!」

417 :416:02/10/27 00:58 ID:???
あああ、誤字発見・・・
>416、10行目の「戦闘の女性」は「先頭の女性」の誤りです。
失礼いたしました。

418 :416:02/10/27 01:08 ID:???
ああああ、また間違い・・・
部隊Fはゲートで移動してるから、「進攻してくる」はおかしい。
すいません、彼らが池袋周辺に到着したところをたまたまカメラが
捉えたということにでもしてください。
重ね重ね失礼致しました。

ところで、またEVAどうしの戦闘書いてもいいですか・・・?
先のようなのにしかなりませんが・・・

419 :エヴァ・フェット:02/10/27 01:13 ID:???
「うおおおおおお!」
スモーカー大佐が両手から煙を発射すると、ザコの小さいハエは煙でやられてコロコロと地面に落ちてくる。
ハエ相手には便利な攻撃能力だが、これには味方の側に重大なデメリットがある。
「おい、肺ガン野郎! お前が煙を使うと俺達が火炎放射器を使えねえじゃねえか!」
「だったら使うな。俺の身体が煙になってる時に火が付いちゃかなわねえからな」
「足手まといにならないように気をつけろってフウイ・ノ・レイ様が言ってたろ!」
俺とスモーカーが言い争っている間にも新手の敵が襲いかかって来る。
スモーカーは馬鹿でかい十手でハエを叩き落とし、俺はサブマシンガンと火炎放射器で応戦した。
最初のうちは強敵だと思われていた巨大なゴキブリはもうほとんど片付けてしまった。
もっとも、その大半は俺達ではなく、碇シンジと綾波レイ、そして、ランドマスター隊の手柄である。
おびただしい害虫どもの死骸の山の中を歩いて前進する俺とスモーカーはこれまで敵対していた者達の戦闘力に驚かされる所となった。
俺は元クローントルーパーで、賞金稼ぎになってからも数々の修羅場をくぐり抜けてきたし、スモーカーだってそれなりのものだろう。
しかし、その俺達が今、共通の認識として、改めてネルフ・トライデント側勢力の戦闘力の高さを見せ付けられる所となったのだ。
「奴ら、なかなかやるな。にわか仕込みの軍隊だと思ってたが、俺の部下の海兵隊がこいつらと戦うとなれば、俺達の側も相当な痛手を覚悟しなきゃなるめえ」
「・・・フウイ・ノ・レイ様は戦争を望んではいない。お前だって何も無駄死にはしたくなかろう?」
「あん? そりゃあどういうことだ? 大体あのA級大使様がこの国によこされたのはこいつらが敵だからじゃねえのか?」
「詳しいことは後だ。とにかくフウイ・ノ・レイ様に戦況を報告するぞ」

420 :415:02/10/27 01:31 ID:???
ぐあ、ミスった。>>414の<2/4>は<3/4>の間違いっす。
これで教授の出番しゅーりょー。彼は観察者の立場をひたすらにとりますので。
彼を引っ張り出さない事を漏れ的にはキボン。っちゅーか、このネタ使いたかっただけ。勝手スマソ。
NO.10の能力は後々にて。

>トライラックスさん
無音拳ですか? 調べてきますです。

>黒メガネさんへ。
絡み、もしくは援護と呼ばれるものは本日の昼以降になります。
まもなくと言っておきながらすんません。

ちなみに魔剣アンサラーと猫型の獣はARMSより拝借。
救出作戦もあと一息。オチは誰が描くのか、楽しみにしておりますです。
漏れはこれで落ちます。

421 :決着、人と蝿 1/3:02/10/27 01:43 ID:???
第4層に辿り着いた人々を、カヲルが出迎える
その言によれば、既に発令所までの道は開いてあるという
カヲルに導かれ第2発令所に入室した人々は、異常な光景(>>318)を目の当りにする
何人かがカヲルに詰め寄るが、カヲルは落ちついて答える
「あの蝿に彼女を害す力は残って無い。あれが・・・あの蝿の最後の抵抗さ」
不自然なほどの無表情で、淡々と語られる言葉を聞き、ならどうすればいいのかと質問が出る
「何も難しい事は無い、彼女に繋がりを思い出させればいいだけさ」
そう言って、何人かの顔に視線を走らせる
その視線を受けたアイ達5人が、進み出て呼びかける
「帰りましょう、私達の家に」
アオイの身体が僅かに動き、蝿王が悶える様に身動ぎする
続ける様に、寮の責任者が言う
「皆がここで待ってる、それが君の居るべき場所だ。そこは君の場所じゃない」
身体を覆っていた黒い血管が薄れ、堅く閉ざされていた瞼が微かに開く
最後に視線を受けたサカキが語りかける
「アオイ、俺の言った事は覚えてるよな?解り合えるかどうかなんて解らない、でも、もしアオイが俺と同じ様に思ってるなら、
そう想ってくれるのなら・・・戻って来い、一緒に生きよう」
アオイの眼は完全に開かれ、その視線がサカキのそれと交差する
生気の戻ったアオイの姿とは対照的に、蝿王は力無く地に膝を屈す
「サカキ・・・みんな・・・」
だが、サカキの瞳に映された自分の姿を見た瞬間、アオイの眼が大きく見開かれる
それは見まごう事無き、化物の姿であった
困惑、嫌悪、そして絶望、この機を覗っていた様に蝿王が動く
その足の一本が振り上げられ、サカキの胸元を切り裂き、鮮血が飛び散る

422 :402:02/10/27 01:44 ID:???
>>420
 「教授」ってもしかして、冬月な回想シーンで若い頃の冬月に説教みたいなことたれてた当時の上司みたいな人?

 「南斗無音拳」っていうのは『北斗の拳』の初期の方に出て来た南斗聖拳の分派のひとつ。
 特殊部隊レッドベレーの生き残りの親分・カーネル(大佐)が使っていた拳法で、ケンシロウも苦戦した。
 カーネルは他人の目と筋肉の微妙な動きから敵の動きを予測するという超能力の持ち主で、拳法の他にブーメランを使い、当時のケンシロウにとってはかなりの強敵だった。
 まあ、その後、もっとスゴイ強敵があとからあとからどんどん出て来たため、見事に忘れ去られたザコキャラになってしまったが。
 アニメ版での声は『デビルマン』で妖将軍ムザンの役やってた矢田耕司氏。

423 :決着、人と蝿 2/3:02/10/27 01:46 ID:???
「いやあぁぁぁーーーーーーーーーーーー!」
時が止まったような一瞬の沈黙を、少女の悲鳴が引き裂いた
その耳元で、蝿王が勝ち誇った様に囁く

 オ前が傷つケタノダ・・・命ヲ賭けテ、お前ヲ救イニ来タ男を・・・お前ガ、拒んダノダ・・・

アオイの身体を、再び黒い血管が覆う
シンジ、レイ、カヲルが飛び出す、が、それをサカキが制した
胸元を流れる血を拭おうともせず、微笑みすら浮かべながらアオイに向かってゆっくり手を伸ばす
「俺は・・・俺達は、お前を拒んでなんかいない。例えどんな姿でも・・・こんな風に、な」
差し伸べられた手は、以前と何ら変わら無い・・・アオイの頬を涙が伝う

 バカな・・・コんナ、ばカナコとが・・・我ハ・・・我ハ、もウ・・・・・・・・・所詮、我ハ・・・

言葉を最後まで発する事無く、蝿の王の体は砂となり地面に落ちて行く
残されたのは、泣きながらサカキの手を握る、傷一つ無いアオイの姿だった
サカキは自分の裂かれた上着をアオイに掛けながら、心からの言葉を伝える
「お帰り、アオイ」

・・・蝿王が灰塵と化した後、完全に統率を失った蟲達は激しい共食いを開始した
王によって押さえられていた破滅のプログラムが、その支配が解かれた瞬間に目を覚ましたのだ
いずれ遠からぬ内に、蟲達は姿を消し去る事だろう

424 :決着、人と蝿 3/3:02/10/27 01:48 ID:???
あっけないほどの結末を経て、人々は慌ただしく帰還の準備を始めている
この時、既に地上での危機が伝えられ、ランドマスター2号は一足先に地上へ向けて出立していた
しかし、その慌ただしい中にも、人心地ついたような空気が流れている
アオイは深手を負ったサカキが手当てを受けているのを気にしながらも、姉妹達との再会を喜んでいた
その様子を安堵の表情で見やる寮の責任者、幾分暴れ足りないと言った顔の、エヴァ・フェットとスモーカー
自分達の行動の成果を満足げに確認しながらも、檄を飛ばし準備の指示を出すランドマスター隊隊長
帰還の準備を手伝う町奉行一行から離れ、綾波達の輪に入っているリナ
この結果を喜びながらも、しきりにシンジの事を気にするフウイ・ノ・レイ
それぞれがそれぞれの想いを抱きながら、事無きを得た事を喜んでいた
やがて、準備が整い地上へ向けて進み出したランドマスターの車内で、横たわるサカキの隣にアオイが立つ
アオイは突然三つ指をついて頭を下げると、サカキに言った
「不束者ですが、どうぞよろしく」
「なんだと!?って、いたたたた・・・」
いきなりの言葉に、サカキは驚き動いた拍子に傷の痛みに声をあげる
それを気遣いながら、アオイが更に言う
「だって、サカキはさっき「一緒に生きよう」って言ってくれた」
「あ、アレはそう言う意味じゃなくて・・・」
「・・・私の心を、弄んだの?」
そう言って、アオイが涙を浮かべるのを見てサカキは、寮責任者に助けを求めるような視線を送る
助け舟を出そうとした寮責任者は、アオイの視線が向けられたのに気づき咄嗟に目を逸らすと、初志とは別の事を口にした
「ま、まあ。社会復帰という観点から見ても、いつまでも寮に居るというわけにもいかないし、
サカキさんになら安心して預けられるかな、うん。それに、暫らく看病する者も必要だろうし・・・」
最後まで目を合わさずに、言葉を濁しながらアオイの後押しをする寮責任者を見ては、サカキも諦める他無かった
ため息を一つ吐くと苦笑いを浮かべながら「わかったよ・・・よろしくな、アオイ」その言葉はアオイの顔に大輪の花を咲かせた
この時、レナが喜び、というより、してやったりと言った風の笑みを浮かべたのを、果たして何人が確認したであろうか

425 :黒縁メガネオペレーター:02/10/27 02:01 ID:???
量産機の動きが一変していた。
今までとは比べものにならない俊敏さで参号機の懐に飛び込むと、
防御する隙も与えず、黒い槍を一閃させた。直後に再び白い翼が周囲を掃く。
倒壊したビル群の上空に離脱した量産機の手には、付け根の辺りから
すっぱりと切り取られた参号機の片腕が握られていた。
量産機は、血の滴る腕をそのまま自分の損傷した右腕に当てた。接触面から
肉色の再生細胞列が膨れあがり、みるみる参号機の腕全体を覆って消えたかと思うと、
後には、既に完全に修復された量産機の腕が残っていた。量産機は復元された手を
確かめるように握り、勝ち誇るかのように歯を剥き出して参号機を見下ろした。
「参号機、中破! 左腕喪失!」
「パイロットが負傷、神経パルスに乱れが生じています!」

426 :黒縁メガネオペレーター:02/10/27 02:02 ID:???
計器類が狂ったように明滅する。葛城さんが通信機に飛びついて叫んだ。
「鈴原君、鈴原君、返事して! 参号機の損傷じゃ戦闘は辛いわ、いったん下がるのよ!」
その隣で、赤木博士はマヤちゃんのコンソールを覗き込んで損害を確認する。
「手ひどくやられたわね・・・すぐに傷口を熱処理。体液の流出を止めて」
「はい! 信号、参号機へ送ります」
膝をついた参号機の腕切断面が音をたてて焼け焦げ、流れる血を止めた。
内臓レーザー線による応急処置だ。参号機はびくりと身体を痙攣させたが、なおも顔を上げた。
量産機は面白がるかのように地上を見下ろしている。バーミリオン隊だろう、戦闘機が
数機すさまじい速度ですれ違いつつ火器を浴びせたが、効果はない。量産機が
反撃すらしないのは、恐らく今でなくとも確実に落とせるという自信があるからだ。
「鈴原君、下がって! このままじゃやられるわ!」
『下がる・・・やて、そんなことできへん・・・ワシが逃げたら、あのEVA止めるヤツが
 いなくなってまうやないですか・・・』
葛城さんは一瞬言葉に詰まった。確かにここで参号機が下がったら、量産機を止められない
だけでなく、一時は撤退した改造騎士たちが反転してくる恐れもある。
『まだ大丈夫や・・・! シンジも綾波も戻ってないのに、ワシだけ逃げるワケには・・・』
「葛城さん、参号機は中破ですよ?! 戦闘続行は不利です!」
「日向君・・・あなた、彼を止められる? ・・・参号機は現状維持よ。
 このままやらせて」
葛城さんは血を吐くような声で、命令を下した。

427 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 02:08 ID:???
>黒縁メガネオペレーターさん
戦闘シーン書かせたら日本一ですね。読ませる。

428 :蝿と鼠の人:02/10/27 02:09 ID:???
電波、陳腐、唐突な終わらせ方、及び長文失礼いたしました
これにて、蝿王イベント終了です
この後、鼠の独白でも書こうと愚考しております
なにかと期待して頂いた事に応えきれなかった事や、強引に始まって強引に閉めることをお詫びします
少しでも楽しんでいただけたのなら、喜ばしい事この上ありません
今後、鼠を動かしてマターリやって行きたいと思ってます
蛇足な挨拶ですがこれで終らせていただきます
現在進行中のイベントと、これから起るイベントを手掛ける職人さん方へ
応援してます、頑張ってください
その中にほんの少しでも混ざれる様、努力したい次第です

429 :426:02/10/27 02:14 ID:???
ごめんなさい本日最後の暴走。便利屋さん、バーミリオン部隊ときて
量産機が多少不利になったかもと思ったので、結局動かしました。
とりあえずネルフおよび参号機はピンチ、で切ります・・・
予想外の猛反撃にちと機嫌を損じた主席が、パイロットからコントロールを
奪って反撃した、という感じでしょうか・・・????さん、提唱者さん、
あとをお願いします。
今日はいつも以上に勝手ばかり、申し訳ありません。

>アオイ救出作戦終結
アオイちゃんのアレは、レナちゃんの入れ知恵だったのか・・・!
「三つ指」には笑いました。
>>423の最後の3行、悲しいです・・・
大変なイベント、本当にお疲れさまでした。

ところで、アルジャーノン、サカキさん、フウイ・ノ・レイ様他の方々の
エピローグもあるのかと、ちょっと期待、しつつ、そろそろ落ちます。

430 :426:02/10/27 02:16 ID:???
>>427
ありがとう・・・
一人で張り切って、他の方から見りゃさぞ寒いだろうなと
ジコレンビンしていました。本当に嬉しいです。

431 :エヴァ・フェット:02/10/27 02:19 ID:???
俺とスモーカー大佐がフウイ・ノ・レイ様に報告に行っている間にランドマスター隊は敵の本拠に突入した。
俺達も手柄にありつきたいと急いで後を追う。そしてフウイ・ノ・レイ様も。
だが、そこで俺達を待っていたのは信じられないような凄惨な光景であった。
敵に捕らわれていたアオイが狂乱状態になって、助けようとしたサカキに傷を負わせたのだ。
「サカキ!」
俺は対戦車用自動砲を構えたが、まさか助けるべき対象であるアオイを撃つ訳にも行かず、どうにもならなかった。
俺はアオイのこともサカキのことも気になる。
アオイはクローントルーパーとして生まれ、肉親だとかいうものを知らずに育った俺にとって仲間を感じさせるし、サカキにも運命の糸のようなものを感じるから。
だが、俺や他の誰もがどうすることもできずにその場に立ち尽くしている間に、サカキは傷を負いながらもアオイを助け出した。
「俺は・・・俺達はお前を拒んでなんかいない。例えどんな姿でも・・・こんな風に、な」
サカキがアオイに手を差し伸べ、アオイの頬を涙がつたう・・・アオイも手を伸ばし、サカキの手を握った。
「お帰り、アオイ」
予想したよりあっけなくて肩透かしを喰らった感もあったが、無事に敵を殲滅してアオイを救出することには成功したのだ。
だが、何か俺の心の中に割り切れぬものがよぎる・・・美味しい所を他人に持って行かれたような感じがして・・・。

432 :町奉行:02/10/27 02:23 ID:???
思ったよりあっさりと片がついちまったな。
おお、皆よくやってくれた。
怪我がないのは、なによりだ、荷物をまとめたら町に帰るぜ。

まあ、不安が無いといえば嘘になるがな。
ああ、隊長殿も、ちっとそのこと気にはしてたか。
たしかに統率者のいない虫は、ただの虫だが、力が強いからな。
外にでてこねえことを祈るさ。

リナのやつも、生き別れの姉妹と会えたわけだから良しとしておくか。
おう、リナ、話はもういいのか?
そうか、まあ、会えないわけじゃあないからな。
いざとなりゃ、そこの隊長さんが送り迎えをしてくれるさ。
まあ、次にくるときゃ、結婚の挨拶かい?、隊長。

さあ、いくか。
なんだ、何をもっていくんだ?
ああ、なるほどな。

そうか、それもいいかも知れねえな。


433 :町奉行:02/10/27 02:24 ID:???
(蝿王消滅翌日)
リナ、どうした。
確かにこいつには気の毒をしたな。
なにかしてやりたかったが、なにもできなかった。
そんな状況じゃないってのもあったけどな。
なにもしてやれなかったが、せめて奴の墓は作ってやったんだ。
そのために奴の灰をもってきてここの庭に葬ったんだろ。

まあ、おまえの言うとおり奴の哀しみってのをわかっていたのは
アオイだろうな。
そのアオイと一番近かったのはおめえだ、二番目に判っているのかもしれねえ。
「もしかしたら、あれはあたしだったかもしれないんだ。」、か。
ああ、そうかもしれん。
あのまま地下にいたならお前もああなっていたかもしれん。
人であって人でない、奴以上の化け物にな。
けどな、時にはなにかの偶然でそれが変わる。
奴にはその機会がなかったのかもしれねえし、それを生かせなかった
かもしれねえ、そんなところだ。

リナ。
泣きたい時は、泣いていいんだぜ。
泣いたほうが、奴のためにもいい。

434 :奉行所 役宅:02/10/27 02:25 ID:???
その日、降り出した雨の中、リナは蝿王の為に泣いていた。
雨の中、天を仰ぐように、思いっきり泣いていた。

「なにか、暖かいものでも用意しておいてやってくれ。
心の底から暖かくなるような物がいい。」
奉行は、そう言うと降り出した雨の先、箱根の方に目をやった。

435 :426:02/10/27 02:31 ID:???
>>432〜>434
くッ・・・! 
落ちないでいて良かった・・・!
最高です。

436 :エヴァ・フェット:02/10/27 02:50 ID:???
「あいつら、思ったよりもやりやがるな。おかげで今回も俺達は出る幕なしだったぜ」
スモーカー大佐がいかにも物足りないという感じで俺に話し掛けて来る。
「おい、バケツ頭。何さっきから黙り込んでやがる。おめえもあいつらに美味しい所持って行かれたのが悔しくて、口もきけねえていたらくかよ」
俺が黙り込んでいたのはランドマスター隊の車の中から聞こえてくる会話に聞き耳を立てていたからだ。
”不束者ですが、どうぞよろしく”
”なんだと!? って、いたたたた・・・”
”だって、サカキはさっき『一緒に生きよう』って言ってくれた”
”あ、アレはそう言う意味じゃなくて・・・”
”・・・私の心を弄んだの?”
”ま、まあ。社会復帰という観点から見ても、いつまでも寮に居るというわけにもいかないし、サカキさんになら安心して預けられるかな、うん。それに恐らく看病する者も必要だろうし・・・”
”わかったよ・・・よろしくな、アオイ”
そこまで聞いて、俺はスモーカーの方を振り返り、ようやく口を開いた。
「肺ガン野郎・・・ものを尋ねるが、『愛』って何だ? 俺には皆目わからねえ・・・俺は自分では一人前の人間みたいな顔して振る舞ってはいるが、不完全過ぎるんじゃないかっていう気もするんだ」
「なんでえ、お前らしくもねえ・・・大体、俺にそんな哲学みてえな話を振るなよなァ。俺は難しいこと考えるのが苦手なんだよ」
「悪かったよ、おめえに哲学とか観念論とか、そんな話振った俺が馬鹿だったよ」

437 :436:02/10/27 02:56 ID:???
>>433,>>434
 ありゃりゃ? 町奉行さんがお話を翌日まで飛ばしてしまったぞ。
 つまり、>>436は時間軸ではそれより前、ハエ騒動が解決した直後の出来事。

438 :蝿と鼠の人:02/10/27 03:03 ID:???
437さん、町奉行さんのは、あくまで後日談って言った感じの物だと思います
とりあえずは、それぞれがそれぞれの、エピローグを進めて問題ないかと思います
まだ、フウイ・ノ・レイさんとか寮責任者さん、サカキさんとか最後の兵士さんとかも書いておられませんし
かくいう私も、書いてる最中ですし(藁

439 :エヴァ・フェット:02/10/27 03:34 ID:???
「入っていいかね? サカキと話がしたい」
俺はランドマスター隊の車の中に入ろうとした。
「し、しかし、サカキは怪我をしているから・・・」
俺に好感を持っている人間はあまりいないようだ。そして、俺に対して恐怖心を抱かない人間も、な。
「それじゃあ、駄目だってえのか?」
「い、いえ、どうぞ・・・」
俺はフルフェイスのヘルメットを脱いで、横になっているサカキの顔を覗き込んだ。
「サカキさん・・・お怪我の方は大丈夫ですか?」
「エヴァ・フェットさんか・・・まあな、大丈夫じゃないと言えば嘘になるがな。ざまあねえや、こんな無様な姿をさらすなんて」
「いえ、そのくらいで済んでむしろ良かったですわ。アオイちゃんも無事に助け出すことができたわけだし・・・アオイちゃんのこと、何と申し上げればよろしいでしょうか・・・」
俺はしばらく考え込んでから言った。
「おめでとう・・・ございます・・・」
「それは何も俺の手柄とか、そんなんじゃないよ。他の皆さんの協力があったからこそ、アオイを助けることができたのさ。もちろん貴方もそうだし・・・」
「そう思って頂いて光栄ですわ。でも、私が申し上げるのはそれではなくて・・・その、貴方とアオイちゃんの間のことですよ・・・」
「え? それじゃあ、あんたにも聞こえてたのか?」
「はい、申し訳ございません。しっかり聞かせて頂きました」
サカキは気まずい反応を示した。ある意味では無理からぬことである。
「私には愛とかいうものはわかりませんが、アオイちゃんがかつての私のように独立した人格を持つ人間になろうとしていることはわかります。だから青いちゃんのことを助けてあげて、お互いに助け合って・・・」
「エヴァ・フェット・・・」
「幸せにしてあげて、幸せになって下さい。私からもお願いします・・・」
「ありがとう、エヴァ・フェットさん。誰もが恐れる賞金稼ぎエヴァ・フェットにそう言われたんじゃ責任重大だな。もし、アオイを不幸にしたら殺されちまうかも・・・」
「アオイちゃん、このサカキさんは俺が昔、すごくお世話になった人なんだ。よろしく頼むぜ」
「はい、エヴァ・フェットのオバサン」
「ズコッ・・・そんな、ひどいよォ。せめてオネエサンと呼んでくれよなァ」

440 :終章、鼠の独白:02/10/27 03:42 ID:???
人間達が喜びを分かち合う傍らで、我輩は塵芥となり果てた蝿の王の前に立っていた
最早、答える事も叶わぬ屍に、我輩は語りかける

 結局、貴殿は何者として逝ったのであろうな・・・蝿か人か、それ意外の何者かか・・・
 いずれにせよ、幸せとは言い難い最後だったろう・・・我輩は、貴殿の為に何も出来はしなかった、最も近い場所に在りながら・・・

所詮人ならぬ我輩等が、人と分かり合える事など無いのであろうか
傘下に置かれ、馴れ合う事は出来ても、辿り行く想いは交わらぬのであろうか
そんな時、一人の少女が我輩の隣に屈み、一掬いの灰を手に取った
哀れみか・・・否、彼女の視線は確かに蝿の王と、我輩と同じ高さに在る
ありがとう、例え届かぬと分っていても、我輩はそう言わずにはいられなかった
しかし、彼女はこちらに顔を向けると、悲しいほど優しい笑みで応えてくれた
蝿よ・・・貴殿の想いは杞憂の物であったのかも知れぬよ・・・今更言っても、詮無き事ではあるが
やがて、人間達が地下を発つ車に便乗し、我輩もそこを後にする

 さらばだ蝿の王、我輩と最も近しき、異形の兄弟よ・・・

別れを告げる我輩の視線の先、蝿の王の屍の中から一匹の蝿が這い出し飛び立って行く
もしやと思いその蝿を見るが、なんの事は無い、それはただの、なんの変哲も無い蝿であった
儚いほどに小さく、弱く、なんの変哲も無いただの蝿は、人が誰一人として気づかぬ内に、闇の中へと消えて行った

441 :エヴァ・フェット:02/10/27 05:14 ID:???
俺が車内から外に出ると、フウイ・ノ・レイ様が自分自身のそっくりさんの集団を前に何やら演説の最中であった。
演説の内容は食べ物の好き嫌いに始まり、美容健康法、地球環境問題、果ては世界平和という所まで発展している。
聴衆の中にはネルフの綾波レイもいて、熱心に「先輩」の演説に聞き惚れている。
「私は日本国内の抗争をおさめるためにやって参りました。生き残った人類が互いに争い、自滅するべきではありませんし、この地球の環境をさらに荒廃させるべきではありませぬ。今こそ力を合わせ、新たな未来を築くべきです」
それを聞いていたスモーカー大佐ががらにもなく感動して、涙を流しながら拍手をしていた。
「あのフウイ・ノ・レイって大使様はええことを言うのォ・・・わしは感動したぞ」
「お前、単純な奴だな。まあ、俺もその口だけどな」
「だがよ、バケツ頭。綾波教団とやらとの同盟の件はどうなった?」
「そりゃあ、もちろん綾波教団とも手を組むさ。そして、ネルフ・トライデント側ともな。敵に回すより、その方が得だろ?」
「おい・・・それじゃあまるであの碇シンジとかいう小僧みてえじゃねえかよ・・・」
当の碇シンジは先ほどからフウイ・ノ・レイ様をしきりに意識して演説に聞き耳を立てている。
「そこで我がトライラックスは近いうちに空母『ソーソソソ』にて和平のための晩餐会を催す。そこでじゃ、これ、そこの碇シンジとか申す者」
「え? 僕? 僕ですか?」
「そうじゃ、その方じゃ。すでに渚カヲルとか申す者を招待しておるが、そなたもその晩餐会に招待しましょう」
「僕みたいな者が行ってもいいんですか?」
「もちろん大歓迎じゃ。この晩餐会はコスプレパーティーなので、そなたも好きなコスプレをして参加されよ」
「コスプレパーティーですか? それじゃあ、『幽遊白書』の蔵馬か『るろうに剣心』の緋村抜刀斎のコスプレでもしようかなァ・・・」
何だ、そりゃあ? 洒落のつもりか?

442 :言い出せなくて:02/10/27 05:25 ID:???
ひとつ前の春なら 無邪気に笑う
あなたを見てるだけで 嬉しかったのに
いくら待ち続けても 友達止まり
そんなふたりが少し 歯がゆいこの頃
たわいもないおしゃべりじゃ 物足りなくなる
本当の私のこと わかってほしくて
頭の中あなたで いっぱいだけど
打ち明けるその勇気 持てないままなの

犬の名を呼びながら 歩く河べり
おそろいのスニーカーで 恋人気取っても
ときめきや切なさは どこ吹く風の
あなただからなおさら 好きになってゆく
道端に咲いている たんぽぽのように
どこまでもさり気なく そばにいたいから
今はまだ言い出せない 熱い気持ちに
いつか気付いてくれる そう信じてるの

新しい春が来て 私も変わる
神様きっと彼に 愛を伝えてね!

443 :エヴァ・フェット:02/10/27 05:33 ID:???
フウイ・ノ・レイ大使と碇シンジの会話を聞いていると、ふいにスモーカー大佐が俺にこんなことを言った。
「ところで、バケツ頭。そのコスプレパーティーのことなんだが、お前は何のコスプレするかもう決めたか?」
「あん? あ、ああ。まあな」
「俺はどうしようかなあ・・・何のコスプレすりゃあいいだろう?」
「そりゃあ、おめえ・・・『魁!男塾』に出て来る必殺顔面返しの江戸川先輩とか、『忍たま乱太郎』に出て来る忍者犬ヘムヘムとか・・・」
「お前、そういうことは変に詳しいんだな」

444 :フウイ・ノ・レイ:02/10/27 05:52 ID:???
『ラーゼフォン』を観て、どれだけデジャヴーを感じ、あのミサトさんみたいな紫東遥に感情移入したことだろう。
紫東遥が「綾人君に会いたい! 綾人君に会いたい! 綾人君に会いたい・・・!」と言う場面でどれだけ共感を覚えたことだろう。

私の会いたかった人が目の前にいる・・・碇シンジ君が・・・。
だが、私は碇君に本当のことを言い出すことができない・・・自分が誰なのかということを・・・。
私がかつて碇君とともに使徒と戦った綾波レイのなれの果ての姿だと知ったら、碇君はどう思うだろう・・・?
そう思うと、私は思っていることを言い出すことができない。

『ラーゼフォン』に出て来る紫東遥さんもきっと今の私と同じだったのだろう。

取り合えず、碇君も空母『ソーソソソ』での晩餐会に招待した。
碇君は醜く変わり果てた私に嫌悪感を示すこともなく、私から招待を受けることをいかにも名誉なことであるかのように快く受けてくれた。

あの頃みたいにすぐ近くにいることはできなくてもいい・・・私はどこかで碇君とつながっていたい・・・。

445 :あのつくことば。:02/10/27 06:03 ID:???
改札の外と中ふたり その距離がとても長くて
手を振って歩きだしてでもまた振り返りたい
さみしがり屋のあたしたち 同じ時間を分け合って
一秒でも一緒にいたい くっついていたい

ごめんなさいね 今日も素直に ほらなれなくて
いつも一言が ほら言えない
ここにある あのつくことば。

ごめんなさいね 言葉が必要なときもあるの?
でも瞳を見れば ほら分かるよ
あいしてる 言いたかったの

あたしは何で生まれたの? 人間は何でできているの?
細胞のかたまりなんかじゃなく 愛のあつまり

ごめんなさいね 今日も素直に ほらなれなくて
でもね瞳を見れば ほら分かるよ
ここにある あのつくことば。

ごめんなさいね 愛の意味を定義するのには
きっと まだ早すぎるの だから
あいしてる 言いたかったの

446 :エヴァ・フェット:02/10/27 06:40 ID:???
ランドマスター隊からの情報によれば、俺達が地底でゴキブリやハエの大群と戦っている間に、何者かがスモーウォーカーのうちの1体を奪い取って行ったのだと言う。
後になってから、奪い取られたのは俺が乗ってきた『栃乃茜』であった。
しかし、渚カヲルが取り合えずランドマスター隊と合流してそちらの方に帰還するという話なので、俺は『北氷室』に乗って帰ることにした。
地上へ上がると、そこにはトライラックスの海兵隊1箇小隊が待ち受けていた。
B級大使のサイテイルと精鋭部隊サルダウカーの兵士が2人、それにスモーウォーカーパイロットのイシツカとマツムラもお出迎えである。
スモーカー大佐「おうおう、俺のことを心配してお出迎えか。いい部下を持って俺は幸せ者だな」
サイテイル「A級大使閣下! 御無事でしたか!」
イシツカ「わしらは大使様のことが気掛かりで居ても立ってもいられませんでごわした!」
マツムラ「大使様、御無事で何よりでごわす!」
スモーカー大佐「あの〜、もしもし。君達、僕ちゃんのことは心配してくれないの?」
サイテイル「君みたいなののことはどうでも良いのだ!」
イシツカ「馬鹿は死ななきゃ直らないから、大佐のことは心配する必要もないでごわす」
マツムラ「そうでごわす、引っ込んでるでごわす」
スモーカー大佐は絶句し、そこへ俺が言った。
「お前、部下にも上司にも嫌われてるんだなあ。まあ、日頃の態度が悪いからだな」
フウイ・ノ・レイ様がサイテイルに事情を説明した。
「御心配をおかけしてしまって申し訳ございませぬ。異国の地で同胞が危機に瀕していることを知れば、助けに行きたいと思うのが人情というものなのでな」
「これはまた、いかにもフウイ・ノ・レイ様らしくお優しいことで・・・」
「ところで、サイテイル・・・晩餐会にはネルフ・トライデント側の人間も若干名、招待することに致しました」
「は? それはまたどうして?」
「あちら側の言い分も聞く必要があるからです。一方的なものの考え方は良くありませんからね」

447 :446:02/10/27 06:51 ID:???
訂正
 >>446の3行目
 「後になってから、奪い取られたのは俺が乗ってきた『栃乃茜』であることがわかった」

448 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 11:19 ID:???
町奉行やっているものですが。
なんか、翌日の部分を書いてしまったので
混乱させてしまったかも、申し訳ないです。
続けて乗せないと収まり悪かった物で。

449 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 13:09 ID:???
報告1
状況終了後、ランドマスター2号を先行させて地上へだす。
可能な補給を受けたら、すぐに旧東京へ向かうように指示をだす。
こちらはサカキ氏が負傷したため、あまり強行軍はできない。
しばらく停車してサカキの手当てをする。
その間、レナがアオイに近づきなにやら話している。
治療中とはいえ、ランドマスター車内である。
側にいるに等しいといえるが、レナはアオイに話し掛けて元気付けているようだ。
衛生兵の話では、運よく頚動脈と気管を切られなかったことが幸いだったと
いうことである、運、だろうか?

撤収作業の指示をおえ、状況の確認を取るために車内に戻ると妙に騒がしい。
アオイが、私の心を弄んだの?、というとサカキ氏は慌てている様子。
衛生兵に聞くと、なるほどそういうことか。
寮責任者も、いささか打算的とはいえ、アオイを後押しするともはや彼も
覚悟をきめたようだ。
しかし、三つ指ついてか、いがいに古風だな。
衛生兵が、つぎは隊長が覚悟を決める番ですね、などという。
なにか言おう者なら、今は集中攻撃をうけそうなので、あえて沈黙する。
だが、そのときレナが意味ありげに微笑んでいたのはどういうことなんだ?

450 :厚木基地最後の兵士:02/10/27 13:10 ID:???
報告2
ランドマスター1号のチェックをしていると、外からエヴァ・フェットの声が聞こえる。
入っていいかね? サカキと話がしたい、というが隊の1名がサカキの怪我を理由に
拒絶している。
少なくとも今この時点では、仲間なのだから、入れてやれと合図する。
やはり、サカキのところで何か話している。
レナと後部ペイロードの確認をとりにそのそばを通るとき、なんともいえない顔をして
こっちを見るな、衛生兵。
もどってきたときだが、思わず吹く。
エヴァ・フェットのおばさん。
そうか、おばさんか。
そのおばさんと外にでると、大使が他の4人になにか演説を始めているが。
地球環境と、食べ物の好き嫌い、はては世界平和と美容健康が一緒というのは…。
まあ、たしかに美人がいると和むかから美人は多いほうがいいか。
というと、レナに蹴られる。
なんでだ?

451 :厚木基地最後の兵士:02/10/27 13:13 ID:???
報告3
時間があるので、渚を呼び出す。
離れたところで、彼になぜ独断専行をしたのかと問いただす。
いかにエヴァンゲリオンの力があろうと、それに頼った行動は周囲にどれだけの
被害を及ぼすのか、ということを言う。
本来そのような力に頼る必要はないし、現にここまで来るのに、エヴァンゲリオンの
力に頼りきっているつもりは無いし、またその自身の力への過信が今回アオイを危機に
陥れ、またサカキ氏に負傷を追わせる原因になっているということをどう思っているのかと聞いた。
彼は、それまでのごまかすような笑顔をやめて真顔で言う。
今回の問題は確かに僕の考えが甘かったところがある。彼、蝿のことだけど、といい
彼のことを見誤り、先行しすぎて接触したときにやりすぎてしまったと。
それが事実なのか、否かはわからない、だが、そのことについては謝罪するなら、私より、シンジや
綾波たち、そして大使に謝ってもらいたい、出来れば正式の場で、と伝える、やり方は任せるが。
彼はその後こうも言う、この力は忌まわしいものだ、本来この世界では有ってはならないものだ、と。
そして、あなたのようなこの力に頼らない人がもっと増えればいいという。
だが、私はそうは思わない。
その力が忌まわしいかどうかは、それは勝手に決めていいものではない。
使う場所を間違えなければ、使うときを間違えなければ忌まわしいとはいえない。
そう言うと、彼は理想家だね、好意に値するよ、といって笑った。
理想家かもしれんが、それを実現するには力とそれに見合った努力が必要だ。
無論、それを使えるだけの精神もな、と言い返す。
かれはにやりとわらって、頷くようなそうでないような軽い動きをみせた。

戻ると、大使がシンジをパーティへと招待している。

渚を乗せ、兵員の殆どをAPCに移動させてから出発する。
トライラックスの海兵隊員が迎えにきていたが、肉弾戦では負けそうだなという体格が
何人か見受けられる。
できれば、今回のことで彼らをしった分、つまらない戦争で彼らとは戦いたくは無い。
我々は一路、旧東京へ向かう。

452 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 13:14 ID:???
>>449
は見てのとおり厚木基地最後の兵士です。
名前入れ忘れた…。

453 :神聖綾波教 九大司教(第弐次席)・前:02/10/27 14:52 ID:???
「出かける? この私を連れて?」
延々と続く廊下を歩く。右に曲がり、左に曲がり、通路の様相が次第に変わってくる。
彼女は一応おとなしく後についてくる。苛立っているのか、足音は荒いが。
「そう、いい加減京都にも飽きただろう。外を見せに行くよ。僕の監視付きだけどね」
「やっぱりね。・・・で、どこに行くってのよ」
以外にも彼女は拒まなかった。少し驚いた。普通は罠か策略かと警戒する。
立ち止まって振り返ると、彼女は僕の視線をうるさそうに払う仕草をした。
「何よ、私だって何も考えずにホイホイついてくほど馬鹿じゃないわ。ただ、少し前に
 気になることがあってね。それを確かめたいのよ」
「気になること?」
「わざわざ話す義務はないわ。どうせアンタたちがその気になったら、
 すぐわかっちゃうんでしょ」
確かにその通りだ。遠慮無く、僕は彼女の「表面」を撫でた。新しい記憶は
たいがいここにある。そこにあったのは、僕も知らなかった強い「声」だった。
これは・・・そうか、ならあそこにも寄ろう。
「ほら、結局見るじゃない。どんな相手でもすぐに何でもわかる、便利よね?」
彼女は自嘲気味に笑った。僕は慌てて否定した。
「違う、何もかも見てる訳じゃない・・・いや、見てはいるけど、僕の意識上には
 上がってこないようになっているものも多いんだ。僕が知覚できるのは、無意識下で
 重要と判断されたごく一部だけさ」
彼女は不審げな表情を崩さない。
「例えば、君の全行動は僕の監視下にある。でも実際に僕が意識するのは、君が弐号機と
 接触しようとしたり、逃亡を試みたり、あとは君の身に何かあったときだけだ。
 ・・・本当に何もかも見ていたら、僕はとっくに壊れているよ」
「・・・モノは言い様ね」
彼女の冷たい侮蔑の表情は変わらなかった。僕は肩をすくめた。確かに、これは言い訳だ。
「覚えておきなさいよ、私は誰も信用なんかしてない。アンタにも気を許す気はないわ」
そう言い放つと、彼女は先に立って歩き出した。僕は思わず微笑んだ。
そう、それでいい。何者にも頼らず、自分の目で全てを確かめるべきなんだ。

454 :420:02/10/27 14:59 ID:???
(T_T)ホロリ。
嗚呼、蝿王編終結。アツイ展開を有難う。
オチには思わずニヤリでしたが、「前例」をうまいこと作ったレナの思惑はいかに!?
町奉行さんの終幕も心に染み入りましたです。
漏れのキャラではこうはいかんからなあ…性格上。

>>422
ここで出した教授は「銃夢」のディスティ・ノヴァです。専門分野はナノテクノロジー。
彼の究極の目的は「カルマの克服」、研究の為ならあらゆる犠牲を問わないマッドサイエンティスト。
原作では焼きプリンが大好物ですが、ここでは単にプリンとしてあります。
漏れは他にもウロボロス、アバドーン、リストーラーそして今回のNO.10とネタを引っ張ってきてますです。

今から旧東京チームFネタ書きますです。
黒メガネさんもう少しだけ待って…

455 :神聖綾波教 九大司教(第弐次席)・中:02/10/27 15:28 ID:???
通路は次第に暗くなっていく。合金が剥き出しになった通路の一角で、
僕は立ち止まった。
「悪いけど、少し寄るところがあるよ」
彼女はふん、とだけ言った。僕は構わず鍵のかかった扉の前に立った。
第参が処罰を受けていた部屋だ。”処罰具”は抜いてあるようだけど、第参の
意識はまだ回復していない。無理もないか。
僕は目を閉じた。
 第参・・・君の苦痛の感触と記憶、こっちに渡してくれ。そのままじゃ
 動けるようになるまで時間がかかるだろう。全部引き受けるよ。
 知っての通り、僕の仕事にはそれが必要だからね。
かすかに応答があった。
次の瞬間、多少衰えたとはいえ凄まじい苦痛がのし掛かってきた。一瞬気が遠くなる。
「ちょっと、何があったのよ?!」
彼女からは、いきなり僕の様子が変わったようにしか見えない筈だ。
僕は何とか意識をかき集めて、苦痛を識閾下に切り離した。表面上、苦痛が消える。
ありがとう、第参。大事に使わせてもらうよ。

456 :神聖綾波教 九大司教(第弐次席)・後:02/10/27 15:29 ID:???
大きく息をついて、僕は顔を上げた。
と、伸ばしかけていた手を慌てて引く彼女の姿があった。
「・・・僕らには気を許さないんじゃなかったのかい?」
笑いかけると、彼女は真っ赤になって怒り始めた。
「何よ、自分だけで思わせぶりなことしておいて、今度は私を笑おうってワケ?!
 イイ度胸じゃない! こンの人形もどきが!」
拳を振り上げ、振り下ろすたびに長い髪が揺れて光る。本当にキレイな人だな、と思う。
「はいはい。・・・さ、用は済んだ。先へ行こう」
「結局自己完結?! ・・・もう、何だっていいわ! 勝手にしなさいよ!」
プイとそっぽを向いた彼女の手を掴んで、暗い通路のさらに先へ向かう。照明も減り、
ほとんど暗闇になった辺りで、急に視界が開けた。
そこに並んでいるモノを見て、彼女がはっとして下がった。心なしか顔色が青い。
「EVA量産機・・・! あのときの物なの?!」
仕方ないか、彼女にはこいつらに対しては恐怖と殺意の記憶しかない筈だから。
僕は一番手前に拘束されている、「死神の背骨」を換装された一体を示した。
「紹介するよ、僕の分身だ。こいつに乗っていく」
「コレに・・・?!」
視線を向けると、量産機に生気が宿り、重い音とともに拘束具が外れる。量産機は
こちらに巨大な手を伸ばしてきた。
僕はわずかに竦んでいる彼女を促してその手のひらに乗せた。量産機は彼女を
肩の上、装甲板の陰になる場所にそっと置いた。僕もその隣に降り立ち、量産機の
頭部に手を当てた。
「じゃあ、行こうか」

457 :456:02/10/27 15:37 ID:???
・・・電波です・・・
アスカって一体どういう人なんでしょう・・・自分にはわかりません・・・
言い訳がましいですが。誰かツッコんで、というかご指導ください・・・

とりあえず、第弐とアスカは一時京都を離れ、外の世界に行きます。
どこに行くかは一応決めていますが、厳密には未知数です・・・
絡んでいただいても結構ですし、無視していただいても構いません。
それから、勝手ながら第参には活動再開できるようになってもらいました。

>アオイ救出作戦・エピローグ
皆さんご苦労さまです。すごく楽しんでROMさせていただいております。
最後の兵士さん、カヲル君の扱いウマイですね。語り手である
最後の兵士さんの考え方にも感嘆しております。

>提唱者さん
申し訳ありません、今はこれだけで落ちます。例によって夜には来ます。
本当にすみません。チームF、期待しております。
ああ、なんでこう自分はタイミング悪いんだろう・・・

458 :士官服の女(仮設本部内)<1/3>:02/10/27 16:01 ID:???
背後に突如現れた気配に、葛城ミサトを含めほぼ全員が振り返った。
「なっ………」
絶句するのは当たり前の事だろう。中枢への敵対勢力侵入は「死」を意味する。
無数の銃口と、同じ数の殺気のこもった睨みと言う無駄な抵抗が、こちらへと向けられた。
「くっ…こんな時に!」
葛城ミサトが一番感情を露にしている。赤木リツコはさすがと言った所か。
「状況は?」
「見ての通りよ。こんな時にアンタ達まで来るなんてっ……」
「…各要所においての戦線後退、エヴァの戦闘が歯止めになっているが、参号機は中破。
 芳しくないな」
私の言葉を葛城ミサトは余裕と受け取ったらしく、一層顔をゆがめる。
「手を止めるな。こっちを見るのは最小人員だけで十分だろう。援護をしてやらねば負けるぞ」
「彼女の言う通りだ。作業に戻れ……君達は何の為にここに来たのかね?」
冬月コウゾウは冷静さを保っているようだ。こっちを向いて手を止めていた者達を視線と威厳のある言葉で動かす。
「信じぬだろうが、援護に馳せ参じた。我が部隊は20名、その内私の護衛を含めた5名がここに居る。
 残りは各要所にてすでに援護を始めているはずだ」
「3番、1番、Bゲート、他より緊急連絡! 使徒能力を有する個人兵力を確認、
 改造騎士を狙い撃破している模様。至急対処命令をとの事です!」
数秒間黙考し、冬月は命令を下した。
「個人兵力はこちらに攻撃をしかけてくるまで不干渉とする。攻撃目標外だ。
 使えるものは何でも使って持ちこたえろ。そう伝えろ」
「副司令!…………解りました」
メガネをかけたオペレーターは葛城と目を合わせ、頷いたのを確認してから通信を入れた。


459 :士官服の女(仮設本部内)<2/3>:02/10/27 16:03 ID:???
「御理解頂けてなにより。我々も無駄な血を流さずに済んだ」
「あんたッッ!! ここが何処か解っててそれ、言ってんの?」
一度は下ろした銃口を再びこちらに向ける。狙いは額だ。いい位置に照準を合わせている。
彼女の気持ちは分からなくも無い。が、我々にとってあれは計算上必要な事だったのだ。
もっとも、総本山の茶番劇で狂った分を修正する必要もあったが。
それを言っても神経を逆撫でするだけだろう。
「援護、それだけの為にここへ来たのかね? 援護だけならここに来る必要は無かろう」
「さすが組織の頭になられる方は違う。大阪へ調査団の派遣がまもなく行われると聞いているが?」
「それがどうかしたかね?」
「今のなりでは無駄死にするだろう。よって我等が影ながらバックアップする事にした。
 赤木博士、貴方にこれを渡そう」
護衛の一人が歩み出て、黒塗りされたジュラルミンケースを赤木に手渡す。
「罠は仕掛けていない。中には二つのアンプルが入っている。一つはウィルス、一つはそのワクチンだ。
 どちらが何とは我々は言う事が出来ない」
「これが、大阪へ行くために必要なの?」
赤木がケースを開けて中のアンプルを見比べている。開ける時に職員の一部が顔を手で覆ったのは言うまでも無い。
「あとひとつ、大阪へ入るなら快晴の日を選べ。以上だ」
「敵対勢力を手助けして、君達にいい事でもあるのか?」
「必要だと判断されたからするだけだ。それ以上でも以下でもない」


460 :士官服の女(仮設本部内)<3/3>:02/10/27 16:05 ID:???
「あの襲撃や、何も知らない人達を殺し合わせたのも必要だって言うの?」
引き金が今にも引かれそうだ。失敗した。我々は争うつもりで来たのではない。
「葛城一佐、一発でも攻撃を受ければ我々は反撃に移らなければならない。
 我々とは違い、貴方には背負っているものが沢山あるだろう?」
十数秒私を睨みつけ、心底悔しそうな顔をして、銃口を下ろす。もう上がりはしないだろう。
画面に映る参号機は必死に食い下がっている。片腕を無くしてバランスがとれていない。
「参号機、あれでは遊ばれているな。いい玩具だ……………赤木博士、質問があるのだが」
「何かしら?」
「腕を調達できれば、再生は可能か?」
こんな事で止まって欲しくは無いのだが、驚いた顔が滑稽でもある。
「……え、ええ。恐らくは可能よ。パイロットによるところが大きいけど」
「了解した…………私だ。そこにある奴の左腕を欲しいのだが…手柄を横取りする気は無い。
 ……そのくらいいいだろう。こちらは急を要する、戦況が予想以上に悪い。
 可及的速やかな援助を要請する…………90秒で物が届く。
 場所は…ここだ。パイロットに連絡を」
仲間との通信を終えた後、地形を映す画面を指して場所を提示する。
我々は決着を確認した直後に離脱するが、それを彼らに言う必要無い。


461 :便利屋スズキ(変身中) :02/10/27 16:28 ID:???
あの量産機を潰すにはN2爆雷では威力が足りない。
以前ナオコ博士が試作した戦術用虚数弾頭ミサイルなら
ATフィールドを無力化してEVA量産機の体をを抉り取れる。
だが今は歩兵どもと改造騎士どもから逃げ延びるのが先決だ。
一人一人は弱いがこの数では、この雑魚がぁ
「ソニック・バスター」
くそっ殺しても殺しても敵が沸いてくる。
辿りつくまで格納庫が無事ならいいが



462 :加持リョウジ:02/10/27 18:34 ID:???
今日、司祭が出かけたので(ローマ法王と会談するとか)その隙に司祭の部屋に侵入したら
素晴らしいモノを発見した。司祭のワイン・コレクションだ。
これは!?かの著名ワイン職人の作だ!!凄い!!
まさかあの司教がワインマニアとはな。貰っておこう。今日の収穫だ。
俺は一番上等なワインばかりを失敬し、自分の部屋に戻った。
旧東京の様子を映し出したモニターを見ながら、ワイングラスを傾ける。
旧東京は大変な事になっているようだがイタリアにいる俺はどうしようもない。
葛城、頑張れよ。ああ、ワインがうまい。

463 :元信者イロウル レベル32:02/10/27 19:21 ID:???
郊外に設置された監視モニターから流れ込む映像。
撃ち殺される人、焼き殺される人、斬り殺される人。
死体の上に積み重なる死体。

何なんだよ、これは?
人は、ここまで残酷になれるのか・・・・。 ここは地獄だ。
こんなモノを見せられるくらいなら裏666プロテクトの方がマシだよ。
嫌でも流れ込んでくる無情な情報に自分を構成しているシナプスラインが焼き裂かれていく。

「生まれ変われるなら貝になりたい・・・・。」

ふと浮かぶ以前自分が呟いた台詞。
それを最後に俺の意識は深い暗闇へと沈んでいった。


464 :日本重化学共同体技術開発部門所属 チャーリー安川(32):02/10/27 19:22 ID:???
>>463
突然、ホストコンピューターの反応が鈍くなる。
点検のためにボックスを開いてみると有機的に変化していたロジックボードが元の基盤に戻っていた。
私と一緒に点検していたナオコ博士が基盤の上に落ちている小さいアサリを発見する。

「何が起こったと言うの? それに、この貝・・・・・これは後から実験ね。」

博士は、そう言って持ち上げた貝を水の入ったビーカーに入れた。
私は、博士から無理矢理そのビーカーを奪い取り、呼び止める声を無視して走り出した。

何故、私はこんな事をしてしまったのだろう?
いくら考えても答えは出ないが、その貝に対して長い時間を共にしたような友情を、とても大切な絆を感じてしまう。

会社を飛び出し社用車を走らせて海岸に向かう。
そしてビーカーに入った貝を、そっと海に返してやった。

気のせいか『アリガトウ』と言う声が聞こえた気がした。

465 :>>463,464:02/10/27 19:23 ID:???
もう、周りの動きに憑いていけない。
やっぱり殺す殺されると云う話ばかり続くと辛いです。
暫く休んで、戦争ゴッコが終わったら新キャラ立てて還ってきます。


466 :460:02/10/27 19:43 ID:???
遅くなたけど、捕捉。って…………嗚呼。凹むなぁ(鬱
一端は漏れにも確実にあるんだろうけど……はぁ。帰ってきてくれた!のがヌカヨロコビ。
…同じ理由なんだろうなぁ。ふぅ……すんません、そしてアリガトウ。また会う日まで。
漏れは漏れの役を全うするです。

で、捕捉。
この(>>460)続き、お願い致します。到着するブツは『栃乃茜』の左腕です。
これがバレていざこざ起こるって話もありかなあと思い。


467 :鼠の人:02/10/27 19:44 ID:???
イロウルさん・・・
そうですね、なにも戦闘メインにならなければいけないスレッドでも無い
始まりはもっとマターリした物でしたからね
イロウルさんの動きには和ませていただきました
マターリな空気になった時のご帰還、心待ちにしております
ひとまずは、おつかれさまでした

468 :461:02/10/27 20:34 ID:???
まあなんだかんだでココはマターリした板だからなあ
>>465さん帰還の日をお待ちしています。

469 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 20:48 ID:???
そういえばここんとこ戦闘ばかだったなー

470 :厚木基地最後の兵士:02/10/27 22:18 ID:???
LIVE-Vermilion01
「生まれ変われるなら貝になりたい・・・・。」
突然の通信。
「なにかの暗号か?、OPS」
OPS返答。
「暗号ではない、スクランブルも聞かない上に全周波数で流れた。
報告では日重工のホストコンピューターがダウンした。
音声はその直前に本社ビルより発信された。」
パイロット思案。
「まさかな。しかし、ひょっとすると、我々は機械以下かもしれないな。」
下の惨劇を見て呟く。
通信はオフ。

471 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 22:24 ID:???
加持ですが
>>463
去る者に言うのはナンですけど、日重本社はもう瓦礫になってます。

472 :461:02/10/27 22:37 ID:???
>>471地下にホストコンピューターがあるなら特に問題ないような気もしますね

473 :471:02/10/27 22:55 ID:???
>>472
そうか、地下にあったんだ。
>>463
ゴメソ

474 :加持リョウジ:02/10/27 22:55 ID:???
ヒカリちゃんのシンクロ率がついに瞬間で80%を記録した。もちろん今までの最高値だ。
このくらいならいけるだろう。俺はヒカリちゃんに言った。
「明日、君に補完世界に行ってもらう事になる」
「ミリオーネさんのご両親を、連れ戻せばいいんですね」
「そうだ」
そこにミリオーネが現れた。こいつにもすでに俺の考えは教えてある。
「加持、なんでそんなに私を助けようとするんだ…?」
なんでかって?――葛城に境遇が似ているからだ。
セカンドインパクトで父親を失った葛城、サードインパクトで両親を失ったミリオーネ。
その為に人生が狂ってしまったこの二人…。
未熟だった俺には葛城を救う事はできなかった。だから今度こそこいつは助けたい。
俺はミリオーネに葛城の影を重ねているんだな。
「助けたいからさ」俺は答えた。
ミリオーネがヒカリちゃんを見る。
「でも、この子…ヒカリちゃんを危険な目に遭わせるわけには。補完世界に行って
戻って来れなかったら…」
「私は必ず戻って来ます」ヒカリちゃんが強い口調で言った。
――そう、彼女は戻ってくるだろう。ヒカリちゃんが6thだったのも、俺には好都合だった。
彼女には鈴原がいるからだ。
「だから大丈夫です」
「…ありがとう」
――さてと、レジスタンスに連絡するか。
【明日、決行スル蜂起セヨ】

475 :ハーメルンの行進(モスクワ):02/10/27 23:11 ID:???
笛の音につられて、人々が集い列を作る。

一人が二となり、十となり。家から路地から地下からも。
まばらなそれが寄り集まって、たった一つの列をなす。
1mが5m、5mが十倍に。止まらず切れず紡がれる。
彼らの目には何が映るか、確かめるのは愚かなり。
近づく者は呑まれよう、逃げ出す者ももう遅い。
聞いた時には手遅れだから。見てしまったら仲間だから。
空から見える列なして、行きつく先は赤き海。
一人の少女を先頭に、深く深く沈み逝く。
歩みの止め方知らないように、更に更に潜り逝く。
列は止まらず途切れずに、されど街には人溢る。誰も気付かず何も変わらず。
不安と平和と優しさと、喧嘩と暇と幸せが辺りを満たし包み込む。
いつもの街を眺め見て、聖母は独り、背を向ける。
目立つ容姿でありながら、誰も気付かず、誰にも知られず。
北の旅はこれにて終わり、次に求むは預言者の国。
全ての始まり、死海を目指す。全ての終わり、書き換える為。
聖母は歩むただ独り。
破滅の道であろうとも。

「人は滅びを免れぬ。ならばこの手で終わらせよう。「事」に飽きたらすぐにでも。
 それもまた、一つの選択肢」

476 :絢波教京都支部 新教祖の間:02/10/27 23:16 ID:???
絢波教京都支部最上階にある教祖の間。
壁面に映し出された旧東京の戦闘場面を赤眼鏡髭面男と仮面の男が見ていた。

教祖  『これは、どう言う事だ?』
ガーゴイル『捕虜にされた信者達を助けようと旧東京に向かったらしい。』
教祖  『司教達は何をしていた? 不要な動きをするなと通達したはずだが・・・・。』
ガーゴイル『NERV側のEVAと遊んでいるようだな。御陰で信者達が暴動を起したようだ。』
教祖  『しかし、一万人もの戦闘員など何処から集めたのだ?』
ガーゴイル『いや、戦闘員ではない、殆どの者達が拉致された信者の家族達だ。半数が女子供ばかりの即席部隊だよ。』

教祖が立ち上がり部屋を出て行こうとする。

ガーゴイル『何処へ行く?』
教祖  『旧東京だ。』
ガーゴイル『もう遅い、すでに全滅寸前だ。それに貴様が京都を離れたら誰が教団を守るというのだ。』
教祖  『・・・・戦闘員も残り僅か。信者も十分の一。教団の崩壊も近いな。』
ガーゴイル『まだ貴様と司教達がいるではないか。それに海外支部も・・・。』
教祖  『無駄だ。司教達は私の手の外にある。先日、海外支部やゼーレとも連絡を絶たれた。』

これまでに無いほどの痛々しい沈黙が教祖の間を覆い尽くした。

477 :476:02/10/27 23:16 ID:???
自分も戦闘には干渉しづらいので 勝手ながら時計の針を強引に進めさせてもらいます。
もう綾波教もズタボロ状態ですので、そろそろ決着をつけましょう。
現在の教祖は、ほぼ孤立状態です。

478 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 23:31 ID:???
ところで、この世界の日本国内の人口って何人位なの?
そろそろ滅亡しそうなんですが・・・・。

479 :456:02/10/27 23:38 ID:???
黒縁メガネ、神聖綾波教第弐次席、日本重化学工業共同体本社オペを
書いている(た?)者です。

ああ。
イロウルさん、本当に申し訳ありません。
わかってた筈なんですよ自分には。
弐スレ目の>300付近のやりとりで。あそこに居合わせたんだから。
あのときはマターリやりましょうとか言っておいて、このざま。
もう、どうしようもないですね。

イロウルさん、教祖様、他、現在の流れを苦々しく思っている全ての方へ。
この大袈裟な戦闘は、そもそもこのスレ>340あたりから、
例によって他人のネタに便乗して書き散らした自分のカキコから始まったものです。
それを「戦闘シーン上手い」とかコメント貰って、いい気分でどんどん
暴走させた自分が全て悪いです。他の方は自分がお願いして参加して貰ったようなもの。
いつか批評スレでも言ったように、元凶の一人は確実に自分です。
元は好評だった壱スレ目も、自分が潰したようなもんだと思ってます。
どうしてこうなんだろう。
しかし、自分は以前、自分で「最後まで続ける」と決めました。
よって、このスレが消滅するか、自分がネットに接続できなくなるまで、います。
多分明日になれば、いや1時間もすれば、きっとまた調子に乗って書き散らしているでしょう。
厭になります。ああ、もう、何書いてるんだろう。ごめんなさい。

決着、そろそろつけましょう。
少し待って、異論がなければ、提唱者さんのネタに例によって便乗し、
強制的に終わらせます。
それで、よろしいですか? >今板にいる書き手さん

480 :461:02/10/27 23:53 ID:???
>>479さんいいっすよ。そうゆう事ならこちらも便乗させてもらいます

481 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/27 23:57 ID:???
>>479
中途半端に止めずに最後までやりましょう。
大筋のネルフVS綾波教を終結させて。後は残党の小競合い程度にするとか。
問題は海外勢力だけどフォースインパクトの元凶の教祖(アダム?)が消えれば方向が変わるかも。

482 :便利屋スズキ(戦闘機コックピット内) :02/10/27 23:58 ID:???
くそっ敵が蟻みたいに沸いてきやがったせいで着くのが遅れたぜ。
虎の子の虚数弾頭ミサイル2発装着は済んだ、
俺のガンヘッドを大破させた恨みは晴らさせてもらう。
エンジン起動、武器システム立ち上げ完了!
隠し玉の秘密兵器の威力を思い知らせてやろうじゃないか




483 :475:02/10/27 23:59 ID:???
>>479
どこまで、終わらせるんですか? 旧東京の戦いだけ?
それとも、>>476の示すフォースインパクトを巡る終結?
前者でしたら、でしたらお任せしていますので何も言わないです。
後者でしたら、綾波教側をまとめておられた????さんの意見は外せないかなぁと。
ラストのイメージあったと思いますし。
まあ、漏れには漏れの、悪には悪らしいラストを……これはいいか。
とにかく後者なら、一言ものもうしたい。

484 :479:02/10/28 00:06 ID:???
>>481
すみません、>479で言ったのは、現在の旧東京の戦闘状態を
終わらせます、ということです。
このスレのメインになってしまっている、綾波教消滅までは
考えていませんでした。そこまでやるのは自分の一存だけではできません。
めちゃくちゃでも、多くの書き手さんがこれまで作ってきた大きな流れです。
まだ戻っていない主席さん、トライラックス担当さん等、
関わっている書き手は自分一人じゃないし、それぞれに結末も考えて、
いろいろ伏線も張っておられます。
それを潰そうとは、思えません。
それを言うなら、壱スレ目の方々、<EーVA>マスター、イロウルさん他
別の路線で頑張ってきた方はどうなるんだ、と言われれば、何も言えませんが。

485 :479:02/10/28 00:10 ID:???
>>483
そうです、綾波教が潰れたら、「E」計画もある意味、立ち往生です。
今の書き手さんの一部は、確実に居場所がなくなります。
もちろん自分も含まれますから、これは自分のために言っていること
なのかもしれません。あくまで自分の利益のために。

とにかく、自分の独断専行は、現在の旧東京会戦のみです。
申し訳ないが、前面終結は、お断りします。

486 :479:02/10/28 00:12 ID:???
ああ、こんなときまで、誤字。
>485の「前面終結」は、「全面終結」の間違いです。

しばらく待ちます。

487 :鼠の人:02/10/28 00:12 ID:???
黒縁眼鏡さんへ
私は途中参加ですし、少し混ざって見たいと思っただけなので
483さんのいうものの、どちらであろうと構いませんし、口出しはしません
ただ、個人的には前者であって欲しいと思うし
これだけ育った物を消すというのも、おしい気がします
続けるのなら、飽きるまで御付き合いさせてもらいますよ

488 :481:02/10/28 00:22 ID:???
>>485
了解。漏れは漏れなりにラスト目指します。
ただし、彼らは「手段」の為に「目的」を選ぶので、綾波教が潰れても以下略でしょう。
実質的には大祭に参加(計画発動)できなくってガッカリーぐらいかも?
なんかこれを機会に色々と考えたから色々と書こうと思ったけど、
『終結』後にしておきますです。
………これでひとまず、ひとまず安心して眠れる。

おやすみなさい。
次夜から改めて、改めて宜しくお願いします。

489 :479:02/10/28 01:16 ID:???
>486の時点から1時間が経ちました。
いろいろあると思いますが、精一杯やらせていただきます。

では、始めます。

490 :黒縁メガネオペレーター:02/10/28 01:18 ID:???
どんな激しい感情を抑えていても、一度決意した葛城さんは早かった。
拳銃にロックをかけ、服にしまい込み、一度は投げ出した参号機への通信機を手に取る。
「鈴原君! 左腕予備パーツが用意できたわ! 今場所を送るわ、後退して受け取って!」
「マヤ、腕の状態はほぼ問題ないようよ。至急動作伝達神経だけチェックして、
 強制介入できるようなら、全再生機能をフル稼働。参号機との接合に備えて」
「はい。・・・全システム、グリーン。いつでもいけます」
「日向君! 参号機をナビゲート、左腕の位置まで誘導して!」
「了解! 座標を送ります・・・受信を確認!」
「オーヴァー・ザ・レインボーに緊急通達、参号機を全面援護させろ。量産機を近づけるな」
「了解!」
黒い制服の兵士たちはあれきり沈黙を守っている。さすがに彼らにちらちらと視線を
ながらも、司令車内は再び緊迫感に包まれた。もう彼らには構ってなどいられない。
画面内では、苦戦を続ける参号機が、それでも残った片手で量産機の肩口を掴み、
思い切り突き飛ばした。飛び立つ間もなく瓦礫の山に突っ込む量産機。そこへ、集結した
バーミリオン部隊が立ち上がる隙も与えず火器を集中斉射した。轟音とともに爆炎があがる。
葛城さんが、通信機を壊れるほどに握りしめ、叫んだ。
「今よ! 指定された座標に向かって!」

491 :黒縁メガネオペレーター:02/10/28 01:38 ID:???
参号機はグッと頭を上げ、崩れかかったビルの谷間を抜けて
少し開けた場所に走った。亀裂が縦横に走る道路の上、たった今転送された
EVAの左腕が空中に像を結び、実体化するや否や地響きをたてて落下する。
参号機は速度を落とさずに駆け寄り、すれ違いざまにしっかりと腕を掴んで
先ほど落とされた左腕切断部に押し当てた。先の量産機よりは少し速度が
劣るものの、再生機能が作動し、新たな腕が接合する。
参号機はそのままビルの壁を駆け上り、最後に大跳躍してビルの頂上を軽々と越えた。
その真下には、集中砲火で動けない量産機がいる。
「バーミリオンおよび攻撃隊、散開して! EVAの戦いに巻き込まれるわ!」
葛城さんが指示を飛ばす。揺れる画像の中で戦闘機群は編隊を乱して四方に散り、
その真ん中に参号機がすさまじい衝撃音とともに着地した。
『さあ、いい加減終わりにしたるで! いつまでも長引かせてられん!』
鈴原君の叫びが戦場に響いた。
ものすごい勢いで突っ込む参号機。起きあがった量産機と接触する寸前、一瞬だけ
両機のATフィールドが宙で明滅し、消える。そのまま二体は一緒になって、
あちこちを破壊しながら市街を抜け、港湾倉庫街を逸れて、未開発の海岸へ出た。
量産機が振り上げた槍が参号機の胸部を直撃する。しかし、槍は同時に参号機の
手で掴まれ、反動で宙に飛んだ。高速回転しながら、槍が螺旋をほどいて諸刃の剣の
形状に戻り、地面に突き刺さる。
『おおおおおお!!』
参号機はもがく量産機の動きを両腕で封じ、思い切り引き上げると
そのまま海中に叩き込んだ。

492 :黒縁メガネオペレーター:02/10/28 02:01 ID:???
その瞬間、量産機が大きく顎を開いて凶悪な歯を剥き出した。
再び動きが俊敏になる。ところどころ血にまみれた翼で宙を払い、
量産機は参号機の手の届かない海上へと逃れた。
『ここまでのようだな』
その頭上に、独特の白いローブをひるがえす綾波教主席司教の姿が現れた。
瞬間、海面が量産機を中心にザッと波立った。
その場にいた全ての者が金縛りにあったように身体の自由を奪われる。
電子機器も一切の活動を停止している。かろうじて映像だけが健在だ。
意外にも、主席の顔は余裕の笑みではなく、ひどく不快そうなものだった。
『今回はオレが調子に乗りすぎたようだ。こちらの被害も大きい。
 ここで全て終わりにしても構わんのだが、お前たちの抵抗に敬意を表し、
 今少しの時間を与えるとしよう』
『ふっ・・・ざけんなや・・・! 今ここで終わらしたる、こいや・・・!』
参号機がもがいた。顎部ジョイントを引きちぎって顎を開く。しかしそれでも
身体の自由は戻らないようだ。主席は哀れむようにその様を見た。
『それではまずいのだよ。まだ全ての因子が揃っていない。
 オレの本当に求めているものがな。おとなしく引き下がれ、さもなくば
 オレにとってもお前たちにとっても最悪の事態となる』
参号機はなおも抵抗を続けていたが、やがて力つきてがくりと頭を落とした。
主席はそれを見届けるとすっと目を細めた。同時に量産機の手に槍が飛来し、
その姿がぼやけ始めた。同じく、他の画面内で、交戦中の綾波教兵士たちの
周りに一瞬だけATフィールドが現れ、消えたと見る間に兵士たちの姿もなくなっていた。
彼らと今の今まで戦っていたトライデント兵士たちが、不審そうに周囲を見回す。
最後に主席とともに量産機が空間断層に消え、重くのしかかっていた金縛りが解けた。
回復した電子機器が一気に活動を始める。
それをきっかけにするように、司令車の中の人間が何人か床にくずおれた。
参号機は動かなかった。
『畜生・・・あんなヤツに・・・シンジ、綾波、すまへん・・・』
絞り出すような鈴原君の声が、しんとした司令車両に響いた。

493 :黒縁メガネオペレーター:02/10/28 02:19 ID:???
「皆、大丈夫?!」
葛城さんが我に返って振り向いた。その目が驚愕に見開かれる。
車両内に立って戦闘を見ていた筈の「E」計画兵士たちが一人もいなくなっていた。
主席の力の支配下にあったあのとき、脱出の気配すら感じさせずに・・・?
「・・・どういうこと?!」
「でも、彼らが提供したモノは残っているわ」
赤木博士が二本のアンプルを掲げてみせた。先ほど彼らに渡されたものだ。
「つまり、彼らの申し出は生きているということだな。さらに彼らは、綾波教の
 超常の力と対等に渡り合えることを示していった」
戦闘の熱気の残る司令車両内を見渡して、司令代行はきつく眉をひそめた。
「ともかく、後始末だ。全ての生き残った人間に帰還命令を。
 ・・・しかし、一体どれだけ生き残っているというのか」
司令車の壁に連なるいくつもの画面には、戦場の光景だけが映し出されていた。
見る影もなく倒壊したビル。瓦礫の下に埋もれた戦車、装甲車両、そして人。
空から舞い降りる医療班のヘリ集団の下方、必死で怪我人を助け出そうとする
兵士たち。動かない遺体の群れ。広範囲に飛び散った参号機の血。
「もう、旧東京にはいられんな。日本重化学工業共同体の支援ももはや期待できまい。
 箱根のランドマスター部隊にはその場での待機を命じろ。
 我々がそちらに向かわねばならん。あそこ以外、帰る場所は残されておらんよ」
「・・・はい。これも全て、私たちの招いたことですから・・・」
葛城さんは重い溜息をついて、俺の肩を力無く叩いた。
俺は何も言えず、マヤちゃんを促して、各方面への通達を開始した。

494 :479、490〜493:02/10/28 02:33 ID:???
一応ここまでです。
結局、最後まで戦闘でした。もっといい終わり方もあったかもしれませんが。
これが今の自分の限度です。こんなもの書いてるからスレがおかしくなるんですね。

自分のことはどうでもいいですね。
ひとまず、????さんの予定に合わせて(大嘘)量産機は撤退させました。
戦闘の結果を確認した「E」計画Fチームも全面撤退済みです。
ネルフとトライデントは再びオーヴァー・ザ・レインボーで第三新東京市へ。
その辺の具体的な描写は、担当の方に任せます。毎度のことですが、
あとはよろしく。

旧東京の荒廃は、まさに現在のこのスレのごとし。
勝手に暴れ、いろいろなものが壊れてしまいました。もう厭です。
でも、先に宣言した通り、自分は最後までいます。絶対逃げません。
書き手の皆さん、どうか今しばらくおつき合いを。

では、今更かも知れないけど、ひとつだけネタ蒔いて、落ちます。

495 :日本重化学工業共同体 本社オペレーター:02/10/28 02:50 ID:???
なんだ・・・? 一体何があったんだ・・・?
社の地下シェルターから出てきたらこの有様だよ。ひええ、派手に壊れたもんだな。
・・・っていうか、俺のアパート返してください。今月の家賃払ったばっかなのに(涙)
本社ビルも崩れてるし。ああ、重要施設が地下にあってよかった・・・
しかしこの「大事なものは地下に」っていう建築構造、セカンドインパクト前後から
はやってるよな。ネルフ本部もそうだっていうし。まあ、なんにせよこんなときは
助かるよな。
あ、時田さん! 無事でしたか! ・・・どうしたんですか、落ち込んで?
え? JA2が心配? それなら大丈夫ですよ、ほら。
エヴァンゲリオン持ってきた業者の人が、今伍号機で運び出してますよ。片腕で大変そう
だけど。あの人エヴァ動かせたんですね・・・
なんでも、赤木博士のド○シリーズが虚数空間展開して、一時的に防御壁を作っておいて
くれたそうですよ。JA1号機も無事です。あの人のトンデモ研究も、全然
無駄じゃなかったんですね。
え? 当たり前だ? ナオコ博士の研究に無駄などない?
・・・ははは、そうですよね。
社員も全員無事ですよ。いつでもここの再建に取りかかれます。
お、時田さん、元気出てきたみたいじゃないですか。その意気っすよ。
サードインパクトの後だってこんなもんだった。また復興させればいいんですよ。何度でも。
俺たち技術者はいつもそうでしょう? 全部手探りで。
何もかもやり直しっての、逆にシガラミがなくていいじゃないですか。
もう一度、この東京を復活させましょうよ。一度はできたんだ、今度もきっと大丈夫です。
・・・! はい! いっちょやりますか!
って、まずは瓦礫の撤去?! 手作業?! うわああ、また肉体労働か〜〜!!

496 :フウイ・ノ・レイ:02/10/28 03:04 ID:???
「ところで、サイテイル・・・晩餐会にはネルフ・トライデント側の人間も若干名、招待することに致しました」
私がそう言うと、B級大使は困惑した反応を示した。
「は? それはまたどうして?」
「あちら側の言い分も聞く必要があるからです。一方的な考え方は良くありませんからね」
「しかし、A級大使閣下がこの国に派遣されたのは、神聖綾波教団との同盟のためであって・・・」
「もちろんそれも予定通りです。そして、ネルフ・トライデント側とも交渉の機会を設けます」
そして、私は怒りをあらわにする表情で言った。
「我々が彼らと対立する原因となった人物の処罰を要求します!」
「あ、なるほどね・・・」
私が怒りの表情で言ったので、サイテイルも納得して私との会話を別の話題に変えた。
「実は現在、我が主力艦隊も旧東京も大変な状態になっております。艦隊には透明人間のような侵入者が確認され、旧東京には神聖綾波教団の軍勢が侵攻中なのです」
「な、何だと!? なぜそれを先に言わぬ? 我々が交渉する前にまたしても殺し合いを始めるとはどういうことじゃ!」
私はエヴァ・フェットとスモーカー大佐の方を振り返って叫んだ。
「急いで旧東京へ行くぞ! その方達も付いて参れ! 無益な争いを止めるのじゃ!」

497 :エヴァ・フェット:02/10/28 03:29 ID:???
俺達がたどり着いた時、すでに神聖綾波教団側の軍勢は撤退した後で、戦闘は終っていたが、旧東京はほぼ壊滅状態になっていた。
「これがかつて繁栄を極めたあの旧東京かよ。見る影もねえなあ」
フウイ・ノ・レイ様が部下達に指示を与える。
「サイテイル、すぐの艦隊に連絡を取って応援を要請して下さい。スモーカー大佐は他の2人とスモーウォーカーで倒壊した建物を撤去して生存者を救出するのじゃ」
「しかし、なぜ我々が救助活動を?」
「スモーウォーカーは兵器ですぜ。こんなことに使うのは・・・」
「そんなことを言っている場合ではないわ! そなた達はこの破壊された街を見て、同じ人間として何とも思わぬのか!」
そこへ俺も口をはさんだ。
「ここでネルフやトライデントの奴らに恩義を売っておいた方が今後の交渉がやりやすいだろ? フウイ・ノ・レイ様はちゃんとそこまで考えていなさるのさ」
「エヴァ・フェット、そなたは私について参れ。ネルフの仮設本部施設へ行くぞ」
「ラジャー、了解」
「そなたはスパーミルクちゃんか」

498 :496,497:02/10/28 04:08 ID:???
・・・と、言うわけで、トライラックス艦隊も侵入者対策で大変なのではありますが、
A級大使フウイ・ノ・レイの要請により、旧東京に救助応援部隊が派遣されます。
トライラックス本国のギーガーは神聖綾波教団と手を組むふりをして漁夫の利を狙うような悪い奴ですが、
フウイ・ノ・レイは利用されているだけで、ネルフ・トライデント側と綾波教団の和解共存を望んでいます。
戦闘シーンが良くないと申される向きもあるようですが、
だったら、フウイ・ノ・レイ大使の仲介でネルフ・トライデントと神聖綾波教団が和解、
トライラックス艦隊の空母『ソーソソソ』での晩餐会で三者間の和平条約が締結されて
めでたしめでたしという終り方はどうでしょうか?
・・・って、自分で振っといて、無理のことはわかってるんだけどね。言ってみただけ。
トライラックスはどこか憎めない三枚目悪役集団という感じなのでともかくとして、
綾波教団側の目的が何なのかを知れば、和解共存なんてとんでもない話ですね。
やっぱ、とことんまで争って、行き着く所まで行くしかないのではないかとも思われます。


499 :495:02/10/28 07:24 ID:???
おはようございます。
昨夜はご迷惑をおかけしました。>皆さん

>三者和解でめでたしめでたし
いいですねそれ・・・で、EVAや使徒関係の力はなんだかいつのまに
脅威のものではなく単なる妙なモノへと変わり、人は相変わらず
ポツポツと帰還して来、綾波教は元の「綾波様マンセ〜!」な
新興宗教に戻り、毎週日曜には教祖様が怪しげな解説を信者に行う。
司教陣は消滅、メインキャラはそれぞれの望む場所に戻り、
また壱スレ目のようなマターリな日常へと帰っていく・・・

ああ、もちろん本気でそんなふうになるとは思ってません。
自分もシリアス(トンデモ?)関連にはきっちり決着つけたいので。
でも最終的にはこれに近い形、なんてのがいいなぁ、とか思ったり、します。

500 :厚木基地最後の兵士:02/10/28 12:03 ID:???
隊長業務記録
綾波教との戦闘が突然終了したらしい。
横浜付近まで進行したランドマスター2号には申し訳ないのだが、現在の待機場所
真鶴付近まで戻ってもらうことにした。
雲行きが怪しい、雨でも降りそうな天気である。
真鶴付近に待機することで、無用の心配はかけまいと町奉行に報告に行く。
まあ、旧東京が壊滅的打撃を受けたというと渋い表情をしたが、これもいたしかたない
ことだろう。
奉行は、綾波姉妹ののこりはどうするのか、と聞いてきた。
旧東京が壊滅したのでは住む場所がないではなかろう、といって心配してくれて
いるようだ。
それは寮責任者に聞いてみないと判らないと答えておく。
庭に質素ながらも丁寧につくられたちいさな墓を見つける。
聞くと、あの蝿、いや彼の墓だという。
リナがつくってやったのだという、その墓に小さく一礼する。
リナは、今備える花をとりにいっているということだった。
待機場所に帰還すると同時に雨が降り出してきた。

501 :ボーイの姉(南米研究施設):02/10/28 21:02 ID:???
私がちょっと出ている間に、Longinusの負け犬が来ていた。
理由は簡単、人のままで強くならねばならないから、と。
使徒能力の付加による肉体的強化は比較的短時間で行えるけど、
人間のまま短時間でってのは今の技術をもってしても難しいのよ?
知識がない奴はこれだから困るわ。でも、提唱者にはS2機関の恩があるし、やるしかないわね。
「……以上の説明をもう一度繰り返すわね。ベクターウィルスを利用して、一部の遺伝子活性を高めるわ。
 これは書き換えというよりも、スイッチのオンオフを切り換えね。
 ヒトゲノムは完璧にまで解析されてるけど、条件式のようにスイッチの組み合わせで身体に起こる効果が異なるわ。
 それは私達でも全て分析出来ていないし、単純に一つで効果を示すものもある。 だいたいこれは悪い事の方が多いわね。
 で、私達が見つけていてなおかつ役に立ちそうなのは4つだけ。
 神経細胞の再生産、神経信号伝達速度の上昇、免疫活性と新陳代謝速度の上昇。
 どれも使い物にするには即効性に欠けるわ。デメリットもあるし。
 短時間でと言う条件を付けるなら、世に言う地獄の特訓と薬物投与によるドーピングが必要不可欠。
 急激な変化に体はボロボロになるでしょうね、それを乗り越えられるだけの生命力が無い限り。
 もしかすると、次の『祭』が最初で最期になるかも知れないわよ?」
それでもいい、と言う…………かっこいい…その顔に、その眼。
志願兵なだけはあるわね…喉が鳴るわ。美味しそう。
そう、ギリギリを目指し越える所に人の人たる本懐はあるのよ。
気分が変わったわ。
貴方たちは今から其処へ行くのね? 私がしっかりとバックアップしてあげる。


502 :荒れ野を歩む聖母(『E』計画提案者):02/10/28 21:36 ID:???
第三、旧東京でひと動きあったらしいが、俺の介する必要は無かったようだ。
他人の生き様こそ最高のエンターテイメントかもしれんな。
その全てを見ることが出来、その全てを同時に処理する脳があったなら、是非とも欲しいものだ。
教団の『目』はこれに近いものだろう。どのような物かは知らんが、使徒能力である事に間違いは無い。
人口過剰気味だったインドや南アフリカへ行けば、かなりの魂が手に入るだろう。
しかし、全てを手に入れてしまっては、観客が居なくなる。
俺は特等席の観客でもありたく、舞台役者でもありたいし、演出家でもありたい。
ほんの一握りの人だけが、それを行使し、垣間見、体験する。
勿体無いだろう、もっと多くの人に見せてやらないと。不公平だろう?
見たくない奴もいるだろうがな、知ったことではない。
舞台は日本だ、厳密に言えばもっと狭くなる。
必要最小限以外の全てが死のうとも、それは行われるだろう。それが人の欲というものだ。
止められるものではない。俺もそれを満たす為に動いているのだから。
人の姿を捨てるのは予定外だったがな…………ハッ、何を感傷的な。何を今更。

あそこへ行こう。こうなってしまった起源へ。
ボスが狂う事になった、あの書物を読みに。

503 :便利屋スズキ(研究室):02/10/28 21:56 ID:???
EVA伍号機で瓦礫の撤去を一通り終えて休憩中に
昼飯のカップラーメンを食ってる途中にいきなりナオコ博士に呼び出されて
研究室に来たがメインコンピューターに移しておいたガンヘッドAIの
データを人造人間に移すってこん人ぁー
「戦闘用のV1046RーMAHOROとスパイ用のハルミがあるけどどちらにするの
 拒否したらコンピューターウイルスでAIを消滅させるわよー」
こ、怖いぞアンタは、嗚呼、俺はどちらを選べばいいんだ。
どっちを選んでも俺は秘書に半殺しにされる。

504 :時田重工のバカ社員:02/10/28 21:57 ID:???
ほぼ完全崩壊して、崩れ落ちた建築物を晒す旧東京。
特に参号機と量産機が格闘した区域は陥没し無残なクレーターを残していた。
そのクレーターの中心部に倒れている黄色いスーツを着た男、トーキョ=イエローが倒れていた。

・・・・返事がない、ただの屍のようだ。

505 :495:02/10/28 22:55 ID:???
>>504
まだ見ていてくださったんですね。
でも、これは「完全撤退します」ってことですか?
・・・泣きたいです。

506 :ボーイ(科学解析F班駐在施設):02/10/28 23:10 ID:???
両手を握りこみ、思いきり開く。何度も何度も繰り返す。
首を回してみて、足をぷらぷらと関節をほぐすように揺らすしてみる。
「どうやら、完治したようだ」
幾らかの傷は残ったけど、これで普通に動けるね。
再生技術を飛躍的に発展させたナノマシン医療には素晴らしいの一言だ。
窓を開け放ち、外に右手を出す。意識を集中する……………行くよ!!
手の先に赤い巨大な球体が現われ、風を巻き起こす。
部屋の中に流れこんだ風は髪を後方へなびかせ、閉じられたドアを吹き飛ばし廊下の壁へ押しつける。
……ここからだ。
手をゆっくりと握るようにし、イメージを現実に重ねる。
球体の色がだんだん濃くなり、大きさが徐々に小さく、絞られていく。
「くっ………」
自分の背丈の軽く3倍はあったそれを手の平におさまる程度に圧縮し、更に指先ほどに凝縮する。
「よし…………行けっ!!」
曇った空に向けて銃を見立てた指先に移動したそれの、射線上の一部を解放する。
赤い光が弾けて一筋のラインが空の彼方へ消え、5秒とたたないうちに曇った空に不自然な丸い穴があく。
体が動かない間ずっとしていたイメージトレーニングは、無駄じゃなかったようだね。
晴れ晴れとした笑顔で窓を閉じる。
仕返しをする準備に移れるな。このレベルではまだまだ実戦的ではないからね。「何が起こった!?」「敵襲か!?」
おやおや。余計な騒ぎを起こしてしまったみたいだ。悪い事をしたね。
厄介者呼ばわりされるついでに、ここを出よう。
あれと戦うには最低でも5人チームは組まないと辛いからね。


507 :日本重化学工業共同体 技術部新入社員:02/10/28 23:27 ID:???
旧東京は瓦礫の山になりましたが、ボクの日常はJA2号機転倒事件の頃から変わってません。
相変わらずナオコ博士のパシリにされ、周りのみんなにサポートされながらどうにか仕事をこなし、
失敗してめげては頑張るセンパイの姿を見て気を取り直す、そんな感じです。
もちろん派手な戦闘があったりとか、なかなか慌しかったんですけど、
なんか……慌しい時間ってあっという間に過ぎちゃうんですよね。
とりあえず、生きてるからいいや、とか思って、今日も仕事をするボクなのでした。
まあ仕事と言っても、しばらくは肉体労働が続きそうです。
建物の大まかなところはナオコ博士のド○シリーズを作業機械代わりにして
どうにか直してますけど、やっぱり細かいところは手作業だから。

……あれ、なんかナオコ博士に聞かなきゃいけないことがあったような……?
ボクの勘違いかな?忘れちゃったし、まあいいや。

508 :赤の2号・前:02/10/28 23:49 ID:???
俺は赤の2号。相棒の青と同じく、犬だ。
旧東京農場プラントで番犬稼業をしている。
昨日、俺の目の前で不思議なことが起こった。犬の身で人間に教えることは不可能だが、
一応報告させてもらう。
俺が相棒と離れ、ご主人と農場外周を見回っていたときのことだった。
先日旧東京市街で大規模な戦闘が起こり、中心部では都市としての機能はほとんど
マヒしてしまったという。
旧東京を襲ったネルフとその敵は既に撤退したようだが、一応農場では
警戒態勢を強め、夜間の見張りを増やすことにした。俺はその準備のために、
ご主人と一緒に見回りのルートを検討していたのだ。
夕方だった。空は晴れ、赤い光が見渡す限り広がる農地を優しい色で包んでいた。
その中にひとつの人影が立っているのを、俺は見た。
人影は俺とご主人に気づくと、はっとしたように駆け寄ってきた。その姿を見て、
俺は思わず大声で吠え立てた。尻尾が勝手にぶんぶん振れた。
俺の毛と同じ色の髪をした、日本人離れした美貌の少女。行方不明になっていた親友だった。
俺はご主人の制止を振り切って駆け出し、アスカに飛びついた。アスカも俺を抱き留め、
首をごしごし撫でてくれた。俺は嬉しさのあまり彼女の顔中をなめ回した。
しかし、ふと我に返ると、ご主人が妙な顔をしている。
「おい、一体どうしたんだ? 何かいるのか?」
俺は何度も吠えてアスカの方を頭で示した。だがご主人は不審そうに視線をさまよわせる
だけだ。・・・アスカが見えていないのだ。

509 :赤の2号・後:02/10/28 23:49 ID:???
見上げると、アスカは悲しそうに俺を見つめ、もう一度抱き締めてくれた。
「ごめんね、今はまだ帰れないのよ・・・」
アスカは俺の毛に顔を埋めて言うと、俺を放して立ち上がり、振り返った。
その視線の先、沈む夕日の中に、見たこともない巨大なヒト型のモノが佇んでいた。
「でもきっと戻ってくるわ。それまで、私のこと忘れるんじゃないわよ?」
俺は訳がわからずにアスカをただ見つめていた。アスカは最後にもう一度だけ俺の
頭を撫でてくれ、巨大なシルエットの方へ歩み去っていった。
俺はご主人が引っ張るのに逆らって、アスカの姿が夕日の中に見えなくなるまで見送っていた。
突然、巨人の背に大きな両翼が開いた。宗教画の天使のようだ。巨人は地を蹴って飛び立ち、
巨大な翼の起こす風がこちらにまで吹き付けてきた。
「うわ、何だ? すごい風だな」
ご主人が土埃から目を庇いながら言った。やはり見えていないのだ、あの巨人も、アスカも。
俺は夕焼け空に消えていく巨人を見つめながら、訳もなく悲しかった。

510 :本社オペとか書いている者:02/10/28 23:52 ID:???
>>507
お帰りなさい!!
もう戻ってきてくれないのかと思ってました・・・
本当に嬉しいです。
自分は懲りずにまた馬鹿やるでしょうが、
どうか旧東京ではおつき合いください。お願いします。
また、何か旧東京ネタでイベントできるといいですね。

511 :本社オペとか書いている者:02/10/28 23:55 ID:???
ああ、いや、もちろん誰にもカキコ強制はできません。
ただ気が向かれたら、また書き込んでください。
あなたが戻ってきて本当にありがたいのです。
嬉しさのあまり暴走、スマソ。

512 :509:02/10/29 00:13 ID:???
また犬です。この犬たちの主人は壱スレ目の農場経営。
 
緊急お知らせ。
>提唱者さん
このように第弐・アスカはどこにでも現れますが、普通の人間からは
姿を隠しています。不完全コンシールなのでAngel Arms等
特殊な存在には丸見えです。
聖母が死海に向かわれるなら、絡んでもいいでしょうか?
そろそろ第弐を殺さないと話が終わりません。本当に殺すかは未定ですが。

あと、これは教祖様、????さんにも。
第弐の能力と、参スレ目>342、>343(教祖様)の案を利用した
フォースインパクトの発動方法考えました。加持さんの虚数計画と同様、
????さんの(ゼーレも?)目指す補完計画の、
あくまでバックアッププランです。ネルフの反撃で憑代が使えなくなった
場合の、予備。弐スレ目だったか、????さんが第弐を「本来の主席」と
呼んでいたことも利用させてもらったものです。
一応ご報告のみ、不要なら忘れてください。
もしさっさと綾波教関連を終わらせたくなった際の予備案です。
あくまで予備・仮定・ネタ未満。決して勝手に発動はさせません。
教団関連は最後まで????さん、教祖様の意向を尊重します。

513 :トライラックス側陣営の所在と動静:02/10/29 00:18 ID:???
イシツカ(演:石塚英彦)
 役立たずのスモーウォーカーパイロット。旧東京の市街で倒壊した建物の撤去作業に従事するが、シンクロ率が低いため、はかどっていないようである。
イジュウイン(演:伊集院光)
 同じくスモーウォーカーパイロット。こちらは艦隊で侵入者の探索に当たっている。
エヴァ・フェット(演:西村ちなみ、広瀬正志)
 A級大使の護衛として雇われている傭兵。現在、これに同行して旧東京のネルフ仮設本部へ向かっている。
オオクボ(演:デーブ大久保)
 イジュウインに同じ。
オドー(演:加藤精三)
 使節団の保安部長。現在、艦隊にて侵入者の探索に当たっている。
カーネル・バシャール(演:矢田耕司)
 使節団に同行している精鋭部隊サルダウカーの指揮官。所在と動静はオドーに同じ。
ギーガー(演:大塚周夫)
 狂信的指導者。現在は本国で出番の多い使節団や艦隊の人々をうらやましいと思っている。
キサラギ博士(演:木村亜希子)
 クローン製造施設のスタッフ。赤木ナオコがハッキングを仕掛けてきたことに気が付いているかも知れない。
サイテイル(演:? 元ネタが映像化されていないので不明)
 B級大使。艦隊に応援を要請した後、サルダウカー2名を連れてA級大使の後を追っている。
スモーカー大佐(演:松尾銀三)
 スモーウォーカー部隊の指揮官。現在、旧東京の市街で倒壊した建物の撤去作業を指揮しているが、やはりシンクロ率に問題があるようだ。
タイラー(演:辻谷耕治)
 主力戦艦『シャークエゼキューター』無責任艦長。同艦にて艦隊司令官ピエット提督を補佐。
たしぎ曹長(演:野田順子)
 海軍下士官でスモーカー大佐の副官。『シャークエゼキューター』艦内で侵入者を発見するが、逆に負傷させられる。
ピエット提督(演:仁内建之、西村智道)
 海軍主力艦隊最高司令官。艦隊でA級、B級、両大使の留守を守っている。
フウイ・ノ・レイ(演:久川綾?)
 A級大使。現在、旧東京の倒壊された市街にてネルフの仮設本部へ向かっている。
マツムラ(演:松村邦洋)
 イシツカに同じ。
メンチ(演:日比野朱里)
 使節団に同行しているメンタート料理人。現在の所在と動静はたしぎ曹長と同じだが、受けたダメージはさらに大きいものと思われる。

514 :506:02/10/29 00:35 ID:???
改行ミス最近多いなぁ。スマソ。
一時期、メール欄に「Project_E」等と書いていたんだが、最近そう書くとageられる事を知ったのでやめますた。
ってーか、このスレはアゲ推奨ですか?

>>504
まず始めに、間違った認識をしていたらすみません。
マッドなナオコ博士なら、電気ショックで生きかえらせようとするかもですが、
漏れは「俺の屍を越えていけ」と受け取りますた。
最後の最後まで生きます。

>黒メガネさん=第弐さん=赤の2号さん
で、いいんですよね? まとめありがと御座います。
あくまでも旧東京戦に関しては漏れのキャラは外野でしたので。
死海での絡みは問題ナッシングです。彼は聖母としての振る舞いを戦闘状態に入るまでやめないでしょう。
また、そうなれば集めた魂の一つの利用法も公開する事になります。
第弐が「もし」消えるとなれば、質(戦闘的)と数のバランス的には『E』が最強になりますね(汗

>????さん、シャドームーンさん
ネタレスを待つ。
特にシャドームーンさん、前スレ参>18の言葉、まだ信じていますから。
「明日」がいつかなんて…………日付指定で教えて下さい(T_T)

今夜はこれにて落ちます。が、一言。
全ては心の中に、今は、今はそれでいい。


515 :509:02/10/29 00:44 ID:???
>>500 厚木基地最後の兵士さん
手早い反応、ありがとうございます。
よく読んだら、町奉行さんの蝿王エピローグと繋がっているんですね。
とてもいい話だと思います。

>>513 トライラックス担当さん
昨日はさんざん勝手に進めて、ご迷惑をおかけしました。
>>496〜ですぐに合わせていただき、ありがとうございました。
フウイ・ノ・レイ様は本当にいい人ですね。
また、たくさんのキャラの随時まとめ、いつもご苦労様です。助かります。
旧東京の復興が一段落したら、晩餐会・・・でしょうか。
とても楽しみです。

今日も勝手にいろいろ喚いた感があります・・・鬱。
あの騒ぎの後も書き込んでくれている皆さんに心から感謝を。
(と、仕切るのが一番気持ち悪いのでしょうが)
本日はこれで落ちます。お騒がせしました。

516 :509:02/10/29 00:51 ID:???
ああ! 重大な書き忘れ!
最後の兵士さん、せっかく出していただいたZO、
遂に使わないまま旧東京会戦を終わらせてしまいました。
まことに申し訳ありません。自分のリクエストで出していただいたのに。
今後、彼は旧東京で単独行動するか、消えた「E」計画Fチームを
追った、という展開にしていただくとありがたいです。
勝手スマソ。というか毎日そう書いている気がします。鬱。
今度こそ落ちます。

517 :廃墟の中でボケをかます:02/10/29 01:00 ID:???
見る影もなく破壊された旧東京の市街の中、瓦礫の上を乗り越えて前へ進む5人の集団があった。
先頭を切っているのは白いプラグスーツの上から青いマントをかぶった女だが、よく見ると、その頭髪や顔の皮膚は人工的に造られたもので、動きも機械的な感じがする。
そのすぐ後を緑色の装甲服にフルフェイスのヘルメットをかぶった男、少し遅れてずんぐりむっくりの小男と黒い装甲服を着た兵士2人が続く。
「待って下さいよォ、フウイ・ノ・レイ様ァ! 貴方の身体はサイボーグだから疲れたりなんてしないんだろうが、俺達は生身に人間だから瓦礫の中を走り続けるのはキツイですよォ! 第一、ネルフの仮設本部とやらはまだですかァ?」
と、突然、先頭を走っていたトライラックスA級大使フウイ・ノ・レイが立ち止まり、他の者達の方を振り返った。
「ところで、つかぬことを尋ねるが・・・」
「何ですか? フウイ・ノ・レイ様」
「ネルフの仮設本部とやらは一体どこにあるのじゃ?」
「フェ?」
他の4人は全員が絶句した。
しばらくの間、居心地の悪い沈黙が続いたが、ややあってようやくサイテイルが口を開いた。
「あ、あの〜、我々はA級大使様が前を走っておられるので、てっきり御存知なものと思って後についていただけなんですが・・・もしかして御存知ないので?」
「前の第三東京の本部は存じておりましたが、移転した後の仮設本部なんて存じません。サイテイル、エヴァ・フェット、そなた達も知らぬのか?」
もちらんサイテイルにもエヴァ・フェットにもその質問に答える余力などあるはずもない。
彼ら4人は「ズコッ・・・」と叫ぶと、一斉に瓦礫の上に倒れ込んでしまった。

518 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 01:35 ID:???
えー、どうも。????やらなんやら書いてる者です。昨夜は結局戻るのが深夜
になってしまい、書きこみできませんでした。
……で…うーむ、予想を上回る状況ですね(W
と、しばらく状況を整理してからなにか書こうと思います。それと、多大な労力
を裂いて話を進めてくれた皆様に感謝。

519 :便利屋スズキ(研究室):02/10/29 01:35 ID:???
>>503の続き
「そ、それじゃあ戦闘用の方で」
「ちょっと待っててね。すぐに終わるから」
・・・・・・・20分後
言うわりに時間かかったがまあガンヘッドの修理が
終わるまでは特に問題ねえな、しかし服くらい着せろよ
「よぉ、アンドロイドの体はどんな調子だ。」
「え、エッチなのはいけません。」
バキッ! ドンガラガッシャーン!
えっえっ何故ガンヘッドAIは俺を殴るんですか?
「言い忘れてたけど、性格サブルーチンも変化させてあるわよ。」
そういう事は事前に言えこのオ〇〇ンが
「ええっとまほろでいいのか、とにかく服着て仕事手伝え。」
「スズキさん、誠心誠意を込めてお手伝いいたします。」
嗚呼、俺は明日を迎えられるのだろうか。

520 :519:02/10/29 01:39 ID:???
まほろさん出したのは特に深い意図はないです。
単にネタ切れ回避で出しただけなので

521 :新入社員の背後霊:02/10/29 01:55 ID:???
>>510 >>511
ただいま!!
なかなかうまくタイミングが取れず、戦闘関連にすっかり混ざりそこなってました(苦笑)
あんまり迂闊な書き込みして雰囲気壊したり事態をややこしくしたりするのもどうかと思ってましたしね。
もちろん旧東京ネタでは都合のつく限り喜んでご一緒させていただきます。
歓迎してもらえてとても嬉しいです。またよろしくお願いします!


522 :517:02/10/29 02:05 ID:???
>>515
 いえ、こちらこそありがとうございます。
 おかげでこれまで出る幕なしだった役立たずのスモーウォーカーを
 平和的に有効利用するという方向性に持って行くことができました。
 それにしても、自分で書いていて言うのも何ですが、
 トライラックスはアホの集まりですね。
 フウイ・ノ・レイ様もいい人ではありますが、はっきり言ってアホです。
 ファイン=プットに携帯電話ででも問い合わせればいいのに。
 こんな奴らが世界征服を企むなんて片腹痛い限りですね。

523 :ランドマスター車中にて・・・:02/10/29 02:12 ID:???
地上に出るまでにもたらされる、様々な情報
特に、先の戦闘による多くの物的、人的被害は人間達を打ちのめすに足る物であった
教団の多くは婦女子で占められており、その生々しい死屍を見せつけられた者達は皆、一様に沈痛な面持ちを浮かべている
争いが生み出す物を知っていた筈の人間達は、またもその過ちを繰り返したのである
これでも人は変らぬのであろうな、今までと同じように
いずれ痛みが薄れた頃に、同じ傷を自ら刻むのだろう
だが、信じて見るのもいいかも知れぬ、人ならぬ者の為に涙してくれた人間を
その痛みを忘れぬ者がいると言う事を
その立場故に涙を流せぬ者達の、耐え忍ぶ姿を見て思うのであった

524 :鼠の人:02/10/29 02:45 ID:???
残る者、去る者、沈黙を守る者、人それぞれですが、今しばらく存続してほしいものです
で、提案なんですが、教祖様が孤立なされてるとか・・・
ならいっそ、超機人とか奪取して一般教徒引きこみつつ分裂して、別勢力になってみるとか
それだけの力は在りそうですし、キャラが消えて行くのは、なんか痛いので・・・
マターリした勢力が幾つもある中で、暗躍する者がいる、それでいい気がします
戦闘を完全否定する気なんてありません、安易な盛り上がりの為のそれは遠慮したいですけど
あと、言い遅れましたけど黒縁眼鏡さん
解ってらっしゃると思いますが、たぶん誰も貴方だけに責任があるなんて思ってませんよ
私だって、安易に戦闘イベント起こした一人ですし、調子に乗って・・・なんて耳が痛い限りです
 追記
日重工との絡み楽しみにしてます、特にド○シリーズとか・・・鼠だし(藁

525 :????:02/10/29 06:43 ID:???
旧東京でのお遊びを終えて戻ってきたオレは教祖にとりあえずの報告をした。だが、
ヤツはこれまでに増してオレに非難がましい物言いをする。オレ達が交わした言葉は
ごくシンプルな物だったが、ヤツは明らかに怒りを溜め込んでいる。……オレはヤツ
の目的は知らん。だが、ヤツの心がこれまで以上にジジイどもから離れ始めてるのはわかる。

研究所に戻ったオレはさっきのデータを元に品物の再調整に移る。すると、「彼女」が
声を送ってくる。
「感動の対面はできたかい?」
すると、彼女は意外な答えを返した。
「ええ。彼等は感動的な対面を果たしたわ。私の出る幕が無いくらい」
オレは思わず言った。
「オイオイ、それじゃなにしに行ったんだよ?」
彼女は答える。
「さすがに、あそこで今の絆に水を差すような事を言うのは無粋よ。いずれにせよ、フ
ウイ・ノ・レイとは晩餐会で会う事になるわ」

そんな会話から数日が経ち、オレは22体の「品物」を教祖の元に連れて行く。
「ご注文の品を用意いたしました。晩餐会の時の手土産にすればちょうどいいでしょう」
そして、今回も教祖の態度は友好的と言い難い。去り際にオレは思わずつぶやく。
「……いくらあなた様でも、委員会の方々に非協力的な態度を取るのは賢い選択とは言えませんぞ」
……だが、今後ヤツがオレ達と共に歩むのか、道を違えるのか…それはオレにもわからない。

526 :トライデント兵士1:02/10/29 07:09 ID:???
……悪夢の後にこそ真の悪夢が待っている。あの唐突過ぎる綾波教の急襲が終わり、
今は復旧作業が行われる旧東京。住人達はたくましく動いている。……だが、失われ
た物もまた多い。ついこの間の、芦ノ湖での戦いの後の本部での瓦礫の徹去や、敵味
方問わず回収された遺体の始末が思い出される。
ネルフの方針は決定された。それは、「全てを終わらせるため、決戦を挑む事」である。
本来ならE計画の連中を先に追い詰めたかったようだが、今はそんな余力さえ無い上、
これ以上グズグズしてはおれない所まで俺達は追い詰められている。……そう、E計画
の連中に助けられたりするほどに………。
そのために俺達は大阪に向かう事になる。使節団の不審な態度といい、E計画の連中の
態度といい、なにかが仕掛けられてる可能性が極めて高いが、今の俺達にとって、残さ
れた選択肢はそれくらいしかない。ここを押さえねば京都にいる綾波教との戦いは極め
て困難だ。……ますますエヴァに頼らねばならない方向に傾いていくな……。
そんな折、渚がやってきた。一度旧東京に戻る必要のあった連中の護衛で来たんだそうな。
奴が言うには、例のトライラックスが綾波教のみならず、ネルフの人間まで晩餐会に招
待したいと言ってきたらしい。……俺達の行く道はどこへ続くのか……。

527 :504:02/10/29 07:29 ID:???
(>>504)はネタが浮かばなかったから新キャラに移そうかと。
たぶんドタバタが落ち着いたらロボコップになって還ってきます。


528 :綾波寮責任者:02/10/29 07:49 ID:???
……思えば不思議な経験をしたもんだ。ネルフ本部での一連の出来事は、俺に大きな
感慨をもたらす。地下施設での虫達との戦い、共通の目的のために集った、様々な立
場の者達。同類に導かれる綾波レイの形質を持つ者達、それに感応するシンジ君、サ
カキさんを始めとする、俺を含めた強い絆を持つ者と、アオイの再会、サカキさんに
想いを告げたアオイに、いらん入れ知恵をしたらしいレナ……。
ただ流されて動いた末に、色々な事に関わってしまい、面倒と思いながらも受けた今
の仕事だが、今ではこれを受けて本当に良かったと思ってる。
……だが、俺達がいない間に旧東京はとんでもない被害に見まわれた。綾波教の急襲
を受けたのだ。だが、その綾波教徒にしても、戦闘後に調べた所では構成人員は女子
供老人の類まで大量に動員していたらしい。……なんでこんな事になるんだよ!!
なんにせよ、この一件は俺達にとっても無関係では無い。俺は渚カヲルを護衛につけ
てもらって、5人のレイとアオイ、サカキさんと共に(装甲車のドライバー他、何人か
の護衛兵はいるが)、一路旧東京に戻った。

旧東京では日重ビルも破壊されていた。幸い綾波寮と名付けられたマンションは無事だ。
そして、今俺はアオイを含むレイ達がとりあえずその身体能力を生かして復旧作業を
手伝うのを横目に見ながら、ナオコ博士と話している。ちなみに渚カヲルは現在オーヴァー・
ザ・レインボーに移された仮設本部に行っており、サカキさんも戻る前にとりあえずここにいる。
そして、ナオコ博士が言うには、この旧東京でもネルフ関係者への風当たりがかなり強
くなっており、今回の件で日重も経済的に苦しくなっている上、社員の住居も確保する
必要が出てきたと言う。そして、綾波寮がそれに割り当てられる可能性も高いので、彼
女達を他の場所に移す必要があると言う。
で、候補として挙げられたのは、シンジ君のいた農業プラントと、箱根湯元。いずれも
労働への参加が条件だそうだ。(ネルフと行動させる案もあったが、それは最後の手段
にしたい)
……さて、どうするか……?

529 :ネルフ本部第二発令所にて……:02/10/29 08:07 ID:???
ネルフ本部地下の廃墟に彼女はたたずむ……。あのアオイという少女と、それに縁を
持つ者達との再会を見ていた時から、彼女はここにいる。
元々絆を重視する彼女にとって、そこに出ていくのはとても無粋な事に思えたからだ。
そして、彼等が去った後も彼女はここにいる。一時期ここを支配していた害虫達は、
残党どころか痕跡さえ見えない。彼女にとって姉妹のような存在を害した上、彼女が
ここにいる上で目障り極まりないので、彼女が消し去ったのだ。もはやこの本部跡に
も、木の地下にも、ただ一匹の例外も無く害虫は存在していなかった……。
そして彼女は待ちうける。ここの住人以外の不埒な侵入者を。彼女のカンが告げていた。
害虫が消えればあ、不埒な者がここにやって来る事を。ただの盗掘者なら本人が知らぬ
間に精神を操作してお帰り願えばいい。だが、やってきたのが、おそらく世界中から
魂の絶対量が減っている原因であろう者の手の者なら、それ相応の報いを与えてやろう。
彼等では私に気付く事もできないはず……。
そして、彼女は晩餐会の直前までここに留まるだろう。
そして、彼女は自分の姉妹からいずれ絆を奪わねばならぬ事に心を痛める……。
だが、彼女は止まるつもりは無い。己の絆を何より大切に思うが故に……。

530 :529:02/10/29 08:30 ID:???
どうも。とりあえずこれだけ書いてみました。私自身は一応、大阪、京都での戦いを
こなせば話に収拾をつけるつもりでいます。まあ、スレがこうなった最大要因の私が
言うのもなんですが、第二部になれば本当にマターリ行きたいものです。

○E計画提唱者さん
Eは相変わらずやってくれます。一応言っておきますが、死海文書自体はGが処分し
ちゃってますんで……。それと、主席、チルドレン共に一応まだ切り札は存在しています。

○弐次席他さん
大変お疲れ様です。気に病む事はありませんよ。それを言い出したら、使徒蟲だのエヴァ
関係の設定だのやりだしたのは私なんですから。一つネタバラしをしますと、委員会や主
席の方式、弐次席の方式の他に主席が単体で発動できる方法も存在しています。彼は「つま
らない」という理由でまずやりませんけど。
ちなみにインパクトの形態と結果は一つでは無いという解釈をしています。

○蝿さん
大変ご苦労様でした。ラストは彼がただの蝿に戻ったと解釈していいんですか?

○厚木基地最後の兵士さん
二方面でご苦労様です。相変わらず臨場感に優れてますね。隊長氏の陥落も間近か?(W

531 :529:02/10/29 08:31 ID:???
○町奉行さん
大変ご苦労さまでした。町奉行さんもまた陥落する事になったりするんでしょうか?(W

○某農場新入りさん
こちらもご苦労さまです。さて、アオイをきちんと農場に連れて帰りますか(W

○エヴァ・フェットさん
毎度お世話になってます。晩餐会には例のクローンが現れると思いますので。フウイ・ノ・
レイさんが今後どう動くかも気になります。

○教祖さん
いつもご迷惑をかけております。今後どうなされますか? シズラーシリーズや超機人なんかは
(もし教団から抜けられるなら)持っていかれてもかまいませんし。ただ、晩餐会のイベントは
こなしていただけると助かります。フウイ・ノ・レイさんを味方につけるなどして。尚、カヲル
君やGは内心教祖様の事も心配しています。

532 :パン屋:02/10/29 12:41 ID:???
先の戦闘で店が無くなっちゃいました。
で、店のあった所に人が倒れてたんですよ。
こわごわ見てみたらやっぱり死体でした。綾波教の信者みたいでした。
人の目玉みたいな変な紋章のついた服を着てたからわかったんですけどね。
その信者、まだ年端もいってない女の子だったんです。
なんか切なくなったんでその場に埋めてやりました。

533 :町奉行:02/10/29 13:50 ID:???
旧東京でのごたごたの所為で、リナの姉妹たちの住むところが無くなる
ということになってきたそうだ。
我々の町でも受け入れは可能だし、受け入れてもいいだろうと思っているが
そこでだ、勘定方に申し付け、湯河原などの開いている土地を調査してこい。
インパクト前の、ゴルフクラブの跡地があるだろう。
あれを、田畑にしていくと幾らかかるか、徹底的に調査せいと。

ああ、それと。
町方の見回りに行ってケン王軍がどうなっているか、わずかな情報も
見逃すなといっておけ。
いい加減、趣味の義賊団などといって遊んでもらっていては困るからな。
戻ってきたお庭番も彼らはよくわからないといってたし、開墾をさせるのもよかろう。

おっと、いけねえ、言い忘れるところだった。
真鶴の診療所の増設もするんだったら、どうしたいのか聞いとかねえとな。

534 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 13:54 ID:???
>>531
町奉行、陥落させます?
これで、最後の兵士さんも陥落するとなると
年の差カップル2組誕生ですが(w

535 :516:02/10/29 13:58 ID:???
こんにちは。戻ってきた人が多くて涙が出てきます。拝跪低頭。

>>525〜 ????他さん
お帰りなさいませ。来た早々大量カキコお疲れさまです。数々のフォローありがとう。
いきなり大変な状況ですみません、しばらくはゆっくりいきましょう・・・
>530、インパクトの解釈、了解です。
旧東京会戦の決着、主席が悪役になってしまってすみません。
彼が連れていたシズラー候補生も、量産機撤退の際に主席が他の生き残りと
ともに京都に転送したということにしてください。もしかすると、
教団兵士たちの遺体も。
また、主席の口調が間違っていますが(対外的には彼は「オレ」ではなく
「私」で会話していたんですね。スマソ)、これは・・・このときは
ネルフに対し少しだけ真面目に話していた・・・とか・・・すいません・・・

>>514 提唱者さん
応答ありがとうございます。では、死海で会いましょう。
あとすみません、自分は書いてる視点が無駄に多い・・・わかりにくくてスマソ。
自分の使用している、もしくは過去使用したことがある視点は、一発ネタも含めて
  黒縁メガネオペレーター、九大司教第弐次席、日重共本社オペレーター、
  同人事部長、オーヴァー・ザ・レインボー通信士、犬(青&赤)、
  農場経営(広報担当とかもしていた)、第二東京日本政府高官、毎朝新聞記者、
  湯本のおかみさん、湯本の月を愛する酔っぱらい、綾波教芦ノ湖本部オペレータ、
  赤い海(BGM何とか、と名前欄にあるやつ)
です。他に第三者視点で「京都大神殿 暁刻」とか「ロンドン 夕刻」とかも
ありました。いい加減数が増えすぎたので整理しておきます。本当はこのスレが
終了してからバラしたかったのですが、不便なので。
基本的にメール欄に「0 sage」と書いてあるものが自分です。

536 :516:02/10/29 13:59 ID:???
>>521 新人君
こちらこそよろしく。何度でも言います。「お帰りなさい」。

>>522 トライラックス担当さん
>アホばっかり
それがいいんです(厭な言い方だな)。>495まで馬鹿やった後、
あのフウイ・ノ・レイ様のボケにどれだけ救われたことか。
トライラックス陣営には最後まで生き残ってほしいです。
もし、死海での聖母との接触で生き残れたら、
第弐とアスカは晩餐会に顔を出させようと思います。第弐は後回しになってしまった
シンジ君およびオリジナル・渚カヲルとの接触のため、アスカは一瞬だけ
意識共鳴したフウイ・ノ・レイ様のことを確かめるためです。
第弐はルーク・スカイウォーカーのコスプレ(金曜ロードショーで
一度だけ石田彰さんが声をあてていた)を考えております。
アスカは・・・どうしよう。
もちろん勝手には行きません、よろしければ許可をください。

>>524 アルジャーノンさん
ありがとうございます。蝿王関連は冒険イベントだったのですし、
旧東京のような暴走とは違います。あなたが気にすることではないです。
>ド○シリーズと鼠紳士
 ! ! ! ! ・・・それだ!!(w

某農場経営さん・・・もしまだ見ていられたら、戻ってきてください・・・
ムシのいい話ですが。アオイちゃんとのその後もあります。
犬たちにも、人間側から呼ぶ名前を、できたらつけてやってください。
ご不快だったら、本当にスマソ。

537 :516:02/10/29 14:02 ID:???
おお! いよいよ陥落ですか?!
町奉行さんの場合、式はどういうふうにするんでしょう。
やっぱり「祝言」で「高砂やぁ〜」・・・?

538 :パン屋:02/10/29 16:40 ID:???
バケツリレーで火事は消し止められましたがお陰でくたくたです。
臨時避難所に寝泊りしてるんですけど床は固いし、毛布は足りないし、
身体が休まりません。早く家建てなおしたいです。
商店街の会合で明日から瓦礫の撤去始める事になりました。
今から会長とトラック探しに行ってきます。

539 :532:02/10/29 16:47 ID:???
>>535
ログは読んでたけど隙間が無かった。いい機会なんで書いてみました。
0 sageは使用済みみたいなんで漏れは見ての通りにします。


540 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 17:02 ID:???
某農場新入りです。
・本社オペレーターさん 
余計な心配をおかけして申し訳ありません。けっして旧東京の展開が不快だったわけではないです。
単に,ネット出来ない日があったこと,そして蝿王編も含めてストーリーが大きく動いていたので,
少し様子見をさせて頂いていたことからお休みしていたのです。
当方が展開についていけるだけの筆力がなかっただけですので,お気になさらないで下さい。
むしろ当方,応援のお言葉に応えきれず,恥じ入るばかりです。

541 :535:02/10/29 19:24 ID:???
>>527 
自分の勘違いでしたか。ごめんなさい。
ずっと待ってます。

>>539
これは・・・失礼しました・・・
わざわざ変更していただき、ありがとうございますというか、
申し訳ありません・・・ごめんなさい、すぐ上で一方的に主張して・・・
ともあれ、書き込みありがとうございます。
そちらも瓦礫撤去ですか(>538)。頑張ってください。

>>540 某農場新入りさん
良かった、お帰りなさい。すみません気を遣っていただいて。
これからは暴走は控えようと・・・思いますが・・・
書き込み待ってます。レイ集団の農場見学はホントに楽しかった。
農場に戻られるなら、犬とかで絡んでよろしいですか・・・?

542 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 19:39 ID:???
また書き忘れ。

>便利屋さん
>>481で乗っていただいたのに、勝手に終わらせてすみませんでした。
で・・・ガンヘッドAIは新キャラになるんですか。
秘書さんとはどういう関係になるのか・・・ケンカ友達とか?
考えてみたら最近ナオコ博士について書いてるのって、
ほとんど便利屋さんだけなんですよね。自分は失念気味なので、感謝です。
これからもいろいろ暴れてください。

543 :519:02/10/29 20:18 ID:???
>>542さんまあそんな感じですね、ケンカ友達兼恋人未満といった所です。

544 :514:02/10/29 21:03 ID:???
まずは早急に。
>>527
誤認識スマソ。ご帰還をお待ちしております。

ええと念のため。>>459にて渡したブツは、>>54にて生成されたワクチン(内容は前スレ参>486)です。
ウィルスは大阪中にあふれている(と漏れが思っている)ものです。
下手な扱いすると即死ですね(笑 零号機にサーチしてもらうのも手ですけど。

>>530
死海文書が無いのというのを「漏れ」は知っております故、だいじょぶです。
御忠告どもです。
京都での件が終われば、こちらにもある程度の抑止力が働くでしょう。
でもまあ、それは後日談ですかね。そこを過ぎた後の。
>>535
こちらこそお手柔らかに。沢山やっておられますね。
こっちはコレ一筋ですから。たぶん。そっちが動かれますか? それともこっちが?
漏れはどちらでもけっこうです。
>>518
ネタレスサンクス。


こっからがほんとの正念場だろうな、ラストに向けて互いに語りたい事はあるだろうから。
キャラ同士が狭い所でぶつかると同時に、書き手のネタもぶつかるだろうし。
前スレで誰かが言った、譲り合いによるストップとかがない事を今から祈っておこう。
漏れは前(総本山会戦)以上にキャラ増えてるから、
上手くしないとヘタレになるのが厳しい。んが、自業自得。

本日は3ネタレスで終了です。


545 :543:02/10/29 21:30 ID:???
やべえ勘違いして書いちゃった秘書とはタダの友達です。

546 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 21:49 ID:???
ところで、そろそろ新スレの用意を考えた方がいいような。(また500台で・・・・・・)

547 :514:02/10/29 22:10 ID:???
ネタ書き込もうと思ったら何時の間に!?
二週間もたず、10日程度でつぶすとは…………恐るべし。
話しの切れ目がスレの切れ目か。立ったらやっぱ前スレ(四ね)の粗筋ぐらいほしい。
このスレが始まるところまでの筋はしっかりと書いてあるから、これはコピペしてもいいような気がする。
で、立てときます? 漏れが立てる場合、このスレ冒頭の粗筋コピペしますけど。
立てるとやっぱ状況説明、勢力分布の変化と粗筋は外せないだろうから、今夜のネタは無しになるかな。
伍スレ、六(陸)スレで京都の件もカタがつくかと思い。


548 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 22:19 ID:???
>>547
立てていただけるとありがたいですね。
そういや、以前加持氏が自分のスレで誰かこのスレ解説用サイト作ってほしいなん
て言ったけど、気がつくとサイト一つ作れるくらい膨れ上がってんだよな、この話(W


549 :加持リョウジ:02/10/29 22:23 ID:???
>>548
作ってくれるとありがたいんだけど。
なんであんたらは覚えていられるんだ。

550 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 22:25 ID:???
>>549
……多分、設定やらなんやら作ってる(つまり、このスレをこんな風にした)張本人
だから、覚えてられるんでは……。

551 :加持リョウジ:02/10/29 22:26 ID:???
ああ、覚えていられるってのは、昔々のスレで書かれた事とかなりよ。

552 :加持リョウジ:02/10/29 22:29 ID:???
>>550
俺は自分で書いた事も、細かい事まで覚えられないのに。
年のせいだろうか。加持も歳を取った。

553 :514:02/10/29 22:31 ID:???
じゃ、立てます。立てたらレスるんで、少しだけ空き残しといて。
>サイト
作っていいと思う。このスレ1〜4テキストで保存したけど1.8MBもあるよ(汗
>加持さん
漏れはキャラリスト作ってあるし、保存したスレに検索かけたりです。
覚えられるのは大まかな流れぐらいですよ。絡める!って思ったレスは覚えてますけど。

それではしばらくのお待ちを。

554 :514:02/10/29 23:12 ID:???
正直ごめん。スレ立てれませんってはじかれた。どのくらい後なら立てられる?寝るまでは挑戦してみるけど。

555 :535:02/10/29 23:24 ID:???
スレ建て、やってみましょうか・・・?
初めてですが。

556 :514:02/10/29 23:29 ID:???
>>555 お願いします。

557 :535:02/10/29 23:52 ID:???
建ちました。
あらすじ貼りますか? 弐スレ目のキャラ紹介とかも
ありますが・・・さすがに情報が古いか・・・

558 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/10/29 23:55 ID:???
キャラ紹介はあのままではまずいと思います。立場が変化してないキャラはまんま
でいいと思いますけど。
あらすじはとりあえず貼っておいてもいいと思います。(容量は食いますが)

559 :514:02/10/29 23:56 ID:???
>>557 ありがと御座います。なんで立たなかったかなあ。がむばって書いたのに…ふぅ。
取り敢えずリンク。
新スレ伍「http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1035902682/

560 :535:02/10/30 00:26 ID:???
それっぽいことを書いてきました。
あらすじ、どうしよう・・・容量が・・・
とりあえずもう引っ越して書き込みはじめていいと思います。

561 :535:02/10/30 00:32 ID:???
っていうか、申し訳ないですが、もう落ちないとならないです・・・
肝心なときにスマソ。
まだ板にいられる方、すみませんが後をお願いします。
立て逃げみたいで厭だなぁ・・・鬱。
あらすじに関しては今いる方で決定して結構です。
大変なら明日以降暇なのでやります。
それでは、(例によって)あとをよろしくお願いします・・・

562 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/11/05 22:30 ID:???
悪だ。奴らは悪だ。限りなく濁っていて、この上なく清んでいる悪だ。
正義というものが認識される前から存在している悪だ。
それは破壊であり、再生であり、滅亡であり復興でもある。
希望の裏側には必ず絶望が有り、奴らはその一面を担う。
半分では世界は動かない。
半分しかなければそれが全てとなり、また二つに分ける見方が可能となるだろう。
奴らは何処にでも顕われ、何処かには存在しない。
全ての因子を有するモノが消えない限り、奴らは絶える事も、消える事もない。

故に奴らは悪だ。
過去現在未来永劫に赦される事のない悪だ。救われざる悪だ。
『悪』という一文字だけでは語られる事の無い、悪だ。

563 :本来の始末書:02/11/06 11:56 ID:???
終わったスレでコソーリと言い訳。想定した相手が読むかどうかわからんが。
次スレ>161で書いたのは、現時点での”自分の中の”「『E』計画提唱者」の解釈。
よって電波です。これ以降の文も。
「E」計画提唱者は、結局のところ「E」に参加した奴らなど何とも思っていないだろう、と。
手足だとすら思ってないのでは、と考えています。もし全部飽きて、さて地獄にでも
何でもいくか、となった場合、彼は一人だけで全て済ませるのでは、と。
もし志願兵とかが「自分も連れていってください、祭りの締めには自分も関わりたいのです」と
言ったとしても、彼は「はァ?」とも思わずにそいつを置いていってしまう、気がします。
何の未練も執着もなく。
それを踏まえての、次スレ>161のあの表現となりました。
お気になされたのなら、心から申し訳ない。
他人のキャラ、それも中心人物を、自分一人の妄想でゆがめてしまったのではないか。
そうだとしたら、とても辛いです。自分の駄文について落ち込んでる場合ではありません。
もし、そのせいで路線変更なり何なりなさったのなら(>169で気になることをお書きでしたので)
本当にすみませんでした。
最後に。
上の文を書いたのが、自分の謝りたい相手かどうかはわかりませんが。
相対的価値観というものは、容易に反転します。
信頼しかり、美醜しかり、善悪しかり。
全てを決定するのは、主観です。自己といってもいいでしょう。
ですから救いようのない悪などないと考えます。救いようのない善ならあり得ると思いますが。
しかし、救われるか救われないか、受け入れるか拒否するか、妥協するか貫徹するか、
それも全て自己が決めることです。
ましてやこのスレでは「書いたもん勝ち」なのです。誰も文句は言えません。
ラストの形は恐らく一つには収まりきらないでしょう。
それに、ラストについては、後出しの嵐になった方が、スレ的にも面白いかもしれません。
自分の決めるラストに向けて、最後まで突っ走りましょう。
自分はあなたの書いたことを全面的に支持致します。無論嘘吐きの自分です、信頼はおけませんが。
以上。拙文お許しを。
 (っていうか、まだ懲りずにこんなこと書いてる自分って何様なんだろうなぁ。鬱)

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